2013　ヨーロッパ周遊1ヶ月の旅　（1）旅のはじまりはマドリードから

2013/07/03 - 2013/07/04

あ〜、ヨーロッパ行きたい！！

いつものヨーロッパ病だっ。

どこに行こうかなぁ・・・とネットを見ていた時、行こうとしている時期に「パンプローナの牛追い祭り」があることを見つけ、日程はそれをメインに決め始めた。
そこからいつものように行きたい場所を書き出して・・・ざっくり考えただけでも必要な日数は１ヵ月半。

帰国日がお盆に近くなると航空券の値段が急に上がるので、ギリギリ値段が上がらない日を帰国日にして設定してチケットをGET。

時期的にヨーロッパのバカンスシーズンとぶつかるため、前もってホテルや予約が難しい交通機関を押さえ、スペイン→フランス→イタリア→スイス→ドイツ→スペインと行きたいところだけを巡った今回の旅。

今まではバカンスシーズンを避けてたけど、行ってみたらどこの街も人もバカンス気分で街はお祭り騒ぎ。
小さなトラブルはちょこちょこあったけど、ヨーロッパの夏を思う存分満喫しましたっ♪

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≪スペイン≫
【7/ 3】■ 成田⇒マドリード
【7/ 4】■ マドリード（泊）
【7/ 5】□ マドリード⇒セゴビア⇒マドリード（泊）
【7/ 6】□ マドリード（泊）
【7/ 7】□ マドリード⇒ビルバオ⇒プエンテ・ラ・レイナ（泊）
【7/ 8】□ パンプローナ⇒サン・セバスチャン（泊）
【7/ 9】□ サン・セバ⇒（フランス）サン・ジャン・ド・リュズ⇒バルセロナ（泊）
【7/10】□ バルセロナ（泊）
【7/11】□ バルセロナ（泊）
【7/12】□ バルセロナ⇒フィゲラス⇒バルセロナ（泊）

≪フランス≫
【7/13】□ バルセロナ⇒マルセイユ（泊）
【7/14】□ カマルグ⇒アルル（泊）
【7/15】□ レヴォー・ド・プロヴァンス⇒キャプリエール・ダヴィニヨン（泊）
【7/16】□ ゴルド⇒エクサン・プロヴァンス（泊）
【7/17】□ ニース（泊）
【7/18】□ ニース⇒アントルヴォー⇒ディーニュ・レヴァン（泊）
【7/19】□ マントン⇒ニース（泊）
【7/20】□ ニース（泊）

≪コルシカ島≫
【7/21】□ ニース⇒アジャクシオ（泊）
【7/22】□ アジャクシオ⇒コルテ（泊）
【7/23】□ コルテ（泊）
【7/24】□ ポルト（泊）
【7/25】□ カルヴィ（泊）

≪イタリア≫
【7/26】□ カルヴィ⇒バスティア⇒リヴォルノ（泊）
【7/27】□ ピサ⇒フィレンツェ（泊）
【7/28】□ フィレンツェ（泊）
【7/29】□ パルマ⇒ミラノ（泊）
【7/30】□ ミラノ（泊）

≪スイス≫
【7/31】□ ミラノ⇒ティラーノ⇒サン・モリッツ（泊）
【8/ 1】□ グアルダ⇒クール⇒マイエンフェルト（泊）
【8/ 2】□ マイエンフェルト⇒ザルガンス（泊）

≪ドイツ≫
【8/ 3】□ リヒテンシュタイン⇒カールスルーエ（泊）
【8/ 4】□ マンハイム⇒ハイデルベルク⇒カールスルーエ（泊）
【8/ 5】□ バーデンバーデン⇒シュトュットガルト（泊）

≪スペイン≫
【8/ 6】□ シュトュットガルト⇒マドリード（泊）
【8/ 7】□ マドリード⇒成田（泊）

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エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

