
2013/09/27 - 2013/09/27
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TAKEおじさん
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会社のOB仲間との久しぶりの下町散歩。
天気も良く、東京は下町の亀戸から出発した。
先ずは、亀戸天神。ここは、5月の藤の花の屈指の名所。さらには、菅原道真を祀り、学問の神様として親しまれ、受験シーズンには、絵馬を奉納で受験生で溢れる。
近くに見えるスカイツリー、すっかり下町の名所となったが、ぶらぶら歩いて行く。平日だったが、天気も良く、待ち行列は2時間待ちであっさり諦める。
向島百花園は、今は秋の七草であるハギが見ごろ。見事なハギのトンネルを何度も往復した。その他の秋の七草もを観賞できた。
最終地の浅草までは、電車で行こうと思ったが、やはり天気が良いので隅田川、スカイツリーを眺めながら浅草まで歩いて行った。
最後に、浅草神谷バーで打ち上げ、24,000歩の歩きを癒した。
おまけ
権現堂のヒガンバナ、あしかがフラワーパークのオオオニバス
行程
亀戸駅 13:00発
亀戸天神 13:18着、13:32発
スカイツリー 14:20着、14:40発
向島百花園 15:20着、16:15発
浅草 17:15着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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-
亀戸天神からスタート
亀戸駅に、午後1時に集合。会社OB仲間「かめさん会」の9人で下町をぶらぶら歩き。
亀戸駅から10分あまりで、亀戸天神に到着する。
亀戸は、「かめいど」と読むが、元は亀井戸。昔、亀の形の島(亀島)に井戸が有り、亀井戸と成ったと小学校の頃に教わった(元地元民)。
この辺りは、江戸時代に埋め立てられ、陸続きに成った。 -
今日のルート
亀戸天神、スカイツリー、向島百花園を回り、電車で浅草に行く予定だったが、天気も良かったので浅草までも歩いて行った。
景色を楽しみながらのぶらぶら歩きだったので、それ程疲れずに楽しい散歩となった。 -
亀戸天神
正式には亀戸天神社。
菅原道真の末裔の神官が、1661年(寛文元年)、江戸の本所亀戸村に天神像を奉祀したのが始まりとされる。
九州の太宰府天満宮と並ぶ学問の神様である。 -
たくさんの絵馬が
学問の神様なので、受験シーズンに沢山の受験生が絵馬の奉納に来る。
今でも、沢山の絵馬が掛かっている。 -
本殿の上にはスカイツリー
晴れ渡る空には、スカイツリーがすぐそばに見える。 -
藤棚にスカイツリー
亀戸天神は藤が有名。
毎年、4月の終わりから5月にかけて、藤まつりが開催され多くの観光客で溢れる。
藤とスカイツリーは格好のビューポイントとなっている。 -
太鼓橋 女橋は未来
亀戸天神には、朱塗りの美しい太鼓橋が2つある。
女橋は、本殿の手前にある橋。この橋は希望の未来を表す。 -
太鼓橋 男橋は過去
男橋は、大鳥居を過ぎると最初にある橋で、女橋よりやや大きい。
太宰府天満宮を模して造られ、池と橋を人の一生に見立てた「三世一念の理」に基づき、この橋は過去を表わす。 -
葛飾北斎 諸国名橋奇覧 「かめゐど天神たいこばし」
亀戸天神の太鼓橋は浮世絵にも登場する。
見事な太鼓橋。昔は朱塗りでは無かった。現在のより高くて立派に見える。 -
太鼓橋に曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
この時期は、藤は見られないが曼珠沙華。
これは、白い曼珠沙華。 -
太鼓橋からの眺めは良い
スカイツリーや園内が見渡せる。 -
太鼓橋とスカイツリー
太鼓橋を渡って天(スカイツリー)まで行きたい。 -
亀戸天神には亀
池には亀が随分と多い。
このぶらぶら歩きの会も「かめさん会」なのでピッタリか。 -
横十間川(よこじっけんがわ)を北上
亀戸天神から、スカイツリーを目指し、スカイツリーを見ながら歩いて行く。
