2014/04/30 - 2014/04/30
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ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん
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このGWに、数年前から行きたかったレソトまで、人生初めての一人旅してきました。
数多くの思い出を忘れない今の内に、その旅行記を、何回かに分けて書いて行きたいと思います。
今回は3日目・・・モコトロン町を歩きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝、少し早起きして散歩に出掛けました。
まだAM6:30前なのに、もう子供達は歩いて通学し、男性は牛やヤギの放牧の準備、
女性は家事に追われてました。
隣の家同士で世間話、通行人が来ると彼等を混ぜて世間話。
みんな、どんな会話をしてるんだろう。 -
「ドゥメラン」
「ダテ〜」
一応、ウチも擦れ違う人には挨拶を・・・普通に笑顔で返してくれます。
でも、この国には「会釈」と言う分化は無く、ウチがつい癖で会釈をすると、
笑いながら「おじぎ」で返して来ます。 -
ロッジ前の風景
昨日、ロッジに着いた時は日が暮れてたから分からなかったけど、
こんな風景だったんですね。
空はほんのりピンク色で霞が掛かり・・・朝から、こんな絶景を見せられると、
テンションが上がって来ます。
今日は、どんな1日になるんだろう♪ -
木の裏に隠れてる民家・・・見えますか?
昨夜、どうしてもデジカメのバッテリーだけは充電したいので、ピーターにお願いしたら、
そこの家まで掛け合ってくれました。
「キャ・レボハ(ありがとう)」
と言うと、笑顔でバッテリーを渡してくれて
「今夜も、大丈夫だからね(ピーター通訳)」
と言ってくれました。
本当、その節はお世話になりました。 -
朝食は、昨日アンダーバーグで買ったマフィンにコーヒー。
このロッジで食べると、何でも美味しく食べれます。
ピーターから・・・
「予定では、終日ポニートレッキング(以下ポニトレ)になってるけど、昼過ぎまでモコトロンを案内するけど、どう?」
と提案されました。勿論、答えはYES^^
「えっ、ホント?是非、お願いします。何時、出発?」
もう既に、心はモコトロンに向かってます。
因みに、日本で軽く調べたんですが、モコトロンはモルモンから車で30分位の、
とても綺麗な町なんですよ・・・超楽しみです^^ -
これは、談話室。
因みに、昨夜の宿泊客はピーターとウチの2人だけ。
ほとんど貸し切りでした。 -
さあ、念願のモコトロンに向けて出発!!
今日も、イイ天気〜♪ -
モルモン・ロッジと、ご近所さん。
右上の方に小さく写ってる赤い屋根の建物が、モルモン・ロッジ。
なんて素敵なロケーションなんだろう。 -
高さ数十mの谷に掛かる橋は、底部に掛かる僅か長さ十数mの短い橋。
車は、その橋を渡る為に悪路を10分程掛けて下り、また同じ時間を掛けて上ります。
う〜ん、少し効率悪くない? -
ウチ「何で、谷の上部に橋を掛けないの?谷を下りる時間が、節約出来ると思わない?」
ピーター「Not、ODA」
ウチ「ん?ODA?」
ピーター「ODAの予算が少な過ぎなんだ」
何て他力本願な国なんだ・・・驚きです。 -
ただ見方を変えたら、つい最近まで馬が主要な交通手段だったこの国。
普通に今まで必要無かっただけかも・・・だって、馬なら渡れそうな
川なんだし。
ウチは、そう思ったんだけど。皆さんはどうですか?
