2013/05/19 - 2013/05/19
4位(同エリア54件中)
地中海人さん
アテネの外港ピレウスに1泊、高速船でエギナ島のアフェアー神殿を訪ねました。パルテノン神殿より50年前、アルカイック後期に作られました。古くから東地中海一帯の交易の中心地、ギリシャのポリスで初めて貨幣を作るほどアテネに先行し栄えました。
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主な日程
仙台発着、成田からオーストリー航空便ウイーン経由ラルナカイン、アテネアウトのANA扱いCクラス特典航空券が取れました。ANA便はなかなか空きがありません。
90,000マイル
燃油税金70,150円
2013年2月仙台発着ANAパリ旅作(Cクラス航空券+パリ2泊)+キプロス(ラルナカ1泊、リマソル2泊、ニコシア3泊、アテネ1泊)の時に漏れたパフォス、まだ行っていないギリシャ第2の都市テッサロニキへ。
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【2013年5月11日(土)】
NH3232仙台発8.00→NRT着8.55
OS052NRT発11.15→ウイーン着16.00
OS835ウイーン発20.35→ラルナカ着00.40
(フランジョルジョホテル二人1泊朝食なしWiFi無料5,027円)
「ラルナカは、キティオン、ラザロ教会だけではない、紫の花が咲くリゾート!http://4travel.jp/traveler/100912/album/10778051/」
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【5月12日(日)】
ラルナカ→(バス)→パフォス
(アマサス ビーチホテル パフォス3泊朝食付きWiFi無料767EUR)
13日パフォスのモザイク、王族の墓へ
14日アフロディテ神殿 ぺトラ・トゥ・ロミウ海岸へ
[パフォス3泊街歩き、カトパフォスのアプロディテ神殿都市(モザイク)、紀元前12世紀のアフロディテ神殿跡、アフロディテ生誕の地を訪ねるhttp://4travel.jp/traveler/100912/album/10781938/]
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【5月15日(水)】
パフォスアマサスビーチホテルからラルナカ空港までミニバス
(一人22EUR リマソル乗り換え休憩15分)
A3 907ラルナカ発18.05→アテネATH着19.45 ANApp130
A3 128ATH発21.30→テッサロニキ着22.25 ANApp289
以上2便二人で265.54EUR
(メディテラニアンパレスホテル二人朝食つきWiFi無料3泊37,023円 )
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16日 テッサロニキ街歩き
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17日 鉄道でべりア、タクシーでヴェルギナへ
「テッサロニキ3泊し街歩き(ローマンアゴラ、凱旋門、城壁、博物館)。べリア経由ヴェルギナのアレクサンダー大王の父の墳墓を訪ねる
http://4travel.jp/traveler/100912/album/10777844/」
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【5月18日(土)】
A3 541テッサロニキ発17.00→ATH着17.50 ANApp93
二人で132.00EUR
(ピレウスセオクセニアホテル二人朝食つきWiFi無料1泊11,563円)
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★【5月19日(日)】
エギナ島へ高速船でピレウスから日帰り。パルテノン神殿より50年前に作られたアフェア神殿を訪ねる。
「http://4travel.jp/traveler/100912/album/10777637/」
(アテネエアポートソフィテルホテル二人朝食なしWiFi無料1泊19,383円)
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【5月20日(月)】
A3 880 ATH発08.50→ウイーン着10.10
OS051ウイーン発13.30→NRT着07.40
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【5月21日(火)】
NH3231 NRT発10.00→仙台着11.05
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
テッサロニキから5月18日(土)午後六時、空路アテネに到着。
当日アテネ空港内両替レートの電光掲示は144.95円/EUR。外は30度を越えた。
アテネ空港駅から出るメトロは3番、途中モナスティラキ駅でメトロ1番に乗換え、ピレウスには明るいうちに着いた(二人で14EUR)。
アテネ空港から市内への行き方について、初めての方は「https://ssl.4travel.jp/tcs/t/edittips/edit/?tips_id=10604615」をどうぞ。
写真は、徒歩10分で着いたピレウス セオクセニア ホテル。
中規模、五つ星。繁華街の真っ只中にあると思っていたら、ショッピング街の外れにあり静か。向かいが劇場。最安ランクで予約したが、2階の角部屋、やや狭い。二人朝食つき、WiFi無料。
近くにタヴェルナ無く、ホテルのレストランで夕食。
パルメザンチーズリゾット、ビーフ、水、ビール(32EUR カード換算レートは134.562円)。 -
帰国前日19日(日)ホテルから港へ向かいます。
道路の中間分離帯がバス停となっている交差点を一回だけ左へ曲がると。 -
ゲート番号の標識があり、E8へ向かいます。
アテネ市内からメトロでピレウス駅に降りた場合は、歩道橋を渡り海に向かって左へ海沿いにいくとすぐです。 -
E8は広く、船会社ごとにチケット売り場が並んでいます。
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ゲートの外には、旅行社が並んでいます。
以前利用したミコノス行きの船会社(ヘレニックシーウエイズ)事務所の隣の旅行社で、エギナ島行き高速船往復チケット(二人48EUR)を購入。1万円両替(60EUR!)。
「ピレウスから高速船でミコノス島へ」については
「https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10749318/」 -
9時50分発、帰りは5時発を予約しました。
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ゲート内の船会社事務所。
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写真の黄色の高速船で行きます。
