東尋坊・越前松島・三国旅行記(ブログ) 一覧に戻る
週末の福井出張が決まった、と言っても次期プロジェクトの安全決起集会&ゴルフコンペと半分お遊びの様なモノだが・・・コンペスタートに間に合うべく福井へ向け明け方に車を走らせる元気はなく、電車移動の前入りとした。ゴルフ後の懇親会の為宿は同じホテルに二泊。となれば前泊の独酌場所を決めなくては♪<br />福井市内には小生お薦め店が二軒ある、どちらも甲乙付け難いが、虫が騒ぎだす「新規開拓、新規開拓」と・・・福井市内からは若干離れる三国湊、ココは件の太田和彦氏も訪れ「日本百名居酒屋」に認定した「魚志楼」がある。以前より機会があれば、と思い続けた酒場だ。思いたったが吉日、その夜に予約を入れた♪<br />「名古屋のpenと申します、21日の六時から一人お願いできますか?」<br />物腰優しい女将の対応に期待が高まる、三国湊から目と鼻の先には「東尋坊」があるし、福井には地ビール工房があったよな???調べれば、福井駅から三国湊へ向かう「えちぜん鉄道」沿線上に醸造元があるではないか!、て事で、前日の予定は「越の磯」⇒「東尋坊散策」⇒「三国湊散策」⇒「魚志楼」と巡る事にする。越の磯は小さな小さな醸造所で一般に蔵を開放してない、見学は予約必須との事、前以って連絡は入れたが果たして???<br />午後一時JR福井駅着、えちぜん鉄道に乗換え「日華化学前駅」下車、目的の越の磯は徒歩3分の所にある。<br />「こんにちは、連絡入れた名古屋のpenですが」<br />「まぁまぁ、遠い所ようこそ♪」<br />「写真撮りが趣味なんですが、撮影ダメな処はお教え下さい」<br />「折角遠い所を・・・今は仕込の時期じゃないのでお見せできる処はあまりありませんが」<br />と言いつつも杜氏でもある若い専務は酒工場からビール工場まで隅々と説明しながらの見学を行ってくれた。そして売り場へ戻れば<br />「宜しければ試飲されませんか?」<br />嬉しい申し出である、断る理由など毛頭なく快諾、六種の吟醸酒と10年物の古酒を堪能。そしてビール醸造責任者である磯見専務お薦めの一本「アーバンエール」のヒエヒエを戴き、最高の気分で「越の磯」を後にした。<br />えちぜん鉄道に揺られる事40分、終着駅の三国港へ・・・駅前バス停より五分で東尋坊。目前には東尋坊タワーなる展望施設、バス停から東尋坊へ向う道は広がり土産物屋や食堂が犇く、こんな感じだったかな???<br />ココを訪れたのは30年以上昔の事。<br />サスペンス劇場であまりに有名な景勝地、とは別に負として有名なのは日本一自殺の多い場所?思い直す事を促す看板や「命の電話BOX」などが現実味を帯びる。崖上から覗き込めば・・・!、確かに足元を掬われる錯覚に陥る。イカンイカンわしゃまだまだ死ねんバイ(爆)<br />午後五時を回り東尋坊を後に、三国湊を乗り越し永石寺下車、三国湊の古い街並みを散策する。幅2m程度、水路の如き「辰巳川」には「思案橋」と「見返り橋」が掛かり、花街へ行こか止めよか思案し、後ろ髪を引かれる様に見返ったのだろうか・・・どの建物にも立派なうだつが上がり、三国湊がどれほど栄えた町であったかが偲ばれる。<br />さて、そろそろ六時、お腹もイイ具合に減ってきたので「魚志楼」の暖簾をくぐる。素晴らしく風情ある佇まい、客の居ぬ時間帯、女将のご厚意で座敷の方も総て見る事が出来た。広い廊下や座敷には当時の栄華を誇った時代の客や芸妓衆の華々しい写真が掲げられる。<br />噂以上の美人女将にビックリ!!!<br />美味い肴に美味い酒、寄り付きカウンターで美人女将と差向い、酔いますねぇ♪<br />申し上げますが、女将は小生より年上でした(爆)<br />店では愉快なご常連ともお知り合いとなり気が付けば二時間半が経過、後ろ髪を引かれる思いだが、再訪を近い店を後にした。

