ガウディにビーチにサッカー！＠バルセロナ ＜海外女一人旅第３弾＞

2013/08/13 - 2013/08/19

　６泊したバルセロナは滞在中には宿で孤独を感じたり、スペイン人に嫌気がさしたりすることが多かったのですが、振り返るといろいろな経験ができた場所。何だかんだ友人もたくさんできましたし。たぶんスペインに対して楽しい国というイメージを抱きすぎていたので、現実とのギャップに萎えてしまったのだと思います。もちろん陽気で楽しい街ですが、都会で観光地色が強すぎました。それから治安もいいとは言えませんでした。スペインはもっと田舎に行ってのんびり滞在した方が、現地人との交流や街の雰囲気を楽しめると思います。

8/13　10:00 パリ・ボーヴェ空港からバルセロナ・エル・プラット空港着
　〜　　市内観光
8/19　16:00 マドリッドへ

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ライアンエアー
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜宿＞
１〜３泊目の宿、"Be Dream Hostel"。
・１２人/８人ドミトリー１泊１３ユーロ
・wi-fiあり
・ネット無料
・ACつき
・ホットシャワー・トイレ・洗面所共同
・朝食つき(トースト、コーンフレークなどバイキングタイプ)
・キッチン使用可
・冷蔵庫共同
・セーフティボックスあり
・卓球台あり

"Hostelworld"で予約。一番安い１２人ドミで予約していたのですが、途中で８人ドミに変えられました。８人ドミの方が高いのでそのままの料金で泊まれたのはお得でしたが、移動がとても面倒くさかったです。場所はバダロナというバルセロナの郊外の都市にあります。バルセロナはメトロが市内一律料金なので私は郊外の宿で移動時間がかかっても気にならなかったです。宿は収容人数がかなり多いためか、家族やグループで来ている人が多くてなかなか友人を作りにくかったです。私はもっとアットホームな雰囲気の宿が好きです。私は参加しませんでしたが、夜はパエリアやモヒートパーティーなどを開いていました。宿のすぐ近くにビーチがあったのは良かったです。

４〜６泊目の宿、"Mare de Deu de Montserrat HI"。
・６人女子ドミトリー１泊１５ユーロ
・デポジットあり
・wi-fiあり(共同フロアのみ)
・ファンつき
・ホットシャワー・トイレ・洗面所共同
・朝食つき(日替わりのパン、ハムなどバイキング形式で豪華な方)
・電子レンジ使用可
・冷蔵庫共同
・セーフティボックスあり

前の宿を延泊することができなかったため、『地球の歩き方』に載っていたこのお城YHにチェックイン。予約なしだと５ユーロくらい高くなってしまったので、２泊目からはその場でネットから予約しました。宿はグエル公園の近くにあり街並みが素敵ですが坂が多い地域。私は１５分程駅まで歩いてメトロを使って中心部へ行っていましたが、中心部からのバスが宿まで出ていたみたいです。宿の周りは暗くて不審者もいたので夜は一人で出歩かない方がいいです。帰りが深夜になってしまったときは、宿のインターホンを押しても３０分ごとにしか門を開けないというルールのため待たされたので要注意です。

内装も素敵なお城宿。

＜移動手段＞
パリ・ボーヴェ空港からRyan Airで到着。

市内の移動→メトロ、RENFE(国鉄)、フニクラ(ケーブルカー)、ゴンドラ、バス

メトロは市内一律料金なので便利。市の外れの安宿に泊まっても時間はかかりますが、料金はどこへ行っても同じなので。長めに滞在される方は回数券を購入した方がお得です。

長距離移動(マドリッド)→バス

メトロの通路ではよく路上パフォーマンスが行われていました。この人は私のツボで思わず盗撮してしまいました。

＜おすすめプラン＞
第９位、ゴシック地区
ヨーロッパのイメージそのままの歴史ある綺麗な街並みですが、他の街でも見られるかなと思いました。アラブ人経営の土産物屋が多く、おそらく偽物のサッカーユニフォームやグッズを値引きしながら買い物できるのは良かったです。

カテドラルは入場無料でした。やっぱりどの教会も神聖な雰囲気を感じられるので飽きないです。

お散歩中の犬。耳がピンク色に染められています。飼い主のおばさんが餌で釣るとくるくる回って面白かったです。

第８位、ランブラス通り
バルセロナの目抜き通り。路上売りや絵描きがたくさんいました。変な甲高い声になるグッズを路上売りが自分たちで使用しながら売っていて、騒がしかったです(笑スリも多いので要注意です。ミロの絵が路上に描かれているところも。

バルセロナ最大のサン・ジュセップ市場も通りのすぐ横。果物やフルーツシェイクがたくさん。

第７位、グエル公園エリア散歩
私はグエル公園よりもその周りの街並みが好きです。坂道が多くて疲れますが、色合いなどが南米のようで歩くと毎回わくわくしました。南米にはまだ行ったことがありませんが。観光客も少なく現地人の暮らしを垣間みられるのも良かったです。

