2010/05/24 - 2010/05/24
66位(同エリア92件中)
夜間飛行さん
デンマークの歴史的航空機をコレクションしているデンマーク航空博物館を訪問。併設されている空軍博物館では、デンマーク空軍で過去に運用された航空機を展示している。
デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク航空史編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750429/
デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク空軍史編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750430/
デンマーク航空博物館・空軍博物館: 航空機エンジン編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750432/
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Supermarine Spitfire L.F.Mk.IXe, 1948
1936年に初飛行し、1938年からイギリスRAFに配備されたスピットファイア。1948年になって、39機の Mk.Xeと、3機の写真偵察用 PR Mk.XIが、デンマーク陸軍と海軍航空隊に配備されたが、その多くは1951〜52頃に引退した。
#1005-06924(06904) -
デンマーク空軍(Royal Danish Air Force, RDAF)のロゴ
#1005-06985 -
Kaj Birksted (1915-1996)
1940年4月に、ドイツ占領下のデンマークから脱出し、カナダのリトルノルウェーでの訓練を経てRAFに入隊したデンマーク人エースパイロット。スピットファイア マークIX、P-51ムスタングで戦い、撃墜10、協同撃墜1、撃破5を記録した。
#1005-06986 -
Gloster Meteor F. Mk. 8, 1951
RDAFが1951年に導入した20機のグロスター・ミーティア F. Mk.8は、RDAFで初めての射出座席つき戦闘機だった。これらのミーティアは、1957年に、ホーカー・ハンター F. Mk.51 に置き換えられた。
#1005-06987(06988) -
Hawker Hunter, 1956
RDAFは、1956年1月21日に最初のホーカー・ハンター2機を受領した。最後の30機目を同年9月10日に受領され、グロスター・ミーティア T. Mk.7、および F.Mk.8 の後継機として任務についた。
#1005-07000(07001) -
ホーカーハンター、後退翼の付け根にあるインテーク。
#1005-07007 -
North American F-86D Sabre, 1958
60機が導入された F-86Dセイバーのうち、最初の38機は、1958年7月26日にアメリカから船で到着した。グロスターミーティア F. Mk.8の複座夜戦型である、アームストロング・ホイットワース NF. Mk.11 の後継機とされた。兵装は、24連装FFAR、およびAIM-9B×2。オールボーの第726飛行隊で運用され、のちに F-84G サンダージェットに置き換えられた。
F-86Dは、航空自衛隊にも1958年から1967年まで配備されていた。
#1005-07035(07034) -
F-86D セイバー胴体下部に取り付けられた、2.75インチ 24連装 FFAR(Folding-Fin Aerial Rocket、空対空ロケット弾) ロケットランチャー。別名 Mighty Mouse 。
#1005-0033 -
CF-104 Starfighter
デンマークはアメリカの軍事援助により25機のF-104G、4機の複座型TF-104Gを配備した。最初のスターファイターは1964年に受領している。その後、1972年から、カナダ空軍で余剰となったカナディア(現ボンバルディア)製スターファイターを22機購入した。そのうち、15機が単座のCF-104、7機が複座練習機型のCF-104Dだった。
#1005-06998(06997) -
CF-104 スターファイター、翼端の増槽は垂直安定板を付けている。翼端抵抗を減らすウィングレットの効果が狙い。
#1005-06999 -
Saab F-35 Draken, 1970
F-35といってもロッキード社のステルス戦闘機F-35ライトニングではなくて、世界初のダブルデルタ翼機、サーブ35ドラケンのデンマーク向け輸出型 35XD。プロトタイプの初飛行は1955年で、600機以上が生産された。1970年から1975年にかけて、50機がRDAFに配備され、1993年まで使われた。ラストフライトは1991年12月12日。
#1005-07066(07067) -
ドラケンの特徴的なダブルデルタ翼形状。ドラケンが最初に輸出された国はデンマークで、F-35 (35XD) はデンマーク空軍向けの戦闘爆撃仕様。他に写真偵察型の RF-35、訓練用に複座とした TF-35 があった。展示は F-35 であるが、機首にカメラ窓を持ち、写真偵察機も兼ねている。
#1005-07069 -
ドラケン F-35 のエンジンはボルボ・フリグモーター RM6C 8090馬力
