2012/09/29 - 2012/09/29
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.66)です。
現在、13カ国目スペインに滞在しています。
9/27〜9/30はマドリッドを拠点とし、マドリッド市内、セゴビア、コルトバ、トレドを1日ずつ訪れました。
≪旅程≫
・9/27 マドリッド市内半日観光
・9/28 セゴビア観光
・9/29 コルトバ観光★
・9/30 トレド観光→長距離バスでボルドーへ移動
コルトバは、マドリッドから日帰りするには少し遠いのですが、イスラム文化が溶け込んだ興味深い街でした。イスラムとキリストの宗教が共存したモスク“メスキータ”、入り組んだ路地のユダヤ人街・・・今まで持っていたヨーロッパのイメージを一気に覆されたように思います。
写真はアルカサルの庭園です。
※1ユーロ=100〜104円
(スペイン語の綴り記号が文字化けするので、なしで表記します。)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
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◆9月29日(土)第87日目
残すところ、旅もあと5日となりました。
これまでずっと、旅の合間に宿の予約をしながら動いてきましたが、ここへきてやっとすべての予約が完了し、ようやく気持ちが軽くなってきました。
8:30 Madrid Atocha駅に到着。
チケットを購入し、列車でコルトバに出かけます。 -
9:05 Madrid Atocha→11:20 Cordoba Central(Altaria利用)
ぎりぎりまでコルトバとセビーリャ、どちらに行こうか迷いましたが、わずかに近いコルトバに決めました(^^♪
節約のため少し時間のかかる列車を使いましたが、なんとかお昼前にコルトバに到着です。 -
駅構内におしゃれなツーリストインフォメーションがあります。
地図をもらって、旧市街まで歩きます。 -
メスキータまでは駅から2?ほどです。
ヤシが生い茂るヴィクトリア庭園を抜けて、Conde de Gondomar通りからテンディーリャス広場を目指します。 -
賑やかな繁華街の中にあるPl. de las Tendillas(テンディーリャス広場)。 -
こちらにもツーリストインフォメーションがあります。 -
旧市街への道をひたすら歩きます。
白壁と黄色のカラーで統一された街。
ところどころに、イスラム文字で書かれた看板も出てきます。 -
メスキータ前の広場に到着しました。 -
ミナレット(尖塔)のある門を入ると、今日の開館時間は14:00〜19:00と書いてありました。
ガイドブックでは休み時間はないはずなので、何かのイベントかもしれません。
見回すと、みな自動券売機に並んでチケットを購入しているので、見よう見まねで購入してみました。
(スペイン語表示なのでちんぷんかんぷんです) -
先にアルカサルを見学します。
ここは14世紀に、アルファンソ11世がイスラム王の宮殿跡に建てた王宮です。
イスラム教とキリスト教の建築様式が融合した、ムデハル様式の建物になっています。
コロンブスは、新大陸発見の旅の資金調達のために、この城でカトリック両王に謁見したといわれています。 -
入口を入るとまず、アルフォンソ11世の像が迎えてくれます。 -
その先には、噴水の連なる美しい庭園があります。 -
続いて建物の中へ。 -
ローマ時代のモザイクを展示してある部屋です。 -
こちらがそのモザイク。
ギリシャ神話に出てくる“ポリュペーモスとガラテイア”だそうです。 -
建物の塔からは、旧市街の景色が見渡せます。
先ほどのメスキータのミナレットも見えます。
こうして見ると、今まで見てきたどの街ともちがう、独特の雰囲気が漂っています。
ここがヨーロッパだという気がしません。 -
川にかかるローマ橋と、その先のカラオーラの塔が見えます。 -
ガイドブックで地元の伝統料理“Rabo de Toro(ラボ・デ・トロ)”が食べられると紹介されていたレストランにやってきました。
“Meson Bodega San Basillo”
外観もおしゃれですが、店内もブルーで統一されたムードあるお店です。 -
