2012/06/03 - 2012/06/03
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ゆきやなぎさん
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2012年、5月の終わり頃のこと。
6月の自分の誕生日の記念に、宮崎県の椎葉村・平家の落人の里へ1人で行って来ると言う父。
老齢の父を一人で運転して行かせるのは不安があり、父との思い出も作れるし妹と私もくっついて行くことにしました。
でもその裏に妹も私もどこかに行きたい病の発症中で、一緒に行けるよう裏工作に忙しかったことは両親は爪の先ほども知りません(笑)
もちろんメインの理由は心配と思い出作りの方ですよ~(^^;)
椎葉村~平家本陣(食事)~八村杉~大久保のヒノキ~白滝
~高千穂峡~天岩戸神社~常光寺の滝~大分 原尻の滝
今回は日帰り旅行です。
折角だからと足を延ばし高千穂峡や天岩戸神社等にも行ったので
天岩戸神社ではバタバタして見るものも見れず残念でしたが、
目的の椎葉村ではゆっくり平家の落人を偲び思いを馳せて来ました。
記憶も曖昧ですが、思い出せる範囲で記していこうと思います。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
-
椎葉村に着いたのは8時半過ぎ。
父によると私たちも平家の流れらしく、それを聞いただけで少し感慨深い気持ちで椎葉の地を踏みました。
駐車場のすぐそばの椎葉民俗芸能博物館に入ろうとしたのですが、ここは9時開館なのでその辺を散策しながら開館を待ちます。 -
【 ひむか神話街道 】の案内板を見て、椎葉村伝説へまずは一歩。
-
日向伝説の神々の系図がありました。
イラスト付きなだけで、食いつきやすく解りやすい。
小学校一年生の教科書みたいですね(笑)
文字だけだと拒否反応が出てしまうのでとっても有難いです(^^;) -
椎葉民族芸能博物館の入口です。
椎葉村に受け継がれてきた儀礼・慣習・民俗文化や平家落人伝説等が
写真や民具・祭礼具等の展示で紹介されています。 -
まずは椎葉村の生活・習慣が展示されています。
正月の事初めの儀礼(当主が正月初めて起床する時・寝室の戸を開ける時・着物に袖を通す時・若水を汲む時など)に伴う様々な呪文があるそうです。
私も当主になったつもりで妄想で体験してみました。
初めて囲炉裏に火を入れる時には・・
“ねや起きて四方ゆるりの隅見れば、燃え立つ煙は不動権現、鎌と自在は弥陀のお姿”
若水を汲む時は・・
“ねや起きて若水汲み取る若男 今汲みおくぞアビラウンケンソワカ”
私には新鮮な体験で興味深く面白く感じるけど、当主様は厳かな気持ちで呪文を唱えながら新年を迎えてるのでしょうね。
写真は小正月に飾るメージョウ(餅花)とフクジュドノという飾りです。 -
はっきり覚えてないのですが、何かの行事の時に使うこのような飾りや
椎葉神楽や春祭りの射的、焼畑や臼太鼓踊りなどの展示がありました。
同じ空の下、土地土地に根付いた慣習が今も受け継がれ行われている。
ここに来て見なければ知り得なかったことがたくさん。
旅行ってこういう形で体験も出来るし、自分の世界も広がる。
とっても興味深くかったです。 -
2階に上がると、何だったか忘れましたがお祀りされていました。
昨夜のご飯も思い出せぬ私。
2年も前の事なので当然記憶にございません(・・;)
この写真の右側に外へ通じる出口があります。 -
外に出ると、相撲の土俵と椎葉厳島神社へと上る階段がありました。
階段の左側に説明書きがあります。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家追討の命を受けた那須大八郎が
椎葉山中で暮らす平家残党の姿を深く哀れみ、平家一族が拝した厳島神社の守護神を勧請し建立したのだそうです。 -
階段の上り口です。
狛犬さんに出迎えられ、上がってすぐ右手に手水舎もあります。 -
正面には本殿があります。
決して大きくはないけれど、存在感は大きいです。 -
神殿の左側。
ここに座ってずっと見ていたい程、何故かこのアングル大好きです♪ -
そしてまたここにも私を虜にするものが・・・。
私、手水舎って密かに好きなんです♪
見えにくいですが、中央の青竹からチョロチョロと水が出てます。
とっても素敵〜♪
ここでしばらくじっと見入っていました(^^;) -
