2014/03/13 - 2014/03/13
28位(同エリア95件中)
かっちんさん
栃木県烏山の町を七福神のローカル線が案内してくれました。
烏山には、龍門の滝、洞窟酒蔵、八溝そば街道、烏山和紙、山あげ祭り、大谷石で造られた蔵など、隠された見どころがあります。
「龍門の滝」の上にはローカル線のディーゼルカーが走っています。
洞窟酒蔵は第二次世界大戦末期に戦車を作るために建造された地下工場跡の洞窟で美味しいお酒が熟成されています。
山あげ祭りは実際の舞台と町並みを5分の1に縮尺した山あげ祭りのミニチュア劇を見学できます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JR烏山線の始発駅宝積寺駅の案内板です
烏山線の7駅では七福神の神様が順番に案内してくれる楽しいローカル線です。 -
昭和50年代に製造されたキハ40型のディーゼルカーに乗ります。
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車両には七福神が描かれており、大黒天さまにお世話になりました
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七福神が勢揃いした行先案内板です
七福神はみんな仲良し! -
出入り口が両端なので、車内は長〜いロングシートです
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単線なので、途中駅で反対列車と交換します
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大正12年に開通した開業90周年の古くからある鉄道です
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これから各駅の七福神を紹介します
お隣の下野花岡駅は長寿の寿老人が案内します。
田園地帯で暮らしていると長生きができそうです。 -
鴻野山駅は不老長寿の福禄寿が案内します
近くに長者ケ平があります。 -
小塙駅は商売繁盛の恵比寿神が案内します
近くの川で釣りができるのでピッタリ!
でも、鯛は海では? -
滝駅は水神の弁財天が案内します
近くに龍門の滝があります。
弁財天は琵琶を弾かずに、龍に乗って遊んでるようです(笑) -
終点の烏山駅は悪魔を追い払う毘沙門天が案内します
伝統の山あげ祭りは疫病を追い払うことから始まりました。 -
私たちは列車を滝駅で降りました
龍門の滝を見に行く途中で、栃木の大谷石で建てられた蔵を見つけました。 -
春を待っている木の芽を見つけました
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イチオシ
龍門の滝では、ディーゼルカーとツーショットです
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次の列車は真横からパチリ
鉄道ファンには人気の撮影ポイントです。 -
近くにある龍門ふるさと民芸館(無料)に入ると、怪しげな光が!
人間を自動的に察知します。 -
コワーイ顔の龍が現れました。。。
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烏山駅まで2〜3kmある道を歩いている途中で、きれいな風車を見つけました!
ペットボトルとCD板でできています。 -
イチオシ
梅林を走るディーゼルカーです
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烏山の町に入ると、大正か昭和の建物がありました
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蔵の町並みもあります
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バス停には烏山を示す”カラス”のマークが。。。
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また、大正か昭和の建物があります
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大谷石の蔵です
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通りに面した蔵があります
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烏山は現在、那須と合併して那須烏山市になっています
真ん中に「ここなす姫」、両脇に「からすまる」と「やまどん」がいるので、キャラクター全員が揃って、那須烏山ですね。 -
マンホールの図柄にも「カラス」さん
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明治初期に建てられた土蔵づくりの建物です
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壁に大谷石を使っている民家です
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お腹がすいたので、手打ちそばの石川屋さんに入りました
この辺りは、八溝そば街道と呼ばれているところです。
石川屋さんは昔ながらの味を守り続て30年経ち、朝挽きの地粉を使ったおいしい手打ちそばが食べられます。 -
店先に「寒ざらしそば 始めました」と書かれています
今の時期(3/1〜3/16)限定のおそばです。 -
もちろん、寒ざらしそばの天ぷら付きを注文しました
やや甘味と香ばしさのあるお蕎麦は美味しかったです。
寒ざらしは、そばの実を1〜2月に冷たい川の中にさらしているので、実が引き締まります。 -
いよいよ、洞窟酒蔵のある島崎酒造さんを訪ねます
ここは嘉永2年(1849年)に初代島崎彦兵衛が、造り酒屋を創業しました。
二代目熊吉さんの相撲好きが高じて酒銘「東力士」が誕生しました。
「あずま りきし」と読みます。 -
イチオシ
大きな杉玉が目につき、店の中に引きこまれそうです
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洞窟酒蔵の入口です
町の中から車で5〜6分移動した山の中腹にあり、店のご主人に案内してもらいました。
平日は事前予約が必要で、時間帯は10時〜12時、14時〜16時です。 -
イチオシ
洞窟の中には熟成されているお酒がいっぱいあります
戦争末期に東京動力機械製造(株)の疎開が決まり、山裾に半地下式工場が建てられ、隣接してこの洞窟の地下工場が造られています。
半地下式工場で20台の戦車が造られたそうですが、この地下工場では戦車を製造することなく終戦を迎えています。 -
洞窟内の温度は常に10度近辺です
清酒の熟成に最適温度で、四季を通じた±5度の温度差により瓶内に対流が生じ常に品質が均一化されるとのことです。 -
酒粕を詰めたタンクもあります
この酒粕は高級料理店に卸しています。
聞いたところによると東京の魚久さんは、ここの酒粕を使っているそうです。 -
洞窟には傾斜があり、奥に通風孔の穴があいています
酸欠防止の対策ですね。 -
坑道の長さは、のべ600mもあります
高さ・幅とも3.5mの3本の坑道と、それを結ぶ5本の横抗があります。 -
お祝いに最適なオーナーズボトルの貯蔵場所もあります
洞窟の中での穏やかな熟成は落ち着いた熟成香、味のまろやかさがあるとのこと。
貯蔵酒は山田錦の大吟醸酒。
貯蔵年数は5年・10年・20年とあり、5年預かりで10,500円、10年預かりで15,750円、20年預かりで31,500円の価格。
今からオーナーズボトルを始めると、生きているうちに飲めるかしら??? -
酒造店に戻り、試飲させてもらいました
まず、東力士の超辛口から。。。
いろいろな味のお酒が用意されています。 -
どうくつ熟成酒も特別に試飲!
他にも果実と日本酒を合わせたまろやかなお酒もあり、幸せな気分。 -
お酒の種類は豊富!
お礼も兼ねてお土産に2種類のお酒を買いました。 -
次に和紙会館を訪ねました
もともと旧烏山病院が大正12年に開業され、現在は烏山和紙会館になっています。
木骨モルタル2階建て、切妻屋根の擬洋風建築物です。 -
和紙で作られた照明があります
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きれいな和紙ですね
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次に「山あげ会館」を訪ね、山あげ祭りのミニチュア劇を見学しました
このお爺さんはロボットで、体が動き、ちゃんと喋ります。
本物そっくりでビックリ! -
山あげ祭りの山車が町内にやって来ます
これもミニチュアです。誰もいない町内に山車が現れ、段々と近づいてきます。 -
舞台背景の「はりか山」は、烏山和紙が使われています
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舞台の進行にあわせて変化していきます
よくできたミニチュアです。
これ以外にもお祭りを映した映画も見学しました。 -
山あげ祭りに使われている山車が展示されています
山車は江戸・明治の時代に製作されています。
お祭りは、毎年夏に開催されます。
今年は烏山線新製車両記念で2014/3/15にも臨時開催されます。 -
烏山駅近くに石造り倉庫群があります
烏山通運(株)が今でも使っています。
大谷石造りで、バットレスという直角に突き出した補助的な壁が特徴です。
バットレスにより、屋根の重量によって壁に生じる横向きの力を受け止める役割があるとのことです。 -
2014年3月15日から非電化区間の烏山線に新型電車「アキュム」が登場します
烏山線を走る2編成の内、1編成が蓄電池駆動電車アキュムに変わります。
現存しているディーゼルカーがいずれなくなってしまう予定です。 -
烏山駅には充電用の架線がありました
アキュムは、電化区間の宇都宮〜宝積寺間をモーターで走り、かつ走行中に充電池に充電します。
非電化区間の烏山線内では蓄電池に蓄えた電気を使ってモータで走ります。
烏山駅に充電できるところがあるのは、電池切れに備えているのでしょうね。 -
宇都宮駅で見つけたアキュムです
形は電車そのものですね。 -
イチオシ
烏山線で帰る途中に大雨になってしまいました
前面の窓は雨粒がつき視界が悪いのですが、左側に赤い信号、右側に対向列車の灯りが近づいているところです
何となくいい感じでは。。。
以上、烏山の探検記でした。
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