第６位、スペインと日本の交流会参加
このイベントは日本人の方に教えてもらいました。日本人は私一人だけで中国やスペインの方ばかりで、テレビ番組「笑ってこらえて」のバルセロナ支局員として出演した方も来ていました。日本語の勉強を始めたばかりのスペイン人が大半で、英語も日本語も全くと言っていい程しゃべれなかったので会話に困りました。参加費無料でビールやおつまみもおごっていただいたり、帰りは深夜になってしまったため遠い宿まで送っていただいたりしたのは良かったですが。ネット上で現地人と交流するイベント参加をよく募っていたりするので、これからも利用してもっと旅を楽しもうかなと思います。

第５位、モンジュイック城
あまり期待していなかっただけに結構立派なお城で驚きました。頂上には大砲がありました。

バルセロナの景色を一望できます。背後はすぐ海です。ここから夕日や夜景も眺めたかったです。

行きはバスで、帰りはちょっと高いですがゴンドラで。結果乗って良かったです。

第４位、バダロナビーチ
ドイツと日本の女子３人で宿近くのビーチへ。一応ビキニは持っていたのですが久しぶりで最初は着ることにとても抵抗がありました。ところがかなりの確率でヌーディストがいたので逆にTシャツを着ていることが恥ずかしくなり、最終的にビキニで泳ぎました。海中は石が大きくて痛かったですし波が高かったので、みんな日光浴中心でした。せっかく宿から近かったのだから早起きして朝日を見に行けば良かったなと思いました。

第３位、マジカ噴水ショー
カタルーニャ美術館前にある噴水で週末の夜に行われます。迫力があり色も様々に変わり見応えがありました。私は遠くからしか観ていなのですが、近くに寄るとしぶきが飛んできてもっと楽しかったそうです。

第２位、サッカー観戦
バルセロナで絶対やりたかったことの一つ。バルセロナ滞在が延びたのは試合の日程に合わせるためでもあります。開幕戦だった試合は７-０でバルサの圧勝でした。相手が格下すぎて後半バルサもやる気をなくしたプレーになり、観客からブーイングが起こるほど。試合内容はともかくこんな大きいカンプ・ノウスタジアムに来られて、生メッシ、ネイマールを遠くからででも見られて良い思い出になりました。

第１位、ガウディ建築巡り
私は現代アートの方が興味がありますし、色を多用した建築物を見ると気持ちが明るくなるので、楽しみにしていました。どこも学割が使えました。
写真のカサ・バトリョや下のカサ・ミラは予想外に入場料が高かったですが、家が観光スポットになっているところは外観だけでなく中も見学した方がいいと思います。

カサ・ミラの屋上。

カサ・ビセンスは中に入れないので外観のみ。

サグラダ・ファミリア。入るのに2時間並びましたし入場料も安くはなかったですが、ここを見なきゃバルセロナに来た意味がないと思います。完成したらまた来ようと思います。

中の天井が美しすぎました。入場料の関係で入るのを渋る観光スポットもありますが、ここは入らなきゃ後悔するところだと思います。私はちょうど12時のミサを見ることができました。

＜ちょっとがっかりスポット＞
第３位、サグラダ・ファミリアのライトアップ
写真などで見て期待していただけに、ただ光が当てられてるだけかぁとがっかりしてしまいました。実際に見に行くべき場所、写真だけで十分だという場所がありますね。

第２位、サン・パウ病院
これはモンタネールの作品ですが、ガウディのように奇抜で面白いデザインでした。工事中でどこから入ったらよく分からなくて、「そこを歩くな」と注意されたり、わざわざ見に行かなくてもいいかなという感じです。

第１位、グエル公園
映画「それでも恋するバルセロナ」にも登場した場所。色合いやデザインは好きでしたが、人が多すぎてベンチにも座れずのんびりできなかったです。メトロの駅からは坂道ですがエスカレーターがずっとあるので便利でした。

＜食事＞
手作りパスタ
これは日本人の方に作っていただきました。この方の宿に遊びに行くと毎回振舞ってくれて、スーパーで何を買ったらいいか分からない私にいろいろと教えてくださいました。

手作りオムレツ
これも同じ日本人の方に作っていただきました。バルセロナ最後の晩餐だったので豪華めです。よく移動する旅人にとっての自炊はパスタ、出来合いのパスタソース、インスタントスープなどが日持ちするので便利でした。

手作りカルボナーラ
日本人の方の宿に遊びに行ったら１０代のイタリア人４人組がいて、そのうちの男の子が一人でみんなの分のカルボナーラを振る舞ってくれました。本場の味(？)は薄かったです。

ケバブ
マドリッドへのバスのチケットが３時間後のものしか取れなかったとき、列に並んでいたセネガル人と時間潰しに食べに行きました。トイレに行く振りをしながら私の分まで会計を済ませているというスマートさ。バルセロナで唯一の外食でした。

中東系のレストランで。

スペインビール
Estrellaをスペイン人との交流会で。苦いというか変な味で飲みにくかったです。

手作りサングリア
サングリアとはフルーツがゴロゴロ入っている飲み物だと思っていたので、桃やリンゴを入れています。スーパーで買ったサングリアはもうすでにフルーツが熟成されてるから必要ないそうです。

＜お土産＞
ブレスレット
ゴシック地区で一目惚れ。全部つながってるので一つつけるだけで華やかになります。すぐに壊れましたが。７ユーロでした。購入したらハッピーブッダ像をくれたのですが、後日セネガル人にあげてしまいました。

バルサマフラー
応援グッズとしてちゃんとオフィシャルショップで購入。１４ユーロくらいでした。