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<br />さて、話は変わりますが、グアテマラは昔も今も、世界一安いスペイン語学校がたくさんあるので、有名です。シェラやアンテイグアには、50以上、もしくは、100以上あるとの話も聞きました。<br /><br />地球の歩き方、英語のロンリープラネットの情報に加えて、インターネットのサイトなどで、学校の評判をチェックしました。(お役立ちのサイトが下記にありました)<br />http://www.guatemala365.com/<br />国の物価の安さゆえに、授業料が安いのでも有名ですが、学校が乱立して、ひどい学校も存在するようです。<br /><br />授業料は、日に4から5時間で、週に120から180ドルで、その間の食事つきホームステイが週に50から100ドル。<br />立ち話した、スコットランド人のおじさんは、真剣に勉強する気はないようで、シェラでも安い方の学校に、日に数時間だけの授業をして、ホームステイすると、週に150ドルほどで、食事つき、授業つきの滞在が叶うことになるわけです。<br /><br />多くの学校は、午後には、なんらかのアクティビティがあり、料理教室にサルサ教室、町の教会巡りや、近郊のトレッキングや、村巡りなども、含まれて、その多くが、無料か格安です。<br /><br />私は、シェラで、言語より、文化を学びたいと言って、先生をゲットして、教室での会話と、学校の外での町歩きを希望して、ガイド経験も豊富な先生と、路線バスに乗って、近郊の村に行きました。バス代を2人分払えば、どこへでも、希望のところに同行してくれて、文化や生活についてのおしゃべりをしました。(もっとも、これは例外的なケースで、基本は、学校内の机で、文法や読み書きなど、『お勉強』をするものです)<br /><br />彼女と、近郊の村に、路線バスで行った日に、トラックの荷台に、山盛りの外人(?)が乗っているのに気づき、「あれって、どこかの学校のプログラムかしら」というと、彼女の学校でも、以前は、Pick-up (ピコップという発音ですが、グアテマラの田舎で、バスがないとこは、このトラックの荷台が、公共交通になっているようです)を利用していたが、彼女が案内した時に、サンダルを履いていた、アメリカ人の女性が、足をすべらせて、トラックから落ちたそうです。<br />彼女はもう、「きっと、死人が出た」と青ざめたそうですが、幸いに、足の怪我だけで、済んだそうです。<br /><br />この日は、村で、「黒いキリスト」の祭りがあり、先ほど見かけたトラック山盛りの外人と、村でまた会いましたが、70歳ぐらいのアメリカ人シニア夫婦もトラックに乗ってました。<br />欧米人は、元気やと感心します。<br /><br />昔から、うっかり欧米人仕様のツアーに乗ると、危険な目に遭うと知り、ワイルドなツアーは敬遠しています。<br />私なら、トラックで行くと知った時には、ギブアップしそうです。<br /><br />実際に、学校のアクティビティは、若者向きのが多く、結果的には参加せずじまいでした。<br /><br />アンテイグアの学校は、シェラに比べると、観光気分の生徒が多いと聞いてましたが、ランチパーティのドリンクが、コカコーラにラム酒、オレンジジュースにウオッカが入っていて、それらを飲みまくり、若い女の子たちは、昼間から、サルサを踊ったそうです。<br /><br />グアテマラの学校の生徒は、寒い国から避寒に来た、シニアの年金生活者、長期南米周遊のスタートに、スペイン語を鍛える、バックパッカー、若者の格安旅、マヤの貧しい村での、ボランティアを希望する若者、などに分類されるようで、それぞれのニーズで、学校の特色も違うようです。<br /><br />いずれにせよ、格安で、スペイン語を学び、世界中からの旅人と交流できるメリットは大きいと思います。しかも、ホームステイで、安く家庭滞在も叶うのですから、こんな形の観光は、ここグアテマラにしかない独自のものと、感心します。<br /><br />英語ができない人のために、日本人宿や、旅行会社もありますから、日本語での手配も可能なようです。<br /><br />(今回の旅行記は、現地で文章での旅行記を書いていたので、ここではそれに合わせた写真を入れていきます。と、最初の総括的な話題の時は、ぴったりの写真がなく、イメージ写真的に選別しております。後半の地名別の旅行記では、その地を訪問した時の時系列的な写真を入れていきます。)

グアテマラ旅行記 5. 世界一安いスペイン語学校に、シニア留学一人旅。

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2014/01/14 - 2014/01/14

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まりあ

まりあさん


さて、話は変わりますが、グアテマラは昔も今も、世界一安いスペイン語学校がたくさんあるので、有名です。シェラやアンテイグアには、50以上、もしくは、100以上あるとの話も聞きました。

