2013/03/22 - 2013/03/24
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buchinekoさん
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3月末に土日を含み4日間の休みが取れました。
なんとなく行きたいところ、食べたいものをピックアップして
宿も予約せず車で放浪の旅に出ることにしました。
いざという時用に毛布を車に詰め込んで…。
よくGWあたりにこういう事をするのですが、最近は急に暖かくなったので、もし宿が取れなくても大丈夫かな…と。
今回の目的は2つ
・原村できれいな星空を見たい!
・硬いという吉田うどんを食べたい!
あとはその日の気分で行き先を決める、行き当たりばったりの旅です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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-
愛知県の自宅を10時に出発し
八ヶ岳にある原村を目指します。
11時半 駒ヶ岳SAで一休み。
雲一つない晴天で、青空に白い雪山が映えます。 -
早めのお昼に、駒ケ根名物ソースかつ丼をいただきます!
濃いソース味にごはんがすすむぅ〜 -
中央道諏訪I.C.で降り、見晴らしの良い畑の中を通ると、
原村へ到着です。
昨年GWに偶然この辺りを通った時、
「ようこそ星の降る里 原村へ」という看板を発見。
特別天文ファンという訳ではありませんが、
八ヶ岳のふもとの、街灯や高い建物もないだだっ広いこの畑の中で、星を見たら本当にすごいだろうなーと思い、いつか又来てみたいと思っていました。
着いてみると、昼間の景色も素敵でした。
(写真はたてしな自由農園からの景色) -
ここは、原村から茅野方面へ抜ける道からの景色なのですが、振り返ると八ヶ岳連峰がくっきりです!
この、まわりに邪魔なものがないのがいいんですね〜 -
イチオシ
山も正直詳しくないんですがf^_^;、一番高かったので赤岳?
……などと景色を堪能するのはよいが、実は今日の宿が決まっていないのです (゚Д゚;) !!!
一応ネットで調べた所、ペンションが沢山ある様ですし、
いざとなったら観光案内所へ行けば何とかなる!と思い観光案内所へ行ったのですが、人の姿が無い!
情報収集の為パンフレットを出来るだけもらって、宿に電話攻撃する事にしました。 -
この辺りは大きなホテルや旅館はありません。
ただ、ペンション村発祥の地という事で、第1と第2ペンションビレッジ合わせて60近い施設がある様です。(冬季休業中もあり)
しかし、ビジネスホテルの様な所ならすぐ受け入れ可能だと思いますが、家族経営のペンションとなると当日飛び込みは難しい様です。
ましてやシーズンオフの今は、宿の準備が整っていないという事もあるようです。 -
素泊まりのつもりなので、すぐ見つかるかと思いきや4件程断られ、心が折れそうになった頃、優しく飛び込みの私達を受け入れてくれたのが、こちらのペンション。
ペンションアンクルベアー
よかったー ( ´▽`)ノ
今日は暖かい所で寝る事が出来そうです。
1泊朝食 6300円。 -
パンフレットの案内には----泊まりと朝食をお気軽にどうぞ。くまおじさん、おばさんが待っています。----
電話で「いいですよ。暖房いれておきますね。ではお待ちしてます〜。」と名前を聞き忘れそうになったペンションの奥さん。
案内通り、気さくでのんびり優しいくまおじさん、おばさんが出迎えてくれました。 -
洗面、トイレ、風呂共同の典型的なペンション。
お風呂は、車で5分以内の場所に温泉施設があるのをリサーチ済みなので、暖かい部屋で寝られれば上等です。
床暖房で部屋はぽっかぽか。 -
リビングや廊下にはマンガがぎっしり。
ペンションってかんじですね〜 -
奥さんが心配して、いろいろと晩ご飯のお店の情報提供をして下さいました。
1000円程で、お蕎麦や地の物を美味しく食べられるという
オススメのお店を紹介して下さり、そちらに行ってみました。
富士見の方にあるお店 山乃幸 -
この辺りは食べ物屋が少なく、あっても昼までか夜は要予約。
そんな中、暗闇に1つぽつんと賑わっているお店でした。
地元の方にも人気の様です。
それにしても、安い!
長野県産蕎麦粉を100%使った手打ちそばで、この値段。山で採れた山菜や、きのこたっぷりの蕎麦なんかも魅力的です o(*゚▽゚*)o -
しかもこの料金で、ご飯ものやサラダをセット出来るらしい!
なんて良心的!! -
でも、私達は奥さんお勧めの 山乃幸定食です。
-
なぜなら、手打ちそばに小鉢3つと天ぷら、季節のご飯、香の物、味噌汁そしてデザートまで付いて、お値段なんと1050円!!
どの一品もちゃんとボリュームがあり、小鉢は地の物で、
お蕎麦はしっかりコシがあり美味しい!!
