2012/09/28 - 2012/10/08
43位(同エリア100件中)
ティエラさん
かねてから行きたかった国、イランについに行く事ができた。独身+女性+一人旅という3つの要素を持つ人がイランのビザ取得は難しいと言われるところ始まり、手探りで申請方法を模索し、ビザを手に入れるところから大変な旅だったが、イラン国内に入ってしまえば、外からのイメージとこれほどギャップのある国はないと感じた。
一般的にイランに抱く「テロリストの国」「核の国」というネガティブイメージから「イランは危ない、何でそんな国行くのか?」とよく聞かれたが、入ってみると、イランほど人が親切で旅行のしやすいイスラムの国はないな、と思った。いい意味で裏切られ、イランという国を本当に好きになったので、是非、イランに興味のある人には行って欲しいと思う。
■移動手段
・成田→関空→ドーハ→テヘラン:カタール航空
・テヘラン→イスファハン:車手配
・イスファハン→ヤズド:バス
・ヤズド→シーラーズ:バス
・シーラーズ→マシュハド:イランアセマン航空
・マシュハド→テヘラン:イランアセマン航空
・テヘラン→ドーハ→関空→成田:カタール航空
■航空券
(1)東京-イラン往復
カタール航空
成田-(関空)-ドーハ-テヘラン 往復
航空券代 75,000円
諸税・手数料 38,270円
計 113,280円
(2)イラン国内線
シーラーズ→マシュハド:45USD, マシュハド→テヘラン:40USD
■旅行記
(1)9/28-29:カタール航空でドーハ経由テヘラン行き
(2)9/29:テヘラン空港でまさかのお迎えがいない! & カーシャーン、アブヤーネ
(3)9/30:イスファハンのイマーム広場
(4)9/30:バザール巡りとハシュト・ベヘシュト庭園
(5)9/30:スィー・オ・セ橋とズールハーネ
(6)イスファハンの宿・Setareh Hotel
(7)10/1:シェイフ・ロトフォッラー・モスク、アーリー・ガープー宮殿、ヴァーンク教会
(8)10/1:イスファハンのジョルファー地区、金曜モスク
★(9)10/2:イスファハンからヤズドへバス移動、ヤズド観光
(10)ヤズドの宿・Mehr Hotel
(11)10/3:ヤズド郊外ツアー(Chak Chak, Meybod)
(12)10/4:シーラーズへ移動、市内観光、再びお宅訪問
(13)10/5:シーラーズ・エラム庭園、シャー・チェラーグ廟とマスジェデ・ナスィーロル・モスク
(14)シーラーズの宿・Niayesh Hotel
(15)10/6:マシュハド・エマーム・レザー廟
(16)テヘランの宿・Khayyam Hotel
(17)10/7-8:テヘラン観光、帰国
(18)ビザ編:一人旅独身女性が東京でイラン観光ビザを取るまで
■本家ブログはこちら
http://tierra-note.com/2012/1117223330/
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"(8)イスファハンのジョルファー地区、金曜モスク"からの続き
http://4travel.jp/traveler/libertia/album/10739895/
旅行日時:2012/10/2
翌週から出張になってしまったので、朝6時頃に起きてメールなどチェックしていると、ついつい長引いてしまい、朝ホテルをチェックアウトしたのは9時過ぎ。ホテルからタクシーを頼んでイスファハンの東側のバスターミナルであるテルミナル・ジェイに到着。ヤズド行きのバスはここから出ている -
バスターミナルは結構綺麗で驚いた。イランは意外とお金持ってる国なんだという証拠。そもそも、イランでは物乞いを一人も見なかった。それだけ国は豊かだという事なんだと思う。
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ヤズド行きのバスチケットは6万リアルで180円くらい?私の行っていた時はイランリアル大暴落で1万リアル=30円だったのでものすごい安かった。4時間も乗るバスが180円ってさすが産油国。しかしバスチケットはアラビア文字で全くよめない。かろうじて数字のみわかる。
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バスはここの1番に到着すると教えてもらった。ガイドブックには1時間に1本ぐらいの割合で来るとあったのだが、来てみると時間が悪かったのか1時間半も待った。ついてない。
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やっとバスが来ましたよ。
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バスは2-2の普通の席。乗れるもんならVIPバスに乗りたかったが、イスファハンーヤズド間では走っていたのか謎。路線バスは男性が前、女性が後ろで真ん中ですっぱり分かれているが、長距離バスはそういうことはないが、一応隣にくるのは女性同士、男性同士にしているようではあった。夫婦は男女並んで乗ってもいいらしい。
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郊外に出ると砂漠。しかし高速道路は意外にきちんと整備されている印象。
