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この日は、大阪市の中央部を東西に横断する千日前通を境として、北側の名前のつく坂道と、南側の「天王寺七坂」と呼ばれる有名な坂道を、愛用のクロスバイクでめぐりました。<br /><br />大阪市内を南北に連なる上町台地は、北は大阪城の辺りから、南は住吉大社の辺りに至る丘陵地で、この台地を中心に大阪の町が形成されました。<br /><br />大昔の上町台地は、周辺を海に囲まれた半島状の台地だったことから、おのずと東西方向に下る地形で、町の発展とともに必然的に坂道が生まれることになりました。<br /> <br />観光スポットとしても親しまれている「天王寺七坂」は、天王寺区夕陽丘の上町台地西側にある7つの坂の総称で、この一帯は、江戸時代に大阪城下から移転させられた寺院が集まる、いわゆる「寺町」になっています。<br /><br />千日前通北側の坂道の順路<br />  法円坂(ほうえんざか)<br />   ↓<br />  かぎや坂<br />   ↓<br />  あいどり坂<br />   ↓<br />  ほくちゃ坂<br />   ↓<br />  どんどろ坂<br />   ↓<br />  心眼寺坂(しんがんじざか)<br />   ↓<br />  三韓坂(さんかんざか)<br />   ↓<br />  地蔵坂(じぞうざか)<br />   ↓<br />  高津宮内の<br />   相合坂(あいおいざか)<br />   西 坂(にしざか)<br />   北 坂(きたざか)<br /><br />天王寺七坂の順路<br />  真言坂(しんごんざか)<br />   ↓<br />  源聖寺坂(げんしょうじざか)<br />   ↓<br />  学園坂(がくえんざか)<br />   ↓<br />  口縄坂(くちなわざか)<br />   ↓<br />  愛染坂(あいぜんざか)<br />   ↓<br />  清水坂(きよみずざか)<br />   ↓<br />  天神坂(てんじんざか)<br />   ↓<br />  逢坂(おうさか)<br /><br />なお、学園坂は「天王寺七坂」には含まれませんが、交差点の名前になるくらいよく知られた坂なので訪れました。

2013 大阪の”坂”をポタリング

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2013/04/29 - 2013/04/29

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nao

naoさん

この日は、大阪市の中央部を東西に横断する千日前通を境として、北側の名前のつく坂道と、南側の「天王寺七坂」と呼ばれる有名な坂道を、愛用のクロスバイクでめぐりました。

大阪市内を南北に連なる上町台地は、北は大阪城の辺りから、南は住吉大社の辺りに至る丘陵地で、この台地を中心に大阪の町が形成されました。

大昔の上町台地は、周辺を海に囲まれた半島状の台地だったことから、おのずと東西方向に下る地形で、町の発展とともに必然的に坂道が生まれることになりました。
 
観光スポットとしても親しまれている「天王寺七坂」は、天王寺区夕陽丘の上町台地西側にある7つの坂の総称で、この一帯は、江戸時代に大阪城下から移転させられた寺院が集まる、いわゆる「寺町」になっています。

千日前通北側の坂道の順路
  法円坂(ほうえんざか)
   ↓
  かぎや坂
   ↓
  あいどり坂
   ↓
  ほくちゃ坂
   ↓
  どんどろ坂
   ↓
  心眼寺坂(しんがんじざか)
   ↓
  三韓坂(さんかんざか)
   ↓
  地蔵坂(じぞうざか)
   ↓
  高津宮内の
   相合坂(あいおいざか)
   西 坂(にしざか)
   北 坂(きたざか)

天王寺七坂の順路
  真言坂(しんごんざか)
   ↓
  源聖寺坂(げんしょうじざか)
   ↓
  学園坂(がくえんざか)
   ↓
  口縄坂(くちなわざか)
   ↓
  愛染坂(あいぜんざか)
   ↓
  清水坂(きよみずざか)
   ↓
  天神坂(てんじんざか)
   ↓
  逢坂(おうさか)

なお、学園坂は「天王寺七坂」には含まれませんが、交差点の名前になるくらいよく知られた坂なので訪れました。

同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  • この日めぐった坂道の見取図。<br />(地図はMapFanを使用)

