アフリカ南部周遊（12）【ヴィクトリア・フォールズからブラバヨへ】

2013/05/10 - 2013/05/11

【１５日目夕刻〜１７日目の朝まで】

昨年の「東アフリカ周遊」では列車移動は無く、今日がアフリカでの初めての列車旅です♪

ヴィクトリア・フォールズからブラワヨまで１４時間の旅の予定。

列車は１９時に出発する筈だったんですが・・・とんでもない体験をすることになりました。。


---【全体の日程は、下記URLご参照下さい】----------------
URL：http://4travel.jp/traveler/tsuchi/pict/29620105/

エリア その他の都市(ジンバブエ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ビクトリア・フォールズからブラワヨへ列車で移動。

【１５日目夕方】

ビクトリア・フォールズ駅


スーパーで食料・飲料を買い込んで、少し早めに駅に到着。
駅前の芝生が椅子代わり。

ビクトリア・フォールズ駅

イノシシが普通に駅にやってきた。

イノシシ＝猪突猛進の日本語があるけど、、
ここアフリカではイノシシは野良犬のように、普通に居てる。
そして、おとなしい！
流石に触るのは怖いけれど、猪突猛進されることはありません（笑；

ビクトリア・フォールズ駅

列車が来ない！！

出発は１９：１０
駅員から「２ー３時間遅れます」と案内あり。。

ビクトリア・フォールズ駅

19:50
駅前に象が現れた！！

真っ暗な中、駅前の公園に大きい象が４頭も来た！
公園の樹木の細めの枝をどんどん食べ始めた、
象の家族のようだ。珍しいのでどんどん近づいて見てみる。

余り近づき過ぎたのか、現地の人に制止された。
現地の人々は皆本当の怖さを知っているからか、３０ｍ程よりは近づかない。
見ているとおとなしく、怖さを感じないんだが。

列車は遅れているし暇つぶしにズーッと見ていた。
ここは、ビクトリア・フォールズ市の町の真ん中だ。町外れに象が来ているのは今回の旅でも何回か見たけど。何ともアフリカだ♪

象は走り出すと結構早い！怖さもスゴイ！
象が駅舎目がけて来た。すると１台の車が果敢にも象の前に出て、エンジンを思いっきり空ぶかしをした。しばらく象と空ぶかし車の睨み合いが続き、緊張の光景になった。

少しして、象が体勢を変え公園に戻っていった。
公園でまた樹木の葉っぱを食べてから、
←駅ホーム横の線路を横断して、町中へ消えていった。

ビクトリア・フォールズ駅

20:50
象見物が終わり、ホームに座り込んだりして列車を待つ。

この後、列車は「５時間位遅れる」との情報があり、
最後には「８時間遅れ」と、どんどん訂正されていく。。。

【１６日目】ついに日付が変わってしまった。。。

アフリカの夜は寒い！
駅のホームはどんどん冷え込んできた。

念のため持参していたサバイバル・シートを被っていたが、寒さで耐えられなくなってきた。

シートのままでは防寒効果が薄いので、持参のガムテープで袋状にしてみた。210×65cmの寝袋ができあがりました。
この中に入ってみると・・・暖かい！！
しばらくすると、どんどん暖かくなってきて熟睡状態に♪

