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2009年6月、POPの神様、マイケルジャクソンがちょうど亡くなった日から約1年間、NYに住みました。あまりに素敵な街なので、1年という期間はあっという間に過ぎ、米国滞在を反対する親を説得しようと一時帰国。<br /><br />結局、説得もできず、お金も尽きたので、しばらくは大人しく日本に帰る事にしました。<br />しぶしぶ荷物を取りにNYへ行った時の事。<br /><br />以前、ニュージャージーで知り合いの会社の展示会のお手伝いをした際に出会ったアンソニーという人にシカゴに誘ってもらい、帰国したら遠いシカゴも今なら行けるか!と勢いに任せてみた時のお話・・・。<br /><br />2010年8月15日、マンハッタンで最寄りの地下鉄の駅からクイーンズにあるラガーディア空港へ。 <br />初めてのシカゴ、楽しみだなーと気分は高揚気味。 <br /><br />空港に行く途中、似たような名前の駅で間違えて途中下車してしまいました(慌てん坊さんめ。) <br />再び地下鉄に乗り、空港の最寄り駅からバスに乗り換え、ターミナルDへ。 <br />ところがカウンターに行くと、私の乗る飛行機はターミナルAから出ると言います。 <br />マジかよ!! <br /><br />時間はすでに飛行機が発つ45分前。 <br />慌ててターミナルDを出て、ターミナル間は無料バスが出ているとかなんだというタクシードライバーを黙らせて、ターミナルAまで飛ばしてもらいます。 <br /><br />出発30分前になんとかカウンターにたどり着き、チェックイン。 <br />やっべー、早速かなり怖かった…。 <br /><br /><br />荷物のチェックで水が入っているのを忘れて、ゲートで止められたけど、なんとか離陸の10分前に飛行機にたどり着きました。 <br />国内便なので、チェックも甘いし、飛行機も小さい。 なんだか新鮮。<br /><br />NYからシカゴ、約2時間半で到着。 <br />時差は1時間。 <br />現地時間で午後3時半過ぎに到着です。 <br /><br /><br />アンソニーに車で空港に迎えに来てもらって、ダウンタウンへ。 <br />渋滞の高速から、この週末だけやっているというフライトショーがチラリと見えます。 <br /><br />シカゴのビル群の上に6台の戦闘機が縦横無尽に飛び回り、真っ白な煙を残してかっ飛ばしてる。 <br />すげー…。 <br /><br /><br />ホテルに荷物を置いて、早速COSTCOへ買い物に。 <br />今夜はシカゴの街の中心にあるミレニアム公園でシンフォニーの演奏があるそうで、アンソニーは彼の友達と見に行く予定なのだそう。<br />ビールやワインとサラミやオリーブなんかを買い込み、暗くなり始めた8時過ぎに公園に行くと、すでに演奏は始まっていて、たくさんの人がシートの上でお酒を飲みながら音楽を聴いていました。 さながら集団ピクニック状態。<br /><br />アンソニーは友人のボブをケータイで探しだし、やっと合流。<br />見渡す限り、芝生の上にビッチリ敷かれたシートの上で、ゴロリとくつろいだ人たちがいるので、昼間まで人ごみにぎわうマンハッタンにいた私としては、なんだか変な感じ。<br /><br />シンフォニーの方は、公共の場所での演奏だというのにすごい迫力で、お酒を飲みながら、シートに寝そべって聞いちゃえる贅沢にちょっとビビり気味。 <br />シートからはシカゴの夜景が良く見えて、とってもロマンチック。 <br />勿論演奏が終わる度に拍手や最後のスタンディングオーベーションも忘れません。<br /><br />わー…パチパチパチパチ…。(拍手と歓声の音)<br /><br />短いシカゴ滞在の間に、どこに行ったらいいとか、色々アドバイスされたけど、今日はもうクタクター。でもシンフォニーは最高でした♪<br /><br /><br />2010年8月15日、アメリカ国内移動に日本からの時差ボケも手伝って、昨日の夜だいぶ遅かったのに、自分とは思えないくらい早い目覚め。<br />朝8時には目が覚めて、アンソニーにクラシックな白のオープンカー(派手!!)でピックアップしてもらい、フリーマーケットらしきところで、汗をかきながらタコスで朝食。 <br /><br />お腹がいっぱいになったところで、彼の持っている自転車で街をぶらつくことに。 <br />アンソニーのお家には、同じ型で大きな籠のついた3輪の自転車が2つあって、不思議に思って聞いてみると、自転車15台、車7台、家3軒を所有しているのだそう。 <br />あ…っそう…。<br /><br /><br />シートと日焼け止め、水筒にはビールを準備。 <br />それを眺めながらぼんやりと思う。「大人になると、水筒の中身はビールになるのか…。」 <br /><br /><br />アンソニーの家のガレージ地下2階から自転車をこいで、青空の広がるシカゴの湖へ向かいます。 <br />スバラシイ天気に、たくさんの緑と広々と広がる公園。 <br />アンソニーいわく、シカゴという街自体が大きな公園なのだそう。 <br /><br />自転車は15分ほどで湖岸に着きました。 <br />湖とは思えない大きさで、向こう岸はまったく見えず、海かと思う程。 <br />そこから岸沿いに自転車をこいで、ビーチを通り、広々とした芝生を通り、港を通り、え…まだ行くの? <br /><br />結局朝から丸一日、自転車をこぎ続け、夕方には昨日シンフォニーコンサートを聞いた芝生についてグッタリ。 <br />自転車なんか真面目に乗るの何年ぶりよー? <br /><br />でもシカゴの美しい景色を見ながら、気持ちのいい汗をかいて、なんだかとっても気分スッキリ。 <br />青空の中でピンク色になり始めた雲を見ながら、芝生の上にシートを敷いてのんびりとゴロリ。 <br />いや、ちょっと寒いか? <br /><br />今夜も疲れてグッタリで、自転車を置いて、ホテルに戻り、夜10時には爆睡。 <br />全力で遊んで子供に戻った気分。<br /><br /><br />2010年8月16日、朝起きてから、少しゆっくりして、お昼前にクルージングツアーに参加してみました。 <br />湖につながる川が市内を走っていて、シカゴにたくさん並ぶビルを見ながら、湖に向かうというツアー。 <br />1時間半で25ドルです。 <br /><br />観光客で賑わう中、一人コッソリと端っこに座ってみたら、風が気持ちいい。 <br />気持ち…いや、風強過ぎる!! <br /><br />シカゴはNYよりちょっと乾燥しています。 <br />日本に比べると、乾燥しまくっているように感じるので、日差しは強いけど日陰なんかに入るとちょっぴり寒く感じたり。 <br />だけど、気温は30度くらいあったりするので、なんで寒いとか言うの?!とビックリされます。 <br /><br />クルージングツアーは日本のハトバス並みに、ガイドのお姉さんが次々に通り過ぎるビルの説明をしてくれます。 <br />シカゴは高層ビルがとっても多いです。もしかしたら、NYより。 <br />ほんでもって市内に入る川沿いにキラキラと輝くビルがいい感じに並んでいるものだから、けっこう絵になって見えます。<br /><br />色んな国や街を周ってみて思うのは、シカゴって、シドニーやゴールドコーストにちょっと似ているような印象を受けます。<br />どっちもオーストラリアの街で、昔イギリスの植民地だったところ。 <br />ということはこの街はちょっとイギリスの香りがするということ?<br /><br />親子や友人同士などの観光客で盛り上がる船上で一人のんびりとデッキから景色を眺めます。 <br />いくつもの橋をこえて、川沿いに素敵なカフェがあったりするのを見つけたり、すれ違う船を見つめてみたり、まん丸な風船のついた気球が浮かんでいるのを見つけたりしている間に、海へ出る水門に着きました。 <br /><br />船が近づくと水門が開き、門を越えるともうひとつ水門があります。<br />後ろからは他のボートがついてきました。 <br />船はもうひとつの水門の手前でピタリと止まり、さっき通り過ぎた後ろの門が閉まると、乗っている船と後ろから付いてきた小さな船は水門の間に挟まれました。 <br /><br />おやおや閉じ込められちゃったよ、と思っていると、前の水門が少し開いて、水が静かに、だけど、どんどんと入ってきます。<br />気づけば私たちがいる場所の水量が上がり、やがて前の水門が全開になりました。 <br /><br />どうやら川と湖の水面の高さが少し違うみたいで、水門で高さを調節しているようです。 <br />知識としては知っていたけど、実際に見るのは初めてだったので、地味に大興奮。<br /><br />そして船はアメリカ5大湖のひとつ、ミシガン湖に出ました。 <br />・・・デカイ。 <br />ふと気づけば潮の匂いがしない…って湖か! <br />って思うくらい、デカイ・・・。 <br /><br />風はマックス吹いていて、ちゃんと持ってないと、鞄やジャケットなんかが飛ばされちゃいそうな程です。 <br /><br />シカゴの街を湖から見て、その都会的な、たくさんのビルからできている街を遠くから満喫します。 <br /><br />NYとは全然違う、なんだか都会と自然が見事に調和した街だな、と感じます。 <br />シカゴの空は他の街より青くて綺麗。 <br />たくさんの高層ビルと緑と綺麗なビーチが印象的な、都会と田舎のいいところが全部ある街。 <br /><br /><br />1時間半のクルージングが終わって、最初に船に乗った波止場に戻ります。 <br />お昼過ぎなので、近くの川沿いに建つカフェに行って、ランチを取ります。 <br />のんびりランチをして、街を軽く歩くものの、日陰に入るとまだうすら寒い。 <br />私寒がりすぎるのかしら? <br /><br />プラプラ歩いて、ちょっと疲れてスタバで茶。 <br />アメリカの大都市っていいよね、絶対数ブロックに1つ、かっなっらずスタバがあるの。 <br />コーヒー飲まないとすぐに眠くなっちゃう私には最高の場所。 <br /><br />ところでNYでコーヒーって1.85ドルなんだけど、シカゴでは1.95ドルします。10セント高い。 <br />州による税率の違いだとアンソニーは言っていたけど、10セントっておっきいなぁと思います。 <br /><br />プラプラ歩いていると市立図書館を発見。 <br />と、その横に目玉発見!!っておおい、誰が何を思ってここに目玉を置いたの?! <br /><br />実は私立図書館の庭にあるオブジェなんだけど、「目玉」がゴロリとしているのはなんだか異様…。<br /><br />プラプラするのにも少し疲れてきた頃、アンソニーが電話をしてきて、どこにいるのかと聞くので、 「目玉の前」と答えたら、10分ほどでアメリカンクラシックのオープンカーで迎えに来ました。(通じたよ!) <br />この車、めちゃめちゃ目立つ。恥ずかしいくらいに(恥)<br /><br />今は日本から撤退してしまった、ダンキンドーナツが食べたいー、と言うと、もっといいドーナツがある、とどこぞの高級レストランの前に車をつけて、待っているように言われました。 <br />待っている間、車が車なだけに、その中で待っていると、完ぺきな「パンダ」状態に。 <br />は…恥ずかしいっ!! <br /><br />こんな目立つ車、早々ないので、走っている間も、歩行者や隣を走る車のドライバーに、「ナイスカ―」と親指を立てられる。 <br />アンソニーはその度にスカした顔で「サンキュー」と笑顔で答えるんだけど、私にとっちゃ別に私のものでもないし、なんだかパンダになったみたいで、毎回どんな顔をすればいいのかわからなくて目が泳いでしまいます。<br /><br />だから車で待っている間も、「スゴイ車ね」とか通り過ぎる人たちが言うのが聞こえてきて、やっぱりなんだか恥ずかしいー。<br /><br />アンソニーが持ってきてくれた、ドーナツはまん丸でストロベリーとチョコと生クリームの3種類のソースがついていました。<br />まだあったかくて、車を飛ばしながら、食べなよ、と言うアンソニーに「いえいえ、貴方から。」と箱を差し出し、自分も車にこぼさないように、そして風に飛ばされないように最大限注意しながら、一口パクリ。うん…美味しい。確かに。アメリカンな味。 <br />甘くて油濃くて、日本にはない感じの味。 <br /><br />ドーナツを頬張りながら、アンソニーは、実は明日仕事でトロントに行って、客先とゴルフをしなきゃいけなくなったんだ、今夜の食事は断ったんだけど、明日のゴルフはどうしても断れなくて、と無念そう。 <br /><br />苦渋の決断をせまられるような顔のアンソニーに、どうしたんだろう、と不思議になる。 <br />じゃー、明後日の朝NYに帰るまで適当にしてるよ、とドーナツをはみながら答えると、アンソニーは車で行くから一緒に行くか、パスポート持ってるだろ?と聞いてきた。 <br /><br />トロントに? !!<br />カナダだよね??! <br /><br />車で片道約7時間と言われても、短い人生で世界中を回りたい私にはとっても甘美な申し出。 <br />うーん、うーん……行く。 <br /><br /><br />そんなわけで、夜中の3時にアンソニーがトロントに行くためにわざわざ借りたレンタカーで、トロントに出発。  <br />シカゴすら予定外だったのに、トロントまで行くことになるとは!!<br /><br /><br />2010年8月17日、夜中の3時にシカゴを出発して、途中サービスエリアなんかでマックに寄ったり、トイレに行ったりしたものの、ついに朝9時過ぎくらいにカナダの国境に到着。 <br /><br />飛行機や列車で国境を渡った経験はあったものの、普通の車で国境を越えるのは初めてのこと。 <br />高速道路の料金所のようなところで、パスポートを渡し、簡単にチェックされてカナダへ。 <br />パスポートにカナダのスタンプが初めて押されました。 <br /><br />そこからまた2時間ほど運転、10時半からゴルフがスタートすると言う電話がアンソニーに入ります。 <br />なんでかわからないけれど、12時からスタートと信じていた彼は慌てて、少しでもスタートを遅くするように必死で交渉。 <br /><br />シカゴを出発するときには、ゴルフ場のホテルで寝ていればいい、とか、街中まで連れいていくから、ゴルフが終わるまで一人で観光していればいい、なんて言っていたアンソニーだったけど、時間がないのを理由にネムネムの私を通りかかった空港近くのホテルに置いていくことに。 <br />きっとシャトルバスが出ているから、中心街まですぐに行けるよ、大丈夫USドルも使えるから、と慌てた様子で、ヒルトンに車をつけて、私を置くと、走り去りました。 <br /><br />えええええー!!とちょっと思ったけど、たいして驚く元気もなく、長時間ドライブのせいでヨレヨレになった体でヒルトンに入って、トイレで汗をふき、顔を洗い、化粧を直します。 <br />バックパックなんかの経験が意外なところで生かされるものだ(笑)<br /><br />ロビーに戻ってラップトップを開きながら、時計をチェック。 <br />まだ12時、アンソニーがゴルフを終えるのはおそらく5時くらい、それから1時間くらいしてクライアントとの会食が2時間ほど…。 <br />8時に現地を出るとして、ゴルフコースから空港までおよそ1時間のドライブ。お迎えは夜9時頃。<br />時間はたっぷりある。なのにこの眠気…。 <br /><br />眠い目をこすりながら、ホテルのフリーインターネットを無断拝借して、メールとトロントの観光情報をチェック。 <br />意外に…ないな。 <br /><br />トロントとバンクーバーと言えば、カナダを代表する大都市なのにもかかわらず、観光スポットの第1位はゴルフ!!…知ってるよぉぉ。<br /><br />それでも気になるトロントを代表する美術館やらBATAという鞄や靴を扱っている世界的ブランド店の美術館、街で一番高い塔に、大きなマーケットなんかをチェック、ホテルで地図をもらって、街までの行き方を聞いてみました。<br /><br />まずホテルから空港までバスが出ているから、そのバスに乗って空港へ、そこで192番線のバスに乗り換えて、地下鉄の駅に行け、バス代はいくらだ、と言います。 <br /><br />USドルは使えないと言うので(アンソニーのうそつき!!)受付で両替を頼むも、部屋の番号を聞かれ、宿泊客じゃないとバレると、両替のサービスはできないと断られます。 <br />なんだとー!!(怒) <br /><br />しかたないので、ロビー端にあるATM機でカナダドルを40ドルほど引き出し、わからないなりにバスに乗り込みます。 <br />マジ地理感もなんもないので、不安げにバスの運転手にダウンタウンまで行きたいんだけど…と言うと、わかったわかった、そこに座っていろ、と後から乗り込んできたパイロットやスチュワーデスさんたちの向こうで、私を手で制します。<br /><br />言われた通りおとなしく座って待っていると、次の停留所で私以外の全員がバスを降りました。<br />不安になって、ここ?と聞くと、大丈夫、大丈夫、座っとけって、と再び手で制された。 <br /><br />再びバスが走り出すと、運転手はどこからきたの、日本人か〜、日本人の女の子はかわいいよね! とさっきまで無口だったのに、突然おしゃべりに変身。 <br />運転手は昔日本人の女の子と付き合っていたのだけれど、その子がNYの9・11で亡くなったのだと告白。 <br />日本人の女の子はなぁ、普段子猫のように可愛いんだけど、怒ると虎になるんだよなぁ、と嬉しそう。 <br /><br />次の停留所で停まった時に、ここ?と再び聞くと、う〜ん、君を行かせたくないんだけど、ここで192番線のバスに乗り換えるんだ、お金?それは君のために払っておいたから大丈夫だよ、と見送ってくれた。 <br />日本人でよかったー。 イェイ!!(笑)<br /><br />そこから192番線で10分ほど行ったところに地下鉄の駅があって、人の流れにまぎれて、中心地まで行ってみました。 <br />電車代はNYと同じどこまで行っても同一料金なんだけど、ちょっと高めの3ドル(CA$)。 <br />まぁNYも2.25ドルだし、レートを考えたら同じようなものかなぁ。 <br /><br /><br />まず最初に行ったのは街の南東にある大きなマーケット。 <br />駅から地図を頼りに路地を進んでいくと、オシャレなカフェや日本料理屋さんをたくさん見つけました。<br />この街では日本人頑張ってるんだなぁ…。 <br /><br />世界的な人種としては、比較的「我」の弱い日本人は、いつだって外国でのコミュニティを作る力が弱い傾向があるように感じます。 <br />例え作ったとしても、ブラジルのサンパウロの日本人街だって、中国人に侵略されているし(楽しみして行ったのに)、シカゴの日本人街も今は高級レストラン・バー街にとって代わられている。 <br />日本人、頑張れっ!! <br /><br />セントローレンスマーケットはレンガ壁の大きな建物。 <br />どこか南米ウルグアイのマーケットに似ている? <br /><br />中に入ってみると、傾斜した屋根なので、天井が高く、広い空間にたくさんのお店が入っています。<br />トロントの土産もの屋にとぐろを巻いたソーセージを置いた肉屋、色とりどりの野菜を並べた八百屋、豊富な種類をそろえたチーズ屋、お惣菜屋、ワイン屋…。 <br />トロントではアイスワインというデザートワインに近いものが名産なのだそう。 <br /><br />たくさんの種類を置いたオリーブの中から1パックを選んで、レジに持っていくと、お店の人に日本人とズバリ当てられてびっくりしたり、お惣菜の量と質に目がギラギラしてしまったり(モノがいいのに安い!!)、アイスワインの試飲をさせてもらったり、そのワインも一本50ドル以上するという値段にビビったり、韓国人女性2人が作るビーフサンドイッチをランチに買っている間、韓国人と間違われたりとか、と1時間ほどマーケットを満喫。 <br /><br />地下鉄の駅に戻って、今度はカナダ最大のロイヤル・オンタリオ博物館を目指します。 <br />地下鉄の駅に降りたら、プラットホームにファラオなんかの不思議な像があって、なんだか楽しい!<br />博物館は一部改装中でしたが、地下2階、地上3階くらいのスペースをすべて回るのは結構大変です。 <br /><br />前日ほとんど寝ていないせいもあって、博物館を出る頃には疲れと眠気の波が襲ってきます。 <br />博物館の前のベンチで久々に一服して、目を覚まそうと思ったのに、体はよりリラックスしてしまい、グッタリ。 <br />もうすぐ6時、次に行きたかったBATA美術館はもう閉館しているし、眠気が津波レベルに達して、路上で寝てもかまわないと思う程。 <br />この街には友達…いないもんなー。 <br /><br />眠すぎて困った私が次にとった行動は、ウィンドウショッピングをして、色んな服を試着すること。 <br />服を選ぶという楽しい状況下で、体を動かし続ければきっと目も覚めるに違いない! <br />ブティックに入って10点くらいの服を選び出し、試着室へ。 <br />30分ほどで全部を着てみて、やっと6時半。もちろん1着も買わない。 <br />ありがとーございましたー!<br /><br />あと2時間ほどでアンソニーがゴルフと食事を終えて、空港にやってくるはず。 <br />いよいよスタバに入り、カフェインを補給しながら、無料のインターネットでメールチェックやら何やらをしてやり過ごす。 <br />あー眠い。 <br /><br />8時前になって、アンソニーから電話が来ました。食事が終わって、今から空港に行くのだそう。 <br />慌てて荷物をまとめ、地下鉄の駅に急ぎました。<br /><br /><br />地下鉄からバスに乗り換えて、再び空港へ。 <br />出発と到着の階を間違えてなかなかアンソニーと合流できなかったものの、ようやくシカゴへの帰途に着けました。 <br /><br />あー、しんどかった…。けど楽しかった!! <br />思わぬカナダ上陸の機会に全力で取り組めなかったのがちょっと残念だったけど、満喫できた方だと思います。 <br /><br />さぁシカゴに着いたら、朝8時の飛行機でNYに戻ります。<br />飛行機の中で眠れるかな??<br /><br /><br />2010年8月18日朝、予定通り8時半の飛行機でNYへ戻る…なんてことはできませんでした。 <br />午前1時過ぎ頃、アンソニーが運転中に眠気に負けそうになったせい。 <br /><br />午前2時頃、サービスエリアの駐車場に車を停め、30分くらい寝る、と言った彼は大いびきで眠りに落ち、心配でオロオロするものの、約1.5日ほとんど寝ていない私も眠りに落ちます。<br /><br />気づいた時に車の時計は午前4時をさしています。 <br />おいっ!! 飛行機間にあわねぇよ!! <br /><br />慌ててアンソニーをたたき起し、運転を再開、途中でマックに寄って、無駄にハンバーガーやら飲み物を3〜4人分頼み、ほとんどすべてに手がつかない状態(眠すぎて)。<br /><br />そこからカナダとアメリカの国境は意外とすぐだった。 <br />アメリカという国は出ていく者にほぼノーチェックで、入ってくる者には異常に警戒心が強い。 <br /><br />アメリカ人のアンソニーにはほとんど質問がなかったけれど、私にはNYでの経緯やら今どこに滞在しているのか、いつ日本に帰るのかなど、質問の嵐。 <br />変なことを言って入国できなかったり、時間を取られて飛行機を逃すことが怖くて、質問されている間、めちゃめちゃ緊張。あわわわ…。 <br /><br />結局、シカゴに着いたのは午前9時頃。 <br />空港や航空会社に電話しなくてもスタンバイになっているから大丈夫、というアンソニーの言葉をイマイチ信じられないまま、一度ホテルに戻ってシャワーを浴び、ダッシュで荷物をまとめて空港に送ってもらう。 <br /><br />11時の飛行機に乗れれば、3時半からの約束に間に合うはず! <br />慌てて空港のカウンターに向かうも、チェックインはなんと機械の画面で。 <br />これじゃ早い便に乗せてなんて、交渉も何もできないじゃん! <br /><br />近くにいる係員にどうしても11時の飛行機に乗りたいんだけど、 <br />画面では12時の飛行機しか選択できない、と言うと、預ける荷物があるなら11時の飛行機は無理ね、と一言。 <br /><br />食い下がってみるも、ダメなものはダメ。 <br />ちきしょー、ハッキリしやがって。 <br /><br />あっさりと私を置いて去ってしまったアンソニーに事情を報告、もういっそ軽く寝て、夜の便に変えたら?と言われるものの、12時の便でチェックインしてしまった以上、アレンジのきかないデルタエアーはNO、の一言。 <br />あ〜そうですか。そうですよね〜。 <br /><br />仕方なく荷物チェックを通って、空港内で1時間以上ただただ次の飛行機を待つ。 <br />あああああああああああ〜、11時の便、乗れたのにぃっ!! <br /><br />3時半に飛行機は予定通りNYに着き、 <br />昼間の約束はすべてキャンセル、銀行に行ったり、明日日本に帰る準備をしたり。 <br /><br />無事にNYに戻ってきたという報告をアンソニーにすると、彼はいけしゃあしゃあと、どこに連れて行こうと思ったのに、あそこに連れて行こうと思ってたのに、とぼやきます。 <br /><br />このまま愛するNYから日本に明日、帰国することにかなーりナーバスになっていた私は、情緒不安定なのか、日本に戻らず、もっかいシカゴに行ってみようかと思ってみてしまいました。<br /><br />とはいえ、ここからお盆の時期で世界的に飛行機の席数が少なくなる時期。<br />ここから交渉と賭けと、勢いが交錯するんだけど、それはまた別の話で…。<br />

