2013/02/11 - 2013/02/11
34位(同エリア92件中)
まりあさん
カンクン滞在のある日、イスラ・ムヘーレスに行きました。
この島の名前は、「女の島」を意味します。
セントロからタクシーで、10分ほどの、Puerto Juarezから、半時間ごとに、島へのフェリーが出ています。
カンクンのタクシーは、観光客ぼったくり制度があり、セントロから拾うと、25ペソ(190円)からスタートですが、ホテル・ゾーンから拾うと、100ペソ(750円)からスタートするそうです。さらに、超高級ホテルから拾うと、125ペソからスタートするとか。
ある時、ホテル・ゾーンを歩いていて、道に迷ってしまい、歩ける程度の距離をタクシーに乗ろうとしたら、100ペソと言われて、「そんな高いの」とひるむと、女1人歩きのおばちゃんに同情してくれたのか、「70ペソならどう」と値下げしてくれました。
それでタクシーの中で世間話して、料金システムを教えてもらったのでした。
留学時にもっとも好きだった、カミノ・レアルホテルが懐かしくて、入ろうとすると、入り口でネームリストを見せられて、「宿泊客しか入れない」などと言われて、ショックでした。オール・インクルーシブが増えて、閉鎖的になり、ホテルをめぐる、という楽しみがなくなってしまったようです。
その時のタクシーの運ちゃんに、そんな愚痴を言ってみました。
「カンクン、30年前の方が、静かでよかったですよね」と。
「僕は、32年、ここで働いているけど、昔の方がよかったね。外部から、悪い奴らがどんどん入ってきて、カンクンも様変わりしたよ」と言いました。
悪い奴というのは、外国資本のことのようで、オール・インクルーシブは、スペインかアメリカか、外国資本の会社が持ち込んだ形態のようで、そのため、カンクンのアメリカナイズや、形態の変容が始まったようです。
そんなこともあり、元々は、ビーチのホテルにも泊まってみるつもりが、だんだんとその意欲が薄れてしまったのでした。
セントロから乗るとタクシーは、安くて、昔のままの感覚でした。
プエルト・フアレスの波止場も、どうやら2種類あるようで、観光客向けの綺麗だけど高い方と、地元の人用のがあるようでした。ホテルで確認すると、ひとつだけ、と言われ、スペイン語で運ちゃんと話すと、「どちらの波止場だい」と聞かれるから、よく分からずに、「綺麗な方」とリクエストしてました。
昔々の島への船は、地元の兄ちゃんが、糸をたれて、島に渡りながら、バラクーダを釣ったりして、波止場でクラッカーを海に投げると、波止場であっても、熱帯魚がうようよと寄ってくるような自然の中の島でした。
島の南には、ガラフォン公園というのがありますが、昔は、ただの珊瑚礁の海だったところですが、1988年頃のハリケーンで、珊瑚礁は、壊滅的に減ってしまったのでした。今は少しは戻っているようですが、このガラフォン公園にも、オール・インクルーシブの波が寄せてきて、入場料50ドルぐらいの、ぼったくり料金で、「食事、シュノーケル、一切込み込み」になってます。
その手前にある、「Garrafon de castilla」なら、入場料50ペソ、400円ほどで、ビーチチェアとシャワーだけがついていて、その他の備品は、それぞれ支払うシステムです。
あまり広くはないですが、こちらの方に入りました。
浜辺は小さいですが、海はワンダフルでした。
島内は、タクシーか、ゴルフカートのレンタルで、移動できます。
島を一周したあとは、ダウンタウンで食事して、昔、やはり滞在したこのある、ノース・ビーチにいきました。
遠浅の透明な海が素晴らしいビーチですが、土曜日だったため、大量の観光客にクラクラっとなってしまいました。平日なら、まあまあ楽しめますが、昔は誰もいないこのビーチを独り占めにできたものですが、もう今は、遠い昔となりました。
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イスラ・ムヘーレスへのフェリー乗り場です。
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昔のぼろ船とは、うってかわって美しくなったフェリーです。
二階に登ると景色はいいけど、暑そうで、涼しい船内に入りました。 -
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島内には、たくさんのホテルはないので、カンクンから観光客がやってくるのは、10時ごろから、15時ごろがピークのようで、その前後は、比較的静かです。
もっと、静けさを欲張りたい時には島内のホテルに泊まる手があります。 -
海の色は、本当にワンダフルでした。
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皆さん、ゴルフカートをレンタルして、島内をうろつきます。
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はるかかなたに、カンクンのホテルゾーンの建物が見えます。
これがまた、アクセントになって、景色をもり立てています。 -
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ペリカンが遊びにきてました。
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イグアナちゃんも、ごそごそしてました。
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島の南の端っこも、駐車場があり、人がにぎわってました。
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この写真は、北の端っこのビーチです。
ここは、白砂が遠浅に延々と続いていて、泳げない私も、安心して、プールのような感覚で、泳ぎ回れます。怖がりの私向きのビーチです。 -
16年前に、一周間ほど滞在したホテル。どちらかというと、ボロホテルでしたが、今は、そこそこオシャレなホテルとして、栄えているようでした。
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北側に、ダウンタウンが広がってますが、そこの観光化もそうとうなものでした。
そんなレストランのひとつで、ランチしました。
地球の歩き方、ビーチ編に紹介があったのですが、その記述を見せると、店の人が盛り上がってました。なんでも、午後のシフトのオジサンが、写真に写っていたそうで、そのページのコピーを、プレゼントしたら、喜んでました。 -
魚のグリル、さっぱりして美味でした。
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