2013/09/21 - 2013/09/22
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scomitcheeseさん
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日本に帰国する直前にもう一度ワディラムに行ってきました。
今回は、通常の砂漠ツアーと違い
こちらから指定してガイドを頼み、
1)ラカバキャニオン
2)ブルダブリッジ
のトレッキングです。
砂漠の夕陽と朝日はマストです。
思い切って行ってきてよかったと思いました。
サヨナラ、ワディラム!
サヨナラ、ヨルダン!
いつかまた会える日まで。
きっときっとインシャーラー。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回はアンマンからタクシーをチャーター、往復160JD.
キャンプとガイドは、アウトドアの先輩からアドバイス受けてアブゼイドのキャンプ。
ワディラムは自然保護区になっており、ベドウィンは全てラム村の住民です。
普通の車は保護区内には入れません。チャーターのタクシーは予約のあるキャンプのオフィスまでは入れます。
アブゼイドのオフィス。といってもテーブルとイス、トイレくらいしかない。 -
荷物を置くと水をそれぞれ1リットルかついで
ラカバキャニオン入口まで4WD車で移動します。ラム村のすぐ近くです。
ここからはガイドの案内で山の裂け目みたいな岩山を登っていきます。 -
15分ほど登るとラム村が一望できました。
小さな村の人口は1500。 -
これについては夜の食事の時にアブゼイドからいろいろな話を聞きました。
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たくましく生きる植物。
僅かな水分を得て成長している。
お茶にして飲むと腹痛に効果があるとか。 -
青い空に白い雲が浮かぶこと自体めずらしい。
砂漠にも秋の訪れ。 -
今日は北風が吹いています。
登るのには気持ちいい風です。
汗をかいてもすぐに乾きます。
なので、ペットボトルの水は減りません。 -
そそり立つ岩を間近に見ながら歩きます。
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360℃の景色を堪能します。
なので、疲れません。 -
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長年かけて風が砂岩を侵食します。
奇岩を作るのも風。
そして、こんなにぽっかりと穴を開けました。 -
相当登ってきました。この山はラムとサンドドゥン(大きな砂山)の間に横たわる細長い山です。一番高いところで1753m。ただ、谷間を歩くので、登頂はしません。
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山の向こうに赤い砂山が見え始めました。
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屏風のような山が立ちはだかります。
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砂嵐。
光によって変わる砂の色。 -
光と影、砂の風。
まともにくらうと、目を開けていられません。 -
イチオシ
空と砂と砂山と。
色のコントラストがなんともいえない。 -
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イチオシ
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おお、また砂風がやってきます。
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砂に寝転ぶガイドのマコトくん。
迎えの車ももうすぐ到着します。
丘を転がっても寝転がってもあそべる。 -
寝転んでみました。
気持ちいい! -
岩から風によってはがれた砂が、風によって運ばれ、堆積したサンドドゥン。
きっと季節によって形を変え場所を変える砂丘なのでしょう。 -
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ナバタイの壁画。
ラクダが描かれています。 -
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ストンとはがれて落ちた砂の絶壁に描かれています。
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4WDは砂漠をひた走り、砂山を転がるようにかけぬけて
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キャンプを目指します。
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今日のキャンプは、ナバテアの寺院でその後アラビアのロレンスが武器を隠したという「ロレンスの家」のすぐ南の岩陰でした。
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キャンプの庭には、小さなスイカのツルが伸びていました。
誰かが食べたスイカの種が発芽したのでしょう。ピンポン玉くらいの実をつけていました。
ちゃんと水やりをしているのね。 -
雄大な景色を見ながら隠し持ってきた(?)ビールで乾杯。
(アラビーには内緒で頂きます) -
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キッチンでは夕ご飯の支度が始まっています。
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網に味付けしたチキンを並べます。
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丸い鉄板には、玉ネギ、じゃがいもを並べます。
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砂の中に炭をおこし、いい具合に炭が落ち着いたら、
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食材を入れます。
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蓋をして、砂をかけ
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さらに毛布を敷き