船会社は「AEGEAN FLYING DOLPHINS」。
これよりも小さな「ヘレニックシーウエイズ」の双胴船もあります。
大型フェリーだと1時間半。 -
エギナ島はピレウスの南にあり、サラミス海戦の舞台となった西のサラミス島の影は見えず。
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30キロ。
約50分くらいで、エギナ島西側にあるエギナタウンに着きました。
皆さんと同じく1日クルーズで、?年か前には来ているのですが、同行者ともども全く記憶が・・・。 -
エギナタウン埠頭、船会社事務所が並んでいます。
写真の右側がバス停、タクシー乗り場。 -
タクシーで11時過ぎ頃、島の東側、アギアマリー港近くのアフェア神殿までやってきました。
タクシー運転手は、16.44EURのところ16EURに負けてくれ、帰りのバスは2時、タクシーを電話で呼ぶと+5EURなので20EURという。
?だったら逆にお釣り切り上げのところだ。で、タクシーカードを貰う。
左が、アギア・マリーナへ続く道路、バス停、右の建物が神殿入り口。
受付の係員は、帰りのバスは1時という。 -
入ったら、すぐに神殿です。
柱は一本柱です。地元産の石灰岩でできており、往時は化粧漆喰を塗り大理石のようだったようです。
パルテノン神殿より50年早く、アルカイック後期に作られていますので、一見してごつい感じですね。それほど優美さはありません。
前6世紀初めごろは、アテネは海運国としてまだ突出せず、コリント、メガラ、エギナが軍船を備えた都市国家として栄えていました。 -
凛々しいですね。コリントスにもある一本柱ですが、32本のうち数多く24本も残っているので、堂々たるドーリア式古代神殿建設の白眉とされています。
コリントス遺跡については
「全盛期が前7世紀、今もコリントス運河を利用する国際貿易都市、コリントス遺跡散歩
http://4travel.jp/traveler/100912/album/10764994/」 -
背後にギリシャ本土、ペロポネソス半島。サロニコス湾の中央にあるこの島の歴史も古く、神話時代、キクラデス文明、ミノア文明時代から交易の拠点だったのでしょう。
一時はアテネよりも富み、東地中海に通用した古代ギリシャ最初の貨幣を作ったポリス・エギナの財力を示したものですね。
アフェア神殿は、400年間の暗黒時代を脱した後である前7世紀末から造営が始まり、今も残るは前480年頃の跡。 -
祀られているのはアフェア(ギリシャ語で「見えない」)。
クレタ島のミノス王から逃れようとエーゲ海に身を投じたところを救ったエギナ島の漁師もまた恋の虜にしてしまった妖精が、その求愛を拒み深い森に逃げ込み、その美しい姿を消し去ったところから、その妖精をアフェアと呼ぶようになったという伝承があり、アフェアに捧げられた碑文が20世紀初頭に発見されたという。
それまではアテネ神が祀られていると考えられていたとのこと。 -
妖精エギナがゼウスによりこの島に連れられてきて生んだのがアイアコス。その孫がアキレス。
トロイ戦争時には、この島の人たちはアキレスに従い奮戦したといわれています。
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小さな博物館がありました。
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ギリシャ彫刻は、全てにおいて動きがありますね。
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神殿は、松の林で囲まれた小高い丘にあります。
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サロニコス湾が眺められますが、スニオン岬は?。
遺跡入り口向かいに1軒だけある土産物店兼カフェで、島特産ピスタチオアイスクリーム(2EUR)、ビールと水(3EUR)をいただきバスを待つが、飲み終わっても1時間もある。
次々とレンタカーでやって来る客に席を譲り立ち、隣の北欧から来たバスを待つ女性達の視線を気にしながら、タクシーを呼ぶ。
いつもならのんびりするところだが、暑くて降参。 -
1分フォトタイム!と頼むと、タクシー運転手は5分でもいいよ、と言うので10分近く途中のネクタリオス修道院で休憩。
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1920年に亡くなった大僧正を祀る。20世紀になってただ一人聖人の列に加えられたネクタリオス大主教。
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エギナタウン埠頭まで、タクシー代18ユーロ。古都テッサロニキ並。
ここはアテネと異なり、タクシー運賃は古都料金。
エギナタウンは、イオ二アス・カポディスト初代ギリシャ大統領が1828に臨時首都を置いたところ。
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帰りを午後3時発に変更し、街を散策。
一本裏通りには、ミニスーパーがあり、島特産ピスタチオをケースで購入。
タヴェルナ、両替屋、レンタカーの店が。 -
タクシー運転手に奨められた、リマ二港を見渡すレストランで。
タコの炭火焼、魚のスープ、リゾット、水、ビール、エスプレッソで40EUR。 -
アテネから近く、リゾート客はレンタバイク。
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1日五往復です。
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ピレウスのグレートハーバーです。大きなフェリーが並んでいます。
ギリシャ各地行き、イタリア方面などかなり広いので、初めての人はボーデイングチケットおよびゲートは早めに来て入手、確認が必要です。
E8ゲート内だけでもかなり広いです。 -
E8ゲートに戻ってきました。
古代アテネ海軍の軍港だったゼア湾は、東側にあり、考古学博物館も次回とした。 -
E8ゲートからAntistassis通りに出ると右側にあるアギア・トリアダ大聖堂。
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ホテルに戻り、荷物を回収し、メトロでアテネ空港駅まで行き、アテネ ソフィテル ホテルを今回の最後の宿としました。
ここはトイレが別室、浴槽とシャワーが一室となっており、浴槽から出て座って体をゆったり洗えます。ホテルのレストランは24時間営業。
同行者は、ヨーロッパでここが一番よいと。
空港駅の隣、前向かいが空港玄関で、深夜到着、早朝出発に便利。
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写真の右側に行くとメトロ3番も発着する空港鉄道駅、左が空港出発階玄関へ。
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