西都原古墳群の桜・菜の花祭り

2013/03/25 - 2013/03/25

宮崎県西都市にある西都原古墳群の御陵墓前広場を中心に「西都花まつり」が行われます。
西都原古墳群内には２０００本のソメイヨシノと３０万本の菜の花が咲き誇るとのこと。
桜と菜の花の競演を一度見てみたいと思っていました。
今年の「西都花まつり」は3月30日〜4月7日ですが、例年よりも10日ほど早く満開になったとの情報を聞いて、早速行ってきました。
写真は西都原古墳内の桜と菜の花

エリア 日向(宮崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

西都原古墳に到着

平日のせいか人影もまばらです。

菜の花は満開、桜は早くも散り始めています。

古墳群一帯は公園として整備され、遊歩道は道標もあり快適に歩けます。

西都原古墳の北西部にある高取山公園

小高い丘に展望台があり、古墳群全体が見渡せます。

展望台から
標高50〜80mの台地に大小様々な形をした３１１基の古墳が点在しています。

桜との競演
ミツバツツジは例年だと４月の中旬から下旬にかけて開花のはずですが、すでに開花しています。

鬼の窟古墳（おにのいわやこふん）

周囲に土塁を巡らせた円墳です。

土塁から見た景色

桜の淡いピンクと菜の花の鮮やかな黄色が目に 飛び込んできて、本当に美しかったです。

宮崎県新富町のオープンガーデン黒木敏幸さん宅を訪問。

目の不自由な奥さまのために20年の年月をかけて育てあげたものだそうです。

黒木さんは毎年シバザクラのシーズンになると　ご自宅の庭を開放し、多くの見物客に花を楽しませてくださっています。

手入れをされる黒木敏幸さんです。
庭の維持管理も一人で行っており、人が花を見て喜んでくれることが生きがいだとおっしゃっておられました。

庭一面に咲き誇るピンク色の芝桜のじゅうたん。見る人を感動させます。
花言葉は「燃える恋」

臨時駐車場もあり、地元の方が地場産品を販売しています。

富田浜公園にて

黄色のルピナスは新富町の花に指定されています。

さあ、そろそろランチタイム。高鍋町へ。

新OMOTENASHIご当地グルメが昨年11月にデビュー。
高鍋町特産品のキャベツを使った「ロールキャベツ丼」です。

高鍋ロールキャベツ丼　（高鍋どんぶり一番さん　880円）
ミニロールキャベツが錦糸卵を敷いたご飯の上に鎮座。
ミニロールキャベツの具材には牛（肉みそ）、豚（特製チャーシュー）、鶏（蒸し鶏の梅肉トッピング）が入っておりそれぞれ味が違い楽しめます。
漬け物もミニロールキャベツです。

ミニロールキャベツの入った吸い物（中身はしいたけ、ゆず、貝割れ）
まさにキャベツ尽くしのお膳です。手が込んでますね〜。

高鍋は「餃子の町」って知っていましたか？丼　（880円　料理名です）
大きなギョウザと彩野菜とのバランスも絶妙！美味しかったです。

持田古墳群
田園の中に古墳が点在しています。

キャベツ畑の中にも古墳が点在。

不思議な巨大石像群の高鍋大師

高鍋町の小高い丘にある持田古墳群。
盗掘された古墳に眠る古代人の霊を慰める為に、故岩岡保吉氏が私財をなげうち半生をかけて自ら造像したそうです。

大きなものは7メートルを越え、観音や地蔵などの仏像だけでなく、スサノオノミコトなどの神様、水戸黄門などユニークな石像が掘られています。

道の駅「日向」にて　
甘乳蘇（かんにゅうそ）ソフトクリーム　250円
甘乳蘇とは、しぼりたての牛乳のみを8時間煮詰めると10分の１に濃縮した食品になるのだそうです。
チーズのような風味とミルクの濃厚さがミックスした味であっさりした甘みです。
甘味料が無かった古代の甘味料として使用していた健康食品だったそうです。

大御神社（おおみじんじゃ）日向市にて
残念ながら本殿は工事中でした。
大御神社は「日向のお伊勢さま」としてよく知られ、絶景の大海原を見渡す柱状岩に建つ神社です。

「さざれ石」
山全体が「さざれ石」群だそうです。

竜神の霊（玉）
水溜りは龍の胎盤　水は羊水　丸い石は生命の源を意味する霊（玉）だとか。

竜宮（鵜戸神社）というのがあるそうなので行ってみます。

親亀岩

急な階段を下りていくと、大きな洞窟が現われました。

洞窟内には小さなお社があり、そこから後ろを振り向くと…

見事な白龍のシルエットが！
ちなみにこの龍は見る角度によって痩せたり太ったりします（笑）

夕食は延岡発祥の地「チキン南蛮」を頂きます。
チキン南蛮ランチ　（980円）
タルタルソースで頂く鶏は驚くほど柔らかくてジュシーで、タルタルソースの甘酸っぱさとの絶妙な調和、大変美味しい！です。
おぐら特製ドレッシングも美味しくて、分けて頂きました。（530円）

帰途、延岡城跡へ寄り道

通称「千人殺し」と呼ばれる高さ22mの石垣

延岡藩最後の藩主・内藤政挙（まさたか）の銅像

城跡からの延岡市内

外灯がホタルのように綺麗です。

神話のふるさと、古墳のふるさと日向でらんまんの春を満喫してきました。

この旅行記へのコメント （5）

• nasunoさん 2013/07/26 21:35:47

  一度は宮崎へ

  るりさん
  　
  　北海道旅行記の訪問・投票ありがとうございます。
  私にとり、宮崎県は処女地です。
  
  菜の花と桜・芝桜が見事ですね。
  また、大御神社の龍のシルエットを一度見たいと思いました。
  ちなみに辰年生まれです。
  
  これまでの旅行で、龍の記憶が残っているのは、日光の鳴龍と新潟県開山堂の彫刻です。
  一度は、高千穂等宮崎に行きたいと思っています。
  
  では、他の旅行記も拝見します。
  
  nasuno
  

• eibonさん 2013/04/02 22:30:28

  欲張りになります！

  るりさん
  こんばんは！
  
  九州にさくらの名所数あれど
  ここのさくらは特に豪華ですね！
  
  そして、さくらに菜の花、ミツバツツジに芝桜
  更に、ルピナスまで、、、
  一度で何度美味しいんでしょうか？
  羨ましいかぎりです。
  
  eibon

  るりさん からの返信 2013/04/03 08:20:48

  欲張りになります！

  eibonさん　おはようございます。
  
  お隣の県ですが宮崎は気候が暖かいんですね。
  
  今年は桜同様に他の花も開花が早かったようです。
  おかげで一度で色んな花に出会え喜んでおります。　るり
  
  

• チムさん 2013/04/02 08:51:38

  お見事。（＾−＾）

  満開の桜と菜の花、そしてツツヂ、春満開だねぇぇぇぇ。（＾−＾）
  写真素晴らしいですよ。
  
  北海道の桜は5月、春は5月迄待たなければなりません。
  
  待ち遠しいなぁぁぁ。

  るりさん からの返信 2013/04/02 10:23:32

  お見事。（＾−＾）

  チムさん　おはようございます。
  
  早々とコメントをありがとうございます。
  
  宮崎は大分のお隣りですが気候が随分違っています。
  どこに行っても春満開でしたよ。
  
  「るり」も写っていますが分かりますか？
  
  春が早く訪れますように・・・　るり