2012/07/08 - 2012/07/11
324位(同エリア1206件中)
地中海人さん
初めてのサントリーニ島3泊の旅。
ギリシャ本島から南東へ235キロ。キクラデス諸島の最南端。空港は島の東側、島最大の街・フィラは西側崖の淵にある。イアとアクロティリ遺跡訪問。
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「主な行程」
2012年7月5日仙台→アテネ1泊(キング ジョージ パレスホテル)
7月6日アテネ→ミコノス2泊(ホテル・アルキオン)
7月8日ミコノス→サントリーニ3泊(アストリア ホテル)
7月11日サントリーニ→ベルリン3泊(パレス ホテル)
7月14日ベルリン→ケルン3泊(アジムート ホテル)
7月17日ケルン→フランクフルト→機内泊
7月18日成田→仙台
交通機関
2012/07/05 NH 3232 仙台-東京(成田)
2012/07/05 NH 0207 TOKYO/NARITA - MUNICH
2012/07/05 LH 1684 MUC発19.50 ATH着23.10
2012/07/06 高速船ピレウス港17.45発。ミコノス・タウンに21.20着
2012/07/07 ミコノスタウンから船でAM10.00発ディロス島最終便日帰り
2012/07/08 高速船ミコノスタウン14.55発サントリーニフィラ17.35着
滞在中イア、アクロティリ遺跡へバスで往復
2012/07/11 A3 0355 11:55 Thira 発12:40 Athens着 ANA pp 93
LH 0194Athens発13:40 Frankfurt着15:45 ANA pp 187
LH 1279 Frankfurt発18.25Berlin着19.35 ANA pp 490
(以上3便エーゲ航空扱いで二人全部で596.74ユーロ)
(仙台発着アテネイン、FRAアウトはANA扱いでCクラス特典航空券)
2012/07/13 ベルリン←(DB)→ハンブルグ日帰り
2012/07/14 ベルリン→(DB)ケルン
2012/07/15 ケルン←(DB)→ボン日帰り
2012/07/16 ケルン←(DB)→ハイデルベルグ日帰り
2012/07/17 ケルン→(DB)FRA空港駅
2012/07/17 NH 0210 FRANKFURT - TOKYO/NARITA
2012/07/18 NH 3235 東京(成田)-仙台
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高速船
アテネ→ミコノス→サントリーニ
[http://www.hellenicseaways.gr/index.asp?a_id=80]
ヘレニックシーウエイズ
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バス クテル
「http://www.ktelmykonos.gr/」クテル・ミコノス
ミコノスタウン発着
「http://www.ktel-santorini.gr/」クテル・サントリーニ
サントリーニ島フィラ←→イア など
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ピレウスから高速船でミコノス島へは「https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10749318/」
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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アティ二オス港
2012年7月8日ミコノス島(ミコノスタウン・ニューポート14.55発)からパロス島に寄りサントリーニ島(ティラ・アティニオス港17.35着)へ。
ヘレニックシーウエイズ高速船
フライングキャット4 定員440人 40ノット
ビジネス席 二人で113ユーロ -
アティニオス港からティラの大聖堂近くまでタクシー18ユーロ。相乗り。
大聖堂近くのフィラバスセンターまでは、連絡船到着の都度バスが出る。 -
大聖堂前の夜
大聖堂前、日本人画家が似顔絵を描いていました -
街の名前は「フィラ」。
島の公式の名前は「ティラ」。前12世紀にやってきたドーリア人がティラ王に率いられてきたことにちなむ。サントリーニの名前は13世紀にこの地を征服したべネティア人による。 -
ミスター・ダニエル
大聖堂から伸びる、宝石店がやけに多いヒパパンティス通りを200メーター行くと十字路。
右へ曲がリ下るとまた狭い十字路の角にはギロスのカウンター客で賑わう「ミスター・ダニエル」があります。 -
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ギロス
ギリシャに通うこと?回目にして、初めて。 -
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タベルナ ニコラス。 夜は11時過ぎまで店の前に行列。テラス無し。
午後九時過ぎごろ並んだが3番目。
黒シャツを着た男4人で狭い店内を忙しく立ち回っていた。老店主のみ胸に赤い刺繍がある。 -
タベルナ ニコラス
隣席はイタリア人夫婦。食事のことで、夫が両手を挙げたり振り回したりテーブルをたたきなにやら叫ぶ。
老店主がイタリア語で料理はどうだったかと話しかけると、夫婦は和やかに応対し5分くらいは静まる。妻が夫を指差し静かに負けずに話し始めると、また夫はこぶしを振り上げる。気分一杯である。伴奏にブズキの音曲が流れる。
オーボエとフルートの二人組みが店に入ろうとすると、老店主がにこやかに断る。
ドアを開けっ放しの狭い店の中を、道路を通る人は皆覗き、エプロン姿の女性従業員が頻繁にお手洗い掃除に行く。