本殿の右側を通って奥へ進みます。
-
朱塗りの裏鳥居をくぐって行きます。
若々しい緑との朱のコントラストがとてもいい感じです。 -
清々しい空気と緑に囲まれて、小道を下へと下ります。
-
ちょうちょ♪
-
父子でのんびりと散歩することなんてないので、貴重な時間です。
写真を撮るのに忙しい私は、ここでも置いてきぼりです(^^;) -
下りてきた道を下から見た景色です。
-
下りた所に、国の重要文化財の那須家住宅(鶴富(ツルトミ)屋敷)があります。
ここは平家の落人鶴富姫と、追手で源氏の那須大八郎の恋物語の舞台です。
この屋根、以前は茅葺きだったそうです。 -
縁側っていいですよね。
軒下にトウモロコシをぶら下げたい(笑)
縁側大好き♪
個人的には、今の住宅に縁側がないのが残念でなりません。 -
囲炉裏も素敵ですね〜。
-
時を遡り、ここに鶴富姫達が立って食事を作ったりする様子を想像してみたりして・・。
ちょっと不思議な感覚でした。
平家の追手としてきた敵対関係にある那須の大八郎と一緒に暮らす鶴富姫。
いつ別の追手に見つかるかわからない怯えを抱えて、どんな気持ちでいたのか私には計り知れません。
一緒にいられる1分1秒の幸せを大切に暮らしてたのでしょう。
鶴富姫の不安や悲しみ、涙や笑顔などの複雑な感情を見てきたこの竈。
竈の声が聞けたらなぁ・・。 -
ここを出入りする人々がいる、生きた生活があったんですね。
-
縁側から見た庭(外部)の風景です。
逃げ延びてきた落人たちはどんな気持ちで外を見ていたのでしょうか。 -
鶴富屋敷を出て鶴富姫のお墓へ行く途中にいた《 ポチ 》。
誰が近づいてもずっと寝てましたが、私たちがそばに行くと頭を上げて見つめてくれました(^^) -
お墓を載せるのはちょっと気が引けるので、説明書きだけ(^^;)
-
鶴富姫のお墓から戻ってきたら、ポチくん、別の場所へ移動してました。
干物臭くないんでしょうか(^^;)
結構高齢のようでしたが、椎葉村の素敵な自然の中で幸せに長生きして欲しいです。 -
鶴富屋敷で色々と話を聞かせてくれた、この可愛らしいお婆ちゃん。
楽しい時間を過ごせました。
帰り際に妹も私も、一緒に写真を撮ってもらいました(^▽^) -
鶴富屋敷を出たところにあるここ。
下の方に水が出てるの見えますか?
“この水を顔につけてパタパタすると綺麗になるよ”とお婆ちゃん。
妹が走って行って早速パタパタしてました(笑)
後から調べたところ、このお水は鶴富姫の化粧水と呼ばれているそうです。 -
ここが椎葉村の商店街かな?
この道の両側に色んなお店が並んでいます。 -
椎葉村の景色です。
この辺りが役場などのあるメインな場所みたいです。 -
昼食はここ【 平家本陣 】で。
こちら側が食堂で、暖簾の向こうが特産物を販売しているお店です。 -
まずはお茶とお餅が出てきました。
このお餅は食前に食べるのか、それとも食後のデザートが最初に出てきただけなのか?
わからないけど先に食べました(^^;) -
小さくて見えにくいですが、写真右上のご飯の下にあるのが椎葉名物《 菜豆腐 》です。
お豆腐の中に、春夏には菜の花や藤の花など、秋冬には椎茸や柚子などが野菜と一緒に入っているそうです。
写真左下のざるそばの左側が、椎葉名物《 くさぎな飯 》です。
揉むと匂いを発する臭木(くさぎ)の葉を入れたご飯。
高菜みたいな感じで臭いは全然なく、あっさりして美味しかったです(^▽^) -
鶴富屋敷を後にして、向かったのは【 八村杉 】です。
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八村杉の案内板の、道路を挟んだ向こう側にいるワンコたち。
八村杉を守る狛犬替わりでしょうか?
見知らぬ侵入者の私たちにワンワン言ってました(笑)
近づきたいけど道路はウンチだらけ。
この子たちもウンチ臭い(・・;)
仕方ないのでちょっと離れたところからご挨拶♪ -
この左側に・・・。
-
利根川神社の鳥居があります。
平家追討武将 那須大八郎の陣屋跡と言われていて、村内に伝わる古文書には
「椎葉」という名称は那須大八郎が「椎の葉」でこの地に陣屋を作ったことに由来すると言われているそうです。
鳥居の先に大きな杉の木が2本あって、2本とも背が高くておっきいです。 -
手前の杉の木。
一枚に収まりきれず、上の部分だけ。 -
手前の杉の木、下の部分。
-
その奥にも大きな杉がデーンとそびえてます。
幹の太さ、すごいでしょ?
