2013/11/11 - 2013/11/11
25位(同エリア85件中)
アリヤンさん
今日からマオイスト左派の呼びかけるゼネスト(ゼネラル・ストライキ)が始まるらしい。
そんなことは都会だけの話ではねえべか?っと思うのはシロウトです。
全面ストは出来なくとも公共バスの全てがネパール全土でストップするらしい 。
バスが通らない、ということはこんな山ん中ではタイヘンなことです。
だって、全くの陸の孤島となってしまうからです。
秘境の人たちにはバス以外に交通手段がないのですヨ。
あとは江戸時代みたいに手甲脚絆でテクテク歩くか、馬か牛に乗るしかありません。
*緊急避難ページ:2014年2月22日完成。
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_014.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
秘湯の湯のおかげか?
ワタクシたち合計136歳は元気です。
朝は4時半に起床。
ポカラで謎の旅人さんから頂いたマルコメ味噌汁で味噌粥を調理して朝食をいただきます。
外は真っ暗でザーザーとミャグディ川の音が聞こえるのみです。
明けの明星がクッキリと東の山の上に輝いていました。 -
ネパールのストライキのニュースでもないかと国際的なニュースチャネルを見ますが、ネパールのネの字もでてきません。
そうなんです、ネパールなんかは世界的に見てニュースにもならない存在なんでしょう。
仕方ありません。
自力でニュースのネタ集めに出かけるしかありません。 -
やがて明るくなり、ひと風呂浴びてお腹が空く9時ころに、ワレワレは温泉そばの宿をでてタトパニ村にやってきました。
みなさん相変わらず日向ぼっこです。
今日はバスが走らないので埃が舞わない。
村の空気が澄みわたっています。
おだやかな午前のひとときです。 -
ツバメさんたちも土煙を上げるバスに驚かされることなく、電線の上で人間様同様に日向ぼっこをしています。
-
イチオシ
ワタクシたちはヒマラヤンGHの18才のサンガムちゃんと奥さんが作る手料理を食べるのです。
今日はダル・バートならぬダル・チャパティを頂くのです。
調理に時間がかかるので、ゲストハウスの向かい側の薬屋さんの前にサト(低い井草製の椅子)をだして、薬屋さん一家とおしゃべりをします。
薬屋さん側はお日様が良く当たって暖かいのです。
それに薬屋のお父さんは中々のインテリでいろいろお話をすると面白いのです。
言葉は勿論英語です。
2人の娘さんが居て、今日はストで学校があるかどうか分からないので、子供たちもヒマをもてあましています。
奥さんも英語が出来、ネパール料理の色々を教えてもらいました。
色々といっても、ベースはダル・バートで、ご飯がディロ(ヒエ)にかわったりアト(コーン)にかわったり、チュウラ(干し飯)にかわったりするだけです。
でも非常に興味ある食べ物です。
娘さん2人も英語をしゃべります。
基本的に学校に行っている子供たちはみんな英語がしゃべれます。
クマールとこの3人娘もみんなしゃべります。
写真は薬屋の2人娘とクマールとこの2番目の娘・サリーナちゃんです。
脇に居るのが薬屋さんの奥さん。 -
ご近所さんです。
このように老いもわかきもみんな日向ぼっこです。
ニワトリも犬も猫もです。 -
かくして静まり返ったシンハ・タトパニ村の午前のひとときがすぎるのでした。
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イチオシ
10時ころになって食事がレディーとなりました。
美味しそうなダル・チャパティです。
チャパティは香ばしくて美味しいものでしたし、ダルスープと良く合います。 -
ダル・チャパティでお腹一杯になりました。
村周辺の探検に出発です。
シンハ・タトパニ村を突き抜けてもう一つの小さな村も突き抜けてドンドン進みます。
稲刈りが終わった田んぼでは干していた稲からモミはずし作業がさかんに行われています。
石に叩きつけ方式です。
遠くてちょっと見にくいかも知れませんが、お百姓さんが今まさに稲の束を振り下ろそうとしてる瞬間です。 -
昨日のつり橋を過ぎて進むと、向こう岸になだらかな棚田が整然と並んでいます。
山の合間の遠くに高い山が望まれます。
なんともおだやかな風景です。
水の音以外はなにも聞こえません。
温かい風が緩やかにそよぎます。 -
しばらく見とれてしまいました。
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道は少し高くなっています。
ちょうどそこが崩れてきており、山自体から 崩れてきており、そのまま道を横切って川に落ち込んでいます。
ちょっと危険な状態です。
大雨でも降れば、ここで道は寸断されることでしょう。 -
これより西へ進めば数時間でダーバン村に行けますが、今日は周辺探索ですので、ここで引き返します。
これ以上の景色は期待できませんし。 -
ガケ崩れ現場のすぐ横には斯様な細い滝が落ちています。
雨でも一旦降れば、この滝が凶暴な滝と化して山の土をドッと川に運ぶのでしょう。 -
かなり高い場所から水が落ちてきています。
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再度素晴らしい風景を眺めてここでUターンします。
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稲刈りの終わった田んぼには牛の糞と草を長 い間寝かせて発酵させた自然肥料が等距離間隔で丁寧に置かれてます。
ここでは化学肥料とは無縁の農法をとっているようです。 -
田を起こす機械もありません。
牛で土を鋤くのです。 -
モミ落としは一族郎党+ご近所郎党みんなでやる大仕事です。
こうしたモミ落とし風景があちこちで見られるのです。 -
こうした風景もあちこちです。
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これは牛糞に草を混ぜ合わせた自然肥料を運ぶ作業をしているところです。
この仕事はたいていが女性の仕事となっています。 -
刈り取った草は杭をたてた周りに集めて保存していて、こうした保存草を牛糞と混ぜ合わせて寝かせておくのです。
それが次の稲作の貴重な肥料となるようです 。 -
今日は学校が休みとなったようで、仲良しさん2人はどこかへ遊びに行く途中のようです。
こうした子供が働かされていないのが救いです。
ここらはまだそんなに貧しくはない様子です。
子供の多くは学校に行ってるからです。
そして遊んでいるからです。
時には小さい子供が懸命に働く姿も見られるのですが。 -
刈り取った稲を田んぼの中でほしているところもあります。
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再度シンハ・タトパニ村に戻ってきました。
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イチオシ
温泉のある上の道路ではベニとの間を走る公 共バスが停まっています。
運行が中止されていて停まっているのです。
とうとう、「陸の孤島」状態が本当に始まっているようです。
これから約1週間以上は道路上をバスが走らない状態となるわけです。
エライことです。 -
本日のストで静まり返ったシンハ・タトパニ村周辺探検図です。
グーグル地図に切り貼りで再現しております。
拡大図⇒ http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_016.html
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