2014/01/18 - 2014/01/18
4位(同エリア19件中)
まりあさん
今回、初めて訪れたQuetzaltenango 、別名Xela シェラの町は、いい点と悪い点がありましたが、困ったことは、とにかく寒いこと。
旅行前に、南米旅行体験者に聞くと、ユニクロの3980円の薄手のダウンジャケットが役立つ、との情報を得て、持参しましたが、ほんとに役立ちました。
ついでに買った、ヒートテックの下着も、寝るときに大活躍でした。
昼間は、太陽が元気なので、暖かいのですが、日が陰ると、ぐぐぐんと気温が下がり、深夜にはしんしんと冷え込み、朝食をとるレストランが、とにかく寒いのです。
そんななので、朝食のときは、パジャマの上に、ズボンを重ねて履いて、ユニクロのダウンを着て、さらに膝が寒いので、上着を膝にかけての朝ごはんです(笑)。
田舎のホテルで、オーナー一家が、一日中、誰かうろついているのですが、オーナー一家は、たぶん、相当の金持ちと想定しますが、公私混同的に、ホテルのパブリックスペースに、おじいちゃんや、おばあちゃんがいるなら、客のためだけでなく、自分らのために、少しは暖房を入れようとは、思わないのか・・・シェラの基準が不思議でした。
Quetzaltenangoで、もう一つ、悩ましいのが、グアテマラ第二の町ゆえに、交通量がそこそこ多く、排気ガスがひどいことでした。歩道は狭く、人一人しか通れません。
すれ違う時には、一人が車道に降りる必要がありますが、バンのミニバスなどは、めちゃ荒っぽい運転をするので、車道に降りる時には、迫り来るミニバスの有無をしっかり確認する必要があります。
昼間は、排気ガスと、強すぎる太陽で、歩く意欲がわかず、朝は寒く、夜は、治安面の問題もあり、「歩くな」と言われます。
もっとも、治安面は、ごくたまに、強盗が出るとのことですが、歩いていて、やばいと感じるような人は、ほとんどいません。地方都市の昼間に関しては、その点の心配はなかったです。
振り返ると、シェラでは、毎日のように、アレルギーの目薬をさしてましたが、シェラを出ると、不要になりました。
アンテイグアが人口8万人、シェラが、16万人。どちらも、たいして大きくはないけど、シェラの排気ガスは、そうとうなものでした。
寒さと排気ガスには、悩まされましたが、でも、シェラに行って良かった、とつくづく思いました。なぜなら、この10年に世界中で、観光化が進んでしまって、居心地の良さは増えたものの、「地元に溶け込んで、住むように滞在する」というのは、難しくなりつつありますが、まだ、観光客の流入量が少ないシェラでは、ごくフツーのグアテマラの素朴さを満喫できました。
道を尋ねても、レストランで、料理の内容を尋ねても、素朴な優しさや、親切さに触れることができました。
ついてすぐに、町の外側にあるモールに、バスで行きましたが、どこで降りていいか分からず、うろたえている私に、周囲の皆さんが一斉に、「ここじゃないよ」と、指を振って教えてくれたり、「私もそこに行くから、教えてあげますよ」と申し出てくれたり・・・
久しぶりに、そんな人々の親切を、浴びまくりました。
ここは、物価も観光の影響が少なく、地元の人に人気の店に行くと、450円ぐらいでステーキのランチを食べることができました。シェラパンという美味しいパン屋さんも見つけました。
パン屋さんの多くは甘いパンを売りますが、Pan saladoという言い方で尋ねると、チキンやミートや野菜の具の入った、パイのようなのも見つけることができ、部屋食に活用しました。
そして、先生と訪れた、シェラの周囲の村でも、たいして見るものはないけど、村の人々の普段の顔に、たくさん出会いました。
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町の中心にある、デモクラシアのマーケット街。
建物の中にも店がありますが、そのエリアの四ブロックぐらいに、商店と仮設店とがひしめいてます。
これは、野菜や果物エリアですが、町の真ん中、バスも通るような所に出ているのが、珍しいでしょうか。 -
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グアテマラ滞在中にお世話になった、ディスペンサのスーバー。
私のホテルや学校からは、中央公園よりの支店が便利で、そこが、外国人滞在客にとっても大切なポイントになってます。
学校で「安全なATM」について問うと、ディスペンサのがいい、と言われて、スーパーの入り口にあるATMでキャッシュを引き出してました。
皆さんが言うには、その他のATM、夜中のドアの閉まり方が悪いと、夜中にスキミングの器械を取り付けられてしまうそうです。その点、スーパー内のATMは、昼間は周囲に銃を持ったガードマンが数人いて、夜は店舗が完全に閉まってしまうので、安全だ、とのことです。 -
英語のガイドブック、ロンリープラネットには、やはりスキミングのトラブルが紹介されていて、基本的には、「Cajero 5B」のATMが良い、とあります。
