ユーラシア東へ２２：　テヘラン⇒「ペルシャ花の都」イスファハン　＆　「貴重品置き忘れ事件」

2012/09/28 - 2012/09/28

テヘランでは抑えておくべき、国立博物館見学もしたし、ポッカリ空いた天国の空間も見つけたし、美味しいシシカバも食べたし、もうやり残したことはありません。

今日は華の都、イスファハンへの移動です。

朝もハヨから起きだして、アルジャーンティン広場のバスターミナルに向かいます。

エリア イスファハン(イラン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は朝５時には起床。
朝食はバスターミナルで取るつもりだ。
６時にはバックパック担いで市内バスストップへ。

旧アミール・カビール広場（現イマーム・ホメイニ広場）の電気屋街もひっそり。

街並みもひっそり。

誰かがイスラム共同募金箱をコジ開けていたりしていた。

こんな朝早くからウロウロしてるのは、ﾜﾀｸｼたちか、そんなひとたちしか居ない。

さて、６時すぎにバス・ストップに来て市内バスを待つも、サッパリ。

通りがかりの人が「バスは７時からやで〜」

出鼻をくじかれましたが、ﾜﾀｸｼたちはすぐに広場でタクシーを捕まえて、アルジャーンティン広場に向かいました。

今日は「早起きは３文の損」となってしまいました。

バス・ターミナルで朝飯を食べて、ＶＩＰバスを探す。

ハムサファル社のバスがあった。

１人１４０，０００リアル（約４５０円）でした。

バス会社１７社あって、イスファハン行きはゴールデン・コースらしくバスは頻繁に出ています。
問題はどの会社を選ぶかです。

１０万リアル以上するＶＩＰなら、どれでも快適で楽だ、と以前ここで出会ったシラーズ大学留学中のお嬢さんが言っていました。

チケッティングはどこもオンライン化していて、各社ホームページを持っています。
殆どがペルシャ語サイトですが。
中には英語ページを持ってるところもあるようです。

コーヒー、紅茶、水とお菓子のサービス付き。

アルジャーンティンのバス・ターミナルは街の北側ですが、イスファハンはテヘラン南方ですので、バスは街中を縦断して南方の国際空港方面に走ります。

途中、花売りが数多く見られました。
空港近くにバカでかいモスクが建設中で、それがホメイニ廟だとあとで気付きました。
そこへ巡礼に行く人々が花を買い求めるから、路上の花売りが多いのだと思います。

バスはカラカラのイラン高原を南にヒタ走ります。

テヘランのバス・ターミナルを朝７時に出発して、５時間ほどでイスファハンの近くまでやって来ました。

ここはイスファハンの南バスターミナル。

南ＢＴで２０分ほど休憩しました。

あまりに長いので、周りの景色撮影です。

あのゴツゴツした山が気になります。

トイレも済ませ、ベンチに座ってバスがスタートするのを待ちます。

「コッチ、何々」と書いてあるようですが、文字がペルシャ文字でさっぱり分かりません。

ここで自分の腕時計がまだトルコ・タイムであった事に気付きました。

２時間半くらい早くしないといけません。
（普通、腕時計をせずに歩くが、乗り物で移動のときだけ腕にします。あんまり役にタッとらんケド）

バスはやっと再スタート。

１２時頃、やっとイスファハンのバス・ターミナルに到着。

このＢＴはかなり大きく、バス会社１７社全部のチケット・ブース、待合室、プラットホームがそろっています。
ホテル、トイレ、お祈り場所（モスク）、レストラン、キオスク等々、なんでもそろっています。

まだ時間的に早いので、ﾜﾀｸｼたちはゆっくりと市内バス停を探しました。

市内バス停で運転手に「ショハダー？」と聞くと、「オーケーオーケー」と言ったので乗りました。

ところが、途中で右に曲がったのです。
地図では真っ直ぐ行くべきなのに、、、
いい加減な運転手でした。

と同時にエライことを思い出したのでした。
テヘランからのバスの中にパソコン・バッグを忘れて来たのです！
壊れたPCだけど、他に頼りにしていた電子手帳もはいっています。
荷物棚に上げたのがマズかった！！！！

パソコンは壊れているが、日本まで持って帰れば修理可能だし、保存してある写真連中も取り出せるハズ（Dハードディスクに入れてある）なので、ﾜﾀｸｼにしたら、これは金のつぎに大事なバッグなのでした。

すぐにバスを降りて、そこでタクシーを捕まえた。
もとのバスターミナル（カーヴェ）に戻ります。

しかし、乗ってきたバスはもう居ませんでした。
ハム・サファルのチケット・カウンターに行って英語の分かるスタッフに事情を説明。
彼はすぐにどこかに電話をしてくれ、タクシーを捕まえてくれ、南バスターミナルへ行けと指示してくれました。

今度は南バスターミナルへ急行です。

街中を通らずに、外周道路を走るので大変な距離がありました。
（街中は交通渋滞があるからだろう）

南バスターミナルは、テヘランからのバスが長く停まっていた場所で、ﾜﾀｸｼたちは今日２度目の南バスターミナル訪問です。

バッグ置き忘れのバスはまだココには来ておらず、しばらくタクシーの中で待ちます。
心配で何度もハムサファルの事務所に行って見ました。
スタッフは非常に親切で北ターミナルから連絡を受けていて、もうすぐそのバスは来るから心配ないヨ、と行ってくれます。

タクシーに帰りかけた、その時、事務所にバスの運転手がﾜﾀｸｼのＰＣバッグを肩にかけて現れたのでした！
オオッ！！ワシヤ、ワシヤ、と運転手に合図してバッグを指差し、ワイノヤ、ワシノヤ、と合図した。
「気いつけや?」と運ﾁｬﾝ、バッグを渡してくれました。
ありがとう、アリガトウ、イラン人はみな良い人ばっかりヤ?！！

「アリヤン貴重品置忘れ事件」の顛末でした。

乗ってきていたタクシーにまた乗って、今度は、ショハダー広場に行ってくれ、と穏やかに言いました。

タクシーは今度は街中を北へと縦断して、

ショハダー広場の手前、タフティー広場までやって来ました。

イスファハンでは、スロベニアのカップルにテヘランで教えてもらった、ホテル・トーティアに行きます。

テヘラン⇒イスファハンのマップ。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/IranMap120928.jpg

「アリヤン貴重品置忘れ事件」顛末マップ。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/Isfahan120928.jpg