中国ぶらぶら歩き　延吉～図們～龍井　国境ドライブ編

2013/02/02 - 2013/02/04

2013年2月の春節前に、吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉から図們、龍井にかけての北朝鮮国境沿いをドライブしました。意外と真冬にもかかわらず、積雪がそれほど多くないので、問題無くドライブを楽しむことができました。でも、こんなマイナス２０℃近い場所にドライブをしている人なんていませんでしたが。。。。
ところで、半年前は特に問題もなかったのですが、現地からの情報によると、中国政府の対北朝鮮政策の変化から国境沿いの立ち入りも制限されることが多くなってきたそうです。（特に三国国境方面）私は毎回「延辺日中文化交流センター」の皆様に色々とお世話になり旅行手配をお願いしています。この方面を訪れる方はぜひ現地のプロの方のアドバイスを受けることをお勧めします。

エリア 延吉(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は長春から延吉まで夜行列車に乗りました。約9時間の列車の旅です。

空調付きの車両ですが、ご覧のとおり窓は内側から凍っていますよ。さすが東北。。。。

そして朝になったら更に窓の内側に氷がびっしり。。。

列車はのんびり走り、定刻通りに延吉に到着。早朝のすがすがしい空気はマイナス２０℃を下回っていました。。。

確か長春発だったと思いますが。。。この列車の折り返しは北京行かもしれません。

朝の延吉駅前です。田舎町ですが、駅前のタクシーは安心して乗ることができます。そして、延吉のタクシーは東北で一番きれいかもしれません。

延辺国際飯店はお勧めホテルです。冬場はこんな立派なホテルに２００元以下で泊まれます。。。。そして、寝台列車で着いたばかりの朝7時にチェックインしてくれました。感激です！！

ホテルから見たプルハトン河です。完全に凍ってますが、延辺は意外と雪が少ないです。

前にも訪れた西市場です。
このキジはおいしいのでしょうか。。。。

さて、これからが本番。こちらはおなじみ図們の国境です。

かつては、国境線上の兵士がたっているところまで、中国人に交じっていけたのですが。。。色々あって今は日本人はやめた方が良いそうです。

国境の橋を越えていく車もありますよ。結構高級車です。

国境沿いの図們江をさかのぼります

現在は川沿いに、有刺鉄線が張られています。脱北はかなり難しくなったのではないでしょうか。。。。というか、この有刺鉄線の先が、すぐ北朝鮮なんですね。。。

北朝鮮の整然とした村が良く見えました。

図們江も川幅が狭くなります。

ちょっとわかりにくいですが、鉄道の駅もあります。何と鉄道は電化されています！！

この町は結構大きいですね。中国側は三合鎮という場所、北朝鮮側は会寧という町の西側の村になります。よく見ると歩いている人も見えます。

龍井村で茹でた鳥を食べました。名物料理であっさりしていて、おいしかったです。

元間島日本国総領事館だった龍井市人民政府です。

最後におまけ。
延辺の柳京飯店名物と言えば。。。

また、四季折々の延辺に行きたいですね。。。。