赤ワインはカラフ(0.45L 4ユーロ)辛口である。
知っているギリシャ語でオーダーする。
ジュース、タコ、カラマリア(他と異なり中に野菜が入っている)、ポークスブラキ(9ユーロ)全部で32ユーロ。
35ユーロ支払い、紙幣の上に手を置いて、「ポリ、オレオ!」といったら老店主は「何処から来ましたか?」と尋ねる。「ジャパン!」と答えたら即座にきちんと「アリガトー!」と応えた。 心地よい。
通年営業 2012年7月9日(月)訪問 -
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毎晩客船が数隻。
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サントリーニ島北端にある小さな村・イアへは、フィラから頻繁にバスが出ています。毎時1本乃至3本、最終帰り0.30なので、夕陽を見るため夕方出かけても日帰りできます。
フィラバスセンターからイアバスセンターまで20分、1.6ユーロ。バスに車掌が乗ってきますので、チケットは乗ってから。 -
イアのメインストリートは、稜線沿いに歩行者専用一本道なので、ここ、スクエアーを基点に迷うことはありません。
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イアのさらに北端に向かう通り沿いはみやげ物店、カフェなど立ち並び、他のエーゲ海の島よりおしゃれな店がおおいですね。
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イアの北端展望台から
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海面から270メートル前後の断崖絶壁の上に、家々がへばりついています。
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クレージー ドンキー
北端の、海岸まで降りることができる展望台まで行ったら、近くの「クレージードンキー」でアイスクリーム休憩しましょう。「コンニチワ!」と挨拶してくれます。
美男美女二人で切り盛りしています。テラス椅子席5脚。夏季のみ営業。 -
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立ち並ぶ土産物屋さんを覗きながら戻り、ヴォルケーノ側の景色に見とれ、バスセンターへの曲がり角(流暢なロシア語を話す店員がいるミニスーパーがあります。ロシア人観光客が船で飲む酒を買っていました。)を忘れて南下し行き過ぎても、ここは村メインの歩行者専用道路1本道、バス通りが平行しています。
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タベルナ・アルキオナ
終点一つ前のバス停で、タベルナ・アルキオナがあります。イア長期滞在者や地元客が多い。
老店主、若者、娘さん3人で切り盛りしており、壁にはブズキ、ギターを演奏している4人の写真があった。15年前に撮った友人達が写っているという。「あなたも、ブズキを?」と問うと、「少しだけね」と、名入りのおしぼりを差し出した。
水1L、トマトスープ、トマトとなすの中にご飯を詰めたギリシャ料理(これは本土各地でも)、シーフードリゾット(これは二人分の量)をいただいた。
2012年7月9日(月)訪問 -
アクロティリ遺跡
フィラから南西10キロ、バスで40分、アクロティリ行き終点一つ手前。大駐車場や果物の屋台があります。 -
2005年より修復のため閉鎖されていたが、2012年4月、7年ぶりにリニューアル・オープンしたアクロティリ遺跡は、発掘地全体が屋根に覆われ、遺跡博物館。
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サントリーニ島の西南端にある、クレタ文明時代の2,3階建物もある古代都市の遺跡が1967年にギリシャ人考古学者によって発掘されました。
当時のエーゲ海の覇者クレタ島のオリエントに対する前進拠点だったといわれています。
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サントリーニ島は当初丸い島(「ストロンギリ」高さ1000メートル、直径14−15キロの円錐形)でした。
紀元前1500年頃の地震、
その1年後位して小噴火、
その2年後の大噴火により30メートル堆積、
大量のマグマ噴出により巨大な空洞(深さ800メートル)ができ、
その中央部が崩落、
高さ200メートルの大津波を経て現在の形になったとされています。
この地は地震後若干修復された跡も残っており、地震後埋没するまで数年間は使用されていたと考えられています。 -
発掘地全体が屋根に覆われ、かなり広い。
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アトランティス伝説はプラトンが言い出したのを思い出しました。
最近では、クレタ島とサントリーニ島二つがアトランティスだとする学者がいるようです。その学者がこのアクロティリの発掘を始めたという。プラトンの言う「王の町」をクレタ島、「メトロポリス」はサントリーニ島とする。 -
クレタ島ミノア文明は、大爆発大津波後直ちに復興し、繁栄の頂点を迎えているところから、このアトランティス説はいまだに謎というほかありませんね。
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発掘調査で保存状態のよい陶器、
フレスコ壁画(「ボクシングをする子供達」「青い猿」「春」などはアテネ考古学博物館に展示)をはじめ、
土器・青銅器(フィラにある新先史期博物館に展示)などが発見されたが、ポンペイとは異なり人骨や貴金属装飾品が今のところ発見されていないので、30メーター埋没する前に住民は無事島を去ったのでしょう。
