2013/09/15 - 2013/09/15
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cozy_nさん
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「エーゲ海クルーズの旅」の第4編は,クレタ島のクノッソス宮殿跡とイラクリオンの考古学博物館が中心になっています。とりわけ考古学博物館に展示されたミノア文明の数々の出土品は,非常に興味深く見応えがありました。
各編の構成は
第1編:フォトジェニックなミコノス島
第2編:トルコのエフェソス遺跡とグランドバザール
第3編:パトモス島(エーゲ海)での海水浴
第4編:クレタ島のクノッソス遺跡と博物館
第5編:エーゲ海珠玉のサントリーニ島
となります。
先の「南イタリアとギリシャの世界遺産をめぐる旅」を姉妹編として
http://4travel.jp/traveler/cozy_n/album/10816617/
用意しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩
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朝7:30ごろにクレタ島(Crete)に上陸
埠頭に接岸していたので歩いて港ターミナルに向かう
クルーズ船主催のオプショナルツアー「クノッソス宮殿観光」(1人49ユーロ)があったのだが,単独で行動することにした。
ありがたいことに,同好(行)の士ともいうべきご夫婦が一緒になってくださったので,4人でクノッソス宮殿跡にタクシーで行くことに -
ターミナルを出るとすぐにタクシーから声がかかる。双方片言の英語を駆使しながら何とか交渉を成立させた。
クノッソス宮殿往復(1時間の見学時間を含む)で60ユーロ,で交渉成立・・ -
・・と思ったのは同床異夢だったようで,実際にはこちらが要求したモロシニの噴水で降車すると料金は70ユーロになっていた。
旅行ガイドブックにはもっと低い料金で掲載されていたと思うし,実際の経験者の話では80ユーロ〜90ユーロぐらいが相場と聞いていたので,「一物多価」は何かスッキリしない。
それはそれとして,同好(行)のご夫婦が一緒になってくださったので,費用はその半分で済んだ。 -
8:00直前に遺跡入口に到着
入場券(1人6ユーロ)を購入し,開場を静かに待つ(2枚連結) -
快晴の朝,ほぼ一番乗りで入場
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最初は単なる神話・伝説と考えられていたクノッソス宮殿(Knossos)
これを1900年ごろから40年かけて発掘した考古学者アーサーエヴァンス(Arthur John Evans)の像 -
クノッソス宮殿は紀元前2000年頃にミノス王が作ったとされているが,現在発掘されたクノッソス宮殿は紀元前1700年頃に再建されたものだという
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クノッソス宮殿のシンボリックな場所のひとつ,南の邸宅(South House)
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見学者が少しずつ増えてきた
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クノッソス宮殿のシンボリックな場所のひとつ,南公式入口
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王座の間(謁見の間とも)
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玉座の間の赤い壁画。中央に位置する石椅子が玉座。
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玉座を守るように位置するグリフィン(伝説の生物)
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王座の間の上階にあるフレスコ画の展示
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「青の夫人たち」と呼ばれる有名な壁画などがガラスケースに守られて展示
あった,あった・・・と大喜び -
さすがに本物は違うなあ,などと神妙な面持ちで鑑賞するが・・・
実は,本物と思っていたフレスコ画などはすべてレプリカであり,本物は博物館に収蔵されていることが後に判明(笑) -
出土品の大甕
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クノッソス宮殿のシンボリックな場所のひとつ,北の入口
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現在もまだ発掘修復作業が続く
午前10:00に見学終了。高校時代の世界史教科書にクノッソス宮殿の写真があり,本物の遺跡を是非見たいと思っていたのが今回実現することができた。 -
クノッソス宮殿跡からイラクリオン(Iraklion)市街の中心地であるモロシニの噴水まで戻ることにした。
同好(行)のご夫婦は博物館へ,我々は要塞のある海岸方向へ(この時点で博物館がクノッソス遺跡の重要エリアだと気づいていない) -
イラクリオンのメインストリート,このあたりが市街の中心
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辿り着いたベネチア時代の要塞
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歴史的な威容を間近に見るが,現在修復中のようで中へは入れなかった
急遽,予定を変更し考古学博物館(Iraklion Archaeological Museum)へ
これが結果,大正解! -
途中,市街図などを見ながら博物館へ急ぐ
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イラクリオンの町を散策しながら
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こんな公園や
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バスターミナルなどに寄りながら(ちなみに気温は26℃となっていた)
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ついに考古学博物館前に到着,時間は1時間ぐらい残されていたが・・・
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これが本物の「百合の王子」
博物館の中では,いくつかの例外を除いてフラッシュを使わなければ撮影可能だった -
見事な展示収蔵品
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本物の「青の夫人たち」
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フレスコ画
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王妃の間にあったとされる有名な「イルカ」
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見事なギリシャ風土器
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牛頭形の御神酒入れ(リュトン)
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展示収蔵品:男子の像
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雌ライオンの頭の形をした御神酒入れ(リュトン)
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展示収蔵品:大甕
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古代の貨幣
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時間が許せばもっと見ていたいと思わせる貴重な展示収蔵品ばかりなのだが・・
最終出港時刻の11:15が迫ってくる -
帰路,何気ない道路脇の空き地に無造作に遺物が・・・
11:15までに無事帰還,午後サントリーニ島へ向かう
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この旅行記へのコメント (1)
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- KRNさん 2015/09/24 14:34:35
- クノッソス宮殿
- cozy_nさま
はじめまして。
再来週イラクリオンに寄港する予定でして、当初は全く遺跡観光は頭になかったのですが、これと言ってその他に見るものもなさそうなので急遽クノッソス遺跡について調べを進めているところです。
タクシーで回られたとのこと、バス観光を考えていますがタクシーのおおよその見当がついて大変ありがたかったです。
また後ほどお邪魔させていただきます。
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