2014/04/20 - 2014/04/22
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しまむら☆さん
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今年の1月にとあることがきっかけでNHK大河ドラマ「龍馬伝」を視聴した。大河ドラマというのは普段は観ないが「龍馬伝」はとても面白く、一気にDVDを借りて観てしまった。身分も低く、年齢も若い若者達が日本のために奮闘する生き様は、見ていて胸を熱くさせるものがあった。2010年に長崎を旅した時、ちょうどその頃が龍馬伝が放映される2、3ヶ月前で長崎では大々的にPRしていたことを思い出した。
年に一度は飛行機でどこかに旅行に行くと決めている自分。
「そうだ、今年は龍馬に会いに行こう」
龍馬伝を見終わって3ヶ月後、自分は高知の地へ足を踏み入れようとしていた。
しかし、千葉を飛び立つ直前に見た高知の天気予報は生憎の雨。しかも、旅のメインとなる21日の降水確率は90%だった。これまでの旅行では雨に当たったことのない晴れ男な自分だったが・・・・。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ 徒歩
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羽田空港を出てバスに乗り換え、高知駅を目指す。旅の拠点はまずはここからだ。バスの車窓からは龍馬関する看板やポスターをあちこちで見ることが出来た。雨を覚悟していたが、この時点では天候は曇りで雨は降っておらず、ひとまずはホッとした。
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駅内では坂本龍馬とお龍がお出迎え。高知タウンを中心とした観光マップを見ることが出来る。
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現在、高知では「高知家」と「リョーマの休日」という観光キャンペーンを行っている。千葉にいた時点ではまったく知らなかった・・・。そしてこのポスターに何か見覚えがある・・・。
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2012年に愛媛県を旅した時に似たようなポスターを目撃していた。それがコレ。「広末VS友近」である。
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高知県に着いてまず、驚いたのが街中にヤシの木が生えていること。あまり南国のイメージはなかったのでイメージギャップだった。
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この日はちょうど日曜日で高知名物である、「日曜市」が開かれていた。日曜市とは昔から続く露天市場で、道路1.3Kmを歩行者天国にして市が開かれている。歴史も距離も全国1位らしい。産地直送の野菜や果物、民芸品などが売られていた。見ているだけでも面白い。自分は小夏となぜか古銭を購入。
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市を進んで行くと高知城が見える。ドラマ中では山内容堂公が住んでおり、作中のキーポイントなる人物である。
城下は身分制度によって住む場所もはっきりと区分されており、身分が高くないとお城周辺には住めなかった。
天守閣に今回登ったが自分のような平民が数百円を支払えばお城に行けるなんて何か感慨深いものがある。
お城は外国人観光客が多く、風情もへったくれも無かった。
1日目の観光はここで終了。その後、ホテルへ宿泊し、旅の疲れで12時間寝ることとなる。 -
旅行2日目。
高知駅近くの観光案内所からスタート。案内所内はそこそこ広く、売店もある。和服姿の女性が観光案内をしてくれる。
龍馬記念館と桂浜での行き方を訪ねると、「MY遊バス」を勧められた。 -
「MY遊バス」は高知市近辺の主要観光地を循環しているバスで乗り降りし放題で1日1000円。
このようなバスは各都道府県にあるのだが、このMY遊バスの券を持っていると市内の路面電車もタダになる。しかも、各施設の入館料も割引になる。特に驚いたのが高知駅内や高知龍馬空港内の売店でMY遊バスの券を見せると10%割引になったのはすごいと思った。帰りにお土産を買った時に効力を発揮した。 -
さてさて、バスに乗り込み最初の目的地である「龍馬記念館」へ。道中に高知市内を眺めることも出来て快適であった。心配していた雨も降らず。
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館内は撮影可。龍馬ゆかりの品々を見ることが出来る。
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龍馬が暗殺された時にその場にあった屏風。龍馬の血痕を見ることが出来る。是非とも自分の目で確かめてもらいたい。
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龍馬が高杉晋作から貰い、愛用していた銃と同型の物。銃刀法違反で展示が取止めになった時期もあったとか。そのときの新聞記事も展示してある。
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売店
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高台にあるため海を一望出来る。
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龍馬記念館の後は歩いて桂浜を目指す。徒歩10分ほど。
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長宗我部が居城としていた城跡がある。関が原の合戦で西軍についたために城は廃城。
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そして桂浜へ。浜がめちゃくちゃ綺麗だった。曇っているが雨が降っておらず、気温が高く、暑い。
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急遽、近くにあった水族館に立ちよることに。水族館はけっこう好きなので。
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館内はこんな感じ。昭和の香りが漂う。
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カワウソがいて、イベントで園内を飼育員さんが散歩をさせる。そして触ることも出来る。猫とはまた違った触り心地。
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イルカのいる水槽もあるが老朽化が見られる。
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水族館を後にして龍馬像を目指します。平日のためか周囲はかなりの閑散としていた。
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龍馬ブームの時は観光客が多かったと聞くが・・・。
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しかし、降水確率90%はどこに行ったのか、晴れてきてしまった。この見える橋の上をバスで通ってきたが景色が最高だった。面白い形をした橋である。
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晴れたぜよーーーーー!