サバイバル・シートがこんなにも効果があるとは！ビックリの性能で超オドロキ！！

と、30分後位に、貨物列車が入ってきた。

どうやら遅れている原因は、この貨物列車が遅れたため、その後ろを走る我が列車が遅れているようだ。

線路は単線なので、こうなるとどうしようもないか。。

ビクトリア・フォールズ駅

貨物列車が来て、しばらく“寝袋”で寝ていると、今度は「像がまた来た！」と誰かの声でまた目が覚めた。

←さっきの象の４人家族が戻ってきた。
公園に15分ほど留まってから、今度はなんと町のど真ん中にある国道を横断して去っていった。

01:50

やっと遅れていた列車が入ってきた。

ここが終点。乗客が降り、車内整備を待って、

ブラワヨ行き寝台列車

やっと乗車♪
ＡＭ３時頃、やっと動き出しました。

８時間遅れ・・・こんな予想外な事も含めてが“旅”かな・・・。

寝台車には寝具が付いていなかった。

乗車後、車掌に聞くと「４ドル」ですと。

直ぐに寝具セットを持ってきて、ベットメーキングして頂けました。

これで、即刻熟睡状態になりました♪　

←写真は翌日撮影。

朝９時前に目が覚めました。

６時間弱の睡眠だったけど、熟睡できたみたいで、体調は結構よかった。

車窓風景は・・・

少しの混生している低い木々があり、それらに邪魔されて見通しはよくなかった。

食堂車があった。

と言っても軽食のみしかなかったが、カップ一杯のコーヒーが飲めたのでホッとした。

代わり映えしない車窓風景。

平地ばかり、地平線が見えた。

やっぱり山あり、川ありの起伏ある景色の方が変化があっていい。

民家

鉄橋が見えたので、見てみると、

川には水が全くなかった。

この付近は、井戸掘れば水は出るのか？
民家は水をどうしてるんだろう？

列車の速度は平均６０〜７０ｋｍほど。

ブラワヨの町が見えてきた。

16:40

定刻より８時間近く遅れて、ブラワヨにやっと到着。

本来は、今日朝着いて、昼前のバスでマシンゴへ行く予定だったんですが、今日はこの町に泊まります。

←駅前にデーンとある石炭火力発電所

先に、インターケーブＢＵＳの切符をこの町で購入することにしよう。
駅の案内所で場所を伺うと、丁度一人の方が退勤される所で、Intercabe_Busの切符売場が帰路の途中らしく、道案内頂けた。

後日のマシンゴ〜プレトリアとプレトリア〜マプトの切符を購入。
丁度、切符売場の閉店間際だった。

＊Intercabe_Bus切符はブラワヨでは買えると、Ｖｉｃフォールズの案内所で教えてもらっていた。

今日の宿：バークレー･プレイスBerkeley Place Hostel

持参した資料が不確かで、結構遠かった。

ブラワヨの安宿「バークレー･プレイスBerkeley Place HOSTEL」

【価格】ツイン、US$20（約2,000円）。
　　　　＊飛込みで利用。
【設備】ファン、室内ホットシャワー、洋式トイレ。
　　　　充電＝B3コンセント、自炊不可。物干場あり。蚊帳なし。
【場所】地図ご参照下さい。
　　　　住所：Josiah Tongogara St 71。TEL：[phone]
参考URL：http://www.kasbah.com/hostels/berkeley-place-1715.htm　
【評価】★★☆☆☆　

コメント
・バスターミナルから徒歩３０分強かかった。
・シャワーの湯がぬるかったのが最大のマイナス点。
・マシンゴ行きミニバス乗場は徒歩５分弱の所にあり便利。

バークレー･プレイスBerkeley Place Hostel

ブラワヨの簡易地図


【D16の交通】--------------------------
　
・Vic･ﾌｫｰﾙｽﾞ1910-ﾌﾞﾗﾜﾖ0900(列車,US$9+4≒1,260円)→8時間遅れ。


＊拡大してご覧下さい（画像クリック→この画像の拡大）

【１７日目の朝】

今日は、グレートジンバブエ遺跡のあるマシンゴへ移動しますが、

その前に「アフリカ大陸で屈指の内容を誇る」と書かれていた「国立自然歴史博物館」を見に行きます。

宿の直ぐ近く、マシンゴ行きミニバス乗場があった。

国立自然歴史博物館

歩いて15分ほどで到着。入場料１０ドル。

国立自然歴史博物館

みんな「はく製」です。

動きはしないが、「本物」なのがいい。

ずいぶんと多くの動物が展示されていた。

周辺国も含めた全てがある様子。

写真はキリがないので一部のみ。

魚類も、特に川魚は全て展示されていた感じ。

歴史民族方面の資料も沢山あった。

蝶類の展示も立派だった。

鳥類の展示

こちらも膨大な鳥類のはく製が、丁寧に展示されている。

潮来メジロさんに見て頂くと値打ちあるんだろうな〜と思いながらの見学。

ひと通り見て、あっという間の１時間だった。

動物、鳥、魚、昆虫、（海洋生物）、川の魚、基本全てはく製なので動きはしないが、実物を見てる感じでGood！！。

人間等は模型だが、メキシコの人類学博物物館の小形版のようでもあるが、すごくいい博物館でした。

最低でも２時間くらいは見る価値あるも、先を急ぐことに。

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2013/07/09 23:57:18

  アフリカオオコノハズクですね。ヾ(^o^)

  ツッチーさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  
  この鳥さんは、和名アフリカオオコノハズク（英名：Write-faced Scops Owl）というフクロウの仲間です。
  私はアフリカはまだ未踏の地なので、見た事もありません。(T-T)
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  ツッチーさん からの返信 2013/07/10 17:04:08

  RE: アフリカオオコノハズクですね。ヾ(^o^)

  潮来メジロさん、こんにちわ♪
  
  毎度有難うございます！
  
  ホント、ここの博物館は良かったです！
  
  猫に小判状態がチトもったいない位。
  潮来メジロさんだときっと１００倍位は値打ちがあるでしょうね！！
  ・・・そう思いながら眺めていました〜(^o^)