広島古墳巡り（県下最大の三ツ城古墳＋御年代・貞丸古墳）

2012/12/29 - 2012/12/29

本屋で立ち読みしていたらふと目についた東広島の三ツ城古墳。広島県では最大のものとのこと。子供たちに本当の古墳を見せてやりたくて、いざ出陣。安芸国分寺にもよりました。

エリア 東広島(広島)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

史跡三ツ城古墳は、丘陵を利用して造られた３基の古墳からなる古墳群です。広島県内では最大の古墳だそうです。葬られた人は、大きさなどから考えて、安芸の地域をまとめていた大豪族と考えられています。

第一号基の古墳。前方後円墳。３つの中では、断然この一号基が大きかったです。墳丘は３段に築かれ、斜面は葺き石で覆われています。それざれの段に、円筒埴輪と朝顔形埴輪が約１８００本立て並べられています。後円部の頂上には、箱型石棺を中に入れた石槨が２基と、箱型石棺が１基設けられています。

頂上部分です。中の石棺が見えるように、工夫されていました。

頂上からの眺めはいいです。

家形の埴輪もありました。

古墳の上は広いので子供たちも１０往復ダッシュをしたらヘトヘトでした。

（右）１号埋葬施設蓋石
（左）２号埋葬施設蓋石

第三号基の古墳。楕円型墳。

せっかく東広島にいったので、安芸国分寺にもいってみました。

続いて三原市の御年代古墳へ。国の史跡だそうです。

巨大な花崗岩で築かれた７世紀頃の横穴式石室（全長１０，７ｍ）。玄室が前後２室にわかれた全国的にも珍しい古墳だそうです。

三ツ城古墳には正直あまり興味をしめさなかった長男が、この古墳にはすっかり魅了されたようです。「あそこの古墳がよかった！」といっていました。

続いて御年代古墳のすぐ近くにある貞丸古墳へ。こちらは県の史跡です。第一号と第二号の二つが発見され、いずれも７世紀ｈ時目のころの円墳と言われています。こちらは第一号古墳。

第一号古墳の中を恐る恐る覗いてみました。

第一号古墳の外観。

こちらは貞丸第二号古墳。