    この日めぐった坂道の見取図。
    (地図はMapFanを使用)

  • では、愛用のクロスバイクに乗って出発です。<br /><br />大阪城公園を抜けて、「法円坂」の東側にあるJR大阪環状線:森ノ宮駅を目指します。

    では、愛用のクロスバイクに乗って出発です。

    大阪城公園を抜けて、「法円坂」の東側にあるJR大阪環状線:森ノ宮駅を目指します。

  • JR大阪環状線:森ノ宮駅に着きました。

    JR大阪環状線:森ノ宮駅に着きました。

  • 森ノ宮駅から西に向かって、だらだらと坂道を上って行くと「法円坂」があります。

    森ノ宮駅から西に向かって、だらだらと坂道を上って行くと「法円坂」があります。

  • 本町通にある「法円坂」です。<br />この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

    本町通にある「法円坂」です。
    この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

  • 坂を上った先には、NHK大阪放送局があります。

    坂を上った先には、NHK大阪放送局があります。

  • 本町通と中央大通の合流点。<br />一番右側から合流している道路が「法円坂」のある本町通です。<br /><br />この辺りでは阪神高速道路:東大阪線が上を走っています。

    本町通と中央大通の合流点。
    一番右側から合流している道路が「法円坂」のある本町通です。

    この辺りでは阪神高速道路:東大阪線が上を走っています。

  • 「法円坂」の南側には、「史跡 難波宮跡」があります。<br /><br />昭和36年の発掘調査で、飛鳥〜奈良時代にかけての、前後2期の難波宮跡が確認され、現在、宮殿の中心部とされる範囲が国の史跡に指定されています。

    「法円坂」の南側には、「史跡 難波宮跡」があります。

    昭和36年の発掘調査で、飛鳥〜奈良時代にかけての、前後2期の難波宮跡が確認され、現在、宮殿の中心部とされる範囲が国の史跡に指定されています。

  • 現在は史跡公園として整備がすすめられていて、写真手前の赤いタイルを敷き、赤い御影石で柱の位置を示した所が前期難波宮の遺構で、八角殿跡を示す藤棚が設置されています。<br /><br />また、写真奥に見える、地盤より一段高い石造部分が、復元された後期難波宮の大極殿の基壇です。

    現在は史跡公園として整備がすすめられていて、写真手前の赤いタイルを敷き、赤い御影石で柱の位置を示した所が前期難波宮の遺構で、八角殿跡を示す藤棚が設置されています。

    また、写真奥に見える、地盤より一段高い石造部分が、復元された後期難波宮の大極殿の基壇です。

  • 次は「かぎや坂」です。<br />この坂は南北方向の坂で、南に向かって下っています。

    次は「かぎや坂」です。
    この坂は南北方向の坂で、南に向かって下っています。

  • 「かぎや坂」を見上げたところです。

    「かぎや坂」を見上げたところです。

  • 「かぎや坂」の近くに「越中井(えっちゅうい)」という史跡があります。<br /><br />この辺りは細川越中守忠興(ただおき)の屋敷跡で、越中井はその屋敷内にあったといわれています。

    「かぎや坂」の近くに「越中井(えっちゅうい)」という史跡があります。

    この辺りは細川越中守忠興(ただおき)の屋敷跡で、越中井はその屋敷内にあったといわれています。

  • 関ヶ原の戦いの際、徳川方の忠興の妻、細川ガラシャ夫人が、豊臣方の人質になることを拒み、家臣に胸を突かせて37歳の生涯を閉じたのはこの地だと言われていて、夫人の辞世の句が刻まれた石碑が立っています。

    関ヶ原の戦いの際、徳川方の忠興の妻、細川ガラシャ夫人が、豊臣方の人質になることを拒み、家臣に胸を突かせて37歳の生涯を閉じたのはこの地だと言われていて、夫人の辞世の句が刻まれた石碑が立っています。

