2013/01/18 - 2013/01/27
3343位(同エリア5914件中)
さーなさん
私にとってエジプト旅行は
・5000年の歴史をもつエジプトは,ナイルの賜物だと実感できる魅力の旅であり,また
・古代のファラオたちが築いた迫力ある古代遺跡に,ファラオたちの思いを馳せながらの驚異と感動の旅でした。
それに反し
・現実の生活を実際に目にして,複雑な思いを抱いた旅でもありました。
2013年1月18日(金)〜2013年1月27日(日)
10日間の行程
1. 1/18 関空発 エジプト航空直行便にてカイロへ
2. 1/19 アレキサンドリア観光
3. 1/20 ギザの3大ピラミッドとスフィンクス観光
エジプト考古学博物館
(寝台特急ナイルエキスプレス)
4. 1/21 ルクソール・ナイル川西岸観光
(4泊5日のナイル川クルーズ)
5. 1/22 ルクソール・ナイル川東岸観光
6. 1/23 エドフ観光
コム・オンボ観光
7. 1/24 ファルーカでのナイル川セイリング
アブ・シンベル神殿観光
8. 1/25 アスワン観光
9. 1/26 ダハシュールの屈折ピラミッド観光
メンフィス・サッカラ遺跡観光
ハーン・ハリーリ・バザール
10. 1/27 カイロ発 エジプト航空直行便にて帰国
関空着
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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1月18日(金)23:15
関西国際空港よりエジプト航空でカイロまで飛びます。
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機内へ入る手前の通路でも,ボディーチェックと手荷物の中を点検されます。
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12時ごろ
機内食です。牛丼・ソーメン・サラダ・和菓子 -
機内食です。ごはん・魚・ソーメン・サラダ・和菓子 -
現地時計 am4:00
オムレツとパンの朝食です。 -
1月19日(土) 21℃くらい
06:10 定刻通り無事 カイロ着 -
入国手続き
民族衣装の女性に目がとまりました。
空港でエジプト・ポンドに両替をしました。 -
観光地へ向かうバスの中からの風景
カイロ市内はスモッグで白くて視界がはっきりしません。 -
ナイル川も白くかすんでいます。
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小さなトラックがオレンジをたくさん積んで走っています。
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ものすごい量の人参を荷車に乗せて運んでいます。
日本の人参より細いです。男の子が人参を手に,バスの私たちに買わないかと声をかけてきました。 -
私たちのガイドさんが先ほどのオレンジを買って
みんなに配ってくださいました。
あまくておいしかったです。 -
エジプトの日常生活です。
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◆アレキサンドリア観光
①カタコンべ・・・キリスト教徒の共同墓地(バスの中から)
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カタコンベの中庭(バスの中から)
内部は写真撮影禁止 -
②ポンペイの柱
小高い丘にたつコリント式の円柱
(見学中イスラーム教の礼拝を知らせる言葉?歌?が流れてれてきました。
エジプトに着いて初めて聞く放送に異国を感じました。
旅行中,敬虔なイスラーム教徒たちが町のいたるところで,祈りを捧げている風景にたびたび出くわします。)
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③カイトベイの要塞
地中海を臨む埠頭の先端に建つアレキサンドリアのシンボル。
(19世紀に修復されたもの)
世界の七不思議の1つでもあるファロス島の灯台跡地に立ち,
灯台の残骸を利用して建てられたともいわれています。 -
海岸では,観光客目当てに飾り物などを売っている店がたくさん並んでいました。
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この日は波が高く海が少し荒れていました。
観光客や釣りを楽しむ人たちがたくさんいました。 -
④国立博物館
各時代の特徴を伝える収蔵品の数々が展示 -
レストランで昼食
パン・スープ -
前菜
パンのつけあわせにでてきます。
すりゴマペースト・インゲン豆・じゃがいも・豆 -
本日のメインディッシュは,魚料理です。
スズキとイカの天ぷらとターメリックのごはん
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デザート
小さなケーキ -
昼食をすませバスで移動。
裁判所の前にたくさんの人、人、人・・・・・渋滞が続く。
石を投げ暴動化する民衆やロボコップみたいな警備隊がたくさんいます。 見る限りでは,ほとんどが少年でした。
従ってカイトベイと国立博物館の観光も急ぎ足,そしてパピルス店にも寄れませんでした。 -
ガイドさんは詳しく話されませんでしたが,おそらく2年前の裁判だろうと。
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渋滞で止まっている私達の観光バスにポリスの制服を着た少年が愛嬌をふりまき,手を振ってくるではありませんか。
また,そのすぐ近くの露店では,たくさんの買い物客たちで賑わっています。こんな緊迫した状況のなかで・・・・・・
(う〜ん,よくわからない。) -
アレキサンドリア通りは店がずらっと並んでいます。
