2013/10/05 - 2013/10/10
853位(同エリア1890件中)
葉さん
少しは子供のための楽しみもないとね…
というわけで、長靴下のピッピの作者、リンドグレーンの世界をテーマにしたテーマパーク、ユニバッケンへ。
上の娘、長靴下のピッピ知らないですけどね…
でも、絵本の中の世界がリアルに目の前に現れて、しかもそれを手に取って好きなだけ遊べる! ということで、娘は大喜びでした。
いつまでもいつまでも遊び続けるので引きはがすのが大変なほど。
その後ローゼンダールへ向かったのですが、砂利道にベビーカーの車輪が取られへとへとになった私の母がダウンし、仕方なく庭園に入ったところでUターンして帰りました。
そして翌日はとうとう帰国の途へ…
今回の旅行で持って行ってよかったのは、
・ベビーカー
・私の体力回復用に、葛根湯&香醋サプリ&酵素サプリ
・洗濯洗剤
・食器洗い用洗剤&スポンジ
・授乳ケープ
・子供用スプーン、フォーク
・エコバッグ
・ペットボトルのお茶
ってとこでしょうか。
特に私の体力回復用の葛根湯とサプリはあってよかったと思います。
葛根湯は母乳の出もよくするので、もし疲労で母乳が出なくなってたら、少し食欲が落ちてた息子の栄養が足りなくなってた可能性もあるので…
エコバッグはスーパーで買ったものを入れるのに、子供用のスプーンやフォークは、スーパーで買ってきたものを大人が食べる時にも役立ちました!
ペットボトルは、500mlと、2lの物を持って行って、500がなくなると詰替えてました。物価の高い北欧、ペットボトルのお水を買うのも高いと聞いていたので…日本から持って行った麦茶を、娘もごくごく飲んでいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
この旅の間、夜、寝ていると、息子は1回、娘は2回、ベッドから落ちました…
日本では畳の部屋で布団で寝ているので、経験がなかったことです。
しかもこちらのベッドは位置が高いので、子供も高い位置から転げ落ちるわけで…
私はそれが気になって、子供が落ちたらどうしよう、落ちたらすぐ拾い上げてあげなきゃ! とずっと神経が張っていたので、毎日よく眠れませんでした。
それ以外にも、息子が泣いて目を覚ましたら授乳しないといけないし…
母の携帯は、電源を切っていても日本時間の朝には目覚ましのアラームが鳴るし…
毎日朝になっても寝た気がしなくてフラフラでした。
なんとか葛根湯とサプリを飲んで、日中は元気に過ごせましたが…
ま、そんなこんなで、今日は地下鉄に乗って出かけます。 -
バリアフリーな国なので、もちろんホームに降りるまでにはエレベーターがあるのですが…
このエレベーター、スケルトンで、しかもまっすぐ降りるのじゃなく、エスカレーターのように斜めに降りていくものでした! -
な、なんだかエレベーターで斜め方向に進むのって…すごく新鮮な感覚です…
-
地下鉄の中央駅から2駅、またもやエレベーターで地上に上がると、あら、市場がありました。
沢山のお花がかわいい。 -
この道をまっすぐくだっていくと…
-
この橋を渡った先に、目的地があります。
-
このお城のような素敵な建物は、北方民族博物館。
-
ステキな建物です…
が、今日の目的地はここではないのです。 -
北方民族博物館より少し道を外れたところにある、ユニバッケン!
長靴下のピッピの作者、リンドグレーンの作品をテーマにしたテーマパークです。
正直、観光ツアーとかに参加しても、楽しいのは大人だけだと思うんですよね…
船に乗ったりはしましたが、きっと娘には退屈だったはず。
ここは娘も楽しめるような所に連れて行かねば! と思ったのです。
早速入り口の外で、ピッピになりきってパシャリ。
…まあ娘はピッピは知らないわけですが。 -
娘はピッピより、この紅茶を持った貴婦人?の方が気に入ったようです。
-
中に入って、コートかけに上着をかけていたら…
窓の外にでっかいバナナがなっています!
