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ユトランド半島にあるデンマーク航空博物館を訪問。1975年4月の開館で、デンマークの歴史的航空機がコレクションされている。空軍博物館も併設。<br /><br /><br />デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク航空史編<br />http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750429/<br /><br />デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク空軍史編<br />http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750430/<br /><br />デンマーク航空博物館・空軍博物館: 航空機エンジン編<br />http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750432/

ユトランド2泊3日(3-1a):デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク航空史編

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2010/05/24 - 2010/05/24

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夜間飛行

夜間飛行さん

ユトランド半島にあるデンマーク航空博物館を訪問。1975年4月の開館で、デンマークの歴史的航空機がコレクションされている。空軍博物館も併設。


デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク航空史編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750429/

デンマーク航空博物館・空軍博物館: デンマーク空軍史編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750430/

デンマーク航空博物館・空軍博物館: 航空機エンジン編
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10750432/

同行者
乳幼児連れ家族旅行
旅行の手配内容
個別手配

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  • デンマーク航空博物館の建物外観<br /><br />#1005-06806

    デンマーク航空博物館の建物外観

    #1005-06806

  • 博物館の入口に横たわる、朽ち果てたドラケン。つわものどもが夢のあと<br /><br />#1005-07112

    博物館の入口に横たわる、朽ち果てたドラケン。つわものどもが夢のあと

    #1005-07112

  • 子供用の遊具も飛行機のモチーフ<br /><br />#1005-07128

    子供用の遊具も飛行機のモチーフ

    #1005-07128

  • Ellehammer, 1906 (1986年のレプリカ) <br /><br />1986年に復元された、ヤコブ・エレハマーの飛行機械。1906年につくられたオリジナルは、18馬力3気筒の星型エンジン搭載の半複葉機。エレハマーが操縦して1906年9月12日に、距離42m、高さ40cmを飛んだ。デンマークでは、この記録が同年10月22日の仏サントス・デュモンより早い、ヨーロッパ初の動力機による有人飛行とされている。復元機のエンジンは、シトロエンの24馬力2CV-4。<br />ちなみに、事業家のアンリ・ドゥッシュ=ド=ラ=ムルトが、エルネスト・アルシュデックらとともに1904年に創設したドゥッシュ・アルシュデック賞であるが、25m賞は1906年10月にサントス・デュモンが、100m賞は1906年11月に同じくサントス・デュモンが、そして1km賞は1908年1月にアンリ・ファルマンが獲得した。<br /><br /><br />#1005-06809(06810)

    Ellehammer, 1906 (1986年のレプリカ)

    1986年に復元された、ヤコブ・エレハマーの飛行機械。1906年につくられたオリジナルは、18馬力3気筒の星型エンジン搭載の半複葉機。エレハマーが操縦して1906年9月12日に、距離42m、高さ40cmを飛んだ。デンマークでは、この記録が同年10月22日の仏サントス・デュモンより早い、ヨーロッパ初の動力機による有人飛行とされている。復元機のエンジンは、シトロエンの24馬力2CV-4。
    ちなみに、事業家のアンリ・ドゥッシュ=ド=ラ=ムルトが、エルネスト・アルシュデックらとともに1904年に創設したドゥッシュ・アルシュデック賞であるが、25m賞は1906年10月にサントス・デュモンが、100m賞は1906年11月に同じくサントス・デュモンが、そして1km賞は1908年1月にアンリ・ファルマンが獲得した。


    #1005-06809(06810)

  • KZ Ellehammer, 1909 (1949年のレプリカ) <br /><br />この「Ellehammer standard 1909」のレプリカは、SAI社で1949年につくられ、1960年までエアサーカスで使われていた。<br /><br />#1005-06942(06940)

    KZ Ellehammer, 1909 (1949年のレプリカ)

    この「Ellehammer standard 1909」のレプリカは、SAI社で1949年につくられ、1960年までエアサーカスで使われていた。

    #1005-06942(06940)

  • B&amp;S Monoplan III, 1911<br /><br />Burmeister &amp; Wain 造船所でつくられた、デンマーク最初の軍用練習機。3気筒星型エンジンで、高度500mまで飛べた。<br /><br />#1005-06965(06964)

    B&S Monoplan III, 1911

    Burmeister & Wain 造船所でつくられた、デンマーク最初の軍用練習機。3気筒星型エンジンで、高度500mまで飛べた。

    #1005-06965(06964)