  • 「越中井」を少し南に下がった所にある「カトリック玉造教会」。<br />この教会の前には細川ガラシャ夫人の石像が建っています。

    「越中井」を少し南に下がった所にある「カトリック玉造教会」。
    この教会の前には細川ガラシャ夫人の石像が建っています。

  • 正面の聖母子画のマリア様は、和服をお召しになっています。

    正面の聖母子画のマリア様は、和服をお召しになっています。

  • ステンドグラス。

    ステンドグラス。

  • 細川ガラシャ夫人の石像。

    細川ガラシャ夫人の石像。

  • 次は「あいどり坂」です。<br />この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

    次は「あいどり坂」です。
    この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

  • 「あいどり坂」を見上げたところです。<br />坂を上った先には玉造小学校があります。

    「あいどり坂」を見上げたところです。
    坂を上った先には玉造小学校があります。

  • 「あいどり坂」の近くにある玉造稲荷神社。

    「あいどり坂」の近くにある玉造稲荷神社。

  • 江戸時代のお伊勢参りの旅人は、ここで道中の安全を祈願した後旅立ったそうです。

    江戸時代のお伊勢参りの旅人は、ここで道中の安全を祈願した後旅立ったそうです。

  • 次は「ほくちゃ坂」です。<br />この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

    次は「ほくちゃ坂」です。
    この坂は東西方向の坂で、東に向かって下っています。

  • 「ほくちゃ坂」を見下ろしたところです。

    「ほくちゃ坂」を見下ろしたところです。

  • 次は「どんどろ坂」です。<br />この坂は南北方向の坂で、南に向かって下ったところが国道308号線の空堀町交差点です。

    次は「どんどろ坂」です。
    この坂は南北方向の坂で、南に向かって下ったところが国道308号線の空堀町交差点です。

  • 空堀町交差点から「どんどろ坂」を見上げたところです。

    空堀町交差点から「どんどろ坂」を見上げたところです。

  • 「どんどろ坂」の近くにある「どんどろ大師」。<br /><br />大阪城代、土井利位(どいとしつら)の屋敷の中に祀られていた弘法大師を、「土井殿大師」と呼ぶようになり、それが訛って「どんどろ大師」と云われるようになったそうです。

    「どんどろ坂」の近くにある「どんどろ大師」。

    大阪城代、土井利位(どいとしつら)の屋敷の中に祀られていた弘法大師を、「土井殿大師」と呼ぶようになり、それが訛って「どんどろ大師」と云われるようになったそうです。

  • 次は「心眼寺坂」です。<br />この坂は南北方向の坂で、北に向かって下っています。<br /><br />写真に写っている歩道柵の、一番手前に「心眼寺坂」の表示板があります。

    次は「心眼寺坂」です。
    この坂は南北方向の坂で、北に向かって下っています。

    写真に写っている歩道柵の、一番手前に「心眼寺坂」の表示板があります。

  • 坂の途中にある心眼寺。

    坂の途中にある心眼寺。

  • この寺は、真田幸村父子を弔うために建立された寺で、「大阪冬の陣」の際、大坂城唯一の弱点とされた三の丸南側の玉造口外に真田幸村が作った出城があったのはこの辺りだと考えられています。<br /><br />なお、ここ玉造周辺には真田山と呼ばれる地域があります。

    この寺は、真田幸村父子を弔うために建立された寺で、「大阪冬の陣」の際、大坂城唯一の弱点とされた三の丸南側の玉造口外に真田幸村が作った出城があったのはこの辺りだと考えられています。

    なお、ここ玉造周辺には真田山と呼ばれる地域があります。

  • 「心眼寺坂」の上部を見上げたところです。

    「心眼寺坂」の上部を見上げたところです。

  • 「心眼寺坂」を見下ろしたところです。

    「心眼寺坂」を見下ろしたところです。

  • 「心眼寺」のお隣の「興徳寺」の境内では鯉のぼりが泳いでいます。

    「心眼寺」のお隣の「興徳寺」の境内では鯉のぼりが泳いでいます。

  • 次は高津中学校の北にある「三韓坂」です。<br />この坂は東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    次は高津中学校の北にある「三韓坂」です。
    この坂は東西方向の坂で、西に向かって下っています。