福井ぶらり旅

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2013/06/21 - 2013/06/23

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pengmaさん

週末の福井出張が決まった、と言っても次期プロジェクトの安全決起集会&ゴルフコンペと半分お遊びの様なモノだが・・・コンペスタートに間に合うべく福井へ向け明け方に車を走らせる元気はなく、電車移動の前入りとした。ゴルフ後の懇親会の為宿は同じホテルに二泊。となれば前泊の独酌場所を決めなくては♪
福井市内には小生お薦め店が二軒ある、どちらも甲乙付け難いが、虫が騒ぎだす「新規開拓、新規開拓」と・・・福井市内からは若干離れる三国湊、ココは件の太田和彦氏も訪れ「日本百名居酒屋」に認定した「魚志楼」がある。以前より機会があれば、と思い続けた酒場だ。思いたったが吉日、その夜に予約を入れた♪
「名古屋のpenと申します、21日の六時から一人お願いできますか?」
物腰優しい女将の対応に期待が高まる、三国湊から目と鼻の先には「東尋坊」があるし、福井には地ビール工房があったよな???調べれば、福井駅から三国湊へ向かう「えちぜん鉄道」沿線上に醸造元があるではないか!、て事で、前日の予定は「越の磯」⇒「東尋坊散策」⇒「三国湊散策」⇒「魚志楼」と巡る事にする。越の磯は小さな小さな醸造所で一般に蔵を開放してない、見学は予約必須との事、前以って連絡は入れたが果たして???
午後一時JR福井駅着、えちぜん鉄道に乗換え「日華化学前駅」下車、目的の越の磯は徒歩3分の所にある。
「こんにちは、連絡入れた名古屋のpenですが」
「まぁまぁ、遠い所ようこそ♪」
「写真撮りが趣味なんですが、撮影ダメな処はお教え下さい」
「折角遠い所を・・・今は仕込の時期じゃないのでお見せできる処はあまりありませんが」
と言いつつも杜氏でもある若い専務は酒工場からビール工場まで隅々と説明しながらの見学を行ってくれた。そして売り場へ戻れば
「宜しければ試飲されませんか?」
嬉しい申し出である、断る理由など毛頭なく快諾、六種の吟醸酒と10年物の古酒を堪能。そしてビール醸造責任者である磯見専務お薦めの一本「アーバンエール」のヒエヒエを戴き、最高の気分で「越の磯」を後にした。
えちぜん鉄道に揺られる事40分、終着駅の三国港へ・・・駅前バス停より五分で東尋坊。目前には東尋坊タワーなる展望施設、バス停から東尋坊へ向う道は広がり土産物屋や食堂が犇く、こんな感じだったかな???
ココを訪れたのは30年以上昔の事。
サスペンス劇場であまりに有名な景勝地、とは別に負として有名なのは日本一自殺の多い場所?思い直す事を促す看板や「命の電話BOX」などが現実味を帯びる。崖上から覗き込めば・・・!、確かに足元を掬われる錯覚に陥る。イカンイカンわしゃまだまだ死ねんバイ(爆)
午後五時を回り東尋坊を後に、三国湊を乗り越し永石寺下車、三国湊の古い街並みを散策する。幅2m程度、水路の如き「辰巳川」には「思案橋」と「見返り橋」が掛かり、花街へ行こか止めよか思案し、後ろ髪を引かれる様に見返ったのだろうか・・・どの建物にも立派なうだつが上がり、三国湊がどれほど栄えた町であったかが偲ばれる。
さて、そろそろ六時、お腹もイイ具合に減ってきたので「魚志楼」の暖簾をくぐる。素晴らしく風情ある佇まい、客の居ぬ時間帯、女将のご厚意で座敷の方も総て見る事が出来た。広い廊下や座敷には当時の栄華を誇った時代の客や芸妓衆の華々しい写真が掲げられる。
噂以上の美人女将にビックリ!!!
美味い肴に美味い酒、寄り付きカウンターで美人女将と差向い、酔いますねぇ♪
申し上げますが、女将は小生より年上でした(爆)
店では愉快なご常連ともお知り合いとなり気が付けば二時間半が経過、後ろ髪を引かれる思いだが、再訪を近い店を後にした。

旅行の満足度
4.5
グルメ
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JR特急 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
  • 越の磯

    越の磯

  • 魚志楼

    魚志楼

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