秩父鉄道の沿線にある26番から30番札所を巡った。<br /><br />終点西武秩父で降り、秩父鉄道のお花畑駅に乗り換えて、そこから三峰口方面行きに乗って、白久で下車。10時30分過ぎに着いたが、次の登り電車は、11時52分だ。それを逃すと12時台はない。しかし、30番の法雲寺を参拝して戻るには十分な時間だ。次第にゆったりとした登り道となり、法雲寺に近づくと左手に谷津川館への入り口が見える。法雲寺は浄土式庭園が美しい。<br /><br />次に目指す29番の長泉院には、駅で聞いたら武州中川駅からが近いとのこと。途中にそばの花が咲いている。千手観音堂、清雲寺を経由して、40分ほどかかった。長泉院のもみじの下で弁当を出して昼食とした。<br /><br />長泉院を出て、浦山ダム下の橋を渡り、登坂を行く。途中道路に栗の実がたくさん落ちている。鍾乳洞入口という看板がある所から下り道を行くと28番橋立堂に着いた。<br /><br />27番大渕寺には、橋立堂から25分ほど。巡礼古道と書かれた近道があった。<br /><br />最後の26番の円融寺は、本堂の他に岩井観音堂が山の上にある。大渕寺からも行けるようだが、分りやすい昭和電工の敷地を抜けて、琴平神社鳥居の右側の登り道を行った。300段余の急な石段を登りきると、舞台造りの観音堂にようやくに着いた。<br /><br />残るは26番円融寺だけ。平らな道を歩いて、あっと云う間に着いた。ここから影森駅が近い。今日も随分と歩いた。

秩父巡礼、札所めぐりの旅 (4) <秩父鉄道沿線にある26番～30番札所>

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2013/10/03 - 2013/10/03

1035位(同エリア1852件中)

#寺社

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traveldogさん

秩父鉄道の沿線にある26番から30番札所を巡った。

終点西武秩父で降り、秩父鉄道のお花畑駅に乗り換えて、そこから三峰口方面行きに乗って、白久で下車。10時30分過ぎに着いたが、次の登り電車は、11時52分だ。それを逃すと12時台はない。しかし、30番の法雲寺を参拝して戻るには十分な時間だ。次第にゆったりとした登り道となり、法雲寺に近づくと左手に谷津川館への入り口が見える。法雲寺は浄土式庭園が美しい。

次に目指す29番の長泉院には、駅で聞いたら武州中川駅からが近いとのこと。途中にそばの花が咲いている。千手観音堂、清雲寺を経由して、40分ほどかかった。長泉院のもみじの下で弁当を出して昼食とした。

長泉院を出て、浦山ダム下の橋を渡り、登坂を行く。途中道路に栗の実がたくさん落ちている。鍾乳洞入口という看板がある所から下り道を行くと28番橋立堂に着いた。

27番大渕寺には、橋立堂から25分ほど。巡礼古道と書かれた近道があった。

最後の26番の円融寺は、本堂の他に岩井観音堂が山の上にある。大渕寺からも行けるようだが、分りやすい昭和電工の敷地を抜けて、琴平神社鳥居の右側の登り道を行った。300段余の急な石段を登りきると、舞台造りの観音堂にようやくに着いた。

残るは26番円融寺だけ。平らな道を歩いて、あっと云う間に着いた。ここから影森駅が近い。今日も随分と歩いた。

エリア

秩父(埼玉)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: 友人

一人あたり費用: 1万円未満

秩父駅仲見世　ここを抜けて、線路を渡り、秩父鉄道のお花畑駅に向う。
仲見世で見た壁画―秩父夜祭
秩父鉄道の電車が来た。
白久駅に着いた。帰りの時刻まで1時間余ある。その間に30番札所「法雲寺」に参拝してこよう。
白久駅　ここから法雲寺まで、20分程だ。

緩やかな上り坂を行く。谷津川館という温泉宿への道と別れる。
30番札所法雲寺に着いた。入口に｢三十番入口｣と書かれた石塔がある。
30番札所　瑞龍山法雲寺

本尊　如意輪観音

宗派　臨済宗

御詠歌　一心に南無観音と唱ふれば　慈悲深谷の誓ひたのもし
何度かの火災をまぬがれて残っている観音堂
法雲寺に浄土式庭園があった。ちょっと見ごたいあり。

白久駅にもどってきた。駅員さんに聞いたら、次の29番札所長泉院は、武州中川駅が近いとのこと。
登り列車に乗って、武州中川に向かう。
武州中川駅で下車。ホームから線路を渡って駅舎に。ここから29番札所長泉院に向う。
途中、そばの花が咲いていた。
土俵がある御堂があった。千手観音堂というらしい。観音堂だが、札所には入っていない。
ここで毎年8月16日に信願相撲が行われるそう。

千手観音堂の天井には、奉納された相撲絵がある。相撲四十八手が描いてあるとのこと。
武州中川駅から40分程歩いて、29番札所長泉院に着いた。
長泉院の秋葉堂
29番札所　笹徒山長泉院

本尊　聖観音

宗派　曹洞宗

御詠歌　分けのぼり結ぶ笹の戸捺し開き　仏を拝む身こそたのもし
ここにも東京芝の増上寺にあった石灯籠があった。左は文昭院殿（６代将軍家宣）、右は有章院殿（７代将軍家継）

昼食時だ。境内の紅葉の下のベンチを借りて昼食をとった。
長泉院を出て、浦山ダムが見える道を行った。浦山橋からダムが見える。
浦山ダム
浦山ダムと浦山川に架かる鉄橋
秋がやってきた。栗の実が落ちてぽっかりと口を開けていた。
鍾乳洞入口の案内が目につく。ここが28番札所の橋立堂への入口だ。札所の案内が書いてないのでわかりにくい。
橋立堂への道案内
28番札所石龍山橋立堂に着いた。
28番札所　石龍山橋立堂

本尊　馬頭観音

宗派　曹洞宗

御詠歌　霧の海たち重なるは雲の波　たぐいあらじと渡る橋立
御堂から見下ろすと・・・

境内にソフトクリームの販売があった。
橋立堂を出て、しばらく行くと、札所資料館があった。秩父の札所という展示会をしているよう。見たかったが、時間がないのでパス。また今度ということで・・・
右に曲がる巡礼道があったので、入る。
大渕寺には線路を二度越えて、また右側にもどる感じで行く。
また線路を越える。
27番札所大渕寺に着いた。
27番札所　龍河山大渕山

本尊　聖観音

宗派　曹洞宗

御詠歌　夏山やしげきが下の露までも　心へだてぬ月の影もり
大渕寺の月影堂
いよいよ本日最後の26番札所円融寺だ。
しかし、ここで26番札所の岩井観音堂が山の上にあると気づく。秩父巡礼は、観音霊場巡りだ。観音様を拝まなければ御利益はないだろうと思い、登ることにする。
登り口は、昭和電工の敷地を抜けて、琴平神社の右わきにあった。仕事の邪魔にならないように注意して行こう。