2012/03/18 - 2012/03/20
525位(同エリア679件中)
reiさん
日本のホテルの原点に泊まりたいと、思っているが、中々そうはいかない。佐藤万平の万平ホテル、山口仙之助の富士屋ホテル、金谷喜助の金谷ホテル、は、西洋料理を広めたと言っても過言ではない。鉄道省が肝いりで創った、奈良ホテルや、大原総一郎が手塩にかけた、IVEスクエアーなど、安ければいいといったホテルとは一線を画している。またフォーシーズンホテルや星野リゾートなど明確なポリシーを持ったホテルも近年人気を博している。たまたま機会があって、富士屋ホテルに泊まったが、ホテルう文化の神髄を垣間見たようで、随分楽しめた。当日は、4時からの館内ツアーに参加するために、関所跡だけで切り上げた。館内ツアーも、100人以上が参加しここに泊まる人の文化の高さに驚いた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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箱根鉄道を降りて、宮の下から歩いて行った。見慣れた花御殿が、建っていた
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山口正造(2代目)が精魂かけて作った花御殿である。婿養子にはいいたのだが、考え方を貫いた尊敬すべき2代目である。
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富士屋ホテルの創生期には、奈良屋旅館とすみわけをし、外国人は富士屋、日本人は奈良屋と言われている。西洋人の為にパンが必要で、日光、軽井沢、箱根にパンが普及した。その時のパン屋が今も営業していた。ここで伝統100年のパンを買い、おやつに持って行った。
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ベーカリ―の内部
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丁度完成直後で、箱根の関所を見学した。バスでかなり上がったが、箱根駅伝で見る風景があった。
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役人の雨具
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関所を守る武器
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出女の素性を知るために、詳しく調べたが、その決め手は髪の毛の切り口とか。カミソリで切っているのは武士の女とか。なるほどと思う。町人は確かにそんな手間な切り方はしなかっただろう。
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芦ノ湖と関所
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関所の見張り台
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芦ノ湖の海賊船。少しミスマッチの様な気がする。
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館内ツアーに間に合うように帰った。
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部屋はスズランだった。知人がいたので、気を効かせてくれた
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隣の部屋は、ジョンレノンの宿泊した部屋で、丁度裏返しの造りだそうだ。
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格子天井が、如何にも和風。
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夫婦と20歳の息子が一緒だったが、格式高いホテルと感じていて、若者にも解るのだ。
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ホテル内のチャペルから、ツアーは始まる。大体100人前後いた。息子も驚いていた。
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資料室は、見ごたえがあった。仕事柄、ゆっくり見たかったが、混んでいたのと次の人がいたので、そこそこの見学であった。夜の9時まで開いているとのことで、後で来ることにした。これは料理のレシピ本
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宿泊客の著名人のリストと紹介があった。ヘレンケラー、チャップリンなど歴史を感じさせる。
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花御殿のキーボックス。見本が展示してあった。
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有名なダイニングルーム
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神棚があった。山口正造はクリスチャンだが、和風を心掛けていたのか、お父さんが日光東照宮の雅楽の演奏家の血筋ゆえか?
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正造が、おもてなしが十分できているか、何時も接客態度を眺めているといったいわれの像。
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左右の壁に掘られたライオンの像。
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鴨居につけられた富士屋ホテルのシンボル。
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干支が欄間に飾られている。
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ダイニングルームの全景
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2階部分がダイニングルーム
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丁度開業記念の夕食再現であった。
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当時のレシピとのこと。
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お上りさんの様にカメラで撮ったが、恥ずかしいと思いながらも、結構記念撮影している人も見かけ、安心した。
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たった1枚の紙切れだが、ホテルの気配りが感じられる夕食メニューのお品書
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このメニューも添えられていますが、記念に持ち帰りました。このメニュ―の添え書きは、開業当時外国人に日本の文化を知ってもらうために、山口正造が考えた添え書きです。
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ヘレンケラーに尾長鳥を体験してもらう為に、柱に彫刻した尾長鳥。ヘレンケラーはこれを触ることなく亡くなったが、おもてなしの神髄と語り繋がれている。
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ゆっくり見学するため、資料館に行った。日本で最初のヨーロッパ式厨房と言われた写真が飾ってあった。
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2代目山口正造のひげクラブの写真と自慢の髭の像があった。
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正造は、ホテルマンの養成のために館内で学校を開いていた。その当時の修了証書。この学校は、今の立教大学に移され、観光学部の礎を築いた。
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当時のポスター
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今は、チャペルとなったダンスホール。
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開業当時は、箱根鉄道も無く、駅から遠かった。そのため、バスで送迎していたが、地域の発展を考えバス会社を興した。先代が福沢諭吉の愛弟子であったため、古い体質の経営者から既に脱皮していた片鱗があり、正造の欧米の企業精神と融合し地域づくりにも寄与した。
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メニューのレシピ本。
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当時の英字新聞の紹介記事が、掲載されていた。
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館内には、古くから消火隊が結成され、その時の防火用品が展示されていた。
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帰りに今でも残っているプールを見たが、利用するにはまだ寒かった。
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そんなこん、なしているうちに、10時近くなった。ホテルは寝る場所だといった概念が、覆された一日であった。本来の目的が、富士屋ホテルに泊まると言った、変な目的の旅だから、当たり前でが。
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朝食後、庭めぐりをした。
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温泉を使った温室
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誰もいなかった。
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庭から見た花御殿
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水車が音を立てて廻っていた。
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多分山里の再現と思うが、外国人に日本を知ってもらうための配慮か?
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庭の片隅の蹲
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エントランスホールの龍
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歴史を感じさせるフロント。
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宿泊したスズランのキー
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ルームドア
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花御殿では、各室のドアのサインの絵葉書が置かれていました。この心遣いに感心しました。
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かれこれ10年ほど前から、一度は泊まりたいと思っていたが、夢がかなった。
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タグです。このタグを集めておられる方がいて、真似をして大切に残しました。
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箱根鉄道で湯本に戻った。
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