  • Avro 504N L.B.I, 1925<br /><br />AVRO 504Kをもとにして開発された複座練習機。デンマークが1920年に購入した6機のAVRO 504Kがベース。Kタイプのグノームエンジン 100馬力から、アームストロング・シドレー リンクス 180馬力に換装されている。<br /><br />#1005-06976(06978)

    Avro 504N L.B.I, 1925

    AVRO 504Kをもとにして開発された複座練習機。デンマークが1920年に購入した6機のAVRO 504Kがベース。Kタイプのグノームエンジン 100馬力から、アームストロング・シドレー リンクス 180馬力に換装されている。

    #1005-06976(06978)

  • Hawker Dankok L.B.II, 1927<br /><br />1926年にデンマーク海軍航空隊が購入した3機のデンマーク仕様の「Hawker Woodcock」は Hawker Dankok と呼ばれた。ホーカー・ダンコックはさらに12機がコペンハーゲンでライセンス生産され、デンマーク海軍航空隊で、1931年から1937年まではデンマーク空軍で使用された。<br /><br />#1005-06969(06970)

    Hawker Dankok L.B.II, 1927

    1926年にデンマーク海軍航空隊が購入した3機のデンマーク仕様の「Hawker Woodcock」は Hawker Dankok と呼ばれた。ホーカー・ダンコックはさらに12機がコペンハーゲンでライセンス生産され、デンマーク海軍航空隊で、1931年から1937年まではデンマーク空軍で使用された。

    #1005-06969(06970)

  • De Havilland D.H.82A Tiger Moth, 1941<br /><br />イギリス空軍RAFのほか、デンマークを含めて世界でも広く使われた複座練習機、タイガー・モス。エンジンは、デ・ハビランド ジプシー・メジャー I 130馬力。<br /><br />#1005-06837(06838)

    De Havilland D.H.82A Tiger Moth, 1941

    イギリス空軍RAFのほか、デンマークを含めて世界でも広く使われた複座練習機、タイガー・モス。エンジンは、デ・ハビランド ジプシー・メジャー I 130馬力。

    #1005-06837(06838)

  • Stampe SV-4B, 1955<br /><br />ベルギーStamep社が開発した初等練習機。原型機の初飛行は1933年。当初はデ・ハビランド ジプシー IIIエンジンを装備していたが、のちに、デ・ハビランド ジプシー・メジャー 130馬力を搭載したタイプは、S.V. 4Bと称する。<br /><br />#1005-06869(06868)

    Stampe SV-4B, 1955

    ベルギーStamep社が開発した初等練習機。原型機の初飛行は1933年。当初はデ・ハビランド ジプシー IIIエンジンを装備していたが、のちに、デ・ハビランド ジプシー・メジャー 130馬力を搭載したタイプは、S.V. 4Bと称する。

    #1005-06869(06868)

  • De Havilland D.H.87B Hornet Moth, 1935<br /><br />並列複座のツーリング機。テーパー翼だった87Aに代わり、87Bでは矩形翼が採用された。<br /><br />#1005-06826(06825)

    De Havilland D.H.87B Hornet Moth, 1935

    並列複座のツーリング機。テーパー翼だった87Aに代わり、87Bでは矩形翼が採用された。

    #1005-06826(06825)

  • Piper Cub J3-F50, 1944<br /><br />世界で最もよく知られている自家用機。デンマークでも、LUNDTOFTE(ルンドトフテ)のパイパーエアクラフト社で生産された。<br /><br />#1005-06925

    Piper Cub J3-F50, 1944

    世界で最もよく知られている自家用機。デンマークでも、LUNDTOFTE(ルンドトフテ)のパイパーエアクラフト社で生産された。

    #1005-06925

  • 機首、パイパーカブのエンブレム<br /><br />#1005-06921

    機首、パイパーカブのエンブレム

    #1005-06921

  • Taylorcraft Plus D (Auster Mk1), 1942<br /><br />オースター観測機は、Taylorcraft Plus Dの軍用機バージョン。英軍で砲兵観測を行うAOP機 (Air Observation Post) として使われた。展示期は、民間用に転用されてイギリスで、のちにドイツで使われ、1972年にデンマークに渡った。1986年に飛行可能な状態にレストアされた。<br /><br />#1005-06834(06833)