こ、このなり方は新鮮です(笑) -
でっかい花も咲いてます。
なぜ一つだけなんだろう… -
で、一歩中に足を踏み入れた娘の目はもうハートになってました。
ユニバッケンでは、物語の世界の家やキャラクターに直接触れて遊ぶことができるのです。
早速「おちゃをいれるね♪」とヤカンを持ち出す娘。 -
こんな細かい一つ一つの物を、すべて直接触って遊べるなんて、日本では考えられないのではないでしょうか。
周りにいる子供たちも大はしゃぎです。 -
家は子供サイズなので、大人が一緒に入るとちょっと狭い…
-
怪獣が守っている(のかな?)宝箱の中の宝石に目を光らせる娘。
さすがにそれは持ち出せなくなってました。 -
もうとにかく楽しそう!
ここにたどり着くまでは「つかれたよ〜」とぐずぐず言っていたのがウソのように、ひと時も休まず遊びまわっています。 -
お恥ずかしながら私も、リンドグレーン作品は「長靴下のピッピ」の最初の話しか読んだことがない(しかも絵本で…)ので、イマイチこの家やキャラクターが何に登場してるものなのかわからないんですが…
-
高いビルの途中からも顔を出せちゃえます。
-
子供のエネルギーはすごいです…
ついていくのが大変… -
でも娘は今まで親のわがままに付き合ってくれてたわけですからね。
ここは心して付き合いましょう! -
1階で散々遊んだあと、ストーリーブックトレインというベンチのようなものに座って、めくるめく物語の世界を眺めました。
なかなか壮大で面白かったです!
…で、ブックトレインがたどり着いた先には…
ピッピの家がありました! -
ピッピの家の中。
洗濯ものなんかもちゃんと干してあって、リアルです。 -
さすがに疲れたので、レストランでちょっと一休みすることに…
このレストランもかわいらしい!
店員さんもとてもフレンドリーでした。 -
食べたのは、サラダにシナモンロール、コーヒー、ジュース、アイスです。
こっちはゆっくり休みたいのに、娘は自分のアイスを食べ終わると、
「はやくまたあそびにいこうよ〜!」
とめちゃくちゃ急かしてきます。 -
ピッピの家の外にはお馬さんもいて、(結構大きい!)それに自由に乗れるのですが…
かなり危ない。
滑り落ちるのではないかと、見ていてひやひやしました。 -
こんなおもちゃのお馬さんも。
-
そうこうしているうちに、部屋の反対側で小さな劇が始まりました!
-
スウェーデン語なのでセリフは全く分からないのですが…
娘は、周りの雰囲気で一緒に笑ったりして楽しそうです。 -
歌があり、笑いがありの劇で、全然何言ってるかわからなくてもいいもの見たな〜と思いました。
-
さて、まだまだ遊びたそうな娘ですが、いい加減こちらも疲れてしまったのでユニバッケンを後にしました。
そうそう、橋を渡ったところに、こんな地図がありました〜。
私たちがいるのはユールゴーデン島です。 -
これ!
観光ツアーで船から見たブルーの門です。
この門を入って、ぶらぶら散歩しながらローゼンダールに向かうことにします。 -
おお!
カヌー漕いでる人が!
こういうのもアリなんですね! -
また白鳥を見つけました。
白鳥って、やっぱりほかの鳥と違ってぱっと目を引きますね。 -
海を挟んで、エステルマルムを背景に一枚。
-
うーんのどかです。
ジョギングしている人や、ベビーカーで散歩している人をたくさん見かけました。
というか、平日昼間なのに、本当にジョギングしている大人が多い!
みんな仕事はどうしてるんでしょう…? -
なんだか素敵な建物が見えてきました。
レストランかカフェのようです。 -
大きくて立派な木がありました!
-
黄葉も見えます。
…そしてこの頃、ユニバッケンではしゃぎまくった娘はベビーカーの中ですやすや眠っていました… -
うーん、やっとたどり着きました。
ローゼンダール!
結構遠かったです…
というか、ローゼンダールに入るのに、かなり急な舗装されてない坂道を上るので、ベビーカーの車輪が砂利に引っかかってものすごく大変でした。
現地のベビーカーのお母さんたちは…平気で歩いてましたけど。
というのも、こちらのベビーカーはかなりがっしりしていて、車輪も日本のベビーカーの4〜5倍はあろうかという大きさなんです。
そりゃー、これだけ車輪が大きかったら、砂利なんかには引っかからないですよね… -
標識。
ふむふむ。馬に乗ってはこの道は通ってはいけないのですね? -
また立派な…松っぽい木がありました。
この辺で、うちの母がギブアップ。
もうちょっとまっすぐ奥に進めば売店とかあるみたいだよー! と言ったのですが、距離感も分からない中これ以上歩くのしんどい! と言い張り、せっかくここまで来たのに来た道を引き返すことになりました… -
で、帰る途中。
お馬さんたちが! -
仔馬ははしゃいで母親の周りをあっちこっち跳ね回っていましたが、ほかの馬はみんなお利口に言うことを聞いてパカパカ歩いています。
-
しかしこっちの馬は大きい!