地球の歩き方、英語のロンリープラネットの情報に加えて、インターネットのサイトなどで、学校の評判をチェックしました。(お役立ちのサイトが下記にありました)
http://www.guatemala365.com/
国の物価の安さゆえに、授業料が安いのでも有名ですが、学校が乱立して、ひどい学校も存在するようです。

授業料は、日に4から5時間で、週に120から180ドルで、その間の食事つきホームステイが週に50から100ドル。
立ち話した、スコットランド人のおじさんは、真剣に勉強する気はないようで、シェラでも安い方の学校に、日に数時間だけの授業をして、ホームステイすると、週に150ドルほどで、食事つき、授業つきの滞在が叶うことになるわけです。

多くの学校は、午後には、なんらかのアクティビティがあり、料理教室にサルサ教室、町の教会巡りや、近郊のトレッキングや、村巡りなども、含まれて、その多くが、無料か格安です。

私は、シェラで、言語より、文化を学びたいと言って、先生をゲットして、教室での会話と、学校の外での町歩きを希望して、ガイド経験も豊富な先生と、路線バスに乗って、近郊の村に行きました。バス代を2人分払えば、どこへでも、希望のところに同行してくれて、文化や生活についてのおしゃべりをしました。(もっとも、これは例外的なケースで、基本は、学校内の机で、文法や読み書きなど、『お勉強』をするものです)

彼女と、近郊の村に、路線バスで行った日に、トラックの荷台に、山盛りの外人(?)が乗っているのに気づき、「あれって、どこかの学校のプログラムかしら」というと、彼女の学校でも、以前は、Pick-up (ピコップという発音ですが、グアテマラの田舎で、バスがないとこは、このトラックの荷台が、公共交通になっているようです)を利用していたが、彼女が案内した時に、サンダルを履いていた、アメリカ人の女性が、足をすべらせて、トラックから落ちたそうです。
彼女はもう、「きっと、死人が出た」と青ざめたそうですが、幸いに、足の怪我だけで、済んだそうです。

この日は、村で、「黒いキリスト」の祭りがあり、先ほど見かけたトラック山盛りの外人と、村でまた会いましたが、70歳ぐらいのアメリカ人シニア夫婦もトラックに乗ってました。
欧米人は、元気やと感心します。

昔から、うっかり欧米人仕様のツアーに乗ると、危険な目に遭うと知り、ワイルドなツアーは敬遠しています。
私なら、トラックで行くと知った時には、ギブアップしそうです。

実際に、学校のアクティビティは、若者向きのが多く、結果的には参加せずじまいでした。

アンテイグアの学校は、シェラに比べると、観光気分の生徒が多いと聞いてましたが、ランチパーティのドリンクが、コカコーラにラム酒、オレンジジュースにウオッカが入っていて、それらを飲みまくり、若い女の子たちは、昼間から、サルサを踊ったそうです。

グアテマラの学校の生徒は、寒い国から避寒に来た、シニアの年金生活者、長期南米周遊のスタートに、スペイン語を鍛える、バックパッカー、若者の格安旅、マヤの貧しい村での、ボランティアを希望する若者、などに分類されるようで、それぞれのニーズで、学校の特色も違うようです。

いずれにせよ、格安で、スペイン語を学び、世界中からの旅人と交流できるメリットは大きいと思います。しかも、ホームステイで、安く家庭滞在も叶うのですから、こんな形の観光は、ここグアテマラにしかない独自のものと、感心します。

英語ができない人のために、日本人宿や、旅行会社もありますから、日本語での手配も可能なようです。

(今回の旅行記は、現地で文章での旅行記を書いていたので、ここではそれに合わせた写真を入れていきます。と、最初の総括的な話題の時は、ぴったりの写真がなく、イメージ写真的に選別しております。後半の地名別の旅行記では、その地を訪問した時の時系列的な写真を入れていきます。)

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  • グアテマラの建物は、どれも入り口が小さいので、学校にせよ、レストランにせよ、探すのが大変でした。地図片手に、入り口の標識などを読みながら探します。入り口が狭くても、中に入ると広々としていることも多く、この学校も、中庭は木々が植わり、落ち着けました。ただ、冬なので、戸外で勉強するのは寒く,夕方には、持っている衣類をすべて着込んでの勉強です。

    グアテマラの建物は、どれも入り口が小さいので、学校にせよ、レストランにせよ、探すのが大変でした。地図片手に、入り口の標識などを読みながら探します。入り口が狭くても、中に入ると広々としていることも多く、この学校も、中庭は木々が植わり、落ち着けました。ただ、冬なので、戸外で勉強するのは寒く,夕方には、持っている衣類をすべて着込んでの勉強です。