メニューはスペイン語と英語で書かれています。
ラボ・デ・トロが入った、ランチのセットメニューを頼みました。
こちらはメニューの一品目、お店の人のおすすめのスープ(名前は不明です)です。
ニンニクがきいたスープで味もしっかりしています。
が、塩辛すぎてパンが一緒でないと食べられません・・・
メイン料理の前にパンでおなかいっぱいになってしまいました。 -
続いてメインのラボ・デ・トロ(牛テールの煮込み)です。
骨付き牛肉がとろとろでおいしかったです。
これだけでもかなりボリュームがあるので、デザートまでいただいたときにはおなかいっぱいで動けませんでした。 -
おなかが苦しいです(-"-)
数日前から調子がよくなかったのですが、こんな調子で食べ続けているので一向によくなりません・・・
こちら、ポストカードのような路地を見つけました。 -
ユダヤ人街を歩きます。
路地が込み入っていてとてもわかりづらいです。
シナゴガを探して、別の礼拝堂に辿り着きました。
“Capilla Mudejar Igresia de San Bartolome” -
小さな礼拝堂ですが、めずらしい礼拝堂だったのでアップします。
中庭に大きなヤシの木が生えています。
大きすぎて写真にはここまでしかおさまりません。 -
中の壁は、青色の細かいモザイクで飾られていました。 -
“シナゴガ”です。
なかなか見つからず、人に尋ねてようやく来られました。
こちらも中は本当に狭く、壁には漆喰の装飾がされていました。
ツアーの団体がひっきりなしにやってくるので、写真を撮っても映るのは人ばかり・・・
写真はあきらめました。 -
シナゴガのすぐそばに建つ“Casa Andalusi(カサ・アンダルシ)”
12世紀の邸宅が再現されています。
このときはただの博物館かと思ったので素通りしてしまいましたが、中はアラビアの空気が漂うすてきな部屋が見られたようです。 -
再びメスキータに戻ってきました。
メスキータはアブド・アッラフマーン1世によって785年から建設が始められた礼拝堂です。
オレンジの中庭を通って、モスクへ入ります。 -
白い漆喰と赤レンガの縞々のアーチが、奥まで続いています。
何重にも重なる“円柱の森”は壮観です。 -
奥には、メッカの方向を示す“ミフラーブ”があります。
モザイクやアラベスク模様の装飾が施されています。 -
そのそばには、キリスト教のカテドラルがあります。
16世紀に入ってから改造された部分です。 -
イスラム教とキリスト教、2つの宗教が共存しためずらしい例です。 -
モスクを出て、ローマ橋へ向かいます。
写真はメスキータを外から見たところです。 -
よく見ると、アラビアらしい細かな装飾でいっぱいです。 -
“サン・ラファエルの勝利塔”
塔のてっぺんに立つのはコルドバの守護聖人、大天使サン・ラファエルです。 -
さきほどアルカサルから見下ろしたローマ橋です。
もとは初代ローマ皇帝アウグストゥスの時代に築かれたものですが、改修されているようです。 -
橋を渡って、メスキータを振り返ってみました。 -
ユダヤ人街へ戻り、撮影スポットとして有名な“花の小道”にやってきました。 -
白壁に青い小鉢が並ぶ路地の向こうに、ミナレットの塔がうっすらと見えました。
時間がよくないのか、逆光ぎみです(*_*) -
列車の時間まで少しありそうなので、テンディーリャス広場の少し先にあるローマ時代の寺院を見に行きました。
中には入れず、ただ遺跡の柱が残っているだけです。
予定の電車に乗ろうと駅へ向かって・・・
失敗しました。
なんと、次の電車は1時間30分後でチケットも高め(ToT)
20:29 Cordoba Central→22:15 Madrid PTA Atocha
旅の最後まで失敗続き・・・宿へは23:00近くに到着しました。
≪出費≫
・電車代 56.6ユーロ;マドリッド→コルトバ(Altaria利用)
72.1ユーロ;コルトバ→マドリッド(AVE利用)
・メスキータ入場料 8ユーロ
・アルカサル入場料 4.5ユーロ
・昼食 15.9ユーロ;レストランのランチセット
・宿代 17ユーロ
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