2013/11/13 - 2013/11/14
84位(同エリア246件中)
ペコちゃんさん
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紅葉真っ盛りの11月中旬に、仲間6名と一泊二日の温泉旅行に出掛けました。
今回のコースは、サントリー白州蒸溜所 ⇒ 十谷温泉(泊) ⇒ 身延山 ⇒ 本栖湖 ⇒ 富岳風穴 ⇒ 河口湖・井出醸造 という盛沢山の行程です。
山梨・南アルプスの近くにある「十谷(じゅっこく)温泉」は、知る人ぞ知る秘湯・・・美しい大柳川渓谷と紅葉を楽しめる秘境の温泉です。
甲斐源氏の祖・源義光の居城跡と伝えられる源氏山を水源として富士川に注ぐ大柳川(おおやながわ)・・・途中の渓谷には豊かな自然が溢れ、5つの滝と10本の吊り橋があり、新緑が美しい5月から紅葉が彩る11月まで、素晴らしい渓谷の散策が楽しめます。
写真は、竜仙橋から見た、大柳川渓谷の紅葉です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の参加者は7名なので、ワゴン車1台で9時前に出発しました。
圏央道から中央高速を走り、談合坂で休憩。
B1グルメのお店から、美味しそうな匂いと威勢の良い掛け声が・・・ -
小淵沢ICで降りると、辺りは紅葉の真っ盛り!
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「サントリー白州蒸溜所」に着きました。
1923年に、大阪・山崎蒸溜所の建設着手から50周年を迎えた1973年、山崎とはタイプの異なる新たな原酒を求めて開設されたサントリー第2の蒸溜所です。 -
蒸溜所開設以来、雄峰・甲斐駒ケ岳の麓に広がる豊かな大自然と共生しながら、標高約700mという世界でも珍しい高地に位置する「森の蒸溜所」として、シングルモルト『白州』をはじめ、多彩な原酒を作っています。
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サントリーは、周囲約82万平方mの森を確保し、野鳥の聖域・バードサンクチュアリの設置による愛鳥保護活動や森林保護に努めています。
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周りは、燃えるような紅葉に包まれています。
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工場見学までに時間があるので、ウィスキー博物館を見学しました。
2つの屋根を繋ぐ渡り廊下は、展望台になっています。 -
館内には、サントリーが歩んできた道がよく分かる、さまざまな展示があります。
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当時のプリマドンナである松島恵美子を起用した、1922年(大正11年)撮影のポスター・・・1907年(明治40年)に誕生した「赤玉ポートワイン」は、このポスターにより驚異的な売り上げを記録し、寿屋・サントリーの発展の基礎となりました。
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懐かしい、柳原良平のアンクル・トリスのポスター。
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酒樽運搬用の1922年式T型フォードトラック。
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再現された英国のパブ。
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博物館の屋上展望台の標高は712mで、雄大な白州の大自然を一望できます。
これは、雪を戴いた八ヶ岳。 -
天気が良く、富士山も見えました。
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白州蒸溜所の地図・・・広い森の中に、蒸溜所や沢山の貯蔵庫があります。
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博物館の向かいにあるこの建物は、工場見学後の試飲会場がある「ファクトリーショップ」。
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ドウダンツツジも見事な紅葉。
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本当に周りは見事な紅葉です。
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入口で手を消毒し、工場見学へ。
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最初の説明は、ウィスキーとビール・焼酎の違いから。
実は、ビールもウィスキーも大麦が原料で、それから麦汁を作って発酵させる過程は似ています。
ウィスキーと焼酎には「蒸留」という過程がありますが、ウィスキーはさらに「熟成」の過程が非常に長いのです。 -
巨大な仕込み槽には、麦芽と温水・・・どろどろっとした麦汁が作られています。
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ここが発酵槽・・・巨大な木桶がいくつも並んでいます。
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ウイスキーにとって、蒸溜は最も重要な工程の一つ。
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ポットスチル(蒸溜釜)の微妙な形の違いで、ウイスキーの味わいに変化が生まれるそうです。
白州には、様々な形のポットスチルがあります。 -
製造工場の見学後、バスに乗って貯蔵庫に移動・・・白州蒸留所は敷地が非常に広いので、助かります。
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ウイスキーは樽の中で呼吸をして、この森に囲まれた白州蒸留所の空気を吸い込んでいきます。
同じ貯蔵庫内でも、「どこに」設置されたかで、味も香りも違う原酒になります。 -
開設当時の1973年の樽もありました!!
