岩国に只で旅行しました。　　正確には空港税を払ったので往復８０ドルでしたが米軍の　スぺース　アベイラブル　と云う方法で旅行をしたのです。<br /><br />「軍人には特典があって良いですね」<br /><br />「只（ただ）程　辛い（つらい）ものはない」で大変な旅でした。　　<br /><br />飛行機は　ATA(American trans Air) の　チャーター機　L1011-500。　　ロスアンジェルス空港を出たのが　１０月３日の零時、シアトル着が４日の２時２０分頃。　　シアトルを飛び立ち横田基地に着いたのが朝の７時１０分。<br /><br />現役軍人はパスポートがいりませんが、我々は日本の税関の入国許可がいります。　　３時間横田で過ごし岩国へ。。。<br /><br />１時間４０分後、LAX、シアトル、横田の待ち時間も含めて、約２４時間かかって岩国に到着。　　<br /><br />エメラルド色の瀬戸内海、その中に散らばる島々。　　美しい景色は疲れを吹飛ばしてくれました。

思い出：　岩国

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2000/05/20 - 2000/05/27

204位(同エリア272件中)

#街歩き

エリア

岩国(山口)

旅行の満足度: 4.5

岩国はエムキャス、海兵隊空軍基地(MCAS Iwakuni)。　　軍の宿舎、Kintai Inn、をベースに中国地方を旅しました。　
　　
オスプレー機が一時配置されると云うので　地元の人が声を震わせて怒った基地。　　然し、私には地元民と色々交友を深めてる感じでしたが。。。

錦帯インは　門前川沿岸にあり、魚が飛び跳ねるのがよく見えました。

このアルバムは　岩国と錦帯橋　です。
岩国基地の将校クラブ。

国が援助していた頃のクラブは　安くて美味しかった　のですが、経営を自立させるようになってからは、利用する者も少なくなり閉鎖する所が多くなっています。

岩国将校クラブは運営していても活気がなかった。　　我々は折角日本に帰ったのだから　と外食（基地外）で食事。

宿舎、錦帯イン、に置いてあったチラシに　山賊　と云うレストランがありました。　　基地の軍人もよく行くレストランらしく道順も書いてありました。　　アメリカ人は　Chicken shack（鶏小屋）と呼んでいるようです。　　そこで焼き鶏と巨大なおむすびを山賊のように食べた、いや　山賊はどのようにして食べるか分からないので　山賊に成った気分で夕食。
１０月５日、最初の錦帯橋訪問。

基地から何処へ行くにも先ずバスで岩国駅に出ます。　バスは午前と午後のラッシュ時で１時間２台、１０時から３時は１台だけでした。　　スケジュールを調べておかないと待たされます。

観光地を訪問するにはお金がかかります。　　この橋を渡るにも勿論お金をとられます。　　我々は　錦帯橋、岩国城、そして岩国城に行く、　ロープ　ウェーをセットにした１人８４０円の切符を購入。
１７０４年から錦帯橋と呼ばれていますが、それ以前は橋の形が龍　に似ていることから　五龍橋　とか　龍雲橋　と呼ばれていたようです。

日本三名橋の一つ。

何回となく洪水で橋が流された為に、強い流れを避けるように丸い形に建造しているとか
１０月８日、日曜日は雨でした。

よ志多　と云う料理屋で　鮎や山女の料理を食べた後、雨も止んだ、夜の錦帯橋を見に行ったのです。

僅か二つのライトで照らされた橋。　　川岸は暗く、濡れていました。
橋を渡ると吉香公園、かっての岩国藩士吉川家の居館跡。

公園内で　石人形　なるものを売っていました。　　橋が無事建立できるように　少女を生贄にした、それが人形の形をした石に生まれ変わってきた　と云う伝説。

実際は　おけら（虫の類）が　小さな石で巣を作りそれが人形に見えると云うことです。
吉川広家の岩国城。　　城内は博物館になっていて岩国の歴史が展示されています。　　

説明では　１６１５年、一国１城令で城を破却しなくてはならなかったそうです。　　折角建てた城を捨てなければならない、その鬱憤は想像出来ます。

錦帯橋通りで　元祖岩国すし　と書かれた店で食事。　　町には　元祖岩国すし　と書かれた店が２，３軒ありました。　「のれんを分けたのかな？」

町中と云ってよい程、うまもん　漬物物語の宣伝がでています。　　日本の佃煮、漬物は故郷の味。　　ストロークになり、今では縁の無い食べ物になってしまいましたが、当時は　故郷の味　を楽しんだものです。

うまもん　を訪問。　　うまもん　は　樽と石が売り物。　　昔、この店は醤油を（作って）売っていたそうです。

「醤油では大きな店に太刀打ち出来ないと自覚して漬物の店に切り替えました」　と社長じきじき出てきて説明してくれました。