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180円のバスなのに軽食が出て来た。すごいなイラン。ウェハースとクッキーとネクタージュース。ところで、車内では隣の女性がいきなり号泣しだして、大変だった。理由はよくわからないが、悲しい事があったらしい。周りのおばちゃんが彼女に対して話を聞いてあげたり、果物を分けてあげたりやさしかった。私にまで果物くれたよw
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11時にイスファハンのターミナルを出発したバスは4時間後、ほぼ遅延無く15時にヤズドのバスターミナルに到着。2日後にここからシーラーズに行く事にしていたため、着いてすぐシーラーズ行きのチケットを買った。ヤズドからシーラーズまでは6時間かかり、1日3本しかバスが無い(8am/8pm/10pm)。英語が通じないので困っていたら、カウンターのおじさんが本社みたいなところに電話をかけて、英語の通じる人と電話越しに話して無事チケット購入できた。2日後の朝8時のチケットを買った。
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バスのチケットを買っといたのは、ヤズドのターミナルは街からかなり離れたところにあるので。ここからタクシーにのってホテルへ。タクシーは7万リアルぐらい。高いなと思っても210円かと思うと、楽して乗ります。
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ホテルについてチェックイン。ヤズドの街散策に出かけた。街の印象はヤズドはイスファハンに比べるとかなり小さく、そして女性のチャードル率が高いと思った。
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ホテルからすぐの場所にあったヤズドの代表的な建物であるタキーイェ・アミール・チャグマグ。
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後ろ振り返るとこんな感じ。大きな街ではない。右の方に見られるのはバードキールと呼ばれる風の塔。ヤズドは暑いので、家から塔のように風を得る塔をたて、ここから風を家に取り込む構造になっている。
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さて、翌朝、チャクチャクなどの郊外ツアーに行きたかったがホテルのツアーはカラナックには行かないとのことで、街の旅行会社にツアーは無いのか探しながら散策していた。が、ヤズドには全然旅行会社がない!加えて観光客もほとんど歩いていない!
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昼はあのバスのスナックしか食べてなかったので、途中でサモサを買い食い。結構美味しい。20円くらいの感覚。
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街中にあったカエルとてんとう虫のケーキはちょっと美味しそうには見えなかった。
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途中でなにやらモスクのようなものがあったが、ガイドブックには載っていない。しかし人が入って行くので着いて行く事にした。
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やけに派手な入口。
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入るときにはチャードル必須。持っていない人は入口の白い布を被る。変な風に被っていたら、地元のおばちゃんにこうやってきるのよ、と指導された私。入ってみてびっくり、総鏡ばりの内装だった。これは廊下なのだが、廊下でもこの派手さ。写真は何となく誰もいないときにこっそりとった。
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マスジェデと異なり、このような鏡ばりのモスクというのはその街の聖墓を備えるモスクで、より神聖なものらしい。お祈りも聖墓を挟んで男女入口が異なっていた。この墓に向かってお祈りしていた。一方でまわりに座って本よんだり、おしゃべりも可能なようだ。神聖なんだか、井戸端なのかよくわからない。これもイラン人のイスラムのいい解釈なんだな、と何となく思った。
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モスリムの人はお祈りしています。私は座って綺麗な天井を見ていたのみ。アジア人なんて私だけなので、かなり異質な顔をされたが、まぁ、何か言われたらマレーシア人のモスリムです、とでも言えばいいかと思った。
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モスクを後にし、旅行会社にやっとのことでたどり着いたが、ツアーはなくて、個人手配しか無いと言われて、それならホテルのツアーに参加した方がいい、という結論になった。ヤズドってどれだけ観光客が少ないんだ。ただ歩いたのが時間がむだになったわ。。。しかも帰り道近道しようとしたら、こういう暗い道で思いっきり迷った。
続き
(10)ヤズドの宿・Mehr Hotel
http://4travel.jp/traveler/libertia/album/10739903
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