平成２５年度富士総合火力演習（予行）

2013/08/20 - 2013/08/20

富士山の麓にある東富士演習場にて行われた富士総合火力演習に行ってきました。
当日は予行日だったので噂に聞くほどの混雑ではありませんでした。
しかしながら帰り際には相当の混雑が。
天気は風が少しあってとても涼しかったのですが、
備えあれば憂いなしとのお言葉通り、見事に日焼けしました。

表紙の写真は不本意ながら同行者が撮影したものです。
ってか、普通のカメラじゃ撮影なんて限界があることを思い知りました。
【１０式戦車砲弾発射の瞬間】

本文中の装備品名は自分で調べたもので、間違いはご容赦くださいませ。

エリア 御殿場(静岡)

初めて参戦いたします、富士総合火力演習。
ちなみに駐車場は0600より使用可能。
開場は0630とありました。

自分はＢスタンド席、火力演習と看板のある「火」のところに
陣地設営（笑）

こちらが駐車券と入場券。

畑岡駐車場の駐車券です。看板には「Ｐ３」とありました。
ちなみに駐車場が満車になることはなかったようです。

※これも予行日のことで、もちろん駐車券がないと駐車できません。

この日は予行のためか、スタンドはほぼ満席になるも
シート席はガラガラ。

一般の人がはがきやネットで申し込む一般席はおよそ２０倍の狭き門。
もっと予行に招待してあげられれば隊員の士気もあがるんじゃなかろーか？

世界遺産に向かって大砲をぶっ放しマス！

１０時からの演習に備え、朝早くから点検射。
アナウンスも無しにいきなり入場・射撃・退場します。


９６式装輪装甲車。タタタタタッと可愛い音。

２０３ｍｍ自走榴弾砲「サンダーボルト」

榴弾砲：曲射砲の一。カノン砲に比べて初速が遅く、榴弾を湾曲した弾道で発射して遮蔽(しゃへい)物を越えた目標を砲撃できる。（国語辞典より）


戦車と榴弾砲の違いがよくワカリマセン。

散水車で水撒きしたのち、道路工事のように整備します。

音楽隊による演奏。
曲目は「陸軍分裂行進曲」。


昔の呼び方をすると抜刀隊ですか。

オーロラビジョンで場内の説明も。

いよいよ演習のスタート！

ＦＨ７０ １５５ｍｍ榴弾砲。射程距離およそ３０ｋｍ。

「この地点から発射しますと熱海市付近まで到達しますっ」

９９式自走１５５ｍｍ榴弾砲「ロングノーズ」。

「この地点から発射しますと伊豆半島の伊東市付近まで到達しますっ」

直線距離で４０ｋｍ。どんだけ〜。

火砲で富士山を描きます。
異なる火砲、異なる射程距離で同時に着弾させる職人芸だそうで。

残念ながらバックの富士山が雲に隠れてしまった･･･

１２０ｍｍ迫撃砲でしょうか。

「撃てっ！」

「弾ちゃ〜く、今っ！！」

忘れたころに「どぉーん」と地鳴りが。

なんかそれっぽい写真になってきた、わくわく（笑）

中距離多目的誘導　誘導弾及び発射装置。

ドッドッドッッ。隊員が降下しました。

我が家のそばでもたまに飛んでるところを見かけます。
双発ヘリコプター、ＣＨ−４７Ｊ「チヌーク」。

今度は隊員を吊り下げて上昇！

０１式軽対戦車誘導弾でよろしいでしょうか。
まさに発射された瞬間っ！

場内観衆の前には秋田名物のなまはげがっ。

スナイパーが獲物を狙います。

戦闘ヘリコプターＡＨ−６４Ｄ「アパッチ」

ホバリングして射撃。

観測ヘリコプターＯＨ−１「ニンジャ」

敵情偵察に行きます。

８７式自走高射機関砲「スカイシューター」別名ハエ叩き｡｡｡

捜索レーダーと追随レーダーを装備して近代的でカッコイイのにハエ叩き。

９０式戦車の入場。

こちらは１０式戦車。
バックで蛇行しながら砲撃します。

空挺団キター！
もちろん習志野から！？

海上自衛隊との連携。８８式地対艦誘導弾。

上空からは航空自衛隊Ｆ２戦闘機がっ。

攻撃っ。命中っ。

多用途ヘリコプターＵＨ−１からは

偵察用オートバイを降ろし、敵情視察。

多用途ヘリコプターＵＨ−６０Ｊ「ブラックホーク」

再び登場、輸送ヘリコプターＣＨ−４７Ｊ。

わたくし、このヘリに乗ったことがあります。
しかも２回も輸送されちゃったのよね。
だから非常に愛着があるのであります。

あ、ちなみに空自のＣＨ−４７Ｊでありますが。

中からは高機動車がソロソロと降りてきました。

７４式戦車が火を吹くっ！

せっかくの写真がブレブレ（涙）

９２式地雷原処理車「マインスィーパー」

映画ワルキューレのような光景が広がり、フィナーレへ。

お土産には「ひとまる戦車まんじゅうロックオン」をどうぞ。

同行者が撮った写真。

連写しまくり。

そして無線も本格的。
トランシーバーじゃ役にたたねぇな。

嗚呼、これがカメラの違いなのか（涙）


９２式地雷原処理車「マインスィーパー」発射の瞬間。
本格的にデジイチが欲しくなり、ウデを磨かないと思ったのでした。