大きくてどっしりしています!
日本のサラブレッドは細いので、なんか迫力が違います…
やっぱり寒い地方の馬だからかしら… -
来た道をてくてく引き返していきます…
まあ仕方ないか…この風景もきれいだし… -
よく考えたら、庭園なんてどこにでもあるしな…
あえてスウェーデンに来て、庭園に必死こいて行くこともないか…と、自分を納得させます。
庭園には、このきれいな街並みはないわけですしね… -
ステキなカフェがあったので、ここで休憩する? と母に提案したのですが、それも却下されました…
なぜ? と聞くと、「何か食べたらすぐおなか壊しちゃうから」ですと!
だーかーら、旅の前に、旅行中は慣れない水や食事なんかでお腹壊すこと多いから、整腸剤なりなんなり持ってくるように、って言ったのに!
母は「私はお腹壊さないもん。大丈夫だから」と言い張って、何も持ってこなかったのです。
(私は授乳中なのでいろいろ薬は飲めないのでもともと持ってきていない)
若干あきれました…やれやれ。 -
お、これは、今ではめったに見られないという旧式のトラムでは?
味のある車体で、風景に溶け込んでいます。 -
教会のような博物館のようなきれいな建物を眺めつつ…
てくてく歩いて、また地下鉄に乗ってホテルに戻りました。 -
もう今日は最後の夜なので、母が文句言おうと外で食事したい! と思い、ぶらぶら街に出ました。
なんだか雰囲気のいいビストロを見つけたので入ってみます。
(入り口にいたウェイターのおじ様がハリソンフォードのような渋い素敵な人でした) -
テラス席へ。
と言っても、ガラスで覆われているので外気は入ってきません。 -
お店の中はこんな感じ。
次から次へとお客さんが入ってきて、人気店なのか? すごく混雑してきました。 -
注文したのは、ガスパチョ、サラダ、サーモンと焼き野菜。
ガスパチョはピリッとしていて、サラダはミニサラダ…の割に、日本でいう立派な大きさで、サーモンはとにかく肉厚で大きかったです!
これにパンがついていました。
これを私、母、娘の3人で分けたわけですが…
やはり3人でちょうど良い量でした。 -
お腹壊しちゃう〜と言ってた母ですが、おいしいおいしいとすごい勢いでサーモン食べてました。
添えてあるジャガイモも、母はジャガイモあまり好きではないのに、これは美味しい! と言ってパクパク食べてました。
良かった良かった。 -
翌日。
とうとうストックホルムともサヨナラです…
帰りはあの恐ろしく高いタクシーではなく、鉄道、アーランダエクスプレスで帰ります。
ホテルからほんの数分で駅だったので、子供、ベビーカー、スーツケースがあっても楽勝の距離でした。
これが実感としてわかってたら、行きもおとなしく鉄道使ったんですけどね…
ガイドブックの地図では、実際の距離感ははっきりとは分からないので、仕方ないです。
母は年寄なのでシニア料金で何と私の半額でした!
すんごい安いじゃないか…
二人合わせても、タクシーのおよそ3分の1ですよ! -
車窓から、列車が見えます。
これもスウェーデンカラーっぽいですね。(ちょっと色味違うけど…) -
さあ、またモスクワへ!
-
こうやって見ていると、確かに紅葉ではなく黄葉ですね。
-
そしてこちらはモスクワ上空。
モスクワの方が明らかに色づいてます。 -
空港では、今回は乗り継ぎが4時間ほどあったので、子供を遊ばせられるプレイルームへ行きました。
子供を遊ばせる…のを口実に、親も靴を脱いで足を伸ばせるのがありがたい! -
ここでも大はしゃぎの娘。
そうそう、ここでいーっぱい疲れて、飛行機の中ではたっぷり寝ておくれ〜 -
息子も遊びまくってます。
このプレイルーム、最後まで残っていたメンツは、全員同じ飛行機で、しかも全員一番前の壁が目の前の席でした…
みんな飛行機に乗って座席について、「あれ、また会いましたね」ってなりました。
まあみんな小さな子連れだったので、当たり前と言えば当たり前ですね… -
ホテルでもらった小さなお菓子、空港で最後の一つを娘が食べ切りました!