横十間川は、江戸城に対して横に流れ、川幅が十間(18m)あったことから名付けられた。 -
イッサイサルスベリ
横十間川の散歩道に見事なピンク。
イッサイサルスベリは、種まきから1年以内に開花するので一才サルスベリ。 -
デュランタ
これも、鮮やかに。 -
酔芙蓉
散歩道は色々な花が楽しめる。
酔芙蓉も朝は白かったが、午後になってだんだんピンクになってきた。 -
北十間川
横十間川を登って行くと、北十間川に合流する。
こちらは、本所の「北」を流れるので北十間川。
写真は、歩道橋の上から。スカイツリーは、午後は逆光で川にはさざ波で逆さスカイツリーにはもう一歩。
午前中に来て見たいが、来るのはいつも午後。 -
みんな撮影に忙しい
-
浮世絵師の歌川広重の『名所江戸百景』「柳しま」
下から流れる横十間川が、中央の北十間川と合流している。
左上の山は筑波山。
東京は運河が多い。江戸時代に盛んに作られ、舟での輸送に大きな役割を果たした。また、浮世絵にも多く登場した。 -
十間橋から
ここが、一番のビューポイント。逆さスカイツリーが川の中央に見えるところ。 -
逆さスカイツリーとつないでみた
逆さスカイツリーはハッキリしていなかったが、こんな感じで見える。 -
川には遊覧船が走っている
スカイツリーを見ながらの運河めぐりをする。
屋根が無く、スカイツリーや橋がよく見える。屋形船もあるが、天気の良い日はこちらに乗りたい。
舟の上では記念撮影の忙しい。揺れているので上手く撮れるかな。
船頭さんは女性。 -
スカイツリーが近づいて来た
だんだん角度が上がり、見上げて撮るので首が痛い。
全景を撮るのは不可能に成ってきた。 -
足の方から
骨太の足から 無理やり3枚つなげてみた -
スカイツリーは2時間待ちでアキラメ
まだまだ人気のスカイツリー。空いていたら、登ろうかと思ったが、2時間待ちでさっさと諦める。
休み無しで向島百花園に向かう。 -
曳舟川の由来のプレートが
スカイツリーから歩き始めてすぐのところにプレートが。
岡の上から舟を引いている絵と説明文があった。
曳舟と言う地名にも歴史が有る。
「曳舟川は、徳川幕府が本所開拓のために必要な飲料水を越谷市の溜井(ためい)から分水して亀有から四ツ木をへて本所や深川の各所に配水させた。この頃は本所上水、亀有上水とも呼ばれる(上水とは飲料水として使われるくらいきれいな水)。
その後、上水としては使われなくなったものの重要な交通路として利用された。
この川が“曳舟川”と呼ばれるようになったのは、“サッパコ”と呼ばれる田舟のような舟に旅人を乗せ岸から引かせたことによる。
昭和29年6月東京都告示によって川としての役割は廃止され、昭和30年代を中心に埋め立てられ道路として整備された。」 -
向島百花園
スカイツリーから40分近く歩いてようやく向島百花園に到着した。
亀戸から、2時間20分歩き通しだ。
向島百花園は、文化・文政期(1804〜1830年)に造られた庭園で、骨とう商を営んでいた佐原鞠塢が作った。「民営の花園」で、小石川後楽園や六義園などの大名庭園とは異なった趣き。
1haの小ぶりだが、四季百花の園。 -
秋の七草 山上臣憶良
秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 をばな葛花 なでしこの花
をみなへし また藤袴 朝顔の花
(尾花(をばな)はススキ、朝顔の花については諸説あり、ききょう、むくげ、ひりがお、あさがお等)
五七七五七七の旋頭歌。 -
オミナエシ(女郎花)
秋の七草。 -
白い オミナエシ
-
タイワンホトトギス(台湾杜鵑)
名前の通り、西表島より南の南西諸島〜台湾に自生。 -
サクラタデ(桜蓼)
花の色が桜に似ている。 -
おいらんそう(花魁草 )
花の香りが、花魁(おいらん)の白い粉の香りに似ている。
オミナエシ(女郎花)は、おいらん(花魁)の意味では無い。 -
白いおいらんそう
白粉(おしろい)か -
トウテイラン(洞庭藍)
自生は絶滅危惧種。 -
見事なハギのトンネル
今日の目玉。百花園ご自慢のハギのトンネル。
ハギはもちろん、秋の七草。 -
30mの花回廊