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2013年2月訪れたキプロスのリマソル近郊に、アクロティリの街の標識を見かけましたが...?。
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大爆発で無人となり、200年後の前12世紀ドーリア人がやってきて建設した古代都市・ティラは現ティラの南東10キロの標高369メートルの岩山の頂上にある。
1000年栄えたというが、土台部分しかないとのこと。 -
アクロティリ遺跡前カフェテラス
アクロティリ遺跡バス停から徒歩1分で終点バスセンター、ホテル、カフェがある海辺にでます。 -
フィラ新先史期博物館は、フィラ・バス ステーションと大聖堂の中間にあります。
アクロティリ遺跡へ行く前にここでじっくり。 -
ここには、新石器時代から後期キクラデス文明にいたる化石や石器だけでなく、アクロティリ遺跡からの発掘品が多く展示されています。
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アクロティリ遺跡から発掘された壁画です。
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街から見下ろすと、海がはるか下のほうにあります。
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昼のヒパパンティス通り
フィラの街一番の大通りの昼下がり。あとは細い道が南北に何本か走り、縦長に、石造りの家々が軒を連ねています。 -
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フィラ大聖堂前ヒパパンティス通りには、夕暮れ時に観光客が集ります。
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[http://www.dionysosinatlantis.gr/ レストラン ディオニソス・イン・アトランティス]
「タベルナ・ニコラス」向かいにはみやげ物店、バー、レストランが立ち並んでいるが、往来の人ごみで文字通り「雑踏」状態、客引きするものはいない。
この通りに向こうに、一時静寂を演出する緑したたる塀があり、そこがこのレストランである。この一帯はヴォルケーノの眺望は無い。 緑に囲まれ、落ち着いた色調の広いテラス、一応島の東側の海は遠望できる。
水、赤ワイン(辛口)、サントリーニサラダ(トマト味)、シーフードリゾット(エビ、イカ、ムール貝の量が多い 16ユーロ)全部で28ユーロ。
(スープはメニューにあるが、今日は無しとのこと)冬季休業
甘いデザートワインがサービスされた。 2012年7月10日(火)訪問 -
「パレア・タベルナ」
ギロスで賑わっている「ミスター・ダニエル」の向かいの階段を上り二階にテラスがある。店長らしき年長のスタッフがやって来てなにやら推奨するメニューを早口に静かに言って忙しそうに立ち去る。
ミトスビール、水、サントリーニサラダ、シーフードスパゲッティ(エビやムール貝の量はこれまでで一番多い 17.9ユーロ)をオーダーすると、店長は大きくうなずく。推奨したもののようである。全部で35ユーロ
通年営業 2012年7月8日(日)訪問 -
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十字路から左へ下るとヴォルケーノ側のカフェレストラン街があり、ケーブルカー駅にたどり着くが、その途中。
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この角のコーヒーアイスクリーム屋さんでエスプレッソ1.8ユーロ
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ホテル・アトランティス・フィラ
フィラに来れば誰でも立ち寄る大聖堂の向かいで、このホテルの正面玄関までがタクシーが乗り入れることができる。
夕方ともなればこのホテルから始まる歩行者専用のフィラのメイン通りは、夕陽を見るために若いカップルで鈴なりである。フィラは今や新婚旅行のメッカとなった様相を呈しています。
大聖堂の前では、毎晩、アコーディオンを弾く少年、日本人の似顔絵画家、ヴァイオリン奏者を見かけた。
このホテルは小規模ホテルですが、フィラ第一の立地といえるかもしれません。
朝食は24時間対応!(こんなことはここしかないのでは?)で、ヴォルケーノ側、フィラの街全体を見渡せる朝食会場でとるも、ルームサービスを頼むも同額です。
従って朝食会場に足を運ぶ宿泊客は家族客、老人などでまばら。ビュッフェ方式を取れないので、地上階ロビー奥にある会場に行くとスタッフが朝食セットを持ってくる。朝食時以外も、また、大聖堂側にあるホテル内カフェも、常に閑散としている。全く新婚向きです。
ツイン、ヴォルケーノヴュー ベランダ付きの最安値の部屋、朝食付きWiFi無料、部屋、洗面室ともに狭く、プールと同階の地下1階。崖にあるので、3坪ほどの広いベランダからの眺望はよい。ポットあり。
2012年7月8日から二人3泊 合計73,000円
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このホテルは送迎は無い。タクシー、港から相乗りで18ユーロ、空港まで相乗り20ユーロでした。 (相乗りのギリシャ人は?)
港及び空港からフィラ行きバスに乗れば終点・バスセンターの前の道路を南西へ直進、新先史博物館の前を通り徒歩5分、若干の登り。大聖堂の向かいなのでわかりやすい。
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