2014/03/16 - 2014/03/16
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ミスターDさん
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九州の小京都、小城を巡り、自然と文化、歴史と人に触れる旅でした。
季節の移り変わりに、また行きたくなる、お勧めの場所です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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福岡市より、佐賀県小城市まで、車で向かいます。
三瀬峠を越えるコースは、通行料金が安く、福岡市の西部・南部から行く場合は、お勧めのコースです。
有料道路の、ループ橋です。 -
佐賀県に入り、約1時間で、嘉瀬川ダムに着きました。
学生か同好会の方々が、カヌーを楽しんでいました。 -
最初の目標地の清水の滝に着きました。
全国名水百選に選ばれています。 -
滝とほぼ同じ場所に、清水観音宝地院という寺院があります。
多くの仏像があり、参拝しながら登りました。 -
清水観音宝地院の本堂です。
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清水観音宝地院から、山里の展望です。
天気が良く、空気も綺麗でした。 -
清水の滝です。
古来より修行の場でもあり、非常におごそかな雰囲気の場所です。 -
落差が75mありますので、非常に豪快な滝です。
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この近辺の清流にさらされた鯉を使った料理が名物で、料理屋や旅館が軒を連ねていました。
食欲を我慢して、次は個人的に好きな城址と、そこに立つ須賀神社に行きます。 -
千葉城跡に向かう途中で、その千葉氏の館跡と言われる石垣がありました。
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千葉城があったと言われる、小高い山に須賀神社が鎮座していました。
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その傍らには、豊臣秀吉が文禄の役の時、座って休んだと言われる岩もあり、私のような歴史ファンには渋いスポットです。
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154段を登り、本殿を目指します。
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本殿に到着して、参拝します。
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本殿より、小城市街の展望です。
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須賀神社の裏手に、石垣の跡を発見しました。
これが城の石垣かどうかは不明でしたが、空想をかき立てられます。 -
須賀神社のすぐ横に、さらに小高い山があり、そこに千葉城址の碑があります。
さらに展望台がありました。 -
この展望台のさらにすぐ横に、小高い山があり、そこが千葉城址の本城と言われています。
千葉城は三つの小高い山から構成されています。
こちらが本城がある山です。 -
下山して、村岡屋さんに行きます。
小城の名物といえば、羊羹です。
村岡屋さんはその老舗で、店舗横には羊羹資料館があります。 -
レトロな雰囲気の史料館です。
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資料館の内部です。
羊羹作りの歴史や資料が展示されています。
見学は無料です。 -
なんとお店の店員さんが、羊羹とお茶を出していただきました。
男の一人旅の見学者にも、厚いおもてなしの心に、非常に感服しました。
羊羹のお土産を購入して、次の目的地に。 -
訪れたのは、星巌寺で、1684年に建立された小城鍋島家歴代藩主の菩提寺です。
竜宮城を思わせる中国風の楼門は、星巌寺のシンボルです。 -
楼門と梅
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また境内に佇む五百羅漢の石仏は、さまざまな表情で私たちを迎えてくれています。
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小城鍋島家歴代藩主の霊所です。
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歴代藩主の墓石があります。
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星巌寺の本堂です。
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本堂に鎮座する、釈迦如来坐像です。
次は、小城公園に行ってみます。 -
小城公園は、小城藩初代藩主の鍋島元茂、二代藩主直能が造営した庭園で、「日本の歴史公園百選」に選ばれています。
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池や植樹など、庭園という感じがする公園です。
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こちらは梅?のようで、桜の開花には、1週間早かったようです。
桜の名所としても、有名です。 -
公園内の風景です。
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小城公園の横に小城市立歴史資料館があります。
図書館が併設されていて、利用・入場は無料です。 -
歴史の資料館を無料で見学できます。
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小城を愛した画家、石本秀雄氏の画展が開かれていました。
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小城出身の書聖、中林梧竹氏の記念館があります。
(左側)
次はかなり時代がさかのぼり、弥生時代の遺跡に行ってみます。 -
土生遺跡、弥生時代中期の農耕集落の跡です。
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竪穴式住居です。
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竪穴式住居の内部です。
次は、梅が有名と聞いた、牛尾梅林に行ってみます。
桜にはまだ早く、梅はまだ残っているのだろうか。 -
牛尾梅林、残念ですが、梅はほとんど、散っていました。
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約1万3千本の梅があり、見ごろの2月末〜3月上旬にかけては、梅の花が山肌一面を覆い、梅の香りが一帯にたちこめる、名所です。
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梅林内には、牛尾神社が鎮座してます。
796年創建の伝統ある神社です。
いよいよ最後の目的地、牛津の赤れんが館に行ってみます。 -
明治時代に造られた、田中丸商店の倉庫跡です。
田中丸商店は後に、玉屋デパートとして発展していきます。 -
第二次大戦中は、軍需工場として利用されたそうです。
牛津の歴史を伝え、景観を守る貴重な近代化遺産です。 -
赤れんが館の横には、田中丸商店の創業者、田中丸善蔵が造った本宅が残っています。
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現在も地元の集会所や、文化サークルなどで、利用されています。
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帰路の途中に再度、小城市街を通りました。
小柳酒造さんは江戸時代から続く醸造業のお店です。
小城は小京都と言われるのも納得の、歴史と文化と、人の温かさが伝わってくる、素晴らしい町でした。
また行きたいと思う、お勧めの町です。
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