普通だったら2000円〜3000円はするのではないでしょうか?
ちなみに、+52円で季節のご飯を大盛りにする事が出来ます。
すっすごすぎるっ (((;゚Д゚))) -
今日のお風呂は、信州原村八ヶ岳温泉 もみの湯
写真を撮り損ねたのでHPから拝借。ここは公共の宿もある天然温泉。
昼は500円ですが、17時を過ぎると300円になります。これまた良心的 (^o^)
まだ観光客も少なく静かなのに、このお風呂は混み合っていました。
地元の人も通うお風呂みたいです。 -
さて肝心な星空ですが、夕方から雲が一面に広がり、夜には雨も少しぱらつき…。
結局、原村のきれいな星空は拝めませんでした。。。
ヤケ酒だ!というわけではないのですが、
信州限定地ビール 諏訪浪漫 350円
たてしな自由農園にて購入。
諏訪湖周辺の観光地がイラストになった、味のある缶です。 -
ペンションにはベランダも付いていて、雲がなければここからきれいな星空が見れたはず…?
-
翌日の予報は晴れ。
せっかくなので、早起きして朝のお散歩です。
観光案内所で仕入れた散策マップによると、
八ヶ岳中央農業実践大学校方面に 白樺の小径 があるという事で行ってみました。 -
鳥のさえずりを聞いて、気分爽快。
白樺林が見えてきました!信州の朝、といった感じです。
見上げると、白樺の上の方に、ぽこぽこと丸いものがたくさん付いています。 -
イチオシ
やどり木です。
きれいにまあるく鳥の巣みたいで面白いですね。 -
イチオシ
私達は行きませんでしたが、
八ヶ岳中央農業実践大学校の直売所は9時からオープンしていて、学生達が作ったチーズやヨーグルトを購入する事が出来るそうです。 -
8時 ペンションに戻り朝食。
トースト、ポーチドエッグなど入った具沢山のスープ、フルーツ、コーヒー。
お土産に奥さん手作りの美味しいりんごジャムもいただきました。
ごちそう様です! -
八ヶ岳自然文化園にあるレストラン。
原村の朝採れ野菜のブッフェが楽しめるそう。この時期は、まだ閑散としていました。
この自然文化園では、夏には星にまつわるイベントが催されるそうです。
ペンションの奥さんの話によると、原村は照明も少なく、晴天率が高い為、星の観測に適しているんだとか。 -
2日目の目的は 吉田うどん
駐車場が広くわかりやすい場所にあるという みうらうどん。
着いた時駐車場はいっぱいでしたが、回転が速いのですぐ空きました。
プレハブのお店でなんか不思議な感じ。 -
馬肉の入った肉うどん 400円(大盛り+200円)
硬いという情報でしたが、
私達にとってはそこまで硬くない様な…。
こしがあるというより、ちぎる感じ?
気に入れば、吉田うどんのはしごでも…と思っていましたが、そこまででもなく1件で終了。
でも、辛い薬味がなかなか美味で、スープをごくごく飲んでしまいました。 -
今回の旅の目的を一応?達成して、
あとはどうしようかな〜。
とりあえず、河口湖を目指します。
富士山の対岸へ行ったのですが、今日はこのとおり。
澄んでいれば、案内板右下の写真のように見えるんだそうな。
ここは木の花美術館あたりですが、遊歩道には桜も植えられ混雑もないので、晴れた春の日には散策に良いかも。 -
途中近辺の情報を集める為、道の駅 富士吉田へ。
今日の予定をどうしようかと思いましたが、
駐車場も広く、暖かい1日だったので
ここで車中泊する事に決定^_^;
今晩の寝床の目星をつけ、今度は山中湖へ。 -
山中湖にて
あいにく富士山が拝めない1日だったのですが、
日暮れ近くなり富士山上部の雲が晴れ始めました。 -
こんな富士山もたまにはいいでしょう。
-
湖に映る夕日もきれい。
-
いつのまにか、カメラを構えた人々が集まっていました。
-
せっかく山梨に来たので、ほうとう不動にて
夜はほうとうをいただく事にしました。
ここのほうとうは1種類のみ。 1050円
鉄鍋に、絶対食べきれないと思う程野菜たっぷりのほうとうが出てきましたが、結局平らげてしまいました。。。
それにしても、吉田うどんとほうとうの
麺の違いがよくわからないなぁ。 -
観光案内所で集めたパンフを元に、今日のお風呂を決めました。
富士急ハイランド近くにある 泉水(1番右)に決定。(800円)
決め手は23時までやっているから。
休憩所でぎりぎりまで仮眠(-_-)zzz出来ます。
富士急ハイランドが近い為か、若者が多い印象。
ちなみに2番目の山中湖近くの「紅富士の湯」からは
朝、赤く染まった富士山が見えるのだそう。
2月までは朝6時から営業しているので、富士山を見ながら朝風呂っていうのも良いかも。 -
道の駅富士吉田で車中泊し、
目覚めたら目の前に富士山が!を期待しながら眠りについたのですが、
目が覚めると、一面朝霧が立ち込めていました (T_T) -
同じ駐車場内の車さえ見えません。。。
今回の旅は、富士山に縁がなかったなぁ。
気温は、朝方少し肌寒く
厚着して毛布にくるまって、ぎりぎり車中泊出来る位でした。
それでも20〜30台程の車が、ここで夜を明かしたのではないでしょうか。 -
ここでは、富士山の地下水のお持ち帰りが出来ます。
「バナジウム」の含有量が高いんだとか。 -
-
3日目
甲府のぶどう畑、桃畑の中を通ってみたり… -
平和だなぁ。。
果物の美味しい夏に、また来てみたいです。 -
東名はよく利用するため
中央道で来た道を自宅へ戻る事にしました。
これはたぶん、山梨リニア実験線? -
八ヶ岳で美味しい野菜を食べたい!