滑走路を染めていく中東の朝陽。

今回はカタール航空のサイトから激安チケットを直接購入。
成田からカタールのドーハを経由して、最初の目的地マドリードへ。

カタール航空の成田便が到着するのは早朝なので、あたりはまだ真っ暗。
ドーハの空港は駐機場とターミナルが離れていて、飛行機から降りてバスに乗せられます。

ドーハでのトランジットは2007年に続いて2度目なのですが、6年も経っているのに相変わらずイマイチな空港のままです。

1.　ありえないくらい寒い。
2.　飛行機が着陸してからバスに長いこと乗せられる。
3.　カフェやレストランの食べ物と飲み物がボッタクリ価格。
4.　免税店が小さく、その他のお店の商品が残念なレベル。
5.　ドルもユーロも使えるけど、残念ながらおつりがカタール・リヤル。
6.　「ORYX LOUNGE」という40ドル払えば6時間滞在可能な施設があるけど・・
　　プライオリティ・パスとやらを持ってないと入れなかった。　

近いうちに新空港ができるらしいので、それに期待するしかないですね。　

マドリッド・バラハス国際空港へ到着！

曲線の天井とオレンジとイエローの柱、そして差し込む光までが計算され尽くされてます。

空港から市内のシベーレスまでバスで移動。
アトーチャ駅までほぼ直通の空港バスですが、途中シベーレス広場にも停まり、片道30分程度で5ユーロ。目立つ黄色い車体に大きな文字で「AEROPUERTO」と書いてあるので簡単に見つかると思います。

シベーレスからは大きな荷物もあったのでタクシーでホテルの近くまで移動。
このあたりならタクシーはすぐつかまります。

ホテルのあるは広場にやってきましたが、広場に面して建っているはずのホスタルがなかなか見つかりません。

灼熱の太陽の下、ぐるぐる歩き回ってやっと見つかった宿ホスタル・アスンシオン（Hostal Asuncion）

昨年行ったポルトガルのポルトの宿もそうだったけど、ここもまたわかりにくかった。大きな広場に面しているものの、アパートメントの中にあって、看板がないので探しにくいのです。

毎回思うけど、「そりゃ〜、見つからないよね・・・」

外のドア、一歩中へ入ったエントランスのドア、そして部屋のドアの合計3つの鍵で出入りするのですが、こうなると完全にアパートメントの住人の気分。

この渋〜い雰囲気のフロントは基本的に閉まってます。
チェックインの時はいましたが、時間になると帰ってしまうみたい。

フロントにあるソファの横には、ネスプレッソのカプセルコーヒーが置いてあり、これがうれしい飲み放題！
コーヒーに使うお水は自分で用意してね(^^

3泊で94.5ユーロなので1泊31.5ユーロ。
マドリードの中心部にあってロケーション申し分なし。
それで1泊1部屋が4,000円（1人たったの2,000円！）

部屋でWi-fiが無料で使えるしコーヒー飲み放題。
ホスタルの下にバルがあって夜も賑わっているけど、広場側の部屋でなければ外の音はほとんど聞こえないくらい。

最寄りの地下鉄駅は、ホスタルから歩いて50mほどのAlonso Martinez（アロンソ・マルティネス）駅。

この駅周辺からはソルやチュエカなどへ歩いていけるので、駅で観光客はほとんど見かけなかったけど、動くにはなかなか便利な路線にあります。

到着したばかりだけどちょっと近所を探検。
ホテルがこのお店に近いことがわかり、まずはチュエカのバルキージョ通りにあるミニカーショップへ。

このミニカーショップは、BS朝日で以前放送されていた「ヨーロッパ路地裏紀行」という番組に出てきたお店。
番組ではあまり観光客が来ないような路地裏の日常に光を当て、その通りで生活している人たちの物語を放送していたのですが、このバルキージョ通りの物語の中に出てきたのがこのミニカーショップ。