いきなりシカゴ!!

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2010/08/15 - 2010/08/18

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satki

satkiさん

2009年6月、POPの神様、マイケルジャクソンがちょうど亡くなった日から約1年間、NYに住みました。あまりに素敵な街なので、1年という期間はあっという間に過ぎ、米国滞在を反対する親を説得しようと一時帰国。

結局、説得もできず、お金も尽きたので、しばらくは大人しく日本に帰る事にしました。
しぶしぶ荷物を取りにNYへ行った時の事。

以前、ニュージャージーで知り合いの会社の展示会のお手伝いをした際に出会ったアンソニーという人にシカゴに誘ってもらい、帰国したら遠いシカゴも今なら行けるか!と勢いに任せてみた時のお話・・・。

2010年8月15日、マンハッタンで最寄りの地下鉄の駅からクイーンズにあるラガーディア空港へ。
初めてのシカゴ、楽しみだなーと気分は高揚気味。

空港に行く途中、似たような名前の駅で間違えて途中下車してしまいました(慌てん坊さんめ。)
再び地下鉄に乗り、空港の最寄り駅からバスに乗り換え、ターミナルDへ。
ところがカウンターに行くと、私の乗る飛行機はターミナルAから出ると言います。
マジかよ!!

時間はすでに飛行機が発つ45分前。
慌ててターミナルDを出て、ターミナル間は無料バスが出ているとかなんだというタクシードライバーを黙らせて、ターミナルAまで飛ばしてもらいます。

出発30分前になんとかカウンターにたどり着き、チェックイン。
やっべー、早速かなり怖かった…。


荷物のチェックで水が入っているのを忘れて、ゲートで止められたけど、なんとか離陸の10分前に飛行機にたどり着きました。
国内便なので、チェックも甘いし、飛行機も小さい。 なんだか新鮮。

NYからシカゴ、約2時間半で到着。
時差は1時間。
現地時間で午後3時半過ぎに到着です。


アンソニーに車で空港に迎えに来てもらって、ダウンタウンへ。
渋滞の高速から、この週末だけやっているというフライトショーがチラリと見えます。

シカゴのビル群の上に6台の戦闘機が縦横無尽に飛び回り、真っ白な煙を残してかっ飛ばしてる。
すげー…。


ホテルに荷物を置いて、早速COSTCOへ買い物に。
今夜はシカゴの街の中心にあるミレニアム公園でシンフォニーの演奏があるそうで、アンソニーは彼の友達と見に行く予定なのだそう。
ビールやワインとサラミやオリーブなんかを買い込み、暗くなり始めた8時過ぎに公園に行くと、すでに演奏は始まっていて、たくさんの人がシートの上でお酒を飲みながら音楽を聴いていました。 さながら集団ピクニック状態。

アンソニーは友人のボブをケータイで探しだし、やっと合流。
見渡す限り、芝生の上にビッチリ敷かれたシートの上で、ゴロリとくつろいだ人たちがいるので、昼間まで人ごみにぎわうマンハッタンにいた私としては、なんだか変な感じ。

シンフォニーの方は、公共の場所での演奏だというのにすごい迫力で、お酒を飲みながら、シートに寝そべって聞いちゃえる贅沢にちょっとビビり気味。
シートからはシカゴの夜景が良く見えて、とってもロマンチック。
勿論演奏が終わる度に拍手や最後のスタンディングオーベーションも忘れません。

わー…パチパチパチパチ…。(拍手と歓声の音)

短いシカゴ滞在の間に、どこに行ったらいいとか、色々アドバイスされたけど、今日はもうクタクター。でもシンフォニーは最高でした♪


2010年8月15日、アメリカ国内移動に日本からの時差ボケも手伝って、昨日の夜だいぶ遅かったのに、自分とは思えないくらい早い目覚め。
朝8時には目が覚めて、アンソニーにクラシックな白のオープンカー(派手!!)でピックアップしてもらい、フリーマーケットらしきところで、汗をかきながらタコスで朝食。

お腹がいっぱいになったところで、彼の持っている自転車で街をぶらつくことに。
アンソニーのお家には、同じ型で大きな籠のついた3輪の自転車が2つあって、不思議に思って聞いてみると、自転車15台、車7台、家3軒を所有しているのだそう。
あ…っそう…。


シートと日焼け止め、水筒にはビールを準備。
それを眺めながらぼんやりと思う。「大人になると、水筒の中身はビールになるのか…。」


アンソニーの家のガレージ地下2階から自転車をこいで、青空の広がるシカゴの湖へ向かいます。
スバラシイ天気に、たくさんの緑と広々と広がる公園。
アンソニーいわく、シカゴという街自体が大きな公園なのだそう。

自転車は15分ほどで湖岸に着きました。
湖とは思えない大きさで、向こう岸はまったく見えず、海かと思う程。
そこから岸沿いに自転車をこいで、ビーチを通り、広々とした芝生を通り、港を通り、え…まだ行くの?

結局朝から丸一日、自転車をこぎ続け、夕方には昨日シンフォニーコンサートを聞いた芝生についてグッタリ。
自転車なんか真面目に乗るの何年ぶりよー?