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砂をかけます。
働かざる者食うべからず、ゲストも働きます。そして2時間待ちます。
その間に陽が傾いてきました。 -
サンセットサイトへ急ぎます。
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秋の落日は早い。
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影を長く映して、沈んでいきます。
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あっというまでした。
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テントに火が入り、甘いお茶を呼ばれていると2時間はあっという間に立ちました。おなかぺこぺこです。
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おいしそうなにおいがしています。
ごはん、ホブス(パン)、チキン、野菜の質素な食事が始まります。
ゲストは私たち3人だけでしたが、ラムの男たち、アブゼイドの友だちが数人集まってきて一緒に食事します。
とはいってもゲストが終わってから食べていましたけれどね。 -
こうやって、どうせたくさん作るなら、他の友だちもよんで食事するのはベドウィン、パレスチナにかぎらずよくやるおもてなし。
今日はお客が来るからおいでよって何度呼ばれたことか。
1500人の殆どが親戚かファミリーのラムの村。結構な人口密度なのです。それ以外にキャンプを建てるのには政府の許可がいるのです。ラムの村の地域以外にも家は建ててはいけないことになっているのだそう。
政府の許可を取るのには、アカバにある事務所まで行かなければならないそうです。アカバまで約1時間。
ラムは自然保護区で観光にとってはドル箱なのでルールも厳しい。そうでしょう。アラビーのようにゴミを捨てる習慣が抜けない人たちには、まず自分の家だけでなく通りや公共の場所もきれいにしろというのは、今のところ無理な話に近いのです。 -
夜。風がやむと闇と無音の世界がやってきました。
遅い月が登り、キャップランプがなくても月明りでトイレまで行けます。
月がこんなに明るいと感じたのは子どもの時以来です。 -
夜明けがやってきます。
急いで支度をして朝日を見に裏山に登ります。
ちょっとひんやり。 -
砂漠の真ん中に出て行った連れとは別に、
私は岩棚に登りました。 -
空の色が少しずつ変わっていくのを、好きな歌を歌いながら待ちます。
だって、大きな声で歌っても恥ずかしくないもん。 -
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連れはずっと向こうで日の出を待っています。
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岩棚からキャンプを眺めます。
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ガイドは車のわきで眠っていました。
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イチオシ
月が西に傾いていました。こんな景色を独り占めするのはもったいないくらいでした。贅沢だったわ!
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イチオシ
山肌に朝一番の光が当たり、輝き始める瞬間です。
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さて、食事を終えて、マコトくんが今日のトレッキングへ案内します。
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昨日は谷の道。
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今日は景観も楽しめる尾根の道。
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空の色!
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こんなふうに芸術的に風は穴を開けました。
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キャンプ地がはるか向こうに見えます。
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ワディラム一の高い山、ラム山がはるかに見えます。
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ハート形に穴が開いて奇岩ができる。
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いつか登ってみたいものです。
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ブルダの石橋は、山頂近くにあります。1時間以上も山道を歩き、岩を登ってたどり着きます。
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ここからはロッククライミング。
ひとりずつガイドが誘導します。 -
ブルダブリッジ到着!
ここでサヨナラいいました。
この橋、あと何年ぐらい持つのでしょうか?
相当強い風が吹き抜けます。 -
降りてきて山を巻いていくと、山頂に見えたブルダブリッジ。
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ウンムフルースのブリッジは登るのは簡単!
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前回怖くて乗れなかったラクダにも最後に乗りました。
「おとなしいラクダにしてね」とアブゼイドに頼んでおりました。
そのとおり、とてもおとなしい子ですぐにリラックスできました。
他にもトレッキングプランがあり、ぜひまた挑戦してみたいと思いました。
いけるかしら?お別れ言ったのに。
1泊2日、2つのトレッキングのガイド、3食つきで1人100JDでした。
これは参加するグループの人数にもよると思います。
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