今が2013年だから・・・40年前です! -
見学の後は、お楽しみの試飲会・・・美味しいウィスキーを飲んで、皆さん、ニコニコ顔。
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蒸溜所入り口で、記念撮影。
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この後は、富士川沿いに国道52号線を走り、十谷温泉に向かいます。
段々の斜面に広がる十谷集落を過ぎ、甲斐源氏の祖「新羅三郎義光」の居城跡とされる源氏山を源とする大柳川を登って行くと、深く切れ込んだ渓谷が続き、秘境の雰囲気を醸し出しています。 -
今日、宿泊する「十谷荘」に到着しました。
宿の敷地からは、いくつもの吊橋と滝めぐりが楽しめる大柳川遊歩道が続いています。 -
早速、紅葉と渓谷を楽しむ散策に出発・・・玄関脇から建物裏側に回って、長い階段を下り・・・
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少し歩くと、十谷荘自慢の「天狗の湯」があります。
浴衣とタオルをここに置いて、大柳川散策の後に入ることにしました。 -
十谷荘の下を流れる大柳川渓谷には、美しい滝がいくつもあり、この時期は、渓谷美と紅葉が見事です。
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最初の滝は「観音滝」。
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遊歩道や大小10本の吊り橋が整備され、渓谷ハイキングが楽しめます・・・これは観音橋。
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「竜馬淵」の下も、短い滝になっています。
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かわせみ橋。
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「天渕(あまんぶち)の滝」・・・大きな岩の真ん中を削り取って流れ落ちる滝です。
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「天渕の滝」の上部はこんな感じ。
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滝のそばにある橋は「天渕橋」(てんえんきょう)。
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美しい紅葉と渓流。
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龍仙橋は、全長68mの階段橋・・・途中で大きく「く」の字に曲がる、珍しい吊り橋です。
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この「やませみ橋」で引き返しました。
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「天狗の湯」に明かりが灯り、雰囲気があります。
大正時代までは村人の湯治場でしたが、山崩れのため流失し、昭和35年に開湯されました。 -
十谷温泉は、その昔、天狗が湯治をしたと言い伝えられています。
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天狗の湯は、渓谷を望む一枚岩の上に設けられた大岩風呂で、天狗の鼻から出る源泉かけ流しの泉質は、単純硫化水素泉。
混浴ですが、宿泊者には女性専用タイムも設定しています。 -
天狗の湯から外を見ると、眼の前に美しい紅葉と大柳川渓谷。
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温泉に入って、十谷荘に戻ると、もう夕食の時間です。
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この料理に・・・
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馬刺しと・・・
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ぼたん鍋を追加して・・・
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美味しい地酒も飲んで、皆さん、大満足です。
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2日目の朝食前に、十谷温泉郷最奥の温泉旅館「源氏の湯」の周りを散策しました。
これは、入口の門。
(追記)源氏の湯は、令和元年9月に閉館。 -
坂道を下って「ゆうぎりばし」を渡ります。
『吊り橋は1人ずつ、橋の上ではゆらさないように』と注意書きがありました。 -
吊り橋からは、紅葉した左右の山が見え、大柳川の渓谷や滝も見えるナイスビューです。
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橋を渡ったら、「渓流野天風呂 かじかの大岩風呂」(混浴)と書かれた看板があります。
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野天風呂は、10人以上入れそうな岩風呂で、渓流と紅葉が楽しめます。
加温した無色透明の源泉が、栗の木から注がれています。 -
野天風呂に並んである、もうひとつの露天風呂・かじかの大岩風呂・・・湯船はタイル張りの円形です。
大きな岩の下にあり、この岩を遠くから見るとガマに見えるので、以前は「がまの湯」と呼ばれていました。 -
野天風呂の上流にある「薄雪乃橋」は、通行禁止。
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天気に恵まれ、周りの山々も紅葉が鮮やかです。
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朝食の後は・・・
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「なかとみ和紙の里」を通り、身延山に向かいます。