ただ、この橋のおかげで馬が乗れないウチでも、こうして来れるようになりました・・・
ドコの国の援助か分からないけど、感謝感謝です。 -
念願のモコトロンに到着^^v
ピーターにワガママ言って、止まって貰いました・・・だって、まだ心の準備が整ってないし。 -
なんて素敵な町なんだろう♪自然と、思いっきり深呼吸してました。
もう、ココに来れただけでも十分なのに、ピーターが
「自由時間は、街歩きもしてイイよ」
て言ってくれました。
もう夢のような気持ち・・・言葉に表せません -
本邦初公開!!現地の子供と遊べるかなぁ・・・と思って、家からT○Dの指人形を持って来ました。あと、写真の練習になりそうだし。
で、早速、記念撮影・・・モコトロンの看板で撮れるなんて、幸せ過ぎます。
本当は、Zガ○ダムのフィギアを持って行きたかったけど、柔軟性と準備に時間が無かったので、今回は断念!!残念です。 -
ウチ等の車は、ミニバス乗り場に停車。
ミニバスはレソトの足・・・乗り場には、たくさんのバスとお客さん。
あと小さな売店が何件かあり、活気が有りました。 -
これがレソトのミニバス。日本で、お払い箱になってハイエースが、こっちでは大活躍です。
で、このミニバス乗り場から自由時間・・・街歩き開始です。 -
まずは、ウチが持ってるミネラルォーターの在庫が少なく成ってるので、
この店で購入。
あと日差しも強く喉も乾いてきたし、ジャリ銭も溜まってきたので、ジュースとお菓子を買って消化します。
中は、日本で言うと普通の商店。スムーズに買い物終了。 -
右側に見える青い看板が目印の建物が銀行です。
さすが、フェンスでガッチリとガードされてます。 -
イチバン手前のお店でCDを見てたら、道路挟んだ向かいの店から呼ぶ声が・・・。
「こっちに来い!!オレの店も見てくれ」
ま、時間も有るしせっかくだから・・・カレの店も覗いて見ました。
写真は、この1枚しかないけど、中はお菓子や携帯ケースや冷えてないジュース等など
「どれが、オススメ?」
「全部だよ」
「う〜ん、それは、ちょっと・・・」
「じゃあ、これ・・・かな」
カレが勧めたのは、日本では見たことない怪しげなスナック菓子。
結局、この旅が終わるまで怖くて食べれず、会社の人にあげちゃいましたm(__)m -
モコトロンには、自動車学校が有ります。
生徒のほとんどは、免許を取ったらミニバスやタクシーの運転といった、
仕事用に習得するみたいです。
それにしても、コレだったら、あえて作らなくてもイイような気が。 -
青い空が、モコトロンのエネルギッシュな町を包み込んでます。
町の至る所がシャッターチャンス♪ -
そして空港も有ります。
ピーター曰く、観光用じゃなく医療用や軍用に使われてるみたいです。
小さく輸送機が見えますよね? -
この国は「世界で1番低い所が、高い所に有る国」
難しい表現ですが、あのエベレストを擁するネパールでさえ、イチバン低い場所は標高0m・・・ところがレソトは、どんなに低い場所でも標高1500m以下の所は無いそうです。
レソトの通称「天空の王国」は、そんな所から来てるんだって。 -
ピーターが
「次ぎは、ドクターの所に連れってあげるよ」
「ドクター?病院でも行くの?」
「ううん。でも、ドクターの所だよ」
ウチのヒアリングがヘボいのか、ピーターの言ってることがよく分かりませんでした。
ドクターの所に着いたけど、先客が居るみたいで、しばらく家の前で待たせてもらいました。 -
ドクターは、ウチの顔を見ると
「オォォ!ドゥメラー!!」
と言いながら手を引っ張り、家の中に連れ込みました。
「ちょ、ちょっと・・・」と言う間も無く、診断開始です。 -
たくさんの有名人(?)が来てるぽいですね。
誰なんだろう・・・芸能人かなぁ。
てか、こう言う広告は日本もレソトも同じなんだ。ビックリ!! -
色々な薬草ぽいのが、瓶詰めされてます。
これらを調合して、治療をするのでしょう。
て事は、あの紙に書かれてるのはレシピ?
あんな大胆に公表しててイイのかなぁ? -
彼が、ドクター♪
今はピーターの問診中。ピーターは、何の相談をしたんだろう。
因みにウチは
ドクタ−「ドコか悪い所あるか?」
ウチ「頭が悪くて(回転が鈍いて意味ですよ)・・・あっ!それと最近、乾燥肌が酷いかなぁ・・・」
ドクタ−「ふむふむ・・・」
それにしても下敷きが凄いと思いませんか?
因みに書く物を持って無かったので、写真に写ってるボ−ルペンは・・・ウチのです。
そして、これから彼に神が降りてきて治療を開始します。 -
これが神が降りた時の姿♪
もう分かりましたよね?
彼は、ドクターと言っても祈祷師さんなんです。
レソトの人々は、病院が凄く高いから、まずはこう言う場所に通う人が多いんだって
謎が解明したウチは、もう大興奮!!