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1番は女性の下着屋で,カーテン屋も多いそうです。
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古い車の部品屋も多くあります。
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バイク屋も多く,日本のホンダの看板もありました。
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交通量の多いところでこのようにして,パンを売っています。
安いパン屋さんの前は行列でした。でもよく見ると男性と女性は別々に 分かれて並んでいました。これもお国柄なんでしょうか。 -
1月20日(日) 22℃くらい
◆ギザの3大ピラミッドとスフィンクス観光
①クフ王のピラミッド
世界最大の石造建築。
平均2.5tの石灰岩を230万個,210段に積み重ねてあります。
4500年以上もの間,エジプトの歴史を見守り続けてきました。
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内部の見学は,午前と午後150人ずつの人数制限があります。
(ホテルからピラミッドまでバスで1 5分の所だったので,私達のグループが一番のり。腰をかがめて歩いたり急傾斜を上ったり,少々きつかったけど,あまり長い距離でなくゆったり見学ができました。 -
1つの石がこんなに大きいです。
古代人はどのようにして積み上げていったのだろうか? -
②3大ピラミッドが見渡せるパノラマポイントへ
クフ王・カフラー王・メンカウラー王の3つのピラミッドが並んで見える スポット。 -
(注:ラクダの写真を撮ってもお金を取られるので,ガイドさんが案内するところで撮るように言われました。)
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③スフィンクス
ギザのスフィンクスは世界最大。
1つの岩山を彫っています。
長い間砂に埋もれていたが,トトメス4世が掘り出しました。
現在は,石灰岩の風化がかなり進んでいます。 -
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すまし顔のラクダが,トラックに乗って移動中です。
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レストランで昼食
パン -
前菜
パンにつけたりのせたりして食べます。 -
グアバァジュース(25エジプトポンド)
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メインディッシュはエジプトの国民食:コシャリ
(エジプト風どんぶり) -
デザートはスイカとメロン
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④ムハンマド・アリ・モスク
ムハンマド・アリによって建設。
オスマン様式の巨大なモスク
靴は脱いでビニルの袋に入れて,各自持って入ります。 -
天井ドームには,繊細な細工が施されています。
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ドーム天井からつるされたランプの光がきれいでした。
ガイドさんは,お祈りをされていました。 -
◆カイロ観光(26日の予定だったが,午後に変更。
理由は,26日も裁判があったら道路が閉鎖され
見学ができなくなるかも知れないということで。
ガイドさんと添乗員さんのよみがあたった。)
①エジプト考古学博物館 -
館内の見学を終えて外に出ると,もう暗くなっていました。
博物館の正面にある池には,睡蓮とパピルスが植えてあります。
睡蓮は上エジプトの象徴でパピルスは下エジプトの象徴とされており,さまざま遺跡に描かれています。
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カメラ持込禁止のため写真なし
有名なツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ約20万点ともいわれる古代エジプト時代の遺物に出合えます。
半分近くがツタンカーメン王の財宝。黄金のマスク,2つの人型棺(黄金製/金箔を貼った木棺)
一番外側の金箔を貼った木棺にはミイラが納められ,王家の墓に葬られています。
王座など金をふんだんに使った副葬品
(近くでゆっくり観ることができ,まばゆいばかりに光り輝く財 宝に絶大な権力と美意識の高さに感動し,特に黄金のマスクの前からは,なかなか離れられませんでした。)
ミイラ室は,別料金で一人100エジプトポンドいります。
ラムセス2世ミイラなど。髪の毛が残っていました。(気持ちのいいものではないが,3千数百年前のファラオを見ることができるので価値あると思いました。) -
◎20:30寝台特急ナイルエキスプレス<1等車>にてルクソールへ 車中泊
(エルキュール・ポワロの?まさか、まさか・・・・・常識で考えても ありえない。が,いろいろ想像しなが待ちました。
やっぱり が〜〜んこれは,ひどい。
期待していた私が悪いけど。身動きができないくらい狭いし,2段ベッドの毛布も気持ち悪い。
部屋の中の洗面台の水は,1すじしか出ません。お湯がでたので,まだがまんができたけど。 -
お腹の調子も悪くほとんど食べられなかったので,着の身着のままで横になりました。
まっ,飛行機に比べてまっすぐ横になって足がのばせるだけマシかなと思って寝ました。) -
1月21日(月)
列車からみる朝日は大きくてとてもきれいでした。
今日もいい天気 になりそう。
今日から4泊のクルーズ。初めての体験にウキウキ。
