2013/11/12 - 2013/11/12
29位(同エリア85件中)
アリヤンさん
今日はディロが食べられるとあって、珍しくランチが楽しみなんです。
ディロとは蒸した稗(ヒエ)を粉にして水で練ったもので色は黒っぽい。
カトマンドゥで出会ったカメラマンの青柳さんがダンプスに行った時にゲストハウスで食べた、その時の写真を見て以来、そしてアチコチの田んぼでヒエ作を見て以来、アレを一度食べてみたい!っと思うようになったのであります。
アレは昔日本の東北地方など寒冷地で米作が不作なときなどお百姓さんが寒冷に強い穀物として育てて食料にしていたらしいものです。
現代の日本では食べたくても食べることの適わぬマボロシのヒエなのです。
どんなカタチ?どんな味?
ダル・スープとのマッチングは?
とにかく楽しみなんです。
*緊急避難ページ:2014年2月24日完成。
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_017.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今朝は5時に目覚め、温度計を見る。
早朝でまだ20度C近くあるので、まだ暖かい。
早速、トマトと卵と醤油でお粥を調理。
テレビを見ながらお粥でブレック・ファスト。
明るくなるのが楽しみです。 -
7時ころに温泉に入る。
今日の朝風呂は1時間ほどで切り上げる。 -
ストで動かないバスが上の道路に駐車しています。
本当にストライキをやっているんだ、と実感。
つまりは、ここシンハ・タトパニは「陸の孤島」なのです。 -
9時ころ、いそいそと温泉をあとにして、タトパニ村に向かいます。
ヒマラヤン・ゲストハウスの奥さんと長女はワレワレの姿を見て、それから調理をはじめ、出来上がるまでだいたい1時間くらいはかかるのです。
それに今日はワタクシがディロを食いたいと昨日のうちに注文しておいたのですが、普通のご飯より手間はかかるだろうから、早めに姿を出しておくのです。 -
シンハ・タトパニ村入り口の下にも温泉が出ている場所があるようです。
(青い屋根の覆いがあるところ)
いつもそこで数人の村人が洗濯をしています。
お湯を浴びている姿は目撃していないので、ここは洗濯場なのかもしれません。 -
村の入り口に近づきました。
通常、ここらで路線バスががたがたとやって来て、口と鼻をふさいで土ぼこり対策をせねばならないのですが、今日はその心配もなしです。
バスが走らないのは良いことだ! -
みなさん今日も朝から日向ぼっこです。
村ん中にも路線バスが駐車しています。 -
ワレワレもサト(イ草座椅子)をヒマラヤンGHから借りてきて、日向ぼっこです。
-
バスはいつもはこんな所には置かれていないのだが、村の真ん中に朝から晩まで置かれています。
実はこのバスで隠れて見えませんが、ココにはあるキリスト系新興宗教の教会があるのです。
どうもヒンズー教とチベット仏教ばかりのお国でしかもエライ田舎ではキリスト教は毛嫌いされている?ようだ。
そうでなければだれも教会の前にデーンと大きなバスなんかおきませんヨナ。 -
イチオシ
昨日から学校はあるかどうか分かりません。
学校は歩いて行けるところにあるのですが、学校の先生もストをやってる可能性があるからです。
でも今朝は学校の先生たちが歩いて家の前を歩いていくので、学校は「ある」ということが判明。
生徒達はみんな学校に行く格好をして遅ればせながら準備をしています。
午前中陽の当たる側の薬屋さんの2人の娘さんが制服を着て、髪をみつ編みにして学校に行く準備があい整いました。 -
9時半ころにワタクシたちの早いランチが出来上がりました。
ワタクシのは「ダル・ディロ」です。
パートナーはいつものようにダル・バートです。
パートナーはワタクシみたいに「ヘンなものは食べない」主義なのです。 -
イチオシ
さて、これがディロという食べ物です。
素材はヒエ(稗)。
ウィキペディア「日本ではかつて重要な主食穀物 であったが、昭和期に米の増産に成功した事で消費と栽培が廃れた。現代の日本では小鳥の餌など飼料用としての利用が多いが、最近は優れた栄養価を持ち、また食物繊維も豊富な事から健康食品として見直されつつある。増加しつつある米や小麦に対する食物アレルギーの患者のための主食穀物としての需要も期待されている。」とある食べ物です。
味?味はハッタイ粉(大麦を炒って挽いた粉:これは昔は良く台所にあった)をお湯で練ったような味です。懐かしい子供のころ、親に隠れて台所で自分でハッタイ粉に砂糖を混ぜて練って食べた記憶があるのです。
現代ではどうも説明のつきにくい味なのですが、団塊の世代以前のひとたちは分かってもらえると思います。 -
これがヒエ(稗)です。
-
ヒマラヤンGHの下のムスメ・次女と末娘、サリーナ(左)とカリーナ(右)も学校に行く準備が出来ました。
カリーナは日本ではまだ学校に行く年には達してはいませんが、こちらでは3才でも学校に行くのです。
彼女達は薬屋さんとこの娘さんたちと同じ私立の学校に行っています。