そう思ってたら、彼はイツの間にかウチの手と頭それぞれに、鉛筆位の長さの筒を当て・・・
「ス〜ッ、ペッ!ス〜ッ、ペッペ!!」と吸って吐き出してました。
これって、邪気を取り払ってくれてるんだよね・・・その後は、手も頭もス−ス−して、
清々しい気分^^vいやいや〜、ホントなんだってば♪ -
お代は、さっきの写真をピ−タ−の事務所に送ってくれたら、タダでイイらしいです。ま、それでもチップは渡しましたけどね。
5年くらい前に、突然、神が舞い降りて来たそうで、それ以来この仕事を続けてるそうです。勿論、資格なんて要りません。
日本では理解に苦しむけど・・・それでも、昔から「病は気から」とか
「虫刺されには、爪で×印を作る」と言った意味と似てるのかな。それだったら、満更、笑えない話かもしれないですね。
因みに「好きな人に告白しようか、どうしようか?」や「カレシ、カノジョがいない」と言った
占い的なことは範囲外らしいです。
家の裏には薬草がイッパイ♪気持ち良さそうに、天日干ししてます。 -
放課後の学校では、サッカ−をしてる子供達が・・・。
でも、ほとんどの子は家の手伝いの為に、すぐに帰ってしまします。
移動中に見掛けたんですが、どう見ても学校に通って無さそうな子供達もチラホラ・・・。
それに比べたら、まだ彼等はマシなのかも。 -
モコトロンの総合病院です。病院前は、露店がイッパイ。見舞いの人用でしょうか?
日本もレソトも、大きな病院前には商売をしてる方々が多いですね。 -
やっぱり、この国でも見舞いには果物がイイのでしょうか・・・。軒先に、果物を置いている
出店が、比較的多いようです。
ただ、この店、あまり売れてないのか、店主さんが暇そうにしてました。
それでも、生活が出来るのが凄いです。 -
とにかく、ココの国の肉はダイナミック!!
これはウチが注文した牛肉のソテ−。ドリンクでコ−ラを頼んだのも悪いんですが・・・
こんなに食べれませ−−ん。メタボ一直線で〜す。
ウ−ロン茶が合いそうですが、当然、メニュ−には無かったです。 -
モコトロンの中で、この写真が気に入ってます。
奥には、ドラゲンズバ−グの峰々。僅かな平地には高いビルも無く、家が密集しています。
コンクリ−トの家も有れば、昔ながらなレソト独特の家も有り・・・本当に、
この町に来れて良かったと思ってます。 -
この町、全部がウチの理想だけど、全然、時間が足りませんでした。
1日が50時間くらい有ればイイのにぃ・・・。
と、その旨をピ−タ−に話したら・・・なぜか大笑いしてました。 -
ロッジに戻ると、ポニトレの準備が・・・と思ったら、今、ポニ−を借りに行ってるんだって。
で、連れて来たのは、100歩譲ってもポニ−とは呼べない、紛れも無い馬でした。
ま〜イイだろう。ウチも、この日の為に地元の乗馬スク−ルで
「半日レッスン体験コ−ス」を受講し、乗り降りの仕方や手綱の持ち方を学んでるから、へっちゃらです♪ -
現地ポニトレのガイド、スク−ルの先生と随分違ってました。
違う箇所を簡単に書くと・・・
・両手で手綱を持つ→片手で手綱、片手で木の枝を持つ
・足で、軽く蹴って発進→枝で、お尻を思いっきり叩いて発進。
・手綱から手を離すな→写真の様な片手OK、手放しOK
・リズムに合わせて、腰を浮かす→チャンス有れば、立ち上がってOK
とにかく、全てがゆる〜いレソトのポニトレ。日本とは大違いです!! -
30分後には、こんな絶景が見れます♪
凄い、凄過ぎます。「絶景」と言う表現以上の、絶景です。
どんなに見詰めても飽きない景色が360°広がってます。
自分の悩みや心配事が、この景色から見たら、どんなにチッポケなんだろう・・・。
どうせ日本に戻ったら、また同じ事で悩んだり心配すると思うけど、
今だけは、ス〜ッと忘れそうな感じ・・・。 -
レソトに来て、ずっと気に成ってたこの食物。
ガイドに聞いたら「メイズ」て言う、レソトの主要農作物なんだそうです。
「どうやって食べるの?」
「焼くの?蒸すの?味付けは?」
ウチが、あまりにイッパイ聞いたのか・・・ -
結局、民家に連れっててくれました。
とうもろこしに似ている「メイズ」は、手前の様に天日で乾燥させ、
ツブツブ本体はニワトリの餌にして、潰して湯に溶かすと栄養価の高いドリンクとなって、
住民達のゴハン代わりになるそうです。
左側に2人仲良く座ってる方々が、この家のオ−ナ−・・・突然お邪魔したのに、色々と説明してくれてありがとう(キャ・レボハ)♪ -
今日は、本当に充実した1日でした♪
そして、明日から旅のステ−ジが大幅に変わります。
今まで国の南東部だったモルモン、モコトロン・・・明日は、舞台を南西部のラマバンダ、
セモンコンへと車を走らせます。
こんなモルモンの景色ともお別れ・・・未練タラタラなウチ。
明日の準備をし寝袋に入ると・・・10秒後には、ぐっすり寝てました。
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