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7時ごろルクソール着
◆タフタフに乗ってルクソール・ナイル川西岸観光:太陽が沈むところ
「ファラオたちが永遠の眠りにつくあの世」
●王家の谷・・・ツタンカーメンの墓に入場
○玄室にはファラオと神神を描いた美しいレリーフ
○ツタンカーメンのミイラを納めた人型棺
○石棺が安置
(墓内は写真禁止のため写真はありません) -
石切り場にある石屋さんで買い物 -
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●ハトシェプスト女王埋葬殿・・・巨大な3段テラス
王室内での確執や複雑に絡み合った人間模様を現地ガイドさんが
私達に分かりやすいように劇にし,説明してくださった。
(ツワーの仲間をファラオや女王役に設定して)
おもしろくて,わかりやすかったです。 -
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●メムノンの巨像・・・21mの巨大な一対の座像 -
昼入船 今日から4泊5日のナイル川クルーズへ出発
船のレストランで昼食(バイキング) -
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今日から4泊する部屋 -
洗面所 -
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18:00 ルクソール神殿のライトアップの見学
夜、船の中でベリーダンスショー(たまには早くゆっくりしたかったので、見ないで寝ました。) -
1月22日(火) ルクソール下船
ルクソール・ナイル川東岸観光『生者の都』
●カルナック神殿・・・2000年かけて大増築
エジプト最大級の神殿になりました。
○ハトシェプスト女王がアメン神と父トトメス1世に捧げたオベリスク -
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○牡羊の頭のスフィンクス参道・・・かって2つの神殿を結んでいました。
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○大列柱室・・・134本の巨大な石柱が並んでいます。
「ナイル殺人事件」の映画に登場しました。
当時は石の天井で覆われていたそうです。 -
○オシリス神のポーズをとるラムセス2世
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○聖なる池
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○スカラベの彫刻
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○天井にひとでの絵がびっしり。
かっての天井のレリーフが見られます。
(現在私たちが描く星型の元になったとのことです) -
●ルクソール神殿・・・カルナック神殿の副殿
○オベリスクはラムセス2世の建立
対になっていたもう1本のオベリスクは現在パリのコンコルド広場に あります。 -
○ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃
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●貴金属店へ
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●ランチ
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●ランチの後バーで
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エスナまでクルージング
●船内でアフタヌーンティー -
●小船に乗った物売りがクルーズ船目当てに集まってきました。
屋上のデッキへ品物を投げ上げたり下の小舟に投げ返したりのやりとり
がとてもおもしろかったです。
商談が成立すると観光客が,下にお金をもって下りて行くしくみになっ
ていました。 -
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●船からの夕日がきれいでした。
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●21:00ごろ エスナの水門通過
水門を通過するためたくさんの船が順番を待っています。
船体の幅ぎりぎりの水路に水が注入され船が浮上します。
パナマ運河と同じ方法をつかっています。 -
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1月23日(水) エドフまでクルーズ
AM6:30 デッキに出て数人でラジオ体操をしました。
太陽のエネルギーが体の中にしみこんでいくような
すがすがしさを感じました。 -
エドフ 下船
◆川岸から馬車に乗ってエドフ観光 -
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●ホルス神殿・・・2000年の歳月をかけて建造
砂漠に埋没されていたため保存状態がよい。 -
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◆コム・オンボ観光
●コム・オンボ神殿・・・ナイル川畔の小高い丘の上に建つ
列柱を装飾する柱頭のいろいろ
門の上のコブラと日輪の彫刻
出産シーンなど珍しいレリーフ
ワニの姿をしたソベク神 -
ワニのミイラ
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アスワンまでクルージング 夜 ガラベイヤパーティ
船内で購入したエジプトの民族衣装ガラベイヤを主人が着ていると,
