2013/05/16 - 2013/05/20
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てあもーれさん
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世界の三大スポーツイベントに名を連ねるツール・ド・フランス。そのイタリア版がジロ・デ・イタリア。ツールに遅れること6年、1909年から始ったこの自転車レースは、ツールに比べてもっと庶民的というかノンビリしているというか、、、ツールの総合リーダーがイエロージャージを着るのに対し、ジロではピンクのジャージ(マリア・ローザと呼ぶ)を着るので、デコレーションはピンク一色!大好きなピンクの洪水の中で観戦出来て、とってもハッピー!今年は別府選手や新城選手といった日本人選手が出場していないのが残念だけれど、ストレスフリーなジロ観戦を満喫してきた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自転車
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助手席で「ジロ・デ・イタリア 峠と歴史」(安家 達也著)を読みながらの道中。フランス国境からジェノヴァに続く高速道路は、100個ほどのトンネルがあって、本を読む環境としてはかなり劣悪(光が乏しく)なんだけど、あまりにも面白い内容なので読み続けてしまった。
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この日も豪雨。これから1週間ずっと天気予報では雨、雨、雨(時々雪?)。。。なんとか当たらずに晴れて欲しい!!
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豪雨による土砂が、いつもは真っ青な地中海に流れ込んで、海がこんな色に!!Oh my god.....
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最初の夜は、ミラノ郊外のGallarateという町のそばに宿泊。夕飯は、町で唯一開いていた(なぜか他のレストランは閉まっていた)雰囲気の良いレストランに。生パスタ、そしてエビのソース、、、かなり美味しかった。お店のサイト:http://www.ristorantelacortedelre.it/?lang=eng
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さあ翌日からジロ観戦がスタート!この日は第13ステージ、BussetoからCherascoへの平坦ステージで、今大会最長の254kmの行程。選手達、大変ですね。。。でも晴れて良かった!私たちは、ステージの真ん中、ミラノの南西にあるAlessandriaの近くで観戦すること決めた。
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レースが通過するのは午後2時ごろ。昼前に車をAlessandoria駅のそばの駐車場に停め、自転車で自転車屋さんを覗いたり、ランチにピザを食べたり。折角のイタリアでの貴重な食事の機会なので、出来るだけ美味しいレストランで食べたい。が、今日は時間がないから客の居ない、サービスの早そうなピッゼリアに入った。出て来たピザの品質は、というと、やはりイタリアという国は侮れない。。。なにがどう違って、ここまでフランスで食べるピザと違ってしまうのか。ほどよい塩気と生地の香ばしさ。。本当に美味しい。
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駅前に居た英語ペラペラの警官に、レースの観戦ポイントを教えてもらった。「ここから南に向かって10kmほど走れば、ちょうど道が直角に曲がって、レースが減速する場所があるから、そこで見ると良いよ!」とのこと。教えてもらった通りに走っていくと、車が渋滞し始めた。これこそ、自転車レースが通る証拠!あの警官の言うことは間違っていなかった!(警官の情報が正しい時のほうが珍しい、ここイタリア&フランス!)自転車でレース観戦に行く最大のメリットは、交通渋滞が全く気にならないこと。ほほほ。観戦ポイントには、既に30人ほどの人が集まっていた。
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ちょっと待っていると、こんなヴァンが通り過ぎた。1台どころではなく、同じような車が何台もやって来て、減速しては、停まるでもなく行ってしまう。ツールだとレースの2時間前にはキャラバン隊が何十台もやってきて、物を配ったり水をひっかけたりしながら大騒ぎなのに、ジロって、、、なんて慎ましいのかしら。
で、車の広告を良く見ると、Tシャツ、キャップ、リュック、腕輪、応援用の「手」などがついて10ユーロと、とても良心的なお値段。これがツール製品なら、Tシャツだけで15ユーロはするだろうな。。もちろんゲット。運転手のおじさんに大きく手を振って停車してもらった。 -
大好きなピンクの品々を早速身に付けて応援体制に入った。レースが近づいてくると、それなりに人は増えたけれど、それにしても、なんとものんびりしている。。
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パトカーが通った後、遂にレースがやって来た!平地だと、ほんと、あっ?!という間に通り過ぎてしまいます。誰が誰だか、、、
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先頭集団が行ってしまった後、6分ほどしてプロトン(メイン集団)が通過。かっこいい〜!