  • 昔、朝鮮の使節を迎えるための迎賓館がこの付近にあったことから、この名が付けられたと言われています。

    昔、朝鮮の使節を迎えるための迎賓館がこの付近にあったことから、この名が付けられたと言われています。

  • 次は谷町筋の谷町8交差点から西に下る「地蔵坂」です。

    次は谷町筋の谷町8交差点から西に下る「地蔵坂」です。

  • 「地蔵坂」を見上げたところです。

    「地蔵坂」を見上げたところです。

  • 上方落語の「高津の富」、「高倉狐」、「崇徳院」などに登場する高津宮。<br /><br />境内の西側に、この日目指す三つの坂があります。

    上方落語の「高津の富」、「高倉狐」、「崇徳院」などに登場する高津宮。

    境内の西側に、この日目指す三つの坂があります。

  • 「高津宮」の表参道にある「梅之橋」。<br /><br />昔、この橋の下を道頓堀川の源流にあたる梅津川が流れていたそうです。

    「高津宮」の表参道にある「梅之橋」。

    昔、この橋の下を道頓堀川の源流にあたる梅津川が流れていたそうです。

  • 「高津宮」の本殿。

    「高津宮」の本殿。

  • 両側の狛犬は陶器で出来ています。

    両側の狛犬は陶器で出来ています。

  • 本殿右手にある高倉稲荷神社。

    本殿右手にある高倉稲荷神社。

  • まずは「相合坂」です。<br /><br />この坂は南側と北側両方に階段があり、男女が別々に登ってぴったり頂点で出会うと相性がよいされることから、別名、「縁結びの坂」と呼ばれています。

    まずは「相合坂」です。

    この坂は南側と北側両方に階段があり、男女が別々に登ってぴったり頂点で出会うと相性がよいされることから、別名、「縁結びの坂」と呼ばれています。

  • 南側の階段と・・・

    南側の階段と・・・

  • 北側の階段です。<br /><br />男女が南北に分かれて登って、ぴったり頂点で出会うと相性が良いそうですよ。

    北側の階段です。

    男女が南北に分かれて登って、ぴったり頂点で出会うと相性が良いそうですよ。

  • 南側階段の上り口。

    南側階段の上り口。

  • こちらは「西坂」の上り口。

    こちらは「西坂」の上り口。

  • この階段は、途中で折れ曲がっています。<br /><br />その昔、この坂は三曲り半に曲がっていたので、夫婦の離縁状という意味の「三下り半」になぞらえて、別名、「縁切り坂」と呼ばれています。

    この階段は、途中で折れ曲がっています。

    その昔、この坂は三曲り半に曲がっていたので、夫婦の離縁状という意味の「三下り半」になぞらえて、別名、「縁切り坂」と呼ばれています。

  • 「西坂」の下がり口。

    「西坂」の下がり口。

  • 境内の北西角にある門。<br />門の外が「北坂」です。

    境内の北西角にある門。
    門の外が「北坂」です。

  • 「北坂」です。

    「北坂」です。

  • 高津宮の坂は、坂と言いながらも階段になっています。

    高津宮の坂は、坂と言いながらも階段になっています。

  • 石垣に生えるシダ。

    石垣に生えるシダ。

  • 「高津の富亭」と名付けられた参集殿。<br /><br />現在、落語家による寄席が定期的に開催され、落語好きの人気スポットになっています。

    「高津の富亭」と名付けられた参集殿。

    現在、落語家による寄席が定期的に開催され、落語好きの人気スポットになっています。

  • 次は「真言坂」です。<br />この坂は南北方向の坂で、北に向かって下っています。<br /><br />この坂から「天王寺七坂」が始まります。

    次は「真言坂」です。
    この坂は南北方向の坂で、北に向かって下っています。

    この坂から「天王寺七坂」が始まります。

  • 正面に見える朱色の門は生國魂神社の北門です。

    正面に見える朱色の門は生國魂神社の北門です。

  • 次は「源聖寺坂」です。<br />この坂は東西方向の坂で、西に向かって下っています。<br /><br />「天王寺七坂」のある一帯は、江戸時代に大阪城下から移転させられた寺院が集まる「寺町」を形成しています。

