カンボジアの田舎へブランコを作りに

2013/11/09 - 2013/11/17

今まで何度か海外には行っていましたが、主な目的は観光。
社会人になってからも年１ペースを崩さず行っていました。

20代最後の年、節目にいつもと違うスタイルの旅をしてみたい！と思い、カンボジアでボランティア活動をすることにしました。

普通の旅では絶対にできない貴重な体験をすることができました。
学校で遊んだ子どもたち、電気もない学校、洪水の中を歩く…。
カンボジアはやはりまだまだ途上国であるけど、とてもエネルギッシュな国だと感じたと同時に、小さなことでもいいので、できることからやっていくことがカンボジアのためでもあり、日本のためでもある気がしました。

エリア その他の都市(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 団体旅行

仁川国際空港経由で首都プノンペンへ。
着いたのが深夜だったため、その日はホテルへ。
アジアホテルに宿泊しました。

アジアホテルの口コミでは中心部に近いとのことですが、人通りは少なく、この国に対しての感覚がまだ乏しいことから夜の外出はしませんでした。

写真は朝の風景。
このホテルは映画のロケ地としても使ったらしいですね。

プノンペンの滞在時間は短いんです…。
いつもなら都市部を中心に行動するところですが。

強制収容所を見学。
頭蓋骨（多分本物でしょう）などもあり、生々しいです。
数十年前にこのようなことがあったなんて。とても残酷です。

もう一箇所、プノンペンで立ち寄ったのは孤児院。

日本の活動によって建てられた孤児院です。
内戦によって親を亡くした子どもたちは少なくないのです。

日本の寄付で運営され、大学を出る子供も中にはいるとか。

子供たち、元気です！
小さな庭ですが、炎天下の中遊んで疲れてしまいました。

普段なら他にも色々と見るところを今回は車から眺めるだけです(^_^;)

もう少し、都市部の賑やかなところも見たかったな。
（マーケットとか）

プノンペンからバッタンバンまでは車で5hくらいかかったでしょうか？
子供たちと遊んで、食事してビール飲んだらすっかり寝てしまった。

バッタンバンの象徴的存在タードンボーン
Natianl Highway5でプノンペンから来ると街の入口にあります。

これがHighwayと名乗ってるわりに道路状況が悪いです。
所詮はただの幹線道路。穴ぼこ開いていたり、ガタガタだったり。
その割にみんな飛ばすんですよね^^;よく寝ていられたな。

宿泊はこの近くのビクトリアホテルに。

街は静かな街です。
中心街は時間帯によっては渋滞していますが、そんなに大きな街ではないので大した事無いです。

それでもプノンペンに次ぐ第二の都市なんですね。

マーケットに出かけてみました。
地元の人向け日用品や食べ物中心かな。

旅行者、この街にはまだまだ少ないです。結構ジロジロ見られます。
みんなカンボジアに来る目的はシェムリアップ（アンコールワット周辺）やプノンペンですもんね。

他の東南アジアの国と比べてもまだまだ衛生環境がよくありません。
タイやベトナムだったらマーケットや屋台で食事もするし、飲み物の氷も気にしない自分ですが、今回は遠慮しておきました。
なんとなーくヤバそうなことが感じ取れたので。

マーケットの裏で夕涼み。

さて、ブランコづくりに出発です。

バッタンバンの中心地から1.5hほど車でプノンペン方向に移動。
ピックアップトラックの荷台に乗っけてもらいました。
（幹線道路では本当はダメです）
荷台に乗ってるというのに飛ばす飛ばす^^;

悪路では立ってると楽です。

幹線道路を外れ、こんなかんじの道を30分ほど進みます。

実は行った時期は大洪水でして…。

ピックアップトラック、TOYOTA Hiluxはぐんぐん進みます。
しかし、ワンボックスは立ち往生。
そういえば定番のTOYOTA ハイエースではなく、韓国SsangYong製のワンボックスでした。

車は入れないので徒歩です。1h毎日歩きます。
ホントは道があるんですが、洪水で進入不可。
膝か上まで水につかって歩きます。そんな状況で写真は撮れず。

見て分かる通り、電信柱が見当たりません。
民家には電気はきていないんでしょうね。
ただ、iPhoneは電波をしっかり掴んでいます。
どこにいてもつながっているって凄いなぁ。

あっ、向こうから牛が来ています。

すれ違った家畜の牛達。

ブランコを作る学校到着。

小屋が校舎なんです！ただし、これは旧校舎でして…。

こんな立派な新校舎が完成しております。

これも日本からの寄付で作ったそうです。

基礎づくりからガンガンいきます。

サンダルで作業していますが、行きの洪水で靴がダメになったためです。
決して真似されないように。

ホースと水を使った原始的な方法で水平とったり、コンクリ作ったりと結構本格的にやっていきます。
しかし、ちょっとアップできる写真がない…。

穴をほり、数日後には

仕上がりました。
結構まともでしょ！？

学校周辺で出会った少年

家畜の牛に乗る子供たち

置いて行かないで！と訴える。

いい笑顔！

しかし、飲んでる水の衛生状況は悪い。
なんとかしてあげたいですね。

日本から持っていったおもちゃで一緒に遊びました。
シャボン玉、喜んでくれました。

みんな結構はっきりとした顔立ちですね。
純粋な目をした子供たちばかりです。
日本の支援で作った学校でこれからは勉強を頑張ってほしいですね。

大人になっても日本のことを少しでも覚えていてくれたら嬉しいですね。