  • ある日のアクティビティで、バナナを使った,簡単なグアテマラのおやつを作ってました。料理に興味のない私は、参加せず、勉強途中にできあがったものを、おやつとして試食しました。なかなかの出来でしたよ。<br />

    ある日のアクティビティで、バナナを使った,簡単なグアテマラのおやつを作ってました。料理に興味のない私は、参加せず、勉強途中にできあがったものを、おやつとして試食しました。なかなかの出来でしたよ。

  • こちらは、アンティグアの学校です。隣の修道院の上から写した写真ですが、この学校は、先生とマンツーマンで勉強する、簡易小屋のようなスペースがたくさんありました。<br />庭の部分も広いので、気候のよい時期などは、いい環境で勉強できそうでした。

    こちらは、アンティグアの学校です。隣の修道院の上から写した写真ですが、この学校は、先生とマンツーマンで勉強する、簡易小屋のようなスペースがたくさんありました。
    庭の部分も広いので、気候のよい時期などは、いい環境で勉強できそうでした。

  • さて、文章に合う写真がないので、民芸品の写真を入れます。<br />これはアンティグアの教会横の民芸品市です。隣接して、建物内の土産物街もあります。

    さて、文章に合う写真がないので、民芸品の写真を入れます。
    これはアンティグアの教会横の民芸品市です。隣接して、建物内の土産物街もあります。

  • グアテマラの織物の人形。<br />ひとつだけ買って帰りましたが、前回の旅で、同じものを買ってました(笑)。<br />

    グアテマラの織物の人形。
    ひとつだけ買って帰りましたが、前回の旅で、同じものを買ってました(笑)。

  • このタイプの人形、昔からグアテマラ特有ので、メキシコ留学の折りには、メキシコ製品と信じて買ったものでした。

    このタイプの人形、昔からグアテマラ特有ので、メキシコ留学の折りには、メキシコ製品と信じて買ったものでした。

  • この黄色い箱も、メキシコで買ったこともありましたが、小さい箱の中に、ミニチュアの人形が数個入っていて、worry dollと呼ばれ、そのひとつに悩み事を託して、それを枕の下に置いて寝ると、悩み事を取り去ってくれる、というものです。

    この黄色い箱も、メキシコで買ったこともありましたが、小さい箱の中に、ミニチュアの人形が数個入っていて、worry dollと呼ばれ、そのひとつに悩み事を託して、それを枕の下に置いて寝ると、悩み事を取り去ってくれる、というものです。

  • さて、ここからは、ちょっと不気味な写真になるので、苦手な方は、見ない方がいいかもしれません。<br />グアテマラには、マシモン、またはサンシモン、というマヤの宗教とカトリックとが習合したような信仰があります。<br />マシモンは、タバコとお酒と現金が大好きな神様で、今でも、マヤ系の村では、信仰を集めているようです。今回の旅では、3カ所の村で、祀られているマシモンを見に行きました。<br /><br />そして、民芸品市場では、古くなり、信仰の対象ではなくなったマシモンを、骨董品として売っているようで、そのことに気づいてみると、あちこちで「元神様for sale」をたくさん見かけました。<br />つい、興味をひかれて、その写真をたくさんとりました。

    さて、ここからは、ちょっと不気味な写真になるので、苦手な方は、見ない方がいいかもしれません。
    グアテマラには、マシモン、またはサンシモン、というマヤの宗教とカトリックとが習合したような信仰があります。
    マシモンは、タバコとお酒と現金が大好きな神様で、今でも、マヤ系の村では、信仰を集めているようです。今回の旅では、3カ所の村で、祀られているマシモンを見に行きました。

    そして、民芸品市場では、古くなり、信仰の対象ではなくなったマシモンを、骨董品として売っているようで、そのことに気づいてみると、あちこちで「元神様for sale」をたくさん見かけました。
    つい、興味をひかれて、その写真をたくさんとりました。

  • これは、とある店で、マシモンのミニチュアの像が、大量に売られてました。ひとつ、35Q、500円ほどです。<br />骨董品の大きな像は、けっこう高かったですが、こんな安物まで売られているとは・・<br />でも、あまり可愛くなかったので、買わなかったです。

    これは、とある店で、マシモンのミニチュアの像が、大量に売られてました。ひとつ、35Q、500円ほどです。
    骨董品の大きな像は、けっこう高かったですが、こんな安物まで売られているとは・・
    でも、あまり可愛くなかったので、買わなかったです。

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