    次は「源聖寺坂」です。
    この坂は東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    「天王寺七坂」のある一帯は、江戸時代に大阪城下から移転させられた寺院が集まる「寺町」を形成しています。

  • この坂は、途中から階段状になっています。

    この坂は、途中から階段状になっています。

  • 坂下の出入口は松屋町筋に面しています。

    坂下の出入口は松屋町筋に面しています。

  • 次は「学園坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。<br /><br />なお、この坂は「天王寺七坂」には含まれていません。

    次は「学園坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    なお、この坂は「天王寺七坂」には含まれていません。

  • この坂は途中にS字カーブがあります。

    この坂は途中にS字カーブがあります。

  • 「学園坂」を見上げたところです。

    「学園坂」を見上げたところです。

  • 坂の下は、松屋町筋の学園坂交差点になっています。

    坂の下は、松屋町筋の学園坂交差点になっています。

  • 次は「口縄坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。<br /><br />この坂も坂下の出入口は松屋町筋に面しています。

    次は「口縄坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    この坂も坂下の出入口は松屋町筋に面しています。

  • かわいい猫ちゃんが迎えてくれました。

    かわいい猫ちゃんが迎えてくれました。

  • 緑豊かな「口縄坂」。<br /><br />上町台地には、緑の少ない大阪の都心にあって、この寺町界隈を含め多くの緑が残されています。

    緑豊かな「口縄坂」。

    上町台地には、緑の少ない大阪の都心にあって、この寺町界隈を含め多くの緑が残されています。

  • この坂も途中から階段状になっています。

    この坂も途中から階段状になっています。

  • この汚水桝の蓋には、「天王寺区」の文字がみえます。

    この汚水桝の蓋には、「天王寺区」の文字がみえます。

  • 「私が口縄坂の主よ!」とでも言いたげな猫ちゃん。

    「私が口縄坂の主よ!」とでも言いたげな猫ちゃん。

  • 坂の最上部。

    坂の最上部。

  • 「口縄坂」を見下ろしたところです。

    「口縄坂」を見下ろしたところです。

  • 階段から下の出口までは割と平坦です。

    階段から下の出口までは割と平坦です。

  • 次は「愛染坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    次は「愛染坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

  • 延々と上っているので、自転車で上りきるのは大変そうです。

    延々と上っているので、自転車で上りきるのは大変そうです。

  • 「愛染坂」を見下ろしたところです。

    「愛染坂」を見下ろしたところです。

  • この坂は「大江神社」の南側にあります。

    この坂は「大江神社」の南側にあります。

  • 次は「清水坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。<br /><br />「清水坂」は、船場辺りから四天王寺へ参詣する際の主要道路だったそうです。

    次は「清水坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    「清水坂」は、船場辺りから四天王寺へ参詣する際の主要道路だったそうです。

  • 「清水坂」の南側にある「清水寺」の石垣には、曰くありげな巨石があります。<br /><br />石に彫られた「以他力造立」とは、浄土宗の他力本願を表す言葉で、「他人の力で造ったもの」という意味だそうです。<br />想像するに、「肥前屋久兵衛」さんが発起人になって造ったということなんでしょうね。

    「清水坂」の南側にある「清水寺」の石垣には、曰くありげな巨石があります。

    石に彫られた「以他力造立」とは、浄土宗の他力本願を表す言葉で、「他人の力で造ったもの」という意味だそうです。
    想像するに、「肥前屋久兵衛」さんが発起人になって造ったということなんでしょうね。

  • 「清水坂」を見下ろしたところです。<br /><br />坂の南側にある「清水寺」の入口に石碑が建っています。

    「清水坂」を見下ろしたところです。

    坂の南側にある「清水寺」の入口に石碑が建っています。

  • 次は「天神坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    次は「天神坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

  • 「天神坂」を見上げたところです。<br /><br />「天神坂」の石碑の横に、菅原道真が祀られた安居天神へ通じる道があるのでこの名前がついています。

    「天神坂」を見上げたところです。

    「天神坂」の石碑の横に、菅原道真が祀られた安居天神へ通じる道があるのでこの名前がついています。

  • 次は「天王寺七坂」最後の「逢坂」です。<br />この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

