気になっていた場所へ

2013/10/05 - 2013/10/05

渡り鳥にそのうちはない！
そうなのです。
また移動することとなってしまいました。
その前に、この地に住んでいなければなかなか行くことのできなさそうなずっと気になっていた場所に行ってきました。

エリア 米原(滋賀)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず向かったのは伊吹山。
こちら、名古屋からはちょっと離れているのですが
名古屋暮らしに大きな影響のある山なのです。
冬の寒い寒い北風、伊吹おろしはこの山から吹いてくるのです！ということでずっと気になっておりました。

なにも考えずにドライブウェイから登頂。
なんと！通行料３０００円！
・・・一瞬Uターンしようかとｗ。
カーブを攻めた運転を楽しみたい方にはなかなか楽しめる道のようで走り屋さんの車を多くみかけました。（その道の写真は・・・無し）

駐車場からは遊歩道が。

伊吹山 自然・景勝地

標高１３７０メートルだそうですが、かなり上と下とでは
植生も気候も違っていて晴れていたら
絶景なのかも。
でもこの日は霧でほとんどなにも見えず（涙）。
まあ霊峰という感じがしてこれもなかなかの雰囲気です。
ふもとよりかなり気温は下がっていました。

すごい霧でした。

しばらく歩くと休憩の小屋が何件か固まった場所に到着。
こちらでうどんなど食べて休憩。
けっこう足元が悪いのでスニーカーレベルの靴をはいていないとつらいかも。

こちらに来たのは古事記にはまっている連れの強い希望もあったのでした。
今から2千年ほど前、日本武尊は伊吹山の荒神を退治しに伊吹山に登ったのだそうです。

こちらがそのヤマトタケルの像。

伊吹山 自然・景勝地

そしてこれが山頂の三角点。

帰ってきた後で知ったのですが、なんと伊勢神宮・熊野本宮大社・伊弉諾神宮・元伊勢 外宮豊受大神社・伊吹山を線で結ぶと、地図上に奇麗な『五芒星』が浮かび上がるのだそうです。また伊吹山、出雲大社、富士山も一直線で結べるのだとか。ということで霊峰といわれているのだそう。

伊吹山 自然・景勝地

山頂の遊歩道はこのようになっています。
東は下り専用ですが、結構細くて途中険しいところもあり、底の厚いスニーカーかハイキングシューズでないとつらいかも。
霧で遭難しそうな（？）雰囲気だったのもなかなかなか神秘的でかえってよかったようなｗ。

花の時期も終わりに近くりんどうなど数種しかみられず、紅葉もまだでしたが、念願の山にのぼれて大満足。

これはあちこちで見かけてすごく目立っていたけどなんの実なのかわからず。

ちなみに遊歩道の東ルートの一部はこんな感じで狭く、この写真の場所は木道がありますがほとんどが足元は整備されていませんでした。入り口に「軽装で入ると危険！！」という立て看板が何箇所もあって・・・実は途中で戻ろうかと思ったのでしたｗ。でも本当にサンダルとかバレエシューズなどでは無理ですよ。

伊吹山を下ったあとにやってきたのは関ヶ原古戦場跡。
ここもいつも車や新幹線で通るたびに気になっていたのでした。
インターを降りてしばらく走るとのぼりが見えてきます。

小さな丘の上に見晴台があり、そのふもとに駐車場が。
この日は駐車場のわきに小さな砲台（？）があり、
係の方が一定の間隔ごとに発射していました。
この音が・・・ものすごい迫力でかなり心臓に悪いｗ。

大砲の音から逃げるようにｗ丘を登ります。

ちょっと上るとこのように木柵があって
戦国時代気分が一気に高揚♪

山頂には古戦場の碑が。

山頂にある説明の案内板越しに見た風景。
ボタンを押すと説明が流れます。
なるほど、ここに陣をかまえていたんだ・・・などと
なかなか興味深かったです。

そしてこちらが古戦場跡からちょっと離れたところにある最終決戦地（このあたり一帯がそうらしい）

ほんとにここで戦っていたんですよね。
なんだかすごく不思議な気がしました。
歴史好きならすごく楽しめる場所です。お勧めです。