期待以上に、長いトンネルだった。 -
赤や白
可憐な花が咲き乱れる。 -
赤
トンネルに射す光に -
赤
-
白いハギも
光が射す -
白
-
もう一枚
人が居なくなったので素早く。 -
ナデシコ
秋の七草。なでしこジャパンで有名になってしまった。
5輪のマークみたいだ。 -
キキョウ(桔梗)も
秋の七草。
万葉集の秋の七草の朝顔か。 -
しろみのこむらさき(白実の小紫)
白い実が光っている。
「紫式部」の品種のうち、実が白いものを「白式部」。
「小紫」の品種のうち、実が白いものを「白実の小紫」。
2つを同じ扱いで呼ぶことが多い。 -
だんごぎく(団子菊)
本当に、団子みたいだ。 -
タマスダレ(玉簾)
花をタマ(玉)に、並んだ細長いヒモのような葉をスダレ(簾)に見立てたそうだが、あまり・・・ -
モミジアオイ(紅葉葵)
葉がモミジみたいと言われている。 -
ヒガンバナ(曼珠沙華)
ようやく登場。百花園には少なかった。 -
趣きの有る池
百花園は自然なつくり。自然豊かな風景が見られる。 -
池の向こうにはスカイツリー
反射していないのが残念。 -
もちろん、ススキも
秋の七草の代表である。
百花園では5つ目の秋の七草。
オミナエシ、ハギ、ナデシコ、キキョウ
残りのフジバカマは後で登場する。
クズは見つからず。 -
やはりスカイツリー
ススキの向こうにもスカイツリー。 -
つばきの実
種から椿油が取れるのかな。 -
シュウメイギク(秋明菊)
菊の仲間ではない。菊に似ていて秋に咲くので秋明菊。 -
一休みして
これで、百花園の花めぐりは終わり。
名前の通り、百花の花園だった。 -
弘福寺
向島百花園で秋の花々を楽しんだ後に最終地点である浅草に向かう。
当初は、電車で行く予定であったが、全員元気そうなので歩いて行く事にした。
隅田川に出るまで、長命寺、弘福寺を参拝して行く。
弘福寺は、隅田川七福神の布袋尊を祀っている。 -
隅田川七福神めぐりは元祖
「七福神めぐり」は日本全国各地に多くあるが、「隅田川七福神めぐり」は江戸時代から続いているもので、七福神詣の元祖とされている。七福神の御開帳は元旦より七草(7日)。全長3kmくらいなので手頃である。
正月に、浅草初詣を兼ねて行ってみようかな。
1 三囲神社(恵比寿、大国神)徒歩4分
2 弘福寺(布袋尊)徒歩3分
3 長命寺(弁財天)徒歩15分
4 向島百花園(福禄寿)徒歩5分
5 白鬚神社(寿老神)徒歩25分
6 多聞寺(毘沙門天) -
桜橋到着
隅田川に掛かる桜橋。
桜橋は1985年に完成した歩行者専用橋で、X字形の特異な形をしている。 -
桜橋を渡って浅草へ
お花見のシーズンには多くの人で賑わう。 -
隅田川
桜橋から上流方面。
江戸では大川と言われていた。 -
スカイツリーが黄金色に
5時になり、あっという間にスカイツリーが黄金色に輝きだした。
わずかな時間の違いで色が変わる。 -
黒猫
-
浅草寺
ようやく浅草に到着。歩き続けて4時間あまり、2万歩を越えていた。
浅草寺は大屋根の大修理も終わって堂々として美しい。 -
仲見世はいつでも人が多い
地震で少なくなった、外人が戻って来た様だ。 -
最後に神谷バー
4時間あまりのぶらぶら散歩の最後は神谷バーで打ち上げ。
店の中は、最近改修したようで綺麗になっていた。 -
打ち上げ
天気も良く、亀戸、向島、浅草とよく歩きました。
ビールで乾杯、お疲れ様でした。
家から24,548歩。 -
おまけです。
同じ日の権現堂
同じ日に、カミさんが幸手市の権現堂、あしかがフラワーパークを訪れた。
桜で有名な権現堂だが、100万本の曼珠沙華は凄い。 -
沢山の人出
平日だが、沢山の人出。 -
真っ赤
-
曼珠沙華
ずっと先まで。 -
とにかく凄い曼珠沙華
私も見たかった。 -
フジバカマ(藤袴)
秋の七草。今日、6番目。 -
オオオニバス(大鬼蓮)
同じ日の「あしかがフラワーパーク」で。
水元公園で見たオニバスとはまた違う。
巨大な葉は、水草としては世界最大で、子供も乗れるそうだ。
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