    Taylorcraft Plus D (Auster Mk1), 1942

    オースター観測機は、Taylorcraft Plus Dの軍用機バージョン。英軍で砲兵観測を行うAOP機 (Air Observation Post) として使われた。展示期は、民間用に転用されてイギリスで、のちにドイツで使われ、1972年にデンマークに渡った。1986年に飛行可能な状態にレストアされた。

    #1005-06834(06833)

  • KZ I (1988年のレプリカ)<br /><br />折たたみ翼をもつ、全木製の単座スポーツ機。1937年に Viggo Kramme と Karl Gustav Zeuthen が1937年にコペンハーゲンでスカンジナビスク・エアロ・インダストリ社(Skandinavisk Aero Industri A/S 、略称SAI)を設立。当機のオリジナルはSAIで1機だけ製作されたが、WW2中に失われた。展示機は、1988年に復元されたもの。<br /><br />#1005-06936(06935)

    KZ I (1988年のレプリカ)

    折たたみ翼をもつ、全木製の単座スポーツ機。1937年に Viggo Kramme と Karl Gustav Zeuthen が1937年にコペンハーゲンでスカンジナビスク・エアロ・インダストリ社(Skandinavisk Aero Industri A/S 、略称SAI)を設立。当機のオリジナルはSAIで1機だけ製作されたが、WW2中に失われた。展示機は、1988年に復元されたもの。

    #1005-06936(06935)

  • KZ II Trainer<br /><br />KZ IIは“スポーツ”、“トレーナー”、“クーペ”の3タイプがつくられた。“トレーナー”は“スポーツ”の強化バージョンで、軍用練習機として使われた。<br /><br />#1005-06939(06945)

    KZ II Trainer

    KZ IIは“スポーツ”、“トレーナー”、“クーペ”の3タイプがつくられた。“トレーナー”は“スポーツ”の強化バージョンで、軍用練習機として使われた。

    #1005-06939(06945)

  • KZ II Kupe, 1937<br /><br />複座の自家用機。鋼管製の胴体に合板・布張り、翼は木製。プロトタイプの初飛行1937年で、計14機が作られた。<br /><br />#1005-06957(06958)

    KZ II Kupe, 1937

    複座の自家用機。鋼管製の胴体に合板・布張り、翼は木製。プロトタイプの初飛行1937年で、計14機が作られた。

    #1005-06957(06958)

  • KZ III, 1946<br /><br />複座の自家用機。鋼管胴に木製翼。計64機がつくられたうち、4機が担架を乗せる救急医療用機として使われた。短距離での離着陸が可能だった。プロトタイプは1944年に初飛行したが、量産機は1946年になってつくられた。<br /><br />#1005-06948(06950)

    KZ III, 1946

    複座の自家用機。鋼管胴に木製翼。計64機がつくられたうち、4機が担架を乗せる救急医療用機として使われた。短距離での離着陸が可能だった。プロトタイプは1944年に初飛行したが、量産機は1946年になってつくられた。

    #1005-06948(06950)

  • KZ IV, 1944<br /><br />2台のストレッチャーを運搬する救急医療用機として設計された。パイロットと航法士のほか、2人の付添人を乗せられた。1944年と1949年に計2機のみがつくられた。展示の登録番号 OY-DIX 機は、WW2末期の1945年3月、スウェーデンの外交官フォルケ・ベルナドッテが、デンマークとノルウェーの戦争捕虜を解放するため、ドイツとの外交交渉に向かう際に搭乗した。OY-DIX 機は、1979年にオーフス近郊での緊急着陸により損傷したが、800,000デンマーククローネをかけて修復された。<br /><br />#1005-06930(06928)

    KZ IV, 1944

    2台のストレッチャーを運搬する救急医療用機として設計された。パイロットと航法士のほか、2人の付添人を乗せられた。1944年と1949年に計2機のみがつくられた。展示の登録番号 OY-DIX 機は、WW2末期の1945年3月、スウェーデンの外交官フォルケ・ベルナドッテが、デンマークとノルウェーの戦争捕虜を解放するため、ドイツとの外交交渉に向かう際に搭乗した。OY-DIX 機は、1979年にオーフス近郊での緊急着陸により損傷したが、800,000デンマーククローネをかけて修復された。

    #1005-06930(06928)

  • KZ VII, 1946<br /><br />鋼管布張り木製翼の4人乗り機。プロトタイプの初飛行は、1946年11月。56機つくられたうちの10機はデンマーク空軍 (RADF) で使われ、その他は、フィンランド、スイス、イギリス、ルクセンブルクで使われた。展示機は、1946年から1978年までRADFで訓練機・連絡機の任務についた。<br /><br />#1005-06956(06955)