清泉寮のレストランでサラダのブッフェがあると
SAのガイドブックで知り、急遽清泉寮を目指します。
食欲が、旅の機動力?? -
びゅ〜ん
-
到着〜♪
よく見る清泉寮の風景ですが、雪山をバックにパチリ。 -
ふむふむ
-
たくさんの施設があるようです。
-
が、いい時間だったのでレストランへ直行。
お野菜が盛られた、綺麗なサラダバーの写真を撮りたかったのですが、
ウエイトレスさんが近くで待機していたので断念。
高原野菜、新鮮で美味しかったです!ドレッシングの種類も豊富。
主人は3回もお代わりしてました…f^_^; -
メインを1品選び、サラダとパン・スープはお代わり自由、デザート、コーヒーが付いて2100円。
素敵です(≧∇≦)
メインはハンバーグを選びました。 -
デザートには、ジャージー牛乳のプリンが登場!
クリーミーでした。 幸せっ♪(´ε` ) -
木目の壁の山小屋風で、雰囲気もよろしかったです。
-
路肩には雪がまだ残っています。
-
少々食べ過ぎたので、腹ごなしに簡単そうなコースをトレッキング!
なんて思い、コースに足を踏み入れたのですが
予想以上に足元が悪く、引き返す羽目に。 -
2009年に清泉寮に新館が出来たそうです。
雰囲気よさそうですね。 -
ふらふら散策していると
-
やまねミュージアム とやらを発見!(入館300円)
この時期は、冬眠しているやまねを見る事が出来るとの事。
行くべし! -
やまねをびっくりさせないように、静かに入館。
カーテンの奥の暗い部屋へ入ると、 -
むむむむむ……
…………
たぶん、これやまね。 -
今日はこんなポーズでいるらしい。
-
ちなみに少し前までは、こんなポーズ。
フフフフッ
イラストかわいい。しかもかなり描き慣れているぞ。 -
なになに? 10分間に数回だけ息をします!?
-
む〜
しばらく見ていましたが、動くところは見られませんでした。
ぬいぐるみが入っていてもわからんのでは…?そんな事を言ってはいけません(´・ε・`)
スタッフさんによると、暖かくなって冬眠から目覚めると、やまねが「出せー出せー」と暴れて大変なんだそう。(HPによると、3/30やまねが起きた為、展示は終了したそうです。)是非、暴れまわるやまねを見てみたかったです。
他にも、やまねに関する趣向を凝らした展示がされていて、
スタッフさんの、やまねに対する愛情が感じられるミュージアムでした。 -
最後はお決まり、清泉寮のソフトクリーム
-
これは「アニマルパスウェイ」
アニマルパスウェイとは、小動物のためのつり橋のこと。
大きな道路では、動物たちが車にひかれてしまったり、
隠れるところの無い道の上で天敵に狙われる危険があります。 -
やまねをはじめとする樹上性の小動物が、
道路で分断された隣の森に安全に移動できる様にするため
やまねミュージアムでは、アニマルパスウェイの普及に力を注いでいるんだとか。
清泉寮宿舎の先の、道路を登ったところで見る事ができます。
電信柱には、登りやすいよう木の皮が巻かれていました。 -
カメラが仕掛けられています!
実際、やまねやリスがここを通るのを見たら、うれしいだろうなぁ '(*゚▽゚*)' -
巣箱もたくさんありました。
-
近くの八ヶ岳牧場からの景色。
星は見れませんでしたが、まあまあよい天気に恵まれた3日間でした。
行き当たりばったりの旅でしたが、この時期、渋滞もなく
時間を気にせずのんびり旅ができました。
残った休日の1日は、お疲れ休みとします。。。
*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:* おわり
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