なかとみの「西嶋和紙」は、「修善寺紙」の製法を学んで持ち帰って始まったもので、1571年には武田信玄公へ献上されました。
今や、全国の書道家や愛好家の珍重・愛用するところとなっています。 -
身延山に着きました。
これから身延山ロープウェイに乗って、奥ノ院を目指します。 -
10月に行った黒四ダムも50周年でしたが、このロープウェイも50周年です。
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久遠寺駅の周りには、南天の木が沢山あります。
このあたりでは、南天を特産品として栽培し、正月用に都内へ出荷しています。 -
7分間のロープウェイに乗ると・・・
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久遠寺や・・・
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富士川も見えます。
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終点に着きました。
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身延山の標高は1153m・・・ここから富士山が見えますが、今日は雲に隠れています。
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山頂にある、奥ノ院・思親閣に参拝します。
日蓮は、望郷の念を抑えがたく、折にふれては身延山の頂上へ登り、房州・安房の父母を偲んだと言われています。 -
境内には、日蓮上人の像や・・・
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銅板で作った折り鶴などがありました。
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日蓮上人お手植えの杉が、参道の両側に・・・
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思親閣の仁王門。
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仁王門の左右には二体の仁王像・・・鎌倉時代を代表する仏師・運慶の作と伝えられる「密迹(みっしゃく)金剛」「那羅延(ならえん)金剛」が境内を護っています。
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仁王門をくぐった先、正面に建つ「祖師堂」は、1665年に完成した御堂です。
思親閣・祖師堂は “ 親を思うお堂 ” という意味。 -
釈迦像。
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身延山の山頂には霜が降り、大きな霜柱が立っていました。
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山頂の七面山展望台からは、南アルプスや八ヶ岳が望めます。
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南アルプスの主峰・北岳は、雪で真っ白。
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奥ノ院駅の気温は、6度。
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下山して、ロープウェイ駅から久遠寺までの歩道を歩くと、杉の木がニョキニョキ。
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1274年に佐渡での流刑を終えて鎌倉に戻った日蓮は、当地に招かれて草庵を構え、法華経の読誦・広宣流布及び弟子信徒の教化育成、更には日本に迫る蒙古軍の退散、国土安穏を祈念しました。
1281年に、十間四面の大坊が整備され、日蓮によって「妙法華院身延山久遠寺」と名付けられました。 -
日蓮は1282年に久遠寺を下山し、大田区・本行寺の滞在中に死去・・・遺骨は身延山に祀られました。
当地では、9年過ごしたことになります。 -
本堂の前で、パチリ。
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この本堂は、明治8年の大火で焼失しましたが、昭和60年に入仏落慶式が行われました。
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参拝者と談笑するお坊さん。
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2009年に、百三十年ぶりに復元された五重塔。
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大鐘は1624年に鋳造、鐘楼は明治15年に建立。
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棲神閣祖師堂。
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祖師堂前の池では、鯉がノンビリと泳いでいます。
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仏殿・納牌堂。
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御真骨堂。
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開基堂。
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信者の人達。
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身延山を後にして、下部温泉経由で山々の紅葉を楽しみながら、富士五湖へと向かいました。
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本栖湖で、富士の絶景を楽しみます。
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千円札のような写真は無理ですが、富士と紅葉が堪能できました。