でもシカゴの美しい景色を見ながら、気持ちのいい汗をかいて、なんだかとっても気分スッキリ。
青空の中でピンク色になり始めた雲を見ながら、芝生の上にシートを敷いてのんびりとゴロリ。
いや、ちょっと寒いか?

今夜も疲れてグッタリで、自転車を置いて、ホテルに戻り、夜10時には爆睡。
全力で遊んで子供に戻った気分。


2010年8月16日、朝起きてから、少しゆっくりして、お昼前にクルージングツアーに参加してみました。
湖につながる川が市内を走っていて、シカゴにたくさん並ぶビルを見ながら、湖に向かうというツアー。
1時間半で25ドルです。

観光客で賑わう中、一人コッソリと端っこに座ってみたら、風が気持ちいい。
気持ち…いや、風強過ぎる!!

シカゴはNYよりちょっと乾燥しています。
日本に比べると、乾燥しまくっているように感じるので、日差しは強いけど日陰なんかに入るとちょっぴり寒く感じたり。
だけど、気温は30度くらいあったりするので、なんで寒いとか言うの?!とビックリされます。

クルージングツアーは日本のハトバス並みに、ガイドのお姉さんが次々に通り過ぎるビルの説明をしてくれます。
シカゴは高層ビルがとっても多いです。もしかしたら、NYより。
ほんでもって市内に入る川沿いにキラキラと輝くビルがいい感じに並んでいるものだから、けっこう絵になって見えます。

色んな国や街を周ってみて思うのは、シカゴって、シドニーやゴールドコーストにちょっと似ているような印象を受けます。
どっちもオーストラリアの街で、昔イギリスの植民地だったところ。
ということはこの街はちょっとイギリスの香りがするということ?

親子や友人同士などの観光客で盛り上がる船上で一人のんびりとデッキから景色を眺めます。
いくつもの橋をこえて、川沿いに素敵なカフェがあったりするのを見つけたり、すれ違う船を見つめてみたり、まん丸な風船のついた気球が浮かんでいるのを見つけたりしている間に、海へ出る水門に着きました。

船が近づくと水門が開き、門を越えるともうひとつ水門があります。
後ろからは他のボートがついてきました。
船はもうひとつの水門の手前でピタリと止まり、さっき通り過ぎた後ろの門が閉まると、乗っている船と後ろから付いてきた小さな船は水門の間に挟まれました。

おやおや閉じ込められちゃったよ、と思っていると、前の水門が少し開いて、水が静かに、だけど、どんどんと入ってきます。
気づけば私たちがいる場所の水量が上がり、やがて前の水門が全開になりました。

どうやら川と湖の水面の高さが少し違うみたいで、水門で高さを調節しているようです。
知識としては知っていたけど、実際に見るのは初めてだったので、地味に大興奮。

そして船はアメリカ5大湖のひとつ、ミシガン湖に出ました。
・・・デカイ。
ふと気づけば潮の匂いがしない…って湖か!
って思うくらい、デカイ・・・。

風はマックス吹いていて、ちゃんと持ってないと、鞄やジャケットなんかが飛ばされちゃいそうな程です。

シカゴの街を湖から見て、その都会的な、たくさんのビルからできている街を遠くから満喫します。

NYとは全然違う、なんだか都会と自然が見事に調和した街だな、と感じます。
シカゴの空は他の街より青くて綺麗。
たくさんの高層ビルと緑と綺麗なビーチが印象的な、都会と田舎のいいところが全部ある街。


1時間半のクルージングが終わって、最初に船に乗った波止場に戻ります。
お昼過ぎなので、近くの川沿いに建つカフェに行って、ランチを取ります。
のんびりランチをして、街を軽く歩くものの、日陰に入るとまだうすら寒い。
私寒がりすぎるのかしら?

プラプラ歩いて、ちょっと疲れてスタバで茶。
アメリカの大都市っていいよね、絶対数ブロックに1つ、かっなっらずスタバがあるの。
コーヒー飲まないとすぐに眠くなっちゃう私には最高の場所。

ところでNYでコーヒーって1.85ドルなんだけど、シカゴでは1.95ドルします。10セント高い。
州による税率の違いだとアンソニーは言っていたけど、10セントっておっきいなぁと思います。

プラプラ歩いていると市立図書館を発見。
と、その横に目玉発見!!っておおい、誰が何を思ってここに目玉を置いたの?!

実は私立図書館の庭にあるオブジェなんだけど、「目玉」がゴロリとしているのはなんだか異様…。

プラプラするのにも少し疲れてきた頃、アンソニーが電話をしてきて、どこにいるのかと聞くので、 「目玉の前」と答えたら、10分ほどでアメリカンクラシックのオープンカーで迎えに来ました。(通じたよ!)
この車、めちゃめちゃ目立つ。恥ずかしいくらいに(恥)

今は日本から撤退してしまった、ダンキンドーナツが食べたいー、と言うと、もっといいドーナツがある、とどこぞの高級レストランの前に車をつけて、待っているように言われました。
待っている間、車が車なだけに、その中で待っていると、完ぺきな「パンダ」状態に。
は…恥ずかしいっ!!

こんな目立つ車、早々ないので、走っている間も、歩行者や隣を走る車のドライバーに、「ナイスカ―」と親指を立てられる。
アンソニーはその度にスカした顔で「サンキュー」と笑顔で答えるんだけど、私にとっちゃ別に私のものでもないし、なんだかパンダになったみたいで、毎回どんな顔をすればいいのかわからなくて目が泳いでしまいます。

だから車で待っている間も、「スゴイ車ね」とか通り過ぎる人たちが言うのが聞こえてきて、やっぱりなんだか恥ずかしいー。

アンソニーが持ってきてくれた、ドーナツはまん丸でストロベリーとチョコと生クリームの3種類のソースがついていました。
まだあったかくて、車を飛ばしながら、食べなよ、と言うアンソニーに「いえいえ、貴方から。」と箱を差し出し、自分も車にこぼさないように、そして風に飛ばされないように最大限注意しながら、一口パクリ。うん…美味しい。確かに。アメリカンな味。
甘くて油濃くて、日本にはない感じの味。

ドーナツを頬張りながら、アンソニーは、実は明日仕事でトロントに行って、客先とゴルフをしなきゃいけなくなったんだ、今夜の食事は断ったんだけど、明日のゴルフはどうしても断れなくて、と無念そう。

苦渋の決断をせまられるような顔のアンソニーに、どうしたんだろう、と不思議になる。
じゃー、明後日の朝NYに帰るまで適当にしてるよ、とドーナツをはみながら答えると、アンソニーは車で行くから一緒に行くか、パスポート持ってるだろ?と聞いてきた。

トロントに? !!
カナダだよね??!