シンハ・タトパニ村には公立と私立の2つの学校があるそうです。
私立は公立より当然金がかかります。
薬屋さんはカースト制で言えば一番上のブラーマンで、クマール家はチェトリです。
おそらく私立に行くのはチェトリまでのカーストの子弟だと思われます。
*カーストについては詳しく後述する予定。
(カースト制度についてではなく、ネパールの田舎の人たちのカースト制度に対する感覚について)
10時ころサリーナとカリーナは仲良く学校に行きました。
薬屋さの娘さんたちと一緒に行きます。 -
早いランチを終えると、さっそくワレワレも学校に行きます。
まずは公立学校。
校門のところで校長先生らしき人に出会ったので、許可を頂いて中に入りました。
ちょうど朝礼をしていました。
みんな元気な声を張り上げて挨拶を交わしていました。
朝礼が終わって各自各学級に帰るところです。
小学部のこどもは可愛らしい。
中には赤毛で肌の白い子供もいます。
インド人が白人のルーツであるアーリヤ系であることが伺えます。
でも足元はゾーリや運動靴や革靴やらバラバラです。
ランドセルではなくリュックの場合が多い。
考えて見ればランドセルは世界でもマレに見る高級品だと思えます。 -
段々寒くなる季節なのでセーターやジャンパーを着る子もいます。
-
校舎は中々立派なものでした。
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次いで、公立学校よりちょっと上にある私立学校に行きました。
ここではすでに朝礼は終わっていて、みんな教室に入ってお勉強中でした。
入り口からちょっと覗かせていただきました。
私立はみんな制服を着て登校します。
校舎は公立のほうが立派なようでした。
ネパールの学校では幼稚部、小学部、中学部、3才から14才くらいの子供たちが集まっています。 -
授業の邪魔をしてはいけませんのでじいじ・ばあばは早々にお引取り頂いて、学校周辺の民の収穫を見て回ります。(エラソーに)
刈り取りの終わった稲が稲穂つきで頭をたれて置かれています。
中々の豊作だったように伺えます。
(でもネパールのお米は日本のお米のように中身がずっしり詰まっておらず、軽いように思えます。ワタクシたち毎日のようにダル・バートを食べてそれを実感しております) -
ワレワレ、シニア学校視察団は無事に視察を終えるとすることもない。
まだ午前中だし、お天気も良いので、きのう歩いた同じ道をブラブラと西へ歩いて行きました。 -
今日も田んぼ鋤きの仕事は続いています。
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対岸の緩やかな棚田のあるところまでやって来ました。
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今日は河原に下りてみました。
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細い滝はますます細くなっています。
これでは土砂を落とす危険はありません。 -
河原に下り立つと、おとつい渡ったつり橋が遠くに見えてきました。
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河原には大小の岩がアチコチに散らばっています。
おそらく大洪水の際に上流から流されてきたのだろう。
すぐ近くの山から落ちてきたものもあるでしょう。
雨季に訪れれば、恐ろしいシーンに出会うかもしれません。 -
村の吊り橋。
-
こどもはみんな学校に行ってるはずですが、この3人はブラブラしながら対岸のほうからつり橋を渡ってやってきました。
ワタクシたちに興味があるのか?なかなか離れません。
話しかけてもさっぱり言葉が通じません。
おそらく彼らは学校には行っていないか、ストで学校が休みなのか?
しかし学校に行っていれば少しでも英語がしゃべれるハズです。
多分、学校には行かせてもらっていないのだろう。
追っ払うわけには行かないので、写真を撮ってやりました。
撮ってカメラの液晶画面を見せてやったら、納得して離れていきました。 -
お昼近くになったのでワタクシたちはブラブラと温泉のある場所まで帰ってきました。
正午前後は温泉が極端に空くのです。
そうした時間帯を狙ってワタクシたちはゆったりと温泉に浸かるつもりです。
ま、ワタクシは頑張っても30分くらいでしょうが、今日は洗い場付近で足湯をするつもりです。
温泉は今はハイシーズンではなく、しかもストで外部からの新しい客も来ませんので基本的に空いていますが、何十人かは来ます。
正午前後はそれが数人程度なるのです。
「秘境の秘湯の独り占めや」?、状態になるので止められません。 -
これはクマールが最近とった写真ですが、ハイシーズンは1月2月らしく、このような状態になるのです。
つまり男湯時間と女湯時間が定められて、混浴とはならないのです。
こんなに混むのはいやですネ。 -
女湯はこんな状態になるらしい。
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