母娘で浅草プチ散策・隅田川川下り 2014.春

2014/03/24 - 2014/03/24

暖かくなってきました。お墓まいりも済ませたし、老母を浅草に誘ってみました。
私「久しぶりに浅草へ行かない？」
母「行ってもいいけど…」
私「…（素直に行くって言えないのか！)」

気力は衰えないけど、少々脚が弱り気味の母と久しぶりの遠出です。
（いつも以上にゆっくりとしたスケジュールです）

お天気が良く、風のない日を選びました。
コースは我が家の浅草定番コースです。
（スカイツリーは見るだけで満足だそうで、上る気はないとのこと）


コース：
JR東海道線・地下鉄銀座線で浅草 ⇒ 昼食、仲見世散策、浅草寺、お茶 ⇒
水上バスで浜離宮 ⇒ 日の出桟橋 ⇒ ゆりかもめで新橋 ⇒ JR東海道線で帰路

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 JRローカル 徒歩

お出掛けの前日、明日の出発時間を母に伝えます。
当日の朝食時に、時間を確認します。

身支度を終え階下におりると、母はドアに鍵をさし庭で待機しています。
あ〜急からしい〜。 ^^

予定より2本も早い東海道線に乗れてしまったので、お昼を食べるお店がどこもまだ開いていません！

なので、あとで乗る水上バスのチケットを先に買って時間をつぶします…

チケット売り場のとなりからパチリ。 ^^

レトロな地下鉄への入り口。

浅田次郎の「地下鉄に乗って」を思い出します。
若い時の父親に出会うお話です。

そろそろお店開いたかな？

お昼はおそば屋さんと天ぷら屋さんと迷って、おそばの「尾張屋」さんへ。

母は天ぷらそば。

1,400円

エビは私が1本いただきました。^^

私はカモせいろ。

1,000円

濃いめのおつゆで美味しかったです。

蕎麦湯もいただいて、ごちそうさまでした。

さて、お腹も落着いたところで、仲見世をぶらぶらします。

もし、迷子になったらこの提灯で待ち合わせです。

母は携帯を持ってくれません、理由は「気にするのはお財布と保険証でたくさん！」とのこと…
ごもっともかな？

提灯の下の龍の彫り物。みなさん撮影されていました。

雷門の表の、風神・雷神は知っていますが、裏側は気にしたことありませんでした。

向かって右には「金龍」

左には「天龍」の龍神様がいらっしゃいました。

お二人とも、

「しっぽ」があります。

風神・雷神・金龍・天龍の四神で、浅草寺の護法善人・ごほうぜんじんとして、伽藍守護・天下泰平・五穀豊穣の守り神とされているそうです。

あらためて、ふ〜ん。

仲見世を歩くの好きですね〜。なんか楽しい♪。わくわく。

母は写真を撮っている私を待ちきれず、先に行ってしまったようです。

でも、どこにいるかはわかります。 ^^

いました！

やっぱり、舟和さんの前にいました。

イモようかんを買おうとしています、重いから後でいいのにガマンができないのです。すでに常盤堂の雷おこしを持っていました。

私は芋ようかんソフト♪
350円

気温が上がっているので、うれしい〜。
おイモの風味がおいしい〜。 ^^
母にも少し味見してもらいました。

お次は、人形焼。

人形焼きのお店はたくさんありますが、我が家は断然仲見世中ほど右側の「亀屋」さんです。

列ができていても、職人さんが型で焼くのを見ていればあっと言う間の待ち時間です。
薄い皮とさっぱりした甘さの餡。
餡が苦手の方には餡なしもあります、皮だけでも充分おいしいです。

焼き上がるのを待って買いました。

アツアツだからビニール袋には入れられないと、
こんな状態で渡されました、冷めたら袋へとのこと。

7個 500円、我が家は14個 1,000円をお買い上げ。 ^^

一緒に亀煎餅も。厚さが普通・厚・薄とあります。

いつもは気にしたことないけど、「青砥稿花紅彩画・あおとぞうしはなのにしきえ」通称「白浪五人男」をパチリ。

日本駄右衛門・にっぽんだえもん

屋根の上には、弁天小僧菊之助・べんてんこぞうきくのすけ

あとは情けないことにハッキリとはわからな〜い。

おまけに4人しかみつけられな〜い。
1人足りな〜い。

宝くじを買っている母を置いて私は浅草公会堂へ。

ここの花形歌舞伎が私の歌舞伎デビューでした。

スターの広場には、

役者さんや往年のスターの手形がずらり。

みなさん意外とお手が小さい。

私に歌舞伎の面白さを教えてくれた、中村勘九郎（当時）の手形です。

メインの通りに戻って母と再会。
母はバッグを買っていました。
普段のおつかい用の小さ目ポシェットです。
本人は「ポケットがたくさんで使い勝手が良さそう」とご満悦です。
私の感想は「ポケットあり過ぎでどこに何を入れたか忘れそう…」

