2013/08/22 - 2013/08/23
148位(同エリア1042件中)
コスタさん
2013年8月、北京西駅から四川省の成都駅まで快速列車(日本の急行列車に相当)の硬臥車(2等寝台車)で移動した時の旅行記です。
快速 K817次
北京西 8:50発 → 成都 翌12:31着
所要 27時間41分
当初は北京西と成都を結ぶ特快(特急)列車、T7次の軟臥車(1等寝台車)で行く予定だったのですが、夏休み中で切符が取れずこの列車で行く事になりました。最初はがっかりしたのですが、実際に現地に行ってみて列車の混雑ぶりに驚き、寝台券が確保できただけでもありがたいということを知りました。
切符は北京の旅行会社に依頼。切符の確保後、メールで引換券が送られてくるので、それを印刷して自分で駅の窓口に持って行って引き換えるというシステムでした。
関連動画
出発直後に軍歌?が流れる中国の急行列車 - The military song was played in the Chinese train.
https://youtu.be/iFJfXwyQ6uU
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 【日通旅行】日本通運株式会社
-
乗車前日の夕方に北京西駅へ切符を引き換えに行きました。
あわよくば元々乗る予定だったT7次に切符を変更しようと考えていたのですが、T7次、K817次共に一週間先まで無座(立席)切符を含め満席で、引き換えて出た切符も列車の端っこのコンパートメントの上段でした。 -
翌朝、北京西駅の内部です。
中国では駅舎に入る前に切符と身分証の確認と荷物検査があるので、早めに駅に行きました。
駅ビルの中にはフードコートや店がたくさんあり、どこもかしこも人人人で埋まっていました。 -
中国では列車ごとに待合室が指定されていて、発車30分前くらいから待合室の奥で改札が始まり、ホームに行けるようになります。
指定された待合室に向かうと、もう既に改札の前には長蛇の列が・・・。
今からあの列に並ぶのかと思うと正直気が滅入りました・・・orz -
押し合い圧し合いしつつ改札を抜けホームへ。
右側が乗る予定の成都行きの列車。左側にはチベットのラサ行きの列車が止まっていました。 -
進行方向に向かって撮影。
中国では乗り口に乗務員さんが立っていて、乗車前に切符を見せてから乗り込みます。 -
サボ。
最近はシール式が主流なようで、すれ違う列車も皆シール式でした。 -
列車に乗りました。硬臥車(2等寝台車)車内の様子です。日本では絶滅した3段寝台でした。
3段寝台であること以外の日本のB寝台との違いは、まず各寝台にカーテンがないこと。それからB寝台の梯子はコンパートメントの奥についているのですが、硬臥車では通路側についていること。そして硬臥車では窓辺にポットと金属製のお盆?らしきものが置かれていることです。
乗車率はかなり高く、ほとんどの寝台が埋まっていました。 -
注意事項の書いてあるピクトグラム。
-
車内にあった社会主義的なスローガン。
-
私の寝台はこの進行方向と反対側の上段です。上段寝台からは外の景色がまったく見えないので、通路の補助椅子に陣取りました。
乗車した時、コンパートメントの下段はすでに埋まっていて、進行方向側に女性、反対側の下段には親子が乗っていて、進行方向側中段にも青年が乗っていました。
中段の青年は河北省の石家荘で降り、入れ違いに石家荘では別の青年二人組が中段にそれぞれ入りました。その後、河南省の鄭州で進行方向側上段にも青年が入り、コンパートメントは満杯になりました。 -
革命歌謡が車内放送から流れる中、定刻通りに北京西駅を発車しました。
発車後すぐに検札があり、車掌が切符と「換車票」という座席票を交換してゆきます。ちなみに切符は下車する少し前に返却され、下車後も回収されないので記念に持ち帰ることができます。 -