    KZ VII, 1946

    鋼管布張り木製翼の4人乗り機。プロトタイプの初飛行は、1946年11月。56機つくられたうちの10機はデンマーク空軍 (RADF) で使われ、その他は、フィンランド、スイス、イギリス、ルクセンブルクで使われた。展示機は、1946年から1978年までRADFで訓練機・連絡機の任務についた。

    #1005-06956(06955)

  • KZ X 1951<br /><br />KZ VII 四座機の発展型。12機がつくられ、AOP機としてデンマーク陸軍で使われた。<br /><br />#1005-06912

    KZ X 1951

    KZ VII 四座機の発展型。12機がつくられ、AOP機としてデンマーク陸軍で使われた。

    #1005-06912

  • Schulgleiter 38 (SG38)<br /><br />シュナイダー SG38 一人乗り練習用グライダー。ホフマン、レーベルク、シュナイダー、(Hoffmann / Rehberg / Schneider )の3人により設計され、現ポーランドのグルナウにあった Edmund Schneider の工場で生産された。<br />約1万機がつくられたうち、デンマークでは40機が1939年から60年代初期までつかわれた。<br /><br />#1005-06817(06816)

    Schulgleiter 38 (SG38)

    シュナイダー SG38 一人乗り練習用グライダー。ホフマン、レーベルク、シュナイダー、(Hoffmann / Rehberg / Schneider )の3人により設計され、現ポーランドのグルナウにあった Edmund Schneider の工場で生産された。
    約1万機がつくられたうち、デンマークでは40機が1939年から60年代初期までつかわれた。

    #1005-06817(06816)

  • Bucker 181D Bestmann, 1945<br /><br />のちにサーブ 91 サフィールを設計したスウェーデンの Anders J. Andersson が、ドイツのBucker社で設計した単発複座練習機。独ルフトヴァッフェで練習機として使われたほか、125機がスウェーデンでライセンス生産されスウェーデン空軍で練習機として使われた。<br /><br />#1005-06822(06821)

    Bucker 181D Bestmann, 1945

    のちにサーブ 91 サフィールを設計したスウェーデンの Anders J. Andersson が、ドイツのBucker社で設計した単発複座練習機。独ルフトヴァッフェで練習機として使われたほか、125機がスウェーデンでライセンス生産されスウェーデン空軍で練習機として使われた。

    #1005-06822(06821)

  • Piper PA-16 Clipper, 1949<br /><br />パイパー社がWW2後に生産した様々なタイプの軽飛行機のうち、PA-16は、複座のPA-15から派生した四座機。増加燃料タンクと、後部座席、左胴部にドアが追加されている。<br /><br />#1005-06845(06846)

    Piper PA-16 Clipper, 1949

    パイパー社がWW2後に生産した様々なタイプの軽飛行機のうち、PA-16は、複座のPA-15から派生した四座機。増加燃料タンクと、後部座席、左胴部にドアが追加されている。

    #1005-06845(06846)

  • De Havilland DHC-1 Chipmunk 22, 1953<br /><br />並列複座単発の練習機。エンジンは デ・ハビランド Gipsy Major 10<br /><br />#1005-06855

    De Havilland DHC-1 Chipmunk 22, 1953

    並列複座単発の練習機。エンジンは デ・ハビランド Gipsy Major 10

    #1005-06855

  • Transavia PL-12 Airtruk, 1973<br /><br />オーストラリアのTransavia社で、1973年に製造・登録された全金属機。主に農薬散布用に使われた。展示機は、ヨーロッパに現存する唯一飛行可能な機体。<br /><br />#1005-06860

    Transavia PL-12 Airtruk, 1973

    オーストラリアのTransavia社で、1973年に製造・登録された全金属機。主に農薬散布用に使われた。展示機は、ヨーロッパに現存する唯一飛行可能な機体。

    #1005-06860

  • 現役当時の PL-12の写真。<br /><br />#1005-06859T

    現役当時の PL-12の写真。

    #1005-06859T

  • デンマーク航空博物館はここまで。後半は、デンマーク空軍博物館へ。<br /><br />#1005-06924

    デンマーク航空博物館はここまで。後半は、デンマーク空軍博物館へ。

    #1005-06924

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