では、宝蔵門を入りましょう。

枝垂れ桜はまだまだ。

提灯は化粧直し中。

お参りをして、

浅草神社境内でしばらく猿まわしをみて、楽しませていただきました。

お見事な運動神経です。
私は竹馬に乗れても歩けません！なんで手と足が一緒に出せるの？

観音通りでお茶しましょう。

老舗の甘味処であんみつにしようかとも思いましたが、
母は最近外でケーキを食べたことがないのでこちらへきました。

珈琲屋

レトロな店内。

最近テレビ放映されたせいか、混んでいました。

コーヒーゼリーと迷って、ケーキセットにしました。

母は抹茶ロールケーキとアメリカン。

私はフォンダンショコラとブレンド。
満足〜。

1,200円×2人


お母さん、ごちそう様でした。 ^^

楽しみにしていた、水上バスでの川下りです。

浜離宮まで720円。（日の出桟橋までは 760円、4/1〜消費税アップのため780円です）

船名は「竜馬」号。

二階席へ。

日光サンサン。 ^^

進行方向左側がお勧めです。

カモメにエサをあげている人がいました。

普段はすぐ下るのですが、3/21〜4/13はお花見船と称して「言問橋」までのぼってターンするコースです。

スカイツリーを間近にみて。

う〜ん、空がキレイ〜。

運が良ければ見えるという、ビルに映る黄金のスカイツリーも見られました。 ^^

いくつも橋をくぐります。

「吾妻橋」

「駒形橋」

屋形舟だわ。
乗ったことありますが、なんだか落ち着いて食事できなかったことを覚えています。

「厩橋・うまやばし」

「蔵前橋」

いろんなデザインがありますね。

両国国技館がチラリと見えます。

昨日千秋楽だった大阪場所では大関・鶴竜が優勝して横綱昇進を確かなものにしましたね。

「両国橋」

ピンボケでごめんなさい。

「新大橋」

お台場海浜公園からきた「ホタルナ」とすれ違いました。

お互いに手を振りあいます。 ^^

「清州橋」

私の年代で清洲橋といえば、ドラマ「男女7人夏物語」です。
橋を歩いてくる桃子（大竹しのぶさん）が主題歌チャチャチャとともに思い出されます。
年がバレバレだわ。

「永代橋」

一度乗ってみたい、松本零士さんの近未来的デザインの「ヒミコ」

浅草、お台場海浜公園、豊洲を結びます。

「中央大橋」

「佃大橋」

「勝鬨橋」

35分の船旅で、浜離宮に到着しました。

東京タワーです。 ^^

まあるい○デザインのスカイツリーも良いけれど、私は三角△と四角□の東京タワーの方が好きかな？

水上バスのチケットと一緒に買った入園券。

大人 240円、65歳以上 120円。

次の船まで30分ほど園内を散策します。

菜の花がいっぱい咲いていました。

満開を少し超えているけど、まだまだ大丈夫。

ビルと菜の花。

むせ返るほどの香りです、花粉症にはちとツライ…・

鳥が花をついばんでいます。

ひなたぼっこね〜。


再び水上バスで5分、日の出桟橋に到着です。

ゆりかもめに乗って、新橋に帰ってきました。

お土産の一部をご紹介。

お昼を食べたおそばの尾張屋さんの隣りのパン屋さんで買った「浅草あんぱん」とふかふかな「ロールパン」抹茶・メイプル・チーズ。
「浅草あんぱん」激うま〜、もっと買ってくればよかったわ〜。

定番の数々。

舟和のイモようかん・あんこ玉。

常盤堂の上磯部おこし、白砂糖・黒糖・海苔・抹茶。
一押しは白砂糖。

亀屋の人形焼きの形は顔、釣り鐘、提灯、カメ、ハト、五重の塔の6種類。
私は餡子の量が多いので五重の塔が好き。 ^^

しばらくは甘いもの攻めだわ。 ^^

隅田川近くで辛夷・こぶしが満開でした。

明日にも東京のソメイヨシノの開花が発表されるようです。


今日の乗り物：バス・電車・地下鉄・水上バス・モノレール
母の感想「おもしろかった〜」に良かった良かった。 ^^

老母との のんびりとした浅草散歩・川下りに最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
（おじぎ）
どなたかの参考になれば幸いです。

おしまい。
（*^o^*）/~~

この旅行記へのコメント （2）

• hidamariさん 2014/04/06 10:22:23

  懐かしい浅草

  cotton-candyさん
  こんにちは！
  
  妻が脳梗塞で障がい者になる前に1度反対コースの浜離宮〜浅草まで船に乗って行きました
  船は陸路とは違う景色になり、とても印象に残って居ますので、その時の様子を思い出しました。
  孫付きで行ったので、カモメがいっぱい船に来るので大喜びでした
  
  お母さん孝行をタップリしてあげて下さい
  
  hidamari
  
  
  
  

  cotton-candyさん からの返信 2014/04/06 12:32:17

  RE: 懐かしい浅草

  hidamariさん、初めまして。
  
  投票・書込みいただきまして ありがとうございます。
  
  hidamariさんの奥様との船の旅、たいへん興味深く拝見いたしました。
  船旅〜、あこがれです。
  
  若いときは自分のことでいっぱいで、（今もそうですが…）
  足の不自由な父をもっと連れ出していればよかったと後悔しております。
  瀬戸大橋を渡りたいって言っていたなと思い出しました。
  そのかわりと言ってはなんですが、母をさそって近場にちょこちょこ出掛けています。
  少々遅かったようで、かなり足腰弱ってしまっています。
  でも、ありがたいことに私より気持ちは元気です。 ^^
  
  hidamariさんの旅行記、これからも楽しみにしております。
  
  
  では、また。
  cotton-candy