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河口湖に向かう途中、富岳風穴に立ち寄りました。
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青木ヶ原樹海の豊かな緑に囲まれた富岳風穴は、中に入ると夏でもひんやりと涼しく、平均気温は3度。
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風穴までは、青木ヶ原樹海の中の遊歩道を歩きます。
これはマグマが固まった溶岩棚。 -
青木ヶ原樹海は、920~1,300mの標高にあり、東京の山手線に囲まれた面積に匹敵する広さです。
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864年に発生した貞観大噴火によって流れ出た大量の溶岩は森林地帯を焼き払い、やがて溶岩地帯には、1200年の時を経てツガやヒノキを中心にハリモミ・ヒメコマツ・アカマツなどの針葉樹やミズナラなどの広葉樹の混合林である原始林を形成しました。
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「青木ヶ原樹海は一歩入ると出られない」という俗説がありますが、遊歩道もあり、案内看板も多い観光地です。
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富岳風穴の総延長は201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、内部は不思議と音が反響しません。
これは、壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているためです。 -
ここから風穴に入ります。
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階段を下りて、どんどん進んで行くと・・・
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「氷の池」があります。
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さらに奥には天然の冷蔵庫!・・・昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていたこともあり、国の天然記念物に指定されています。
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河口湖に向かう途中で立ち寄った、道の駅「なるさわ」からの富士山。
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昼食は「小作」で山梨名物の「ほうとう」を。
ほうとうは、禅僧により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源と言われ、武田信玄が野戦食として用いたことから、甲州地方に広く根付いたと言われます。 -
「かぼちゃほうとう」が定番ですが、これは「豚肉ほうとう」。
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2時過ぎなのに、お店は満員です。
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最後の観光は「井出醸造店」の工場見学です。
井出醸造店は、1700年頃に始めた醤油醸造が前身で、1850年頃に当家16代の井出與五右衞門が、標高850mの冷涼な富士の気候と豊富に湧き出る清冽な水に着目し、従来の醤油醸造に加えて清酒の製造も始めました。 -
現在の21代当主(井出與五右衞門)が酒造りを説明してくれます。
米は中心部にうまみ成分となるデンプンが含まれているため、精米工程では外側から30~70%を磨いて雑味の原因となる部分を取り除きます。 -
精米後、ご飯を炊く時と同様に、糠を取るために洗米します。
酒造りでは、米を「炊く」のではなく「蒸す」。 -
貯蔵蔵の室内温度は、年間を通して7℃に設定され、巨大な冷蔵庫のよう。
この大きなタンク1つで、一升瓶(1.8L)約2,700本分が仕込まれます。 -
工場見学の後は、邸宅の立派な庭園を見学しました。
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広い庭園も秋色。
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見学の後は、お楽しみの試飲です。
工場見学代は500円ですが、お土産にワンカップとグラスが貰えます。
きき酒の仕方、お酒の話などを聞きながら、蔵元おすすめのお酒を3種類ほど試飲します。
当主いわく、「何層もの地層で、長い年月をかけて自然濾過された富士の雪解け水と、標高850mの河口湖の厳寒期に醸造する、いわゆる “ 寒造り ” の酒です。」
最近の酒蔵は日本酒だけでなく、焼酎や梅酒も作っているのが一般的・・・試飲で飲んだ日本酒で作った梅酒はフルーティで、とても美味しかったので、お土産に買って帰りました。 -
ここのお酒は、江戸末期、皇女和宮の婚姻と同時期に製造を始めた為、それにちなんで「開運」と命名し、その後「開運正宗」としましたが、昭和60年より 「甲斐の開運」 を正式名としました。
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” 今朝のニュースで河口湖の対岸に寒桜が咲いたと言ってましたよ ” と当主が教えてくれたので、帰りに行ってみました。
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寒桜もありましたが、ここの紅葉は本当に見事です。
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河口湖にも黄昏時がやってきました。
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岸辺には、家族連れのカモや仲良し夫婦も浮かんでいます。
秘湯と紅葉と、ウィスキー・日本酒が十分に堪能できた、楽しい仲間との一泊旅行でした。
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