ホントにいいホテルでした…よかったよかった。 -
帰りは、時間的にも夜だったので、息子もいい感じで眠ってくれて、やっと私も体を休めることができました〜。
ホント、乳幼児連れの旅は、親の睡眠時間が圧倒的に奪われるということがよくわかりましたよ… -
ちなみにこれは、飛行機に乗っていて娘あてにもらったおもちゃです。
-
クレヨンや、いろいろ遊べるノートや、着せ替えシールみたいなものが入っています。
-
こちらはもう一つの便でもらったおもちゃ。
これはなぜか息子の分もくれました。
これもクレヨンや、ノート、帽子、アイマスクなんかが入ってました。
アエロフロート、どんなもんかと思ってましたが、機内食もおいしかったしサービスも不満はなかったし、なかなか良かったです! -
今回の旅で私が得た教訓…
それは、乳幼児連れの旅行は、親の睡眠時間が圧倒的に削られる! ということ。
それさえ覚悟しとけば、後はまあ…大変さは予想通りというところでしょうか。
スウェーデン自体は、とてもよかったです。
ベビーカー連れの人がとにかく多かったし(しかも、横に2列の二人乗りが多かった!)街の人たちはとても親切で、ベビーカーを見ると覗き込んで老若男女問わず子供に話しかけてくれました。
ベビーカーでここ入ってもいいですか? と聞くと、いつも笑顔で「もちろん!」と答えてくれました。
日本人って、何につけ「ありがとう」ってよく言うと思うんですが、同じくらいスウェーデンの人もすぐ「Thank you!」って言ってくれてました。
子連れに優しい…って、表面上だけじゃなくて本当に芯からなんだなあ…とても居心地のいい国でした。
スウェーデン、ありがとう!
今回、子供たちが体調を崩すことなく、元気に行って帰ってこれたことは、ラッキーだっただけかもしれませんがとてもありがたかったです。
親のわがままに付き合ってくれてありがとう!
でももう子供がこんな小さいうちは、海外はいいかな!
次は国内を頑張ろう!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅するきのこちゃんさん 2013/11/11 06:08:09
- 子連れ旅、おつかれさまでした〜!
- 葉さん、はじめまして。
わたしも葉さんの旅行の1週間後、8か月になる息子を連れてストックホルムに行きました。(よかったら、旅行記をのぞいてみてください。)
とーっても親近感が湧いたので、思わずコメントしちゃいました^^
ほんとにおつかれさまでした!!
わたしはロンドンから、子ども1人、しかも夫にかなり頼っていたので、葉さんの苦労とは比べ物になりませんが。。
葉さんの上のお姉ちゃんも、楽しめるスポットがあってよかったですね。苦労したぶん、子供には旅行の写真をたくさん見せて、大きくなっても忘れさせないようにしたいものですね 笑
では、育休明けのお仕事がんばってください!
- 葉さん からの返信 2013/11/16 22:10:25
- RE: 子連れ旅、おつかれさまでした〜!
- 旅するきのこちゃんさん、初めまして!
コメントありがとうございます♪
旅行記見ていただいてありがとうございます。
きのこちゃんさんの旅行記も拝見しました!
いろんな雑貨屋さんめぐり…素敵です〜
私も、旅立つ前はかわいい雑貨なんか買っちゃおうかな〜? なんて考えていたものですが…実際は、子供たちの相手に意識が行ってしまって、お店に入るどころか雑貨屋さんを見つけることすら! できませんでした…
なんたって、毎日前を通っていたH&Mにも入れなかったくらいですし…
確かに、子供一人だったらお店にも入れたかも…と思いますが。
きのこちゃんさんはロンドンにお住まいなんですね。
ステキです〜☆
他の旅行記も少し拝見したのですが、オリエントエクスプレスの旅やギリシャの旅がものすごく素敵で、私もいつか…! と思いました。
お互い子育て頑張りつつ、またの旅を夢見て毎日の生活を頑張りましょう!
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