#1005-07063 -
General Dynamics F-16A/B, 1980
デンマーク、ノルウェー、オランダ、ベルギーの四カ国は1974年に、次期戦闘機を選定するための共同体を設立し、F-16、F-17、SAABビゲン、ミラージュF-1 をテストした。1975年6月に F-16 ファイティングファルコン が選ばれ、計348機が発注された。デンマーク空軍は、F-100の後継機として計58機のF-16A、Bを配備した。複座型の F-16B は、機動面は単座の F-16A と遜色がないが、座席を追加したために内部燃料タンクの容量が小さくなっている。
#1005-07078(07079) -
Republic RF-84F, 1957
F-84Fサンダーストリークの偵察機型、RF-84Fサンダーフラッシュ。夏の暑い日に450ガロンの増槽2つを翼下に吊って離陸する姿をみればアンダーパワーなのは明らかであり、「こいつが離陸できるとしたら、それは地球が丸いからだ」、などのジョークを生んだ。
#1005-07080(07088) -
RF-84F、写真偵察用のカメラが撮影用の窓から見えている。Vinten F.95 ではなくて、Chicago Aerial CA-120, Wild Falconar 1:1.4 f=9.8cm だった。
#1005-07089 -
Consolidated PBY-6A Catalina, 1957
コンソリデーテッド PBY カタリナ。レーダー装備。引き込み式車輪も装備した水陸両用タイプ。エンジンは、プラット&ホイットニー R-1830-92 ツインワスプを2基。デンマークは、1947年にPBY-5Aを6機、その後1950年までに計8機を購入し、第721飛行隊で運用した。1957年には改良型のPBY-6Aを8機購入した。主に捜索救難、氷の観測、航空写真撮影などのためにグリーンランドでの任務につき、1回のミッションは17時間にも及んだ。
#1005-07050(07046) -
PBY-6A、胴体後部左右のブリスター式風防
#1005-07043 -
PBY-6A、模型。
#1005-07064 -
Douglas C-47 Dakota, 1943
イギリス向けのC-47 はスカイトレインではなくダコタと呼ばれた。1935年の初飛行であるが、デンマーク空軍では1953年に2機が購入され、人員輸送・要人輸送用に使われた。1956年にはさらに6機が購入されている。冬季には大ベルト海峡(ストア海峡)が閉ざされるため、1955-56のシーズンからはシェラン島とユトランド半島を結ぶアイストレイン (ICETRAIN) としても運用された。デンマーク空軍の C-47 は捜索、航空写真撮影のほか、スキーを装着してグリーンランドでの任務も行なった。
#1005-07015 -
DC-3 の軍用型である C-47 にスキーを装着した極地バージョン。足回りはスキーというよりはスノーシューに近い雰囲気。
#1005-07016 -
極地で犬ぞりとともに活躍している様子を再現。
#1005-07018 -
Noorduyn Harvard II B, 1943
2万機以上つくられた、傑作複座練習機。WWII後、デンマークの再建はRAFから中古のハーバード(T-6テキサンのイギリス向け)を購入するところから始まった。RDAFでは1946年から1961年まで使われた。
#1005-07056(07052) -
KZ VII (OY-ATJ)
SAI KZ IIIの発展型である単発四座機。56機が生産され、主に民間用に使われほか、10機はデンマーク空軍で練習機として使われた。フィンランドやスイスにも輸出された。展示機は、博物館に移る前は Skrydstrup 空軍基地でグライダー曳航機として運用されていた。
#1005-07022 -
De Havilland D.H.C.1 Chipmunk, 1953
デンマーク空軍は1950年から1953年にかけて27機のデ・ハビランド チップマンク を導入、初等飛行訓練課程で2400人ほどのパイロット候補生が訓練を受けた。
#1005-07029 -
Lockheed T-33A, 1953
世界でも広く使用されたジェット練習機。1953年に、アメリカ軍事援助プログラムにより12機の T-33Aシルバースターがデンマーク空軍に導入された。のちにRDAFは、14機を米空軍から追加で購入している。1977年に退役。
#1005-07072(07073) -
Sikorsky S-55, 1957
S-55 救難ヘリコプターは、RDAFでは1957年から1966年まで運用された。
#1005-07097 -
Sikorsky S-61, 1965
1965年から運用された S-61 シーキング、捜索救難ヘリコプター。2008年からは、アグスタウェストランド EH-101 (AW-101) マーリンに置き換えられた。
#1005-07091 -
ホーク地対空ミサイルの発射機と運搬ローダ
#1005-07021 -
ボフォース 40 mm 対空機関砲
#1005-07057 -
ブローニング 50口径(12.7mm)M2銃機関銃、4連装対空銃架
#1005-07058 -
Danmarks Flymuseum の博物館建物外観
#1005-07112
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