乳幼児連れ・沖縄旅行【１】国頭・美ら海

2013/02/20 - 2013/02/23

４歳の息子と９ヶ月の娘を連れて、冬の沖縄へ。
寒い東京がうそのように、ゆるんだ暖かい空気にあふれた沖縄を満喫してきました。
本島・離島、何度行ってもいいところです。

ただ、やっぱり二人いると、今まで以上に振り回され、
ゆったりした行程のはずなのに、なかなかゆったりはできなかったような…。
息子は走り回るし、自分の好きなことをやりたがるし、
娘は太っちょ赤ちゃんなので抱っこ移動が重いし、おしめに離乳食にと荷物も多くなるし…。
でも、二人と夫とこんなに四六時中、行動をともにすることって、
実は旅行くらいしかないから、そのうち懐かしく美化されて思い出される時間となることでしょう。

今回は、以下のような旅程となりました。

１日目　道の駅おおぎみ　宿泊・JALプライベートリゾートオクマ
２日目　美ら海水族館　→　備瀬のフクギ並木　宿泊・JALプライベートリゾートオクマ
３日目　今帰仁遺跡　→　ブセナ海中公園　→　おんなの駅　宿泊・ルネッサンスリゾートオキナワ
４日目　ヤッケブース（パンケーキ屋さん）　→　道の駅かでな　

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

さぁ、出発だ！
こうして見ると、微笑ましいけど、
毎日、この二人に振り回されている。
もちろん、この旅行でも。

空弁は、ヨネスケの天むすにしてみた。

３時間近いフライトだったけど、娘もがんばって
半分くらいは寝てくれた。
本当にがんばったのは、抱っこして寝かしつけてくれた夫なのだが。　

那覇に到着！寒くないだけで、心まで伸びやかに。
レンタカーを借りて、一路　国頭へ向かう。
高速道路のPAでさっそくブルーシールのアイスとサンピン茶を食す。

やっぱり道の駅は外せない。
許田は前回寄ったのでとばし、まずは、おおぎみ。

大根が旬なのかたくさん。
農家の方と思われる女性が数人、店番しながら世間話をしていた。
娘を抱っこしながら「よーく太っている。かわいいさー」と言ってくれたのが、
絵に描いたような沖縄のひとコマだった。

大宜味からさらに北へ。
ホテルはJALプライベートリゾートオクマ。

夕暮れのビーチもいい感じ。

貝殻を熱心にさがす息子。

夕飯は、「びすとろ海畑」。
国頭村の中心地と思われるあたりにあります。
沖縄食材を使った居酒屋ですが、元ホテルシェフがやっているだけあって、
どのお料理もひと工夫されていておいしかった！

ここの島らっきょうの天ぷらは、
いままで食べた島らっきょうの中でいちばん食べやすかった。

沖縄料理からパスタやオムライスまで、
メニューはそんなに多くないのに守備範囲の広い居酒屋だった。
おいしくて、しかも安くてびっくり！

遅い昼寝をしたうえに、旅に興奮して眠らない息子と娘、
オリオンビールと泡盛の力で早々に就寝した夫。
旅行でよくあるパターンだけど、きつい。

それでも、朝はさわやかにやってきた。

ホテル内はいたるところ花が咲いていて、居心地がよい。

ハンモックもあってはしゃぐ息子。
地引き網にひっかかったアザラシのような娘。

２月。

さぁ、今回のメインスポット、美ら海水族館！
ホテルからは１時間少々。

まずはオキちゃん劇場。
イルカのジャンプ！

前回は見なかったウミガメ館。
亀を見ていると飽きないのはなぜだろう。

春の空。

さて、本館。
２年前は怖くて触れなかったヒトデに
勇気を出して触ってみる。

マンタ！
水族館は、ついつい写真を撮ってしまうけど、
やっぱり実物にはかなわないので割愛。

それにしても、美ら海水族館は本当にすごい！

カフェで水槽を眺めながらひと休み。
10周年記念のマフィンを食べる。
タコスボールなど、軽食も意外といけた！

海の中で食べているような不思議でステキな気持ちになれる。

美ら海水族館を出たところにあるアスレチック。
息子がその魅力に取り込まれる。
しかたがないね。

４歳になると勝手にどこにでも行っちゃうし、
自分の興味に素直だから、完全に息子ペース。
赤ちゃんのころのほうが、実はスムーズに移動できていたかも。

水族館から備瀬のフクギ並木に移動。
車だと１０分ほど。
まずは腹ごしらえ。
チャハヤブランというステキそうなカフェもあったのだけど、
残念ながら定休日。
駐車場の脇にその名もフクギ屋という食堂があったので、
そこでソーキそばを食べる。
ボリューム満点！

レンタサイクル。
向こうにはエメラルドビーチ。

緑が美しい。

シーズンオフということもあり、静か。

並木を抜けると、エメラルドビーチ！

２月の浜辺は静か。
息子は「泳ごう！」と言いだしたが、さすがにそれは…。
ということで、熱心に貝殻拾い。

写真を撮り忘れたのだけど、ホテルに戻る途中でよった
道の駅ゆいゆい国頭は、お土産が豊富にあり、
食堂も併設されていてよかった。

ホテルに戻り、私のお楽しみ、スパ！
オクマにはスパ棟があり、久々にゆっくりのんびりマッサージを堪能する。
寝ちゃダメ、と貧乏性なことを考えながらも、
うとうとと極楽気分。

夕飯は、またまたホテルから出て、国頭村内へ。
居酒屋「シーサーズ」へ。

昨日の「びすとろ海畑」に続き、
安くておいしい！そして、ボリュームたっぷり。
島豆腐のみそ田楽。

ちぬまんの塩焼き。
コクがあって肉厚でおいしい！！

朝のハイビスカス。

ホテルは敷地が広く、ブランコなどもあり。
息子は朝からはしゃいでいる。

これでも、２月の日本。

いいホテルでした。

さぁ、３日目は、恩納村のホテルに向かって
徐々に南下して行くぞー。

まずは、今帰仁遺跡。

世界遺産とのことだけど、
まぁ遺跡なので想像以上でも以下でもない感じ。
「兵どもが夢の跡」という言葉が思い浮かぶ。

意外と段差がある。
下っても遺跡なので草と石しかないので、
体力のない三十路の私はためらうのだけど、
息子は楽しそうに下りていく。

そして、無駄に坂を下っている。

世界遺産の石垣も、４歳児にはアスレチックにしか見えないらしい。