車で片道約7時間と言われても、短い人生で世界中を回りたい私にはとっても甘美な申し出。
うーん、うーん……行く。


そんなわけで、夜中の3時にアンソニーがトロントに行くためにわざわざ借りたレンタカーで、トロントに出発。
シカゴすら予定外だったのに、トロントまで行くことになるとは!!


2010年8月17日、夜中の3時にシカゴを出発して、途中サービスエリアなんかでマックに寄ったり、トイレに行ったりしたものの、ついに朝9時過ぎくらいにカナダの国境に到着。

飛行機や列車で国境を渡った経験はあったものの、普通の車で国境を越えるのは初めてのこと。
高速道路の料金所のようなところで、パスポートを渡し、簡単にチェックされてカナダへ。
パスポートにカナダのスタンプが初めて押されました。

そこからまた2時間ほど運転、10時半からゴルフがスタートすると言う電話がアンソニーに入ります。
なんでかわからないけれど、12時からスタートと信じていた彼は慌てて、少しでもスタートを遅くするように必死で交渉。

シカゴを出発するときには、ゴルフ場のホテルで寝ていればいい、とか、街中まで連れいていくから、ゴルフが終わるまで一人で観光していればいい、なんて言っていたアンソニーだったけど、時間がないのを理由にネムネムの私を通りかかった空港近くのホテルに置いていくことに。
きっとシャトルバスが出ているから、中心街まですぐに行けるよ、大丈夫USドルも使えるから、と慌てた様子で、ヒルトンに車をつけて、私を置くと、走り去りました。

えええええー!!とちょっと思ったけど、たいして驚く元気もなく、長時間ドライブのせいでヨレヨレになった体でヒルトンに入って、トイレで汗をふき、顔を洗い、化粧を直します。
バックパックなんかの経験が意外なところで生かされるものだ(笑)

ロビーに戻ってラップトップを開きながら、時計をチェック。
まだ12時、アンソニーがゴルフを終えるのはおそらく5時くらい、それから1時間くらいしてクライアントとの会食が2時間ほど…。
8時に現地を出るとして、ゴルフコースから空港までおよそ1時間のドライブ。お迎えは夜9時頃。
時間はたっぷりある。なのにこの眠気…。

眠い目をこすりながら、ホテルのフリーインターネットを無断拝借して、メールとトロントの観光情報をチェック。
意外に…ないな。

トロントとバンクーバーと言えば、カナダを代表する大都市なのにもかかわらず、観光スポットの第1位はゴルフ!!…知ってるよぉぉ。

それでも気になるトロントを代表する美術館やらBATAという鞄や靴を扱っている世界的ブランド店の美術館、街で一番高い塔に、大きなマーケットなんかをチェック、ホテルで地図をもらって、街までの行き方を聞いてみました。

まずホテルから空港までバスが出ているから、そのバスに乗って空港へ、そこで192番線のバスに乗り換えて、地下鉄の駅に行け、バス代はいくらだ、と言います。

USドルは使えないと言うので(アンソニーのうそつき!!)受付で両替を頼むも、部屋の番号を聞かれ、宿泊客じゃないとバレると、両替のサービスはできないと断られます。
なんだとー!!(怒)

しかたないので、ロビー端にあるATM機でカナダドルを40ドルほど引き出し、わからないなりにバスに乗り込みます。
マジ地理感もなんもないので、不安げにバスの運転手にダウンタウンまで行きたいんだけど…と言うと、わかったわかった、そこに座っていろ、と後から乗り込んできたパイロットやスチュワーデスさんたちの向こうで、私を手で制します。

言われた通りおとなしく座って待っていると、次の停留所で私以外の全員がバスを降りました。
不安になって、ここ?と聞くと、大丈夫、大丈夫、座っとけって、と再び手で制された。

再びバスが走り出すと、運転手はどこからきたの、日本人か〜、日本人の女の子はかわいいよね! とさっきまで無口だったのに、突然おしゃべりに変身。
運転手は昔日本人の女の子と付き合っていたのだけれど、その子がNYの9・11で亡くなったのだと告白。
日本人の女の子はなぁ、普段子猫のように可愛いんだけど、怒ると虎になるんだよなぁ、と嬉しそう。

次の停留所で停まった時に、ここ?と再び聞くと、う〜ん、君を行かせたくないんだけど、ここで192番線のバスに乗り換えるんだ、お金?それは君のために払っておいたから大丈夫だよ、と見送ってくれた。
日本人でよかったー。 イェイ!!(笑)

そこから192番線で10分ほど行ったところに地下鉄の駅があって、人の流れにまぎれて、中心地まで行ってみました。
電車代はNYと同じどこまで行っても同一料金なんだけど、ちょっと高めの3ドル(CA$)。
まぁNYも2.25ドルだし、レートを考えたら同じようなものかなぁ。


まず最初に行ったのは街の南東にある大きなマーケット。
駅から地図を頼りに路地を進んでいくと、オシャレなカフェや日本料理屋さんをたくさん見つけました。
この街では日本人頑張ってるんだなぁ…。

世界的な人種としては、比較的「我」の弱い日本人は、いつだって外国でのコミュニティを作る力が弱い傾向があるように感じます。
例え作ったとしても、ブラジルのサンパウロの日本人街だって、中国人に侵略されているし(楽しみして行ったのに)、シカゴの日本人街も今は高級レストラン・バー街にとって代わられている。
日本人、頑張れっ!!

セントローレンスマーケットはレンガ壁の大きな建物。
どこか南米ウルグアイのマーケットに似ている?