会いたかったのはここの店主で、オタクという言葉がピッタリなグスタボさん。

お店の前の赤いちっちゃな車が目印です。

残念ながらグスタボさんはお留守。
その代わりに彼のお兄さんのホセさんがいました。
グスタボさんとホセさん、全然似てない(^^

Ｔちゃんがkindleに入れてきた「ヨーロッパ路地裏紀行」の番組を見せると大喜びで一緒に記念写真。

ミニカー屋さんからちょっと歩くとレイ広場。
このあたりは観光客が来ないみたいで、歩いている人も地元っぽい人ばかり。
　

レイ広場にあるカフェでちょっと休憩。

スペインで ”夏の赤ワイン "という名前で親しまれているティント・デ・ベラーノは、赤ワインを炭酸ジュースで割っただけのカクテル。赤ワインの味が苦手な人でもこれだったら絶対飲めるっていうくらい飲みやすいカクテルです。

日本に戻ってきてからもしばらくハマって毎日自分で作って飲んでました。
炭酸＆レモンスライスとか、スプライトだけで割っても美味しいです☆

いい気持ちになったところで、昨年マドリードに滞在した時に時間がなくて来れなかったサンアントン市場（MERCADO DE SAN ANTON）へ。

この市場があるのはチュエカ地区。
チュエカは今でこそお洒落なエリアですが、昔はかなり治安が悪い地域だったみたいです。

このあたりはマドリードでも有名なゲイ地区で、レインボーフラッグがはためく道沿いを仲良く手をつないで歩く姿をよく見かけます。

地下はスーパー、1Fはお肉屋さん、魚屋さん、チーズ屋さんなどが軒を連ねる市場、2Fはフードコート、3Fがテラスレストランになってます。

数年前まではパッとしない古びた市場だったようですが、2011年に建て替えられてイケてる市場に生まれ変わりました。

お目当ては2Fのフードコート。

フロアは10店舗くらい入っていて、ショーケースには手軽なピンチョスがいっぱい。ギリシャ料理のお店も入っていて、美味しそうだったのでスペイン上陸初日にムサカを食べてしまいました。

市場の外がすごい人だったのと、エスカレーターを上がったところにドラグクィーンのお姉さんがいたので不思議に思っていたら、隣で飲んでいた女性二人組が 「今日からゲイ・プライドが始まるから」と教えてくれた。
そしてその二人はわざわざゲイ・プライドに合わせてオランダから来たらしい。

「ゲイ・プライド？　何それ？」

知らないの〜？って顔をしながら「週末の夜はパレードよっ♪」と教えてくれた。
世界的規模のゲイパレードらしいけど、知らなかったぁ。。
明日の夜の楽しみが出来ちゃった！

この旅行記へのコメント （2）

• おくさん 2021/09/18 07:54:58

  ティント・デ・ベラーノ

  こんにちは。スペインで良く飲みましたが、音で覚えたので名前がはっきりしなかったのですが、今やっと分かりました。
  １ヶ月の長旅は珍しいですね、しかもオスタル泊とは親近感を感じてしまいました。続きも楽しく読ませて貰います。

  dreyfusさん からの返信 2021/09/18 09:42:24

  Re: ティント・デ・ベラーノ

  はじめまして。
  拙い文章の旅行記、読んで頂きありがとうございます。お酒好きとしては、飲んだお酒の名前は知らないとねっ、ということで、名前を覚えて帰るようにしています。
  
  観光した場所の名前忘れても、はじめましてのお酒の名前や銘柄は覚えてるんですよね(^^)
  
  おくさんもオスタルとかゲストハウスお好きなんですね～。この旅行は1ヶ月半の長丁場だったので、最後のマドリードだけは奮発して高いホテルに泊まりましたが、基本はオスタル大好きです。
  看板のないアパートの中にあることが多いので、探すのがワクワクするんですよね(^^)
  
  長くなってしまいましたが、また遊びに来て下さいね。私もお邪魔させて頂きます。