ジャイサルメール3【デリーの西、ムンバイの北18】

2014/02/13 - 2014/02/14

「砂漠祭」2日目のメインは、「駱駝ポロ」や「駱駝競争」そして、「国境警備隊の駱駝の行進」だ。いずれも直近で眺めることが出来て大興奮。駱駝にも乗ったが乗り心地は「楽だ」とは言えなかった(^_^;)。

□経過=デリー(1/14.15.16)→ボーパール(1/17.18.19)→マンドゥ(1/20.21)→アーメダバード(1/22.23.24.25.26)→ジュナーガル（1/27.28.29.30）→ジャムナガル(1/31)→ブージ(2/1.2.3.4.5.6)→パタン(2/7.8.9)→ ジャイサル・メール(2/10.11.12.13.14.)→ジョドプール(2/15.........)→ジャイプール→シェカワティ地方→ジャイプール→ブーンディ→デリー・・・帰国(3/7)

エリア ジャイサルメール(インド)

□31日目(2/13)
砂漠祭2日目。午前中は北部会場に場所を移し開催される。
まず、駱駝のデコレーションを競う審査会。着飾った駱駝が太陽の光を受けて輝く。騎手も堂々たるもの、微動だにしない。

VIP対応の警備員

競技の部の冒頭に行われたのは、駱駝の騎手がパンツ一丁でスタートし、身なりを整えターバンを巻き、駱駝に鞍をつけて走るというレース。

なんとも牧歌的な競技。

そして、インド人対外国人の綱引き。
名前を登録すれば私も参加出来たが、この年では迷惑をかけるだけなのでやめた。それに持久戦になるととても辛い。

結果は男女とも外国人の勝利。

アメリカの女性たちが大挙参戦・・・。

次は女性限定の壺運びレース。
水が一杯入った壺なのでこれは、地元のインド人優勢とみたが、ダントツのウェスタンの勝利。
彼女はアスリートなのだろう。

そして「駱駝ポロ」。「駱駝ポロ保存会」と「国境警備軍」がバレーボールを打ち合う。・・・優雅でのんびりと試合は進行。
駱駝の脚にボールがよくあたり、あちこちにボールが迷走していた。

そして赤シャツの警備軍が勝利。

フィナーレは「駱駝レース」・・直線を疾走する姿は勇壮でとても美しかった。

「アラビアのロレンス」の一コマがよぎった。

駱駝レースで、この会場の催しは終了。

会場は地元の人たちや観光客で一杯だった。

「サモサ」と「卵サンド」で腹ごしらえをして、一端ホテルに戻った。

この屋台が目に入ると、吸い寄せられる私です。

南部会場に移動。

絶叫が今日もこだましていた。

そしてこの祭一番の楽しみにしていた「 国境警備軍による駱駝の行進」が始まる。しかし、すでにすごい人垣が出来ていて、前に割り込む余地もない。そこで目につけたのは駱駝。１時間チャーター(200)して高見から見物をすることにした。 その際、長時間の不動立ちをいやがる駱駝のために２回ほど周りをめぐったが、経験のある乗馬と比べ格段に不安定。決して「楽だ」とは言えない(>_<)。駱駝は、右前脚と右後脚を同時に出す歩き方をするので左右にローリングする。ちなみにこの歩き方には、「側対歩(ソクタイホ)」というすごい名前が付いている。

行進のフォメーションは併走、交差、緩急を取り混ぜ、軍楽隊の音楽に合わせて統率のとれたもので、見応え十分だった。

駱駝ダンス・・・

その後は曲乗り・・

向かって左が今年の「ミスター髭」。真ん中が「ミスター砂漠」。右は2007年の「ミスター砂漠」。

夜は再びインド各地の民族芸能を鑑賞。

どこか沖縄の旋律や東北の農耕踊りを連想させ、懐かしく感じた。

今日は最後尾のスタンド席から鑑賞した。出演者は小さくなったけれど、クッションのきいた椅子に座り、ゆったりと楽しんだ。

しかし、夜は冷え込む。・・・

□32日目(2/14)
砂漠祭３日目。今日は会場をサム砂丘に移して開催される。見学するつもりだったが、風邪をひいたようで、鼻水が止まらず軽い頭痛もあって１日静養することにした。スタリモストのように重症ではなかったので、インドの風邪薬を服用しなくてもよかったが・・。ジャイサルメールは乾燥地帯のため夜間の気温がぐっと下がり、出歩くにはフリースなどの上着が欠かせない。その冷え込みのせいで体調を崩したようだ。ジュナーガルでは私がスタリモストを世話したが、今度は彼女がかいがいしくサポートしてくれた。差し入れてくれたランチには「キングフィッシャー」が付いていた(^_^)v。

※翌日の新聞によると、「クイーン・ハリシュ」もダンスを披露したようだ。
明日は「ジョドプール」に移動する。