北京西を出て2つ目の停車駅である保定駅。まだまだ空気が汚いです。
既にこの時点で定刻の20分遅れで運行していて、終点の成都まで遅れが回復することはありませんでした。 -
朝食は駅で買ったパンと紅茶。
パンは包装の絵と中身がまったく別物でした^^;
駅で買うより割高になりますが、飲み物、おやつなどの普通の車内販売、果物売り、おもちゃ売り、ご飯時には食堂車で調製したできたての弁当(20〜25元=約320〜400円)売りといろいろ回って来るので、列車内でひもじい思いをすることはまずないと思います。
他の乗客は持ち込んだカップ麺を食べている人が多かったです。 -
河北省邢(ケイ)台駅でハルピン発広州東行きの特快列車と遭遇。
向こうの硬座車(2等座席車)もものすごい混雑でした。 -
お昼ご飯時なので食堂車へ。
快速の食堂車なのでまったく期待していなかったのですが、食堂車に飾られた「紅旗列車」(※)の額を見てにわかに期待が高まります。
テーブルにメニューはないのですが、従業員さんを呼ぶとメニューを持ってきて隣に座り(!?)、「どれにするんだ?」と聞いてきます。そして従業員さん監視のもとで料理を決め、その場で精算するというシステム。
ちなみにビール以外の飲み物類はメニューにないので、自分の座席から持ち込むか回ってきた車内販売員さんから買うことになります。
※紅旗列車・・・模範となるサービスを実施しているとして、鉄道部から表彰されたことのある列車。 -
魚香肉絲(細切り肉の四川風炒め)とご飯を註文。合わせて34元(約544円)と街中の食堂より割高。
見た目はちょっと悪いですが、味は本場四川の味でじつにおいしい。さすが成都鉄路局所属の紅旗列車。 -
座席に戻ると、列車は河南省を走行中。
とうもろこし畑が地平線まで広がり、空気も綺麗になってきました。
時折車内販売が回ってきますが、中国の車輛は幅が広いので、車内販売のカートが回ってきても補助椅子に座ったままでいいので助かります。 -
下段の子供。
人懐っこいかわいらしい子で、私には能面のような表情で接する車掌や公安もこの子が相手の時にはつい笑顔を見せていました。 -
自分の寝台にもぐってうとうとしていると、列車はいつの間にか黄河を渡り、河南省の省都鄭州に着いていました。
列車は鄭州から隴海線に入って行きます。 -
約20分遅れで洛陽到着。
画像は洛陽市内にあったモスク。 -
夕飯を食べに再び食堂車へ。
宮保鷄丁(鶏肉とピーナッツのピリ辛炒め)とご飯。とてもおいしくてご飯が進みます。
向かいの男性と筆談で会話しました。硬座は人で溢れかえっていて大変らしいです。 -
消燈時間の23時が近くなったので寝台にもぐります。
中段の青年たちは、消燈時間後までノートパソコンで日本語や英語の映画を観ていたのですが、見廻りに来た公安に懐中電燈で顔を照らされた上怒られていました。公安怖いです^^; -
目を覚ますと、列車は四川省東部の山岳地帯を走っていました。
車内放送からはサザンの曲のオルゴールアレンジが流れていました。 -
朝食を食べに食堂車へ。
粥か麺を選択できたので麺を選択。沖縄のソーキそばに入っているような骨つき肉はジューシーで、スープも癖がなくおいしかったです。 -
南充の手前で、長江の支流である嘉陵江を渡りました。
-
同じく南充の手前で重慶行きのローカル列車とすれ違いました。
車輛は25B系客車でした。 -
遂寧を過ぎ、いよいよあと少しで成都到着です。
車内はけだるい雰囲気です。 -
12時53分、定刻より約20分遅れで終点の成都に到着しました。
乗車前、28時間は長いかなと思いましたが、乗ってみると意外とあっという間でした。 -
成都駅前。大勢の出迎え客やらなんやらで賑わっていました。
駅前の温度計は39度となっていて、とても暑かったです。
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