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そして、龍馬像。高知と言ったらこれを見ないといけない。
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ここからの景色も良かった。
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桂浜の次は牧野植物園に行く予定だったがバスを降り忘れるというハプニング。五台山展望台に来てしまった。
しかし、これが怪我の功名だった。素晴らしい景色に出会えた。 -
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イチオシ
雨上がりの雲と青空と街とのシンクロ。
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イチオシ
青と緑のコントラストが良い。
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イチオシ
あの世にいるような気分がした。そう思わせる一枚。
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山を降りて本来の目的である植物園を目指す。とても疲れた。
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が、自然散策も出来た笑
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峠の山道はクネクネとすごい急カーブが多い。バイク乗りが好みそうだ。バスの車窓からはお墓が見えた。どうしてこんな山の中にお墓が?バスの運転手に訊けば良かった。
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そして植物園へ到着。敷地面積が広い。
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植物園内からも風景を楽しむことが出来る。「昔、子供を連れてよく来た」との話も。
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2日目の観光はここで終了。MY遊バスを待つが本数が少ないのが難点。
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旅行3日目は観光案内所脇の龍馬伝幕末志士社中へ。ここは実際に龍馬伝で使われたセットを高知県が買い取って展示してある。
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ボランティアのガイドさんがいて色んな裏話を聞くことが出来る。
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セットはかなり作りこまれており、一つ一つの芸当が細かい。長く使われた古い物に見せるために色を塗ったり焼いたり、削ったりしている。古木を使わずに新品の木からすべて作っているらしい。
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今回の高知の旅行は天候が不安であったが晴れ男パワーで降水確率90%を晴れに変えることが出来た。
龍馬が思い描いた日本、そして、現在21世紀の日本。二つの日本が交差する。龍馬の軌跡に少し触れた旅行であった、
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この旅行記へのコメント (2)
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- hiro3さん 2014/07/09 10:29:35
- はじめまして
- しまむら☆さん、はじめまして。
ご訪問、そして上高地の旅行記に投票ありがとうございました。
遅くなりました。
何年か前に高知を訪問しました。懐かしく思いました。
まだ4トラを始める前で、珍しく宿泊して、お城めぐりを中心に四国をまわりました。大阪からの日帰りドライブが中心です。
旅行記にユックリと訪問させていただきますね。
これからもよろしくお願いします。
hiro3
- しまむら☆さん からの返信 2014/08/19 00:07:47
- RE: はじめまして
- 返信が1ヶ月以上遅くなってしまい申し訳ありません。
仕事が忙しく旅行に行く機会が減り、旅行記が停滞気味でしてまったくログインをしていませんでした。
写真撮影が好きで特に自然の風景を撮るのが好きです。上高地も行ってみたいと思っていたんですがいかんせんペーパードライバーでしてインフラが整っている場所じゃないとなかなか旅行に行けません。最近、バイクを購入したのですがペーパー歴が長すぎて遠くまで行くのはまだ無理です。
魚眼レンズを購入したので早く活躍をさせたいです。
訪問ありがとうございました。
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