パラグアイの女性がひげをかいたりメークをしたりしてくれました。
女装したパラグアイの男性たちと一緒に変身して踊り、とても楽しい
パーティとなりました。 -
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1月24日(木) アスワンに到着・下船
◆白い帆をはったファルーカでのナイル川セーリング
1時間くらいだったが,心地よい風に吹かれながらナイル川に浮かぶ島や貴族 の墳墓を見ました。
みんなで歌を歌いあっという間のセーリングでした。 -
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◆アブ・シンベル大小神殿観光
○ファラオの中のファラオ「ラムセス2世」が砂漠の中の砂岩を彫って,建設した巨大な岩窟神殿
(ラムセス2世の巨像) -
○20世紀半ばダム湖の水没危機により,ユネスコの呼びかけによって
移築されたという世界でも類をみない巨大建築。
(ラムセス2世とネフェルタリの像)
雲1つなく強烈な日差しのなかで見学する元気もなく,さっと見て集合場所へ もどりました。とても残念でした。 -
1月25日(金) アスワン下船
◆アスワン観光
●オベリスクの石切場(未完成のオベリスク)
途中でひびが入ったため放棄されたとされています。
岩の表面をそぎとる道具は石器でした。それにしても道具のない時代に岩盤 からきれいに3面が切り取られているのには,びっくりしました。 -
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●香水店に行く。
●その後昼食。鶏肉料理 -
私はずっと食欲がなかったので、特別メニューを作ってくださった。
ごはんにライムをしぼってお湯をかけたごはんを少し口にしました。
茹でた鶏肉もついていたがまったく口にできませんでした。 -
●アスワンハイダム
水の安全供給と発電のため旧ソ連邦の協力で建設されました。
アスワンハイダム完成を記念する巨大な記念塔 -
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世界で一番きれいといわれる砂をペットボトルに入れて日本に持って帰りました。
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飛行機でアスワン〜カイロへ(所要時間1時間25分)
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夕食(中華料理)
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1月26日(土)
◆カイロ観光
昼食(レストランの前で自家製のパンを焼いていて、とてもおいしかったです。) -
移動中の風景
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男性は、水たばこを吸いながらゲームをしています。
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●ダハシュールの屈折ピラミッド
途中で傾斜角を変更してゆるくなっています。 -
●赤のピラミッド
クフ王の父が建設したもの
屈折ピラミッドの頂上と同じ角度で設計されました。
特別に内部の見学をしました。
狭く長い傾斜に114段の板の段を上っていくと最後の部屋にたどり着きます。がまんはできたが、とにかくかびくさかったです。 -
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●メンフィスの野外博物館
ラムセス2世の巨像 -
ラムセス2世の立像
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アラバスター製(大理石の一種)のスフィンクス
ギザのスフィンクスに次いで国内2番目の大きさ -
●メンフィスサッカラの階段ピラミッド
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●コブラの神ワジェト
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●当時の王宮のスタイルを模した入り口
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●絨毯屋
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夕食(ムサカ)
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●ハーン・ハリーリ・バザールでショッピング
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23:15 カイロ発 帰国の途に
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1月27日(日)
17:45 関西空港着 -
◎感想
今回たった10日間のエジプト旅行でしたが、自分の目でエジプトの人達の生活や子どもたちが必死でお金を稼いでいる姿を実際に見て、考えさせられる旅行でした。
また他国の話もいろいろ聞き、世界には恵まれない子どもたちがたくさんいることを現実問題として捉える機会になりました。
旅行中小さな子供たちが観光客に擦り寄ってきて「1ダラ、1ダラ」『ボールペン、ボールペン」と日本のボールペンやおかしをねだってきます。ボールペンは大人の人もとてもほしがります。こういう姿を見て私達は何ができるのか、しなければいけないのか・・・・今回の旅行を機に、私達にとって旅行の仕方が、変わるのではないかなと思います。
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