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その後、十数台のチームカーが自転車を沢山乗せて走り過ぎてゆく。レース通過後は、もちろん交通規制で周辺は大渋滞になっているけれど、自転車だとスイスイと渋滞を抜けて車まで戻れる。ほんと、レース観戦には自転車が便利。
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さあ、翌日からはアルプスステージ!第14ステージは、シストリエール(2035m)を登り、一旦下ってから、Bardonecciaのジェフロー峠での山頂ゴール。ところが、その日は朝から雪が降り始めシストリエールの登りはキャンセルになり、川沿いの平地を走ってゴールを目指すことになった。
その日はゴールの峠まで行って観戦することに。夕方のゴールまでまだ時間があるので、翌日のスタート地点となるチェザナ・トリネーゼの村に立ち寄ると、村の入り口にはピンクの雲が!! -
食品店にはチョコレート製の自転車!村中がジロを待っている。
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お昼も食べて、のんびりとゴールの麓のBardonecciaの町を目指す。ツールだとレースの通過する4時間前にはコース上は車が通れなくなるけれど、ジロはずっとのんびりしている。この時点でレース到着の3時間前くらい。まだまだ平気そう。。
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Bardonecciaの広場は、ジロのバラ色一色になっていた!スポンサー企業など、沢山のブースが出店していて、食べ物や飲み物を配っている。わんちゃんもピンクのTシャツを着て嬉しそう。
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警察の出しているブースでは、子供達に安全な自転車の乗り方教室をして、次のチャンピオンを養成中。ピンクのミニベロも可愛い。
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Bardonecchiaでアジア人2人と出くわしたので一緒にカフェに入ってお互いどんな旅をしてるのか情報交換。シンガポールとマレーシアからマイバイクを持ってやって来た彼ら、もっと暖かいと思っていたのでジャケットが無く、ゴールのジョフロー峠に登って凍えてしまったそう。アルプスの標高を甘くみてましたね〜。ジロのジャケットを購入して寒さをしのいでいた。
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土曜日の午後、1級山岳の峠の中腹なのに人がほとんど居ない。。。なんてノンビリしてるんだろう。これがツールだったら、黒山の人だかり。
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先頭が登って来ました!みんな黒い雨具を着ていて誰だか判別困難。
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15分後にプロトンがやって来た!最後にほうき車(最終ランナーを追従する車)がやって来て、今日のレースはお仕舞い!私たちは出来るだけ早く下って車に戻り、大渋滞が始る前にBardonecciaを後にした。
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翌日は前日と違って快晴!今日のレースは第15ステージ、フランス領に入ってモンスニ峠を南から登り、最後はガリビエ峠を登る、という行程。ガリビエ峠は北から登るには、まずテレグラフ峠を登り、一旦ヴァロワーの村に下ってからガリビエに登る、という30km。
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テレグラフ峠が見えて来た。あれに登るのかと思うと、見るだけでどっと疲れる。我々はテレグラフ峠の下に車を停めて、そこから自転車で登ることにした。
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テレグラフ砦のアップ。
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登ってゆくと、ゴールまで25kmというゲートを設置中。ピンク、ピンク。。
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昨日、ジェフロー峠を一緒に登ったイギリス人のお兄さんと感動の再会!
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登って行くと、駐車場でパーティーが行われていた。
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走りながらカメラを向けるとお兄さん達が興奮して。。。。
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大声援を送ってくれる!しかもバナナやチーズなどの補給食までくれる親切さ。見ず知らずの人たちに、ここまで熱心に応援してもらうと、ペダルを踏む足もぐっと軽くなる。
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アスタナのチームバスに追い抜かれ、、、
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カチューシャのバスに追い抜かれ、、、
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そして遂に標高1570mのテレグラフ峠に到着!
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その後、標高150mほど下がって、ヴァロワールというスキーリゾートの村に。ここも昨日のBardonecciaと同様、ジロのスタンドが並んでピンク一色になっていた。
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ガリビエ峠への入り口。まだ要チェーンの看板が出ている。
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途中、今晩選手達が宿泊するホテル街を通過。ゴールのガリビエ峠からなら、バイクで下山するだけで済むから選手達も楽そうだ。
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午後2時。まだ青空が広がるガリビエへの道。サイクリストが沢山行き来している。
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ヴァロワールの村からガリビエ峠の頂上までは18kmの登り。でも最初の5kmは傾斜も緩やかで楽チンサイクリング。
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この日は雪の予報。ジロ開催委員会はゴール地点を山頂から4.25km下がった場所に変更した。その新ゴールから5km地点。この後ある山小屋から先、右に急ターンしてからが勾配のキツい本格的な登りになる。
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8%くらいの勾配が続く。かなりゆっくりでないと登れない。
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登って来た道が下に見える。素晴らしい景色が広がる。
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レースが来るまであと2時間ほどある午後3時、ゴールまであと1km地点に到着。まだそれほど気温は下がってない。(坂を登ってるから体温が上がってるせいか、寒く感じない、といった方が正確か?)
