野鳥撮影記録（２０１３年７月上旬）

2013/07/01 - 2013/07/11

今年も半年が経過して７月の折り返し時期となりました
この季節、珍鳥でも出ない限りは新鮮味に欠ける時期でもあります
珍鳥を期待しつつも近所を中心にじっくり普通の野鳥を観察したいと思います

表紙は子育て中のツミのメス

エリア 調布・狛江(東京)

７月１日
このツミのポイント
緑の森が背景となって良い雰囲気です

なんとかオスからメスへのエサ渡しのシーンを撮りたいと２度目の訪問となりました
現実は厳しく違った場所でしかも瞬間的に行われるので撮れるのはエサを渡された後のメスばかり
獲物の小鳥をさばいてヒナに持っていきます

メスは図鑑写真並みにクッキリ撮影できます

７月２日
早朝の多摩川です
ササゴイでもいなかと去年のポイントへ行きましたが居たのはゴイサギぐらい・・・・
堰堤の上流側にあった中洲が無くなってしまったのが痛い・・

同じ多摩川です
目下、カイツブリが子育て中です
３羽のヒナがおんぶされていました

オス親がエサを運んでくるとヒナ達は背中から飛び降りてご馳走にありつこうとします

余りに大きな獲物です
モ少し考えて持って来ればいいのに・・・・
最後はメス親が食べました　（笑）

電線にツバメの珍種？
たぶんコシアカツバメのメスです
胸に縦班があります
※　ことによると幼鳥かも？？

多摩川のカラス
仲間同士のいさかい

７月３日
多摩川のコアジサシ
多くのヒナが順調に成長しています
オス親からメス親への給餌シーンかと思いましたが
右のヒナ(見えますか？）の飛行訓練のようです

ちゃんとついてこられたらエサあげるよ
そう言いながら飛び始めたようです

秋の渡りに備えての行動でしょうか
コアジサシの若たちが一斉に飛行訓練を始めたようです
誰が指揮をとっているのか不思議です

夏羽のアカガシラサギ
２年ぶりの撮影
２年前の５月に横浜の公園で見て以来です
風が強くて背中の赤紫の下の白い羽毛がフワフワと

遠かったので２倍のテレコンを装着して撮影
ピントが合ってくれたのは数カットだけでした
テレコン外しておけば良かったのに・・・・

美しい夏羽の飛翔姿です
上流に飛んで行ってしまい暫く待ってみたのですが戻っては来ませんでした

７月４日
今シーズン初めてのサンコウチョウ
抱卵中で動きも無く早々に撤退

７月５日
都内の公園の干潟の主役たちです
セイタカシギ（常連）
シベリアオオハシシギ（珍客）
アカアシシギ（訪問者）

午前中は雨でした

雨のせいで却ってアカアシシギの赤い色が鮮明です

このアカアシシギはどうもセイタカシギに敵愾心をもたれているようです
なにかにつけて追いかけられていました

シベリアオオハシシギは夏羽が綺麗でした
初見初撮り

やはりセイタカシギは珍客に対しても威張っています
おかげでシベリアオオハシシギの羽ばたきが撮影できました

アカアシとシベリアは結構仲良しです
弱者連合でしょうか　　（笑）

７月７日
梅雨明けの暑い日曜日の朝
内陸部の池にはコアジサシが来ていました

背後の芝にはヒバリも来ました

蓮の池にオオヨシキリが・・・

今年もここで営巣するようです
蓮の下の獲物を狙うヨシゴイ

今朝見た限りでは蓮でゲットしたのは小さなエビが多かった

もっぱらこの石垣の方で魚が獲れているようです
そのせいなのか今朝は蓮の方にはあまり来てくれませんでした
撮影ポイントのテラスは９時を過ぎると灼熱地獄、撤退です

７月９日
サンコウチョウ再挑戦です
今日は３羽のヒナが孵化したばかりで親鳥ペアのうごきも活発でした

サンコウチョウ♂
エサをくわえて何度もやってきます

ヒナに給餌した後はヒナの糞を咥えて飛び出します
実に清潔好きのサンコウチョウです

もちろん母鳥のほうも同じです
一生懸命の子育てぶりです

秒間コマ数の少ないキヤノン６Ｄですがタイミングが合うと結構鮮明な撮影ができます
高感度の性能が生きました

折角の給餌光景ですがヒナが小さいのと見上げるアングルが厳しいので姿までよく見えないのが残念でした

７月１１日　多摩川早朝
暑いので早朝だけ多摩川へ
シギチの幼鳥がかなりの数いました
これはイソシギ

こちらはコチドリの幼鳥のようです

こちらはイカルチドリの幼鳥かと思います
コチドリとの違い、イマイチ判別が難しいですね

夏羽のトウネン２羽

朝から暑いのでコアジサシは水風呂につかっていました
トウネンはエサ捕りに忙しいみたいです
６時半を回ると暑さも徐々に厳しく早々に河原から撤退です