中に入ってみると、傾斜した屋根なので、天井が高く、広い空間にたくさんのお店が入っています。
トロントの土産もの屋にとぐろを巻いたソーセージを置いた肉屋、色とりどりの野菜を並べた八百屋、豊富な種類をそろえたチーズ屋、お惣菜屋、ワイン屋…。
トロントではアイスワインというデザートワインに近いものが名産なのだそう。

たくさんの種類を置いたオリーブの中から1パックを選んで、レジに持っていくと、お店の人に日本人とズバリ当てられてびっくりしたり、お惣菜の量と質に目がギラギラしてしまったり(モノがいいのに安い!!)、アイスワインの試飲をさせてもらったり、そのワインも一本50ドル以上するという値段にビビったり、韓国人女性2人が作るビーフサンドイッチをランチに買っている間、韓国人と間違われたりとか、と1時間ほどマーケットを満喫。

地下鉄の駅に戻って、今度はカナダ最大のロイヤル・オンタリオ博物館を目指します。
地下鉄の駅に降りたら、プラットホームにファラオなんかの不思議な像があって、なんだか楽しい!
博物館は一部改装中でしたが、地下2階、地上3階くらいのスペースをすべて回るのは結構大変です。

前日ほとんど寝ていないせいもあって、博物館を出る頃には疲れと眠気の波が襲ってきます。
博物館の前のベンチで久々に一服して、目を覚まそうと思ったのに、体はよりリラックスしてしまい、グッタリ。
もうすぐ6時、次に行きたかったBATA美術館はもう閉館しているし、眠気が津波レベルに達して、路上で寝てもかまわないと思う程。
この街には友達…いないもんなー。

眠すぎて困った私が次にとった行動は、ウィンドウショッピングをして、色んな服を試着すること。
服を選ぶという楽しい状況下で、体を動かし続ければきっと目も覚めるに違いない!
ブティックに入って10点くらいの服を選び出し、試着室へ。
30分ほどで全部を着てみて、やっと6時半。もちろん1着も買わない。
ありがとーございましたー!

あと2時間ほどでアンソニーがゴルフと食事を終えて、空港にやってくるはず。
いよいよスタバに入り、カフェインを補給しながら、無料のインターネットでメールチェックやら何やらをしてやり過ごす。
あー眠い。

8時前になって、アンソニーから電話が来ました。食事が終わって、今から空港に行くのだそう。
慌てて荷物をまとめ、地下鉄の駅に急ぎました。


地下鉄からバスに乗り換えて、再び空港へ。
出発と到着の階を間違えてなかなかアンソニーと合流できなかったものの、ようやくシカゴへの帰途に着けました。

あー、しんどかった…。けど楽しかった!!
思わぬカナダ上陸の機会に全力で取り組めなかったのがちょっと残念だったけど、満喫できた方だと思います。

さぁシカゴに着いたら、朝8時の飛行機でNYに戻ります。
飛行機の中で眠れるかな??


2010年8月18日朝、予定通り8時半の飛行機でNYへ戻る…なんてことはできませんでした。
午前1時過ぎ頃、アンソニーが運転中に眠気に負けそうになったせい。

午前2時頃、サービスエリアの駐車場に車を停め、30分くらい寝る、と言った彼は大いびきで眠りに落ち、心配でオロオロするものの、約1.5日ほとんど寝ていない私も眠りに落ちます。

気づいた時に車の時計は午前4時をさしています。
おいっ!! 飛行機間にあわねぇよ!!

慌ててアンソニーをたたき起し、運転を再開、途中でマックに寄って、無駄にハンバーガーやら飲み物を3〜4人分頼み、ほとんどすべてに手がつかない状態(眠すぎて)。

そこからカナダとアメリカの国境は意外とすぐだった。
アメリカという国は出ていく者にほぼノーチェックで、入ってくる者には異常に警戒心が強い。

アメリカ人のアンソニーにはほとんど質問がなかったけれど、私にはNYでの経緯やら今どこに滞在しているのか、いつ日本に帰るのかなど、質問の嵐。
変なことを言って入国できなかったり、時間を取られて飛行機を逃すことが怖くて、質問されている間、めちゃめちゃ緊張。あわわわ…。

結局、シカゴに着いたのは午前9時頃。
空港や航空会社に電話しなくてもスタンバイになっているから大丈夫、というアンソニーの言葉をイマイチ信じられないまま、一度ホテルに戻ってシャワーを浴び、ダッシュで荷物をまとめて空港に送ってもらう。

11時の飛行機に乗れれば、3時半からの約束に間に合うはず!
慌てて空港のカウンターに向かうも、チェックインはなんと機械の画面で。
これじゃ早い便に乗せてなんて、交渉も何もできないじゃん!

近くにいる係員にどうしても11時の飛行機に乗りたいんだけど、
画面では12時の飛行機しか選択できない、と言うと、預ける荷物があるなら11時の飛行機は無理ね、と一言。

食い下がってみるも、ダメなものはダメ。
ちきしょー、ハッキリしやがって。

あっさりと私を置いて去ってしまったアンソニーに事情を報告、もういっそ軽く寝て、夜の便に変えたら?と言われるものの、12時の便でチェックインしてしまった以上、アレンジのきかないデルタエアーはNO、の一言。
あ〜そうですか。そうですよね〜。

仕方なく荷物チェックを通って、空港内で1時間以上ただただ次の飛行機を待つ。
あああああああああああ〜、11時の便、乗れたのにぃっ!!

3時半に飛行機は予定通りNYに着き、
昼間の約束はすべてキャンセル、銀行に行ったり、明日日本に帰る準備をしたり。

無事にNYに戻ってきたという報告をアンソニーにすると、彼はいけしゃあしゃあと、どこに連れて行こうと思ったのに、あそこに連れて行こうと思ってたのに、とぼやきます。

このまま愛するNYから日本に明日、帰国することにかなーりナーバスになっていた私は、情緒不安定なのか、日本に戻らず、もっかいシカゴに行ってみようかと思ってみてしまいました。

とはいえ、ここからお盆の時期で世界的に飛行機の席数が少なくなる時期。
ここから交渉と賭けと、勢いが交錯するんだけど、それはまた別の話で…。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
2.5
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
アメリカン航空
旅行の手配内容
個別手配

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