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遂にゴールが見えて来た。警官たちがコース上でウロウロしないように、と私たちサイクリストを掃除し始める。
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ゴール地点にある、マルコ・パンター二の碑。2004年に若くして亡くなった山岳王を偲ぶファンはまだ多い。
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ゴールもピンク。
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表彰台も、もちろんピンク!今日は誰が乗るんだろう?!!
レースが来るまでまだ2時間ほどある。夕方雪の予報も出ているし、寒くなった時に交通規制で下山出来なくなるとにっちもさっちも行かなくなるので、標高の低い所でレースを待つ事にした。 -
ゴールから4km下がった所にフランス人警官が待っていて、ここから先は自転車は押して歩いても駄目!レースが通過して、全てが下山してからでないと自転車を持って通行禁止、と理不尽なことを言う。えええ?歩いてる人は大丈夫なのに?しかも、あと2時間はレース来ないんですけど。。フランス人警官はガンとして譲らず。これがイタリア人なら笑顔で「寒いから気をつけて下りて〜」なんて心良く通してくれそうなもんなのに。仕方なく、近くの山小屋に入ってストーブにあたりながら時間を潰す。そしてようやく先頭走者がやって来た!Movistarのヴィスコンティ選手が独走。ものすごい勢いで駆け上がって行く!!
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2分後に、マリア・ローザを来たニーバリが登って来た。総合2位のエヴァンスも!
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その18分後に、大集団が登って来て、最後に「ほうき車」がやって来て今日のレースは終了。これ以上寒くてやっていられないので、警官を無視して下山活動に入る。
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翌日、ジロは休息日。私達は晴天の中、前日と翌日にレースが走るモン・スニ峠に登頂することにした。モダンの宿からは片道35kmの距離。
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宿の近くにあるマリア・テレザ要塞は18世紀に建設されたもの。この辺りはフランスとイタリアの国境地帯なので、あちこちに要塞がある。
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河沿いの道を走ると、美味しいヤギのチーズの源たちが草をはむ。
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この日、フランスは祝日なので車が殆ど通らない。サイクリストの方が多いくらいだった。
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この辺りから登り坂が始る。明日のコースなので、既に道しるべのピンクの矢印がくくり付けられている。この矢印を探しながら選手達は走る。
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どの方向を見ても山ばかり。
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モン・スニ峠の登り坂が始った。さっきの町のサロン・ド・テで美味しいケーキを食べて英気を養った私と、何も食べずに登り始めたルイのスピード。
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モン・スニ峠は開通中!良かった、良かった。(雪で2日前まで閉鎖していたので)
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昨日登ったガリビエ峠による疲労でくたくたのこの日、ツールで山岳王が着る赤い水玉のジャージを来て、気持ちを奮い立たせてみた。
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このモン・スニ峠は中世までイタリアとフランスを結ぶ最も重要な峠だった。ナポレオンが道路を整備した後は、馬車などが簡単に通れるようになったとか。
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山頂近くは勾配もきつくかなり辛いし、雪の反射で目が痛い。
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お腹もぺこぺこ、もうこれ以上進めない、と思っていたら山頂に到着。レストランが開いていてくれて良かった!
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レストランでは、野菜スープを注文。一緒にワインとヤギのチーズが付いて来たのが嬉しい!!1枚のチーズは、切ってスープに入れてとろけたのを食べる。最高。
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ようやくお腹も落ち着いて、モン・スニ湖へ。この季節、水位が下がっていて湖が「縮小中」でちょっとがっかり。
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レストランの裏にはGIROのハートマークが。Me too, I love GIRO!! ツールの厳しい交通規制や大勢の観客に比べ、ジロのこのノンビリ加減がタマラナイ。(ガリビエ峠の厳格フランス人警官が唯一の障害だった。。。)
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モン・スニ峠からモダンへの帰りは、前日ジロがガリビエ峠に向かって走ったパノラマ道路を快適サイクリング。Solliere-SardiereからD83という道に入る。この道路、眺望も良いし、交通量が極めて少なくて最高。
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この眺めが無ければ立っているのも辛いほど。前日のガリビエ峠が身体にかなり効いている。でも、こんな良い天気の日に大好きなサイクリングが出来たことに感謝!
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