2001/09/04 - 2001/09/19
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Hacciさん
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<昔の旅紹介シリーズ>
大学1年の夏、サンフランシスコからニューヨークまでアムトラックを乗り継いで大陸を横断しました!その途中で同時多発テロが発生して一時はどうなるかと思いましたが、色々考えた末、最終目的地のニューヨークまで向かうことにしました。
サンフランシスコ滞在中は高校時代の仲良しが一緒、その先は一人で大陸横断に挑戦する予定でしたが、まるでテロを予期していたかの如く、母も一緒について行くよう父から繰り返し説得され、親子での大陸横断となりました。デジカメ導入前の時代なので写真枚数がかなり少ないですが、一部をご紹介致します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンフランシスコ滞在の前半は現地在住の親戚にお世話になり、まずは郊外でのんびりと過ごしました。ヨセミテには車で連れて行ってもらい、壮大な景色に感動!山火事のあとがところどころ黒く残っていたのは痛々しく感じました。
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これはハーフドーム。自分達の好きなところ(展望台)で車をとめて写真タイムの繰り返しでした。将来的にまたヨセミテに行く機会があれば、また車で行きたいと思いました!
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ヨセミテの他には親戚の家でBBQやトマトの収穫、テニスをして楽しみました。その中でも特に貴重な体験として、カリフォルニアワインの産地の1つであるローダイにてブドウ収穫の初体験!ブドウの甘い香りが漂っていました。
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サンフランシスコ滞在後半は市内で過ごしました。ゴールデンゲートブリッジは端から端まで歩いて渡りました!!
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名物のケーブルカー。長蛇の列でしたがもちろん並んで乗車!
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ケーブルカーが走る路線はどこも急勾配で吃驚しました。坂を上りきると市内がぐるりと見渡せるところもあり、さわやかな空気とともにケーブルカーを大満喫しました!
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続いてはコイトタワーに足を運び、さらに高いところから市内を一望。
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街中を歩いている時に気になった光景をパシャリ。急な坂道に駐車している車は、傾斜に対して平行に駐車されていました。なるほどと思うと同時に、道幅の広い国でしかできないことだと思いました。
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続いてはくねくね道で有名なロンバードストリート。
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車が通るとこのように渋滞します。
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サンフランシスコ観光最後の目的地はここ、アメリカのドラマ「フルハウス」のオープニングで必ず出てくるシーンのロケ地、アラモスクウェアでした!
この翌日、友達とはおさらばして、いよいよ大陸横断の旅が始まりました!! -
9月8日8:00
サンフランシスコショッピングセンターからアムトラックの乗継専用バスでEmeryvilleというS.F.郊外にあるアムトラックの駅までまずは向かいました。
Emeryvilleでは、事前に日本で購入しておいたU.S.A.RAIL PASS(NATIONWIDE 15DAYS, $295)に日付を入れてもらい、California Zephyr号、シカゴ行にいざ乗車!列車は出発予定時刻の9:35を3分遅れてゆっくりと出発しました!!はじめは平地を進んでいたこの列車も、サクラメントを過ぎてしばらくしてから山間部に入っていきましたが、ウトウトしてハッと目を覚ますとこの写真の通りネバダ州の砂漠地帯を走っていました! -
夜中のうちにユタ州、ソルトレークシティを通り、2日目のお昼前頃からコロラド州に入りました。コロラドに入るとこの写真のとおり、荘厳な渓谷の中を進んでいくシーンが増えました。
ちなみにこのアムトラック、ガラガラでとても快適だったのですが、定時性という点ではビックリするほど乏しい乗り物でした。殆どが単線のようで、一日に数回、対向列車とすれ違ったのですが、我々の列車はもちろんのこと、対向列車もダイヤ通りに走っておらず、各列車がお互いの遅れを助長しているような感じでした。主要駅ではかなり長い間停車時間が設けられているにもかかわらず、我々の乗った列車は常に30分〜1時間は遅れていました。 -
ダイニングカーにて。デンバー到着前に食堂車でキャロル・ローズさんという歌手の方と隣のテーブルになり、記念に写真を撮らせてもらいました。
9月9日19:30
いつの間にか遅れを取り戻していて(なぜか)予定より数分早くデンバー駅に到着。我々はここで下車して翌日の同じ列車までの間、デンバーに滞在することにしました。サンフランシスコから約2200キロ、33時間のなが〜い旅でしたが、大陸横断の旅はまだまだ続きます。 -
長距離列車からの旅の疲れを取った翌日は夕方までフルに観光です!まずは州議事堂。
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澄み切った青空とカラッとした空気がとても心地よく、長距離列車の旅で凝り固まった身体をほぐすのに最適な一日でした。