    次は「天王寺七坂」最後の「逢坂」です。
    この坂も東西方向の坂で、西に向かって下っています。

  • この坂は、大阪市から三重県四日市市へ通じる国道25号線にあります。

    この坂は、大阪市から三重県四日市市へ通じる国道25号線にあります。

  • 坂の上に、「四天王寺」の五重塔が見えています。

    坂の上に、「四天王寺」の五重塔が見えています。

  • 坂の南側に面して建つ「一心寺」。<br /><br />この建物は、この寺の僧侶で大阪を代表する建築家、高口恭行さんの設計になります。

    坂の南側に面して建つ「一心寺」。

    この建物は、この寺の僧侶で大阪を代表する建築家、高口恭行さんの設計になります。

  • さらに南側には、近鉄・大阪阿倍野橋駅の新ターミナルビル「あべのハルカス」が頭を出しています。<br /><br />地上300mのこのビルは、横浜ランドマークタワーの地上296mを抜いて日本一の高さになります。<br /><br />なお、この時は「あべのハルカス」は工事中でしたが、6月13日にオープンしました。

    さらに南側には、近鉄・大阪阿倍野橋駅の新ターミナルビル「あべのハルカス」が頭を出しています。

    地上300mのこのビルは、横浜ランドマークタワーの地上296mを抜いて日本一の高さになります。

    なお、この時は「あべのハルカス」は工事中でしたが、6月13日にオープンしました。

  • 坂の西側には、お馴染みの「通天閣」があります。<br /><br />通天閣は「あべのハルカス」に見下ろされることになります。

    坂の西側には、お馴染みの「通天閣」があります。

    通天閣は「あべのハルカス」に見下ろされることになります。

  • およそ寺院らしからぬ「一心寺」は、一見の価値がありそうなのでちょっと寄っていくことにします。<br /><br />これも高口恭行さん設計の、とても斬新な三門。

    およそ寺院らしからぬ「一心寺」は、一見の価値がありそうなのでちょっと寄っていくことにします。

    これも高口恭行さん設計の、とても斬新な三門。

  •  三門の左右にある現代的な仁王像。<br /><br />右側の吽形像(うんぎょうぞう)と・・・

     三門の左右にある現代的な仁王像。

    右側の吽形像(うんぎょうぞう)と・・・

  • 左側の阿形像(あぎょうぞう)。

    左側の阿形像(あぎょうぞう)。

  • 口を開いた阿形像と・・・

    口を開いた阿形像と・・・

  • 口を閉じた吽形像。

    口を閉じた吽形像。

  • 三門の扉には4人の天女像が浮き彫りになっています。<br /><br />では、この日の締めくくりに「四天王寺」へ向かいます。

    三門の扉には4人の天女像が浮き彫りになっています。

    では、この日の締めくくりに「四天王寺」へ向かいます。

  • この石の鳥居をくぐると「四天王寺」の境内です。

    この石の鳥居をくぐると「四天王寺」の境内です。

  • 西大門。

    西大門。

  • 先ほど見えていた五重塔です。<br /><br />この日、家を出たのが午後だったので、すっかり暗くなってしまいました。<br />では、この辺で家路につきます。

    先ほど見えていた五重塔です。

    この日、家を出たのが午後だったので、すっかり暗くなってしまいました。
    では、この辺で家路につきます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • belleduneさん 2013/10/29 06:27:18
    坂好きの方は多いようで...
    naoさん、おはようございます。
    タモリさんも坂が好きだと伺っていますが、naoさんもそのようにお見受けします。東京も坂ばかりなので、一度やってみようかな、と思わせる旅行記でした。
    大阪はあまり知らないので、もっと坂を紹介してください。
    またお邪魔します。

    nao

    naoさん からの返信 2013/10/29 19:45:14
    お勧めです。
    belleduneさん、はじめまして。

    私の拙い旅行記にご投票くださってありがとうございます。

    坂を歩くことで、きっと面白い発見があると思いますので、belleduneさん
    も一度歩かれたらいかがですか。

    大阪には他にも面白い坂がありそうなので、探し出して歩きたいと思い
    ます。

    では。 nao

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