マラテ教会が限界

2013/08/08 - 2013/08/13

もともと観光資源の少ないマニラ、一方で、フィリピン株価が史上最高値を更新するなど、一度 行ってみたいと思っていました。
　
街の中心、エルミタ・マラテ地区にホテルを取り、まずは散策に。　
路上で寝ている人や、お金を欲しがる人。　近寄ってくるフィリピン男性は骨格がしっかりしていて 当然 色黒、怖さを感じます。　また、ガードマンはピストルやライフルを必ず携行しています。　　明らかに異質な雰囲気です。

夕日を見ながらベイウォークを経て、マラテ教会に着きました。
スペイン統治時代の教会。　石造りで、ちょっと古いですが、信心深いフィリピン人の心を引き付けます。　未来を誓う 素晴らしい結婚式をやっていました。
夕刻、現地ガイドとマラテ教会周辺を歩きました。

さて次の日、特にやることもないので、この辺りを一人で散策することに。　

　
暗がりの中を一人で歩いたのが失敗でした。

やっぱり雰囲気が違います。
また、いつものごとく物乞い？
これ以上 進んでも危険なので、引き返すことに。　小走りで去ろうとする私。　
でも、彼らは追いかけてきます。
突然 首に腕を絡ませ何やらしゃべってきました。　「NO！」と怒鳴り振り払おうとする私。　瞬間、別の男がホケットに手を入れ、２人とも走り去って行きました。
周りの人も見ているだけで誰も助けてくれません。

ほんの一瞬の事でした。　
後で、ポケットの中が”空”ということに気が付きました。

ただ、スッキリとしている自分に、不思議と驚きです。
１．初めてのスリ体験
　　　技巧的ではなく、暴力的にあったが、スリとはこういうものかが分かる
　　　結局は、自分にスキがあったのが原因です
２．命を狙われなくて良かった
　　　後ほど、この地区で２週間前に、殺人があったことを知らされる
　　　殴るではなく、ピストル・ナイフが主流
３．被害最少
　　　他では受けられない授業
　　　ただ、授業料は紙幣を３か所に分けていたので少額
　　　　（彼らにとっては高額と思う）
　　　カメラ・財布は取られなかったのが幸い

やっぱり、マラテ教会以南には行ってはいけません。
（現地人も同じように言っていました）



以降、すべてのフィリピン人が悪者に見え、一人歩きが怖くなりました。
また、わずかな距離でもタクシー（初乗り４０Ｐ）を使うようになりました。
ここは長居無用、日本人観光客が激減する理由が分かりました。

「倍返し」とは言いませんが、リベンジはいかに。

一方で、複数のフィリピン人から、共通して ”仕事が無い” という言葉を聞きました。　
建設状況も他国から比べて少なく、また産業・地下資源もはかばかしくなさそう。　人の質、インフラ、、、。
最近の株高の要因は 実勢実力では無さそう と言うのが結論です。

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車 タクシー 徒歩 バイク

マラテ教会入口

結婚式をやってました（金曜日）

マリア像

小学校時代の音楽室を思い出しました

車を飾っています

１８６３年に地震があって建て変えられたものの、やっぱり古い建築物です。

マラテ教会周辺
この後事件が。。

けして暗やみの中を、一人で歩かないことがノウハウ。

トラブルの最中。
偶然撮れていました。

現地人に後で聞くと、服装が一目で日本人とわかるそうです。
現地人になるには、Ｔシャツかランニング姿が基本。

さらに、カメラを持っていたのが致命的でした。

これもノウハウ。