2013/07/20 - 2013/07/21
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だいさん
瀬戸内国際芸術祭へ行ってきました。船旅や島旅は、時間を贅沢に使うので自分の中では贅沢な旅だと思ってます。
2013年7月20日(土)神戸港~小豆島~高松(泊)
2013年7月21日(日)高松~豊島
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ジャンボ・トらやん
神戸港1時発の夜行便のフェリーに乗り、6時間かけて小豆島へと渡りました。瀬戸内マイカースルーきっぷというお得な切符を使って、のんびりとした船旅からスタートです。明石海峡大橋の灯りや夜空を眺めながらの船旅は、とても贅沢な時間でした。夏休みの始まりと夏会期の開幕日が重なるということで船内は人でいっぱいでした。仮眠後、夜明け前からデッキの椅子に座って、ずっと海を眺めていると、仕事で疲れた身体も癒されました。今日はヤノベケンジ氏の巨大なトらやんが船長さんで、小豆島まで無事連れてってくれました。写真は高松港に寄港した後に小豆島へ向かう途中で撮った朝日に輝く凛々しい船長の姿です。笑。 -
人魚姫(南果歩×小野寺修二カンパニーデラシネラ)
瀬戸内国際芸術祭は瀬戸内に浮かぶ島々を中心にアート作品を楽しむことができます。1泊2日ではその全てを楽しむことは無理なので今回は一日一島じっくり巡ることにしました。小豆島坂手港に着くと、島の人たちから歓迎いただきオリーブ茶とトらやん煎餅が入った紙袋をいただきました。人魚姫が開演する10時に会場入りできるように道草しながら鹿島海水浴場へと車を走らせました。定員100名だったので観れるかどうか不安でしたが、無事観ることができました。夏の太陽に焦げる砂浜の上で繰り広げられるパフォーマンスは感動そのもので足を運んだ甲斐がありました。写真は演技後に撮らせていただいた小島功義氏、田村一行氏、竹内英明氏、小野寺修二氏です。 -
エンジェルロード
恋人の聖地、エンジェルロード。ここは今回の旅でどうしても立ち寄りたかった場所。このエンジェルロードを手を繋いで歩いたカップルは結ばれるといううわさの場所。まぁ、手を繋いで歩いてくれる人もいないので、ここへ来ても意味ないんだけどね。苦笑。話を変えて、、、小豆島はどんなイメージがありますか?自分は小豆島=オリーブです。でもそのオリーブ以上に醤油と佃煮の島として有名で、島のあちこちに醤油屋さんや佃煮屋さんがありました。小豆島は他にも見どころ満載で一日ではとても楽しみ切れないです。 -
カフェ忠左衛門
朝からあちこち楽しんだので、お腹もペコペコ、暑いので喉もカラカラ。ランチに選んだお店は瀬戸内海とオリーブ園を眺望できるオリーブ農園カフェの忠左衛門さん。ちょうど昼時だったということと人気店なので満席で、屋外でしばらく待つことに。待合場所はオリーブ園の中にあり、景色もいいし、風通しもよく、待ち時間も苦になりませんでした。迷うことなくオーダーしたのは四季の野菜をたっぷり使った「ひしお丼」です。そのまま食べても、オリーブオイルや小豆島の塩をかけても美味しいと思います。ちなみにオリーブは世界中で3000種類以上あるそうで、びっくりですよね。 -
ヤマロク醤油
小豆島はもともと正塩業が盛んだったそうで、江戸時代に入ってから醤油づくりが始まったそうです。中でも坂手港近くにはその醤油や佃煮工場が集中していて、あちこちに工場や蔵がありました。馬木散策路をのんびり歩きましたが、醤油の香りが漂ってくるほどです。もろみ蔵見学ができるヤマロク醤油さんへ足を運びました。自然の営みの中で長い年月をかけて造られる醤油はとても興味深く奥深い世界でした。醤油の試飲もさせていただき、醤油の本当の旨み、自然の力、人間の知恵を五感で感じることができました。見学させていただいた後は軒先にあるやまろく茶屋さんで醤油プリンを食べてウマウマ〜♪ -
ANGER from the Bottom(地底からの怒り)
ビートたけし氏とヤノベケンジ氏による作品です。これは有名ですよね。1時間に1回だけ古井戸から登場するので、時計とにらめっこしながら古井戸へ。たけし氏の子供の頃の古井戸の記憶とイソップ物語の金の斧のパロディをヤノベケンジ氏が表現したようです。こういう遊び心満載のアートもわかりやすくていいかも。ただ、1時間に1回の登場でほんの1、2分は短すぎで、えっ?もう終わり?って感じでした。苦笑。短い登場時間だからこそ、価値があるのかもしれませんけどね。 -
小豆島の光
車を山間へと走らせると、緑豊かな棚田の谷間に存在感のある王文志氏のこの作品がドーンと見えてきます。ここにたどり着いたのは閉館10分前でしたが、せっかくなので中へ入りました。竹を組んでできたドーム型のシンプルな作品ですが、中へ入るとその凄さが実感できます。天井に開いた丸い穴と組んだ竹の隙間から覗く光と素足で歩く青竹の床が心地いいですね。夏にぴったりの場所で思わず昼寝をしたくなりました。夜間のライトアップもきれいでしょうね。田んぼの作業をしている人たちも休憩はこの中でできればいいのになと思いつつ、僅か10分を楽しみました。 -
オリーブ公園
このアングルの写真はあまりにも有名ですが、自分もプロカメラマンになったつもりで撮ってみました。ちなみに常設アート作品以外の観賞は9時半から17時までとあまりにも短すぎる観賞時間。アートと島本来の観光とうまく合わせて楽しめるよう事前に考えておいたほうが効率いいと思います。宿は高松市内で高松へと向かうフェリーは19時発なので、オリーブ公園にあるサンオリーブ温泉へ。暑い日差しの下を歩きまわったので身体も火照ってるし、汗だく。ひゃー、気持ちいい。すっきり爽やか気分で小豆島を離れました。 -
草壁港
黄昏時の草壁港に入港するフェリー。このフェリーに乗って高松へと渡ります。夜は昭和の佇まいが残る商店街と再開発が進んできれいになった商店街がある巨大なアーケードへ。高松丸亀町商店街のアーケードもある意味アート作品だと思います。アーケードの散策を楽しみながら、骨付鳥と地酒をキーワードに美味しそうな居酒屋を探しました。ところが骨付鳥の看板や暖簾があちこちにあって、アーケードをあっちへ行ったりこっちへ行ったりウロウロ。笑。夜遅くまで高松を味わいました。 -
豊島美術館
2日目は豊島へ。豊島横尾館や心臓音のアーカイブなど、豊島にある大半の作品を楽しむことができました。でも、ここはやっぱり豊島美術館がイチオシですよね。建物自体も素晴らしいんだけど、流れる水を使ったアートが素晴らしすぎます。パスポート持参しても別料金を徴収されますが、それでも安いと思います。受付してすぐ隣りから美術館へ入れると思ってたら小高い丘をぐるりと回遊してから入場するシステム。靴を脱いで美術館へ入るとそこは別世界というか、自然の光と音、そしてアートが見事に調和している空間。このアート作品を手掛けた内藤礼氏に興味を持ったので、機会があれば別の作品も観てみたくなりました。
今回は比較的大きな島を巡りましたが、次回は小さな島を巡る予定です。
島旅、船旅、そしてアート旅にはまりそうです。
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