江蘇省　蘇州郊外の周遊　３　東山彫花楼

2013/11/04 - 2013/11/18

東山雕花楼、またの名を、春在楼

雕花楼坐落于蘇州洞庭東山鎮，義県香山建筑雕刻的代表作，木刻浮雕出于香山木雕芸人周云龍之手，為研究中国近、現代民間雕刻芸術伝統、地方流派和技法難得的実物。

蘇州から西南４０?、洞庭東山鎮に有り、上海への綿糸貿易で大儲けをした商人が親の為に１９２２年起工、３年をかけ完成させた個人住宅です。
江南地方の現代建築として、最たる一つです。

エリア 中国

彫花楼、元の名は「春在楼」、「日が当たる屋敷に常に春在り」というから名づけられた。東山鎮南光明村に位置し、主楼の梁、柱や窓格子の上に繊細な彫刻が刻まれるので「彫花楼」とも呼ばれる。楼が高くて広く、彫刻が巧みに生き生きと刻まれ、実用で見た目もよい立派な建物である。楼は明代工法で建てられた庭園式建物で、金錫之、金植之兄弟が所有する。金家は元々余り豊かではなかったが、金?之、金植之兄弟の経営により、十何年の短い間で繁栄して、東山一番の地主になった。二兄弟が自分の豊かさを見せびらかすために、1922年から1925年まで、3741両の黄金を使って上等な材料と名匠の腕により東山一の彫花楼を建てた。観光客がこの豪華を極めて、華麗なる楼に入ると、まるで瓊宮遥台に身を置くようである。
彫花楼は外から見れば二階建てだが、実は三階建てである。三階は「縮進二桁法」の工法で作られ、中に隠れてて、庭から見上げる場合は見えないが、中に入って三階まで登れば、東山の風景を眺めることができる。前楼の東側に亭の上に建てられた亭があり、楼を降りなくても亭に入れる。亭で涼を取りながら庭園風景を眺めることが、どんなにか心地よいでしょう。楼のドア、窓、欄干に「松鶴延年」「太公八十」「子儀慶寿」「鳳貫牡丹」「和合二仙」「二十四孝」「八仙過海」「三国演義」「西廂記」等主題の絵が刻まれている；門のかまちの上に「寿」を刻み、門の下の止め金が蝙蝠の形で、取っ手が古銭の形で作られ、「頭上げると寿あり、足を踏むところに福あり、手を伸ばすと金あり」という意味を示す。楼のガラスが赤、黄色、青、緑の色があり、ガラスを通して外の谷や畑を眺めると四季の風景が味わえる。ほかに梁、桁、柱、軒にも花や羽が多く刻まれる。この楼の彫刻職人が若者で、天然痘が出たことがあるが、すごい腕を持っており、人物、山水、花、鳥、虫、魚を問わず、彼の手で彫刻したものがいずれも生き生きしく、まるで本物のようである。
彫花楼は彫刻の芸術を上手く表現できた南方風の民間住宅であり、木彫、煉瓦彫刻、石彫技術、建物の構想、庭園作りの趣など、いずれも呉県香山の職人の知恵と才能を反映させ、高い芸術価値を持つ。

太湖旅行局のHPから転載しました。