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造幣局にも行きました。内部の写真は残っていませんが、見学できて面白かったです。
9月10日19:30
再びデンバー駅に向かい、California Zephyr号に乗り込みました。予定より約5分遅れてデンバーの地をあとにしました(上出来です!笑) -
9月11日朝、目を覚ますとアイオア州のOsceolaという小さな町の駅から老夫婦が2人乗り込んできました。何だかとても落ち着きのない2人、座席に着くやいなや車掌さんを呼びとめて話し始めました。「今、NYとDCで何が起こっているか知っている?ワールドトレードセンターに旅客機が突っ込み、ペンタゴンも狙われるかも・・・」
寝起きだった僕はまるで映画の1シーンのような説明を聞いて、99%自分の聞き間違いだと思いました。しかし、老夫婦の話を聞いて顔色を変えた車掌さんは急いで車掌室に戻り、しばらくすると列車はトウモロコシ畑のど真ん中に停車。アナウンスが入り、政府からの要請ですべての交通機関がストップするとのことでした。
この時点ではまだ事態の全容をつかめていない我々でしたが、しばらくして徐行運転となり、Ottumwaという町(シカゴまであと450km)の駅まで移動。運行再開の目処がたたないとのアナウンスを聞いて、駅の待合室のTVに釘付け状態となりました。 -
結局Ottumwa駅には3時間近く停車した後、列車は最終目的地のシカゴまで運行することが決まりました。この日はシカゴで1泊する予定にしていたので、とりあえずはシカゴまで行って、そこから先のことはホテルで考えることにしました。NYがあんなことになってしまうなんて信じられず、心が騒ぎっぱなしでした。
そんな時、列車内で癒してくれたのは、近くに座っていたAshleyという女の子。メモ用紙で折り紙を折ってあげたりしていると、4時間以上遅れてシカゴ・ユニオン駅に20時過ぎに到着しました。
駅からはタクシーでホテルに向かいましたが、街中がゴーストタウンのように静まり返っていたのは言うまでもありません。タクシーにちゃんと乗れたことに感謝したのでした。 -
翌朝までの間にTVで情報収集。さらに日本の父に電話、カリフォルニアとニュージャージーに住む親戚にも電話して状況を把握しました。シカゴからカナダに抜けて日本に帰るというアイディアも一瞬考えましたが、色々と考えた結果、列車がNYまで動くのであればNYまで行くことにしました。
乗車予定だったLake Shore Limited号NY行は19:10発。それまではホテルにいても落ち着かないのでシカゴの街中を観光することにしました。今から思えばシカゴもテロの標的になる可能性だってあったのではないかと思いますが・・・。
まずはGrant Parkから。 -
リバークルーズは通常どおり運行していたため迷わず乗船!珍しいデザインの建築が楽しめるクルーズでした。
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続いてはシカゴ美術館を外から見学。
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ループというシカゴの中心部を走る高架鉄道にもトライ。
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ジョンハンコックセンターの展望室は当然ながら閉鎖されていました。大都市シカゴとミシガン湖を一緒に写真でおさめたかったのですが残念!
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町歩きを続けてChicago Tribune新聞社前にやってきたところでタイムアウト。ホテルに一度戻り、荷物をピックアップしてアムトラックの駅に向かいました。フライトの代替手段として9/11の翌日にも運行していたアムトラックは大混雑。Lake Shore Limitedという名の特急はビッシリ満席で定刻より3時間遅れてシカゴを出発しました。
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途中、前を走る貨物列車に車両故障が発生したとかで我々の列車は6時間ぐらい遅れることになりました。シカゴからNYまでは約24時間かかりましたが、何とかNYペンステーションに着いて大陸横断達成です!!ただ、ホッとしたのもつかの間、夜遅くのペンステーションは浮浪者だらけ、且つ待機しているタクシーは皆無でとても危険な状況でした…。命からがら公衆電話から親戚にコレクトコールで電話し、親戚は機転を利かせてくれてJTB USAの知合の方を経由して即座にリムジンを手配してくれました。ハドソン川の対岸に住む親戚の家に着いたのは日付が変わっていましたが、無事に到着できて本当に良かったです。
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NY到着翌日に親戚のマンションの横からマンハッタンを眺めてみましたが、「本当に消えてしまった…」というのが第一声でした。
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9.11はとてもショッキングな出来事でしたが、折角NYまで来たので帰国日まで楽しめることは楽しみました。
今回、泊まらせてもらった親戚のマンションは僕が中学時代に住んでいたニュージャージー州の同じ地域にあるため、懐かしの場所にあちこち連れて行ってもらいました。
親戚のマンション(手前)と以前我が家が住んでいたマンション(山の上)両方を入れてパシャリ。 -
親戚のリビングからジョージワシントンブリッジがきれいに見えました。
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旅の〆としてNY Water Wayのニュージャージー側からのマンハッタンの夜景観賞。
これにてアムトラック米国横断の旅の終わりです。
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