揚州は以外に穴場です

2012/11/04 - 2012/11/04

江蘇省の揚州は、南京市の北東約100km、揚子江の北側に位置します。中国国内では、揚州チャーハンが有名です。
中国式朝ごはんセットに始まり、庭園（何園、个園）、公園（痩西湖）、鑑真和尚のお寺と、１日あれば十分です。
食事も、観光地も、思った以上に良かったです。

エリア 揚州(中国)

朝ごはんは、富春茶社。揚州市内に、何軒か有るようですが、市の中心部にある本店に行きました。主要道路から少し入り込みますが、さすが有名店、主要道路の道路標識に行き先がありました。公共機関、道路、観光地以外が、道路標識にあるのは、初めて見たかもしれません。

有名な饅頭せっとです。日本円で５００円程度ですが、中国の朝ごはんとしては、少し高いです。前払いで、自分の番号の入ったレシートを持って、テーブルで待ちます。ものすごい人の数ですので、相席となります。

もう一つ有名な、湯包も食べました。巨大小龍包を想像してください。中心にストローを刺して、スープを飲みます。突き抜けると、美味しいスープが、下に抜けてしまうのでご注意を。

清代後期の”何”さんの庭園です。

紅葉の季節も後半の頃でした。お金持ちの家は、大きいです。

江蘇省に多い、湖石、池、植木を使った庭園。

个園（がえん）です。中国四大名園の一つのありますが、残りの３つは、わかりません。

こちらの庭園の名称は、家主の名字ではなく、竹が多い庭園なので、竹の字が由来だそうです。正面入り口と反対側にも入口がありますが、こちらに面した通りは、お土産屋、飲食店があり、楽しいです。

細長い湖で、杭州の有名な西湖が痩せた感じから、痩西湖と呼ばれています。

昔、皇帝が湖に突き出した釣魚台から眺める景色を気に入られていたようです。左奥に白塔が見えます。

旅行記の表紙にも使いましたが、痩西湖の中で最も有名な、五亭橋です。横から見ると、三亭に見えます。

五亭橋からの眺めです。
痩西湖で昼食をとりましたが、観光地でありがちなのですが、値段の割に味が残念でした。痩西湖に入る前に食事をされることをお勧めします。

最後に、鑑真和尚で有名な、大明寺に行きました。入口に、地元の名士、江沢民の石碑もあります。

教科書で見たことがあるような、鑑真和尚です。ガラス越しで、写真がいまいちでした。

宝塔です。
これにて、揚州観光完了です。観光名所は、市内に集中しており、タクシー利用がお勧めです。