こんなに大きいけど、これが八村杉ではないんです。
八村杉はこの奥の階段の先にあります。 -
はい、これが八村杉です。
柵で囲まれ、近付けないようになってます。
おっきいでしょ〜!
樹齢800年ほどで、高さ約54m、根周り19mですって。
800年間、ここで時代の流れを見てきたんですね。
これも一枚に収まりきれません。 -
八村杉の上部です。
力強く天に向かって伸びてます。 -
八村杉を後にして向かうは【 大久保の大ヒノキ 】
この建物、とっても私好みでステキです♪
大久保のヒノキの駐車場の所にあるトイレなんですけどね。
トイレと思わずにトイレを探す人もいるかも・・(^^;)
私、普通にこんなおうちに住みたいわ(笑) -
国指定天然記念物の【 大久保の大ヒノキ 】
樹高32m、幹周り9.3m、推定樹齢は800年だとか。 -
枝が絡み合ってますね〜。
とにかく大きいので物凄い存在感です! -
ちょうちょ♪
-
五ヶ瀬川の白滝です。
落差は60mほどあるらしいですが、樹が茂ってあまり見えず・・。 -
岩場を少し下りたところです。
マイナスイオンでとってもいい気分♪
霧雨のような飛沫が始終降りかかり、髪の毛が結構濡れました〜。 -
次に向かったのは高千穂峡。
お馴染みのこの光景ですが、いつみても綺麗ですね〜。 -
真名井の滝と反対の景色です。
この流れに沿って遊歩道も続いています。 -
真名井の滝の下・・ボートで大渋滞ですね(^^;)
水しぶきがかなりかかってるはず。
気持ちよさそう♪
高千穂峡をしばし散策して、天岩戸神社に向かいます。 -
天岩戸神社は、天照大神(アマテラスオオミカミ)を祀る神社です。
ここから徒歩で10分ほど歩いた所に、天岩戸の洞窟があります。
弟の素差男命(スサノオノミコト)の乱暴に怒った天照大神がこの洞窟に隠れ、
天地が真っ暗になったという神話があります。
天浮橋・天香山や、天照大神が天岩戸に隠れた時に八百万の神々が集い
神議をされたという天安河原等もあります。
この辺りは賽の河原のように積み上げられた石でいっぱいです。
以前来た時にここで撮った写真は、光の点々がたくさん入ってました。
今回は時間の都合で天岩戸神社への参拝だけでしたが、ここはやっぱりゆっくり訪れたい所です。
そろそろ帰路につく時間になりました(;。;) -
帰路の途中にあった【 常光寺の滝 】
落差37mだそうです。
お寺のご住職がこの水を飲んで大変長生きされたことから
< 長寿の滝 >とか< 白糸の滝 >とか呼ばれてるそうです。 -
写真を撮った場所からまだ下へ、細く流れ落ちてます。
ここでもマイナスイオンで癒されて車に戻ります。 -
高千穂峡から大分県へ抜ける道は前年の大水害の爪痕が残ったまま。
がけ崩れで通行止めが多く迂回路ばかりでスムーズに進めず、ウンザリ。
その迂回路のほとんどは砂利道で細く、対向車が来たら離合場所までバックしないといけないので不安を抱えたまま進みます(・・;)
カーブを曲がった時、目の前にはまさかの倒木!
行き止まりやーん !(>□<)!
この辺はくねくね道でUターンする場所もない。
どうする(@□@;) -
人は窮地に陥った時とんでもない行動をします。
今回は窮地とまではいきませんが、父と妹は慌てたんでしょう。
“せーの!”と掛け声をかけながら2人で持ち上げようとしてます。
写真では細そうに見えますが、冷静ならば絶対に動かないのがわかるはず。
“これは動かんって!”と言う私の言葉は聞こえないふりで持ち上げる。
私は2人をほっといて少しでもUターンできそうな場所を探索中。
2度目のチャレンジの後 “ビクとも動かんね”と父と妹の声が・・。
いや、どう考えても無理ですから・・(・・;)
結局、何度も切り替えして何とかUターン成功!!
とんだ笑い話ができたけど、正直かなり焦った私でした(^^;) -
大分県に入り、原尻の滝へ行きました。
滝へ向かう途中にある水車です。
今回は父の望む旅だったこともあって、写真嫌いの父がよく写ること(笑)
いつもはヘンな顔でしか写らないのに、この日は嬉しそうに笑ってました。 -
この流れが・・・
-
原尻の滝となって流れ落ちます。
この年は水流が少なかったですが、多い時は圧巻です。 -
滝から流れた水が川となり、その上に架かる橋。
・・・と、この旅3頭目のちょうちょ♪ -
こんな景色に癒されたり・・・
-
こんな空に目を奪われたりしながら、楽しい旅は終わって行きました。
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