これが、黄色いマークのCajero5Bです。もっとも信頼がおける銀行は、Banco Industrialだそうで、アンティグアでホテルに尋ねた時は、中央公園のBI(インドゥストリアル銀行の略)のATMを使うように言われました。
ただ、先生と歩いた時は、たとえ銀行のATMであっても、店内になく、外側に孤立してあるようなATMで、夜中も出入りができるような場合は、やっぱりスキミングの危険がある、とのことでした。
学校のアメリカ人生徒が、過去に、銀行のATMで引き出したにもかかわらず、スキミングされ、預金の大半が引き落とされてしまった、なんてこともあったそうです。
ゆえに、グアテマラのATM、しかるべき人に、安全性を尋ねてから利用するのが賢明なようです。
スキミングの器械は、カードを入れる口に取り付けられるそうで、そこの出入りに違和感があった場合は要注意とか。
ただ、昔のグアテマラのATMは、入れたカードが出て来ない、というトラブルが多く、それに懲りてか、私が利用したATMは、カードを半分いれてすぐに抜く、という形式のものが多く、過去のあのトラブルはなくなったようです。 -
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シェラで、もっとも美しいという、サンニコラス教会。
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教会の前には、クリスマスのナシミエント(キリスト誕生劇)の人形群が、いまだに置かれてました。
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グアテマラの教会の内部は、えてしてシンプルで、はっきりいって、あまり見栄えがしないのが一般的です。
ここのも、感動的、というほどのこともないですが、たしかに、重厚な美しさはありました。 -
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一応、ステンドグラス付き(笑)。
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グアテマラで見た大型バスのほとんどは、このボンネットバスです。
メキシコでは、30年前の留学時には、お世話になりましたが、今は、消えつつあるこのバス、グアテマラでは、バリバリの現役です。
この点、グアテマラの人って、頑固に伝統を固辞するのかな、と感じます。
そしてそれゆえ、先住民のカラフルな民族衣装が、今も連綿と伝えられていて、それがグアテマラの観光資源になっているようです。 -
学校の先生の息子さんが通っている大学だそうです。
私立大学なので、授業料がめっぽう高く、お母様も、せっせとアルバイトに励む必要があるようです。 -
大学構内の、ナシミエント。
私が滞在していた期間は、新学期のスタートの時期だったようで、テレビのローカルニュースのほとんどが、先生のストライキでした。
授業料が無料という分、先生の給料がメチャクチャ低いそうです。なので、先生はしょっちゅうストライキ、または短期間でやめてしまい、それが公立学校のレベルの低さを助長して、親は、なるだけ大金をはたいても私立に入れようとするそうです。 -
学校の近くにある定食屋さん。
ここ、コストパフォーマンス的には、最良の店でした。
スープとメインと野菜がついて、あと、トルティージャもほっかほかの美味しいのがたくさん出て来て、ドリンクもついて、450円ぐらいでした。 -
この店は、カフェとしても利用され、コーヒーがけっこう高いのですが、ここはたしか150円ぐらいからあったと思います。
それゆえ、学校の外国人学生などは、カフェとして利用したり、定食屋としてランチを食べたりと、人気の店のようでした。 -
カテドラル。
青い空と白い建物がきれいです。
空気が悪いといっても、空の青さが曇るようなことはありません。 -
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町並み風景です。
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人口16万なので、交通量もそう多くはありません。
信号があるのは、中央公園のまわりの数カ所だけで、方向音痴の私は、信号のある交差点を基準に、道を覚えてました。
他の道は、車のとぎれている時の方が多いぐらいです。
でも、メインの道路に行くと、もう、目がチカチカして、排気ガスがつらくて、歩く意欲がなえます。排気ガスの規制がなされていないのが原因でしょう。 -
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町一番のお洒落なフレンチレストラン。
内装もメチャ、お洒落です。 -
ワインセラーもあり、です。
昔のメキシコなど、ワインの普及はなかったですが、今は、グアテマラでさえ、ワインがこんなに入り込んでるんですね。それは、少ないながらも、グアテマラにはヨーロッパ人が住んでいるからなのかもしれません。 -
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カッコいい建物のテアトロ、劇場です。
この前も、広場になり、タクシーやバスのたまり場になります。 -
町の短距離移動は、ボンネットバスよりも、このミニバスと称するバンが活躍してます。
運転手さんか助手の人が、行き先を叫んで、お客はそれを頼りに乗ります。
値段は、2.5Q、35円ほどです。
まあ、この料金から、グアテマラのほんとの物価が推し量れそうに思います。住民に対する物価と、外国人が行きそうな所の物価は、2段階になっています。
博物館の入場料なども、よくある二階建て。 -
マーケットにある運動靴屋さんのディスプレイ
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ホットドッグ。
ここでは、Chevere、チェベレと呼ばれてました。
アルゼンチンで知った、Panchoパンチョという言い方も、使われているようです。 -
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おまわりさんの車。
いろいろ治安に問題のある国ですが、観光警察とか、警察とか、いろんな車をよく見かけました。
観光のために、国も治安のコントロールに頑張っているようです。 -
テアトロの建物
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Xelapanシェラパンというパン屋さんが、チェーン展開していて、中央公園の所にも一件ありますが、お世話になりました。
これは、亀の形のパンです。
私は、Pan saladoと呼ばれる、甘くない総菜パンや、マドレーヌのような甘いのを買ってました。レベルはなかなか高かったです。けど、その他の店のパンは・・・
いいパン屋さんを見つけるのは、まだ難しい国でした。 -
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インド料理店。
ニンニクをめちゃくちゃ多用するので、1度で凝りました。 -
ナンが、なんちゃてナンですが、ふかふかで美味しくはありました。
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欧米人には人気のようで、ニンニクOKな人には、けっこういい味のようで、雰囲気もいいので、賑わってました。
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ここはなぜか、歩道と歩道を結ぶブリッジが残ってます。きっと誰もわざわざ上には上がらないと思いますが、建物が情緒があるので、残したようです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- やまださん 2017/10/11 18:24:18
- 持参します
- はじめまして。
来週グアテマラへ行きます。最初の行先はXelaです。
こちらを読ませていただいて、さっそくウルトラライトダウンを
スーツケースに入れました。
たった3週間ですが、楽しんできます。
続きの旅行記も楽しみに読ませていただきます。
- まりあさん からの返信 2017/10/12 18:53:00
- RE: 持参します
- コメントをありがとうございます。
3週間とは、けっこう長いですが、語学学校に行かれるのかもしれませんね。
ウルトラライトダウン、大活躍の寒さでしたから、気温を確認して、使い捨てカイロや、ヒートテックの下着など、持参されてください。
ホテルの部屋が寒くて寒くて、お願いしたら、ストーブを貸し出してくれましたが、あれがなかったら、もっとひどく凍えたことと思います。
それから、もうだいぶ前のことなので、どの旅行記に書いたか記憶してませんが、ホテルのダニかノミが原因で、「丹毒」になって、腕の肘から先が、パンパンに腫れました。皮膚科で抗生剤をもらったら、すぐに治りましたが、薬無しでは、自力で治れないようで、けっこうきついので、虫刺されもバカにせず、必要な時は受信されてください。
あと、グアテマラ・シティの治安は、初回訪問の折より、ものすごく悪化していて、日に20人の殺人事件と聞いて震えあがりましたが、私の第二のフルサトであるメキシコも、ここ数年の治安悪化は、昔とは段違いなので、治安情報収集は、最新のもの、現地での情報収集など、気を使われてください。
ケツァルテナンゴの先生が、「警察が当てにならないから、泥棒を見つけたら、村人たちでリンチにする」という言い方をしたことがあり、びびりました。法治国家しか知らない者にとっては、ちょっと度外れた現実があるようで、気を抜かずに、そこそこの緊張をしながら、楽しまれてください。
先住民の文化が残る、村のマーケットなどは、なかなかディープな光景が見れて、印象的